この「対談:デジタル著作権ってどうなってるの?(後編)」での石井氏の、特に最後の指摘にはまったく同感。「情報が媒体から解放された」とはまったく言いえて妙です。
この観点から見ると、レコード業界はすでにビジネス・モデルが崩壊しているわけです。この対談・後篇がCDを見限ったマドンナの例から始まっているのは示唆的でしょう。もっとも業界もCDを見限ってアナログ盤にもどろうとする動きもありますが。でも、リスナーがどこまでついてくるかな。やはり話が後ろ向きですなあ。
活字の世界は音楽に比べるとまだデジタル化が進んでいないし、紙という媒体と情報の親和性も音楽とCDの間よりもはるかに強いと思いますが、それでも媒体からの情報の独立は確実に進むはず。先日のグーグルの「全文検索問題」はそのきっかけになるんじゃないでしょうか。
いずれにしても、「使いやすくて柔軟な DRM」が、当面、最も求められるものになるのかな。(ゆ)
この観点から見ると、レコード業界はすでにビジネス・モデルが崩壊しているわけです。この対談・後篇がCDを見限ったマドンナの例から始まっているのは示唆的でしょう。もっとも業界もCDを見限ってアナログ盤にもどろうとする動きもありますが。でも、リスナーがどこまでついてくるかな。やはり話が後ろ向きですなあ。
活字の世界は音楽に比べるとまだデジタル化が進んでいないし、紙という媒体と情報の親和性も音楽とCDの間よりもはるかに強いと思いますが、それでも媒体からの情報の独立は確実に進むはず。先日のグーグルの「全文検索問題」はそのきっかけになるんじゃないでしょうか。
いずれにしても、「使いやすくて柔軟な DRM」が、当面、最も求められるものになるのかな。(ゆ)
コメント
コメント一覧 (2)
LAU の新作も LP で発売されるようです。なお、旧譜も LP で発売されています。
Robert Burns 全集で大活躍の John McCusker 氏の作品も LP で発売されています。
などなど、細かなチェックは必要ですが、結構 LP でも出ています。
Karine Polwart さんの作品も LP で出ませんかね?アナログで聴いてみたい声なのです。
ヨーロッパではメジャーはずっとアナログ出してましたからね。ハードウエアも新製品が出続けてるし。
まあCDは早晩消えて、残るのはアナログと配信ということになるんでしょうが、アナログはやはりあくまでもニッチ。なにしろ製作と流通のコストがかかる。アナログからCDにいっせいに切り替わったのは、パッケージ・コストが桁違いに安くできたからです。音質や収録時間では、あんなにパッとは変わらなかったはず。
われらが伝統音楽が盛んになったのも、CDのおかげでパッケージの製作と流通が安くあがるようになったからです。アナログはやはり本でいえば、特装箱入り限定版みたいなもんでしょう。そのうち、サイン本ならぬ直筆サイン盤も出るんじゃないでしょうか。