という調査結果が、アメリカで出たそうな。

 言われてみれば、
なるほどわが編集部も全員Macユーザーであるし、
その他、編集部の周辺の音楽関係者も、
知っているかぎりではMacユーザーがダントツに多い。
先日もひとり、窓からMacに乗換えた。

 理由はいろいろ見当もつくが、
何よりも、Apple の連中が音楽が好きなのであろう。
こういうところは、知らず知らずのうちに
また、目立たないところで、
しかし決定的に
現れるものである。

 あえてつけ加えれば、
音楽でメシを食べている人間が、
必ずしも音楽が好きとはかぎらない。
音楽が好きでもない人間が生み出した
音楽や録音や再生装置は
世の中にゴマンとある。
楽器だってあるはずだ。

 一方、逆もまた真なりで、
ビル・ゲイツはデッド・ヘッドだそうだが、
そのかれが作ったものには、
音楽が感じられない。

 むしろ音楽が商売として成功するのは
例外なのだろうか。
iPod はやはり「奇跡」の商品というべきか。(ゆ)