東京・渋谷のアップリンクで続いている能面師を描いた映画『面打』の上映とライヴ・パフォーマンスの組合せイベントに、瞽女うたをうたっている月岡祐紀子さんが出演するそうです。
月岡さんの瞽女唄は、先日 Winds Cafe で生で聞く機会がありましたが、ソウル・フィーリングたっぷりで、瞽女唄の持つたくましい哀しみを味わわせてくれました。
今回はまた能楽とのコラボだそうで、芸能の原点に触れられるのではと期待できます。
映画の出演者が上映後に生身で演ずる、というのもなかなかできない体験ですね。
* * * * *
映画『面打』×能舞シリーズ Vol.6
弱冠22歳の能面打ち・新井達矢を描いたドキュメンタリー映画『面打』。上映後の能舞では能楽師・中所宜夫と、瞽女三味線奏者・月岡祐紀子による異色のコラボレーションを行う
毎回大好評の映画『面打』×能舞シリーズ第6弾!
言葉の一切を排し、木を刻む音だけが響きわたる映画『面打/men-uchi』。その沈黙の余韻の後、能舞による瞽女唄と能の身体が空間を切り裂く!
○ 上映
『面打/men-uchi』(2006年/DV/60分)
監督 三宅流
出演 新井達矢(面打)、中所宜夫(観世流能楽師)、津村禮次郎(観世流能楽師)
○能舞
中所宜夫(観世流能楽師)
月岡祐紀子(瞽女三味線)
日時:12/11(月)(開場19:00/ 開演19:30)
料金:予約2,50円/ 当日2,800円
会場;UPLINK FACTORY
チケット取扱 UPLINK FACTORY
TEL 03-6825-5502/ E-mail: factory@uplink.co.jp
能舞後、『面打』2回目上映あり。(21:30〜 料金1,500円)
三宅流(みやけ ながる)
映画監督。身体表現をモチーフにした『蝕旋律』がイメージフォーラムフェスティバル、キリンアートアワードにて受賞。イモラ国際短編映画祭(イタリア)、 Mediawave 2002(ハンガリー)等で上映される。フランスの思想家モーリス・ブランショの『白日の狂気』をモチーフにした『白日』はモントリオール国際映画祭ほか、フランスや韓国の映画祭で上映される。過去の作品は海外十数か国で上映され、いずれも高い評価を得る。
中所宜夫(なかしょ のぶお)
観世流能楽師。観世九皐会、名古屋九皐会、緑泉会において活動。「中所宜夫能の会」を主催。バハレーン、香港、イギリス等の海外公演にも参加。また、実験的能公演「能楽らいぶ」を継続的に行い、宮沢賢治原作に基づく新作能「光の素足」を創作するなど、古典、実験双方において意欲的な活動を続けている。
月岡祐紀子(つきおか ゆきこ)
武蔵野女子大学卒。第44期NHK邦楽技能者育成会修了。盲目の女旅芸人、瞽女の芸能と出会い感銘を受け、本場新潟に最後の瞽女といわれる故・小林ハル氏らのもとに通い交流を重ねる。瞽女の旅を追体験しようと、四国八十八ヶ所霊場を歩き遍路し「遍路組曲」を作曲。その様子がドキュメンタリーとなり、放送文化基金賞出演者賞を受ける。
新井達矢(あらい たつや)
面打。7歳より面を彫り始める。東京造形大学造形学部美術学科彫刻専攻に在籍故・長沢氏春氏に師事。国民文化祭ふくい2005「新作能面公募展」において最高賞「文部科学大臣奨励賞」を受賞。仏像製作にも取り組む。
月岡さんの瞽女唄は、先日 Winds Cafe で生で聞く機会がありましたが、ソウル・フィーリングたっぷりで、瞽女唄の持つたくましい哀しみを味わわせてくれました。
今回はまた能楽とのコラボだそうで、芸能の原点に触れられるのではと期待できます。
映画の出演者が上映後に生身で演ずる、というのもなかなかできない体験ですね。
* * * * *
映画『面打』×能舞シリーズ Vol.6
弱冠22歳の能面打ち・新井達矢を描いたドキュメンタリー映画『面打』。上映後の能舞では能楽師・中所宜夫と、瞽女三味線奏者・月岡祐紀子による異色のコラボレーションを行う
毎回大好評の映画『面打』×能舞シリーズ第6弾!
言葉の一切を排し、木を刻む音だけが響きわたる映画『面打/men-uchi』。その沈黙の余韻の後、能舞による瞽女唄と能の身体が空間を切り裂く!
○ 上映
『面打/men-uchi』(2006年/DV/60分)
監督 三宅流
出演 新井達矢(面打)、中所宜夫(観世流能楽師)、津村禮次郎(観世流能楽師)
○能舞
中所宜夫(観世流能楽師)
月岡祐紀子(瞽女三味線)
日時:12/11(月)(開場19:00/ 開演19:30)
料金:予約2,50円/ 当日2,800円
会場;UPLINK FACTORY
チケット取扱 UPLINK FACTORY
TEL 03-6825-5502/ E-mail: factory@uplink.co.jp
能舞後、『面打』2回目上映あり。(21:30〜 料金1,500円)
三宅流(みやけ ながる)
映画監督。身体表現をモチーフにした『蝕旋律』がイメージフォーラムフェスティバル、キリンアートアワードにて受賞。イモラ国際短編映画祭(イタリア)、 Mediawave 2002(ハンガリー)等で上映される。フランスの思想家モーリス・ブランショの『白日の狂気』をモチーフにした『白日』はモントリオール国際映画祭ほか、フランスや韓国の映画祭で上映される。過去の作品は海外十数か国で上映され、いずれも高い評価を得る。
中所宜夫(なかしょ のぶお)
観世流能楽師。観世九皐会、名古屋九皐会、緑泉会において活動。「中所宜夫能の会」を主催。バハレーン、香港、イギリス等の海外公演にも参加。また、実験的能公演「能楽らいぶ」を継続的に行い、宮沢賢治原作に基づく新作能「光の素足」を創作するなど、古典、実験双方において意欲的な活動を続けている。
月岡祐紀子(つきおか ゆきこ)
武蔵野女子大学卒。第44期NHK邦楽技能者育成会修了。盲目の女旅芸人、瞽女の芸能と出会い感銘を受け、本場新潟に最後の瞽女といわれる故・小林ハル氏らのもとに通い交流を重ねる。瞽女の旅を追体験しようと、四国八十八ヶ所霊場を歩き遍路し「遍路組曲」を作曲。その様子がドキュメンタリーとなり、放送文化基金賞出演者賞を受ける。
新井達矢(あらい たつや)
面打。7歳より面を彫り始める。東京造形大学造形学部美術学科彫刻専攻に在籍故・長沢氏春氏に師事。国民文化祭ふくい2005「新作能面公募展」において最高賞「文部科学大臣奨励賞」を受賞。仏像製作にも取り組む。
コメント