編集部偏愛の、イングランド最高のデュオ、ショウ・オヴ・ハンズのベスト盤が出ます。

 2枚組で、1枚目ではライヴで人気の曲4曲を録音しなおしています。その4曲は〈Exile〉〈Are we alright〉〈Santiago〉〈Crow on the Cradle〉で、まあ、納得の選曲。
 2枚目はファンからの投票で内容が決まっています。公認のファン・クラブである Longdogs が中心になってまとめたもの。〈Tall Ships〉の22分ヴァージョンもある由。もちろん、収録30曲全曲リマスタリングです。

 今年は例の〈Roots〉の大ヒットで、あちこちから引っぱりだこになり、出演したフェスティヴァルの数17というのは、ひょっとすると音楽界を見わたしても最多出演回数かも。

 ハイライトはピーター・ガブリエルからイーデン・プロジェクトに招かれたことで、これまでとは違うリスナーにその存在を知られたようです。おかげで、スティーヴは Womad のサマー・スクールで作曲のクラスを担当し、10月にロンドンで開かれる音楽賞の授賞式で、ガブリエルの作品をデュオでうたってくれと頼まれた由。

 秋のツアーは久しぶりに二人だけで回り、近頃はあまりうたう機会がない古いレパートリィを中心にしたものになるそうです。

 またスティーヴ・ナイトリィの3冊目の歌集も今月半ばに出ます。《COUNTRY LIFE》《WITNESS》の2枚と、スティーヴの2枚目のソロ《CRUEL RIVER》収録の作品が入る由。

 ツアー・スケジュール等は公式サイトへどうぞ。

 アナウンスだけでなかなか出ませんが、フィルのボックスも予定されています。こちらのサイトをどうぞ。