アメリカで Sony BMG が新しい方式で出したコピープロテクトCDが、ウィンドウズ・パソコンで再生しようとすると、普通のユーザからは見えない特殊なソフトをインストールする というので、これはいわゆる「マルウエア」、ウイルスなど悪意をもってしかけられるソフトと同じやり方だと非難の対象になっています(ITMedia の記事)。

 この指摘を受けて、Sony BMG はアンインストールのためのサービスパックの配布を始めました(追加の記事)。

 この件についてはスラッシュドット・ジャパンの記事と書込が大いに参考になります。

 上のスラドの記事にもあるように、Amazon.com での一ツ星オンパレード(アマゾン・ジャパンではレビュー無し)は、やはりレコード会社よりもミュージシャンへのダメージの方が大きいでしょう。CCCD もそうでしたが、こういう措置はレコード会社の利益にはなりえても、ミュージシャンとリスナーにとっては百害あって一利無し、ということは証明済みと言っ てもよいかと思います。

 それにしてもレコード会社にとっても、はたして利益になるのか、株主は真剣に考えた方が良いのではないでしょうか。

 権利とは著作権に限らず、百パーセント独占しようとすれば、失うものの方が大きいものに思えます。そして著作権のような、自分だけで独占しては意味のない権利は、有効な共有をめざすべきでしょう。