今日は終日、今度の土曜日に迫った東京・四谷のジャズ喫茶「いーぐる」での『聴いて学ぶアイルランド音楽』出版記念特別講演のための選曲。版元のアルテスの鈴木さんから、本からは離れてもいい、とのお許しをいただいてはいるが、まったく関係ないというのも味気ない。まあ、「聴いて学ぶ」ためには、付録のCDはもちろんだけど、最低でもこのあたりは聴いてください、という趣旨になろうか。選ぶはずがついつい聴いてしまうので、1日では終わらず。明後日は終日出かけなければならなし、水曜日はソウル・フラワー・モノノケ・サミットのライヴがあるから、明日には何とか仕上げてしまいたい。木曜日に資料を書いて送れば、当日間に合うであらふ。
金、土でミュージシャンはだいたい決めていたので、対象音源を片っ端から聴いて選んでゆく。こういうとき iTunes は便利で、検索して出るリストで曲目を見ながらこれはどうだ、とクリックして聴いてみる。ふさわしくない、と判断すれば途中でもどんどん次をクリックする。決めると専用のプレイリストにほうりこむ。これを iPod に入れれば、アナログは別として音源は一丁あがり。
全部そろったところで、かける順番をもう一度吟味しなければならない。もっとも最初と最後は決めている。だいたいの流れの筋も決めてはいるので、それに沿ってあてはめてゆくわけだが、実際に選んだ曲によってつなげ方を調節する。後藤さんの『ジャズ喫茶リアル・ヒストリー』にも書かれていた、ジャズ喫茶流プレゼンテーションを模倣しようという試み。
アイリッシュ・ミュージックで使われる楽器をフィーチュアしたものをひと通りかけようと計画したが、やはりブズーキとバゥロンは単独ではむずかしい。
今回は3時間の枠なので、30曲選ぶことにしていたが、これを除くと28曲。結構長いものも選んでいるので、これでも多すぎるかもしれない。まあ、余計なおしゃべりはなるべく少くして、できるかぎり音楽そのものをして語ってもらおう。
では、もうひとふんばり、選曲にもどります。(ゆ)

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