東京・四谷の老舗ジャズ喫茶「いーぐる」で、来月14日(土)、バレンタイン・デーに、『聴いて学ぶアイルランド音楽』刊行記念として、イベントをさせていただくことになったのは本誌でもお伝えしていますが、念のため、あらためて概要を書いておきます。◎いーぐる連続講演・特別編
『アイルランド音楽をつくった名盤たち』
◎講師:おおしまゆたか(『聴いて学ぶアイルランド音楽』訳者)
◎日時:2009年2月14日(土)午後4時開演[午後3時30分開場]
◎会場:四谷「いーぐる」(JR・丸ノ内線四谷駅徒歩数分)
◎料金:500円+飲食代(予約不要)
◎お問合せ:アルテスパブリッシング 電話:03-6420-3860
「いーぐる」は各種鉄道の四谷駅から歩いてほんの数分、広い新宿通りを新宿方面に向かって少し進んだ右側、ビルの地下一階です。
終了予定は19時前後です。途中適宜休憩を入れます。
「いーぐる」の「連続講演」は内容の質の高さで知られていて、正直あっさり企画が通ってビビっているところです。もともとは、あのオーディオ装置で大音量でアイリッシュ・ミュージックを浴びてみたい、というはなはだミーハーな動機だったのです。
とはいえ、「ブラックホーク」なき今、ああいうきちんと調整した装置で聴く機会はなかなかありません。録音メディアはおもしろいもので、装置が変わると音楽の聴こえ方も変わります。また、みんなで聴く、というのも、ひとりで聴くのとは別の体験です。
ですから、余計なおしゃべりは抑えて、とにかくできるだけたくさん、なるべく多種多様な録音を聴くことをめざすつもりです。ヴィンテージもの、SPからの復刻も聴こうと思っています。
もう一つのねらいは、マスターの後藤さんはじめ、ジャズの聞き上手の方もおられると思うので、そういう方たちにアイリッシュ・ミュージックを聴いていただくことです。アイルランドにはジャズがない、と言われます。まったく無いわけではありませんが、盛んではない証拠にアイルランド出身のすぐれたジャズ・ミュージシャンというのは見当たりません。お隣りスコットランドやイングランド、あるいはブルターニュではジャズが伝統音楽のなかでもかなりな存在感を見せているとの対照的です。そういう国の伝統音楽をジャズのリスナーがどのように聴かれるか。
こういうものに「勝ち負け」などありませんが、ジャズのリスナーに、アイリッシュ・ミュージックも捨てたもんじゃないね、と言っていただけると楽しいだろうな、とは思っています。
それは別として、アイリッシュ・ミュージックにまったく初めて接する人、でも音楽を聴くことにかけては達人という人たちを念頭に選曲と組立てを考えるのは初めてなので、準備が結構面白い。
ということで、当日、四谷でお目にかかりましょう。(ゆ)

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