songbird1.1b1    Mozilla から派生したオープン・ソースのパソコン用ミュージック・プレーヤの Songbird 1.1 のβが公開されています。

    主な変更点としては、トラックごとにジャケット・アートをネット上で探してとってこれるようにんなったことと、Windows 用に MTP 関連のサポートの充実だそうです。前者は トラックを Cntl + クリックまただ右クリックで、「アルバムアートワークの入手」をクリック。トラックごとのジャケットの取得は iTunes ではできないので、便利。ですが、どこに探しにゆくのかな。メジャーではないものは、あまり期待できないようではあります。

    iTunes のライブラリからのとりこみはできますが、ジャケット・アートまではとりこんでくれません。iTunes でファイルに画像を埋め込んであると、Songbird 側では画像を表示できないようです。この辺はちと不便。

    Songbird は iTunes が扱えない、flac や ogg vorbis のファイルをそのまま再生できるのがメリット。音も悪くない。ただ、ファイル変換機能はまだないので、iPod で聴こうとすると、SoundConverter などが必要になります。

    あれこれやっていて気がつきました。Finder をカラム表示にしてファイルを選択すると「プレビュー」が出ます(出るように設定してある場合)。このプレビューの画像の上にマウスないしトラックパッドのポインタを起くと再生用の矢印が現われます。矢印をクリックすると再生が始まりますが、この時は iTunes が立ち上がらず、Finder が再生しています。この再生音が結構良い音質に思えるのはぼくだけでしょうか。
   
    それにちょっと聴いてみたい時、いちいち iTune を立ち上げずに再生できるのはありがたい。ちょっとした発見でした。(ゆ)