「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」協賛商品の iPod RED に8GB版が加わってました。ちょっと心惹かれます。

 一方アップル・ストアでもJBLが新しく出したヘッドフォンの取扱いが始まってました。60周年記念の製品だそうですが、ユニット周りなど、AKGの K26P にそっくり(^_-)。そういえば、両方とも同じハーマン・グループの傘下です。違うのはヘッドバンドで、それだけでJBLの方は価格が倍近い。はたしてどれくらい違うのか。Music TO GO! のささき氏が試聴のため借出されているはずですが、その評価やいかに。

 K26P は評判もいいんですが、ぼくの耳にはなぜか左右のチャンネルの音がはっきり別れて聞こえます。音場が自然に広がるのではなく、左右と中央に音が出るソースが分かれてしまいます。その中間から音が聞こえない感じ。例えば The Memory Band の《APRON STGING》だと KSC75 や K701 では左側の斜めから聞こえるフィドルが K26P では完全に左側に寄っています。一応密閉型ですが、音の遮蔽性はオープンの半分ぐらい。ただ、この点は耳の形状にも左右されるかもしれません。これは完全に耳を覆う形ではないですし、ヘッドバンドの締付けもごく軽いですから。

 その点がJBL版ではどう変わっているか。K26P の基本的な音は好きなだけに、ちょっと興味があります。あれが実際にAKGの OEM としての話ですが。ただ、ヘッドバンドだけで倍の金を払うのもなあ。ちょっと検索してみましたが、アメリカではまだ出ていないようです。なので、国内価格の海外との価格差はわからず。ひょっとして日本先行発売かも。ただ、日本では出ていない Bluetooth 対応の JBL Reference 601 というのがありました。

 The Memory Band はちょいとおもしろいイングランドのバンドで、2枚アルバムが出てます。かつてのネオ・アコースティックの流れをくむとも言えそうな、ミニマルでクールな味わい。MySpace のページはこちら