19世紀、アメリカからヨーロッパで流行したミンストレル・ショウを21世紀の日本に甦らせようという試みがあるそうです。
 ミンストレル・ショウは、下記にも説明がありますが、白人が顔を黒く塗って黒人のふりをし、音楽や芸を見せたエンタテインメントの総称。北米やイングランドの民衆娯楽に大きな影響を残しています。
 同工異曲で怪しげな薬を売る「メディシン・ショウ」というのもありました。今でも似たような商売はたくさんありますが(^_-)。

 その「平成ミンストレル・ショウ」に、わが国では珍しい本格的エレクトリック・トラッド・バンドのトゥクトゥク・スキップが参加するそうです。


ミンストレル芸・・・

19世紀にアメリカで大ブームを巻き起こした文化の1つで、白人達がコルクを焼いたススで顔を塗って黒人風の芸をする、というもの。 初期は芝居の合間やサーカスの出し物として人気を博していたが、1840年頃から本格的にミンストレルショーという形で盛り上がり、数々のスター達を生み出していった。 音楽的には、今の黒人音楽というよりもイギリスやアイルランドのトラッドバンドの雰囲気に近かったらしい。その背景としては、アイルランド系移民(人足、メイドなどをやっていた、ある意味、黒人と同じような貧困層)から湧き上がった文化であったことが大きいようです。黒人音楽と共に、アメリカン・ルーツ・ミュージックを語る上で欠かせない要素の1つです。
(『アメリカン・ルーツ・ミュージック 楽器と音楽の旅』 奥和宏/著 より参照)

 さて、そんな文化のパワーを平成に取り戻そうという趣旨(?)により、我らが師匠“矢野忠さん”がプロデュースするイベント『平成ミンストレル・ショウ』が中央線界隈で熱く楽しく繰り広げられているのだが、今回オレもそのイベントに参加させて頂くことになりました。

(中略)

そして10月には、 トゥクトゥク・スキップも何と2連発で『平成ミンストレル・ショウ』に出演させて頂きます!!

★10/09(月・祝)@高円寺Moon Stomp
 この日は何と“よねっち(mandolin)&やまね(guitar)デュオ”のデビュー戦です。2人きりでギリギリいっぱいスリリングなパフォーマンス・笑。普段のトゥクトゥク・スキップで演らないようなネタも考え中〜。

さらに、

★10/19(木)『平成ミンストレル・ショウ特別編@下北沢440
トゥクトゥク・スキップ初の440出演〜。この日はほぼフル・メンバーで快速スキップでっす! 皆さんぜひぜひお楽しみに〜。