フジヤのブログに出たので書いときます。
これにも Jaben のウィルソンおやじがからんでるんで、サンプルを聴かせてもらってます。
ACS は英国のカスタムIEMのメーカーです。プロでもステージなどで使っている人が多いよ、とサイトでは宣伝してます。
一番の特徴はシェルがソフト・シリコン製であること。シリコンにもいろいろあるそうで、中でも最も柔かいものを使っている由。柔かいシリコンを使うと耳道を圧迫したりしないので、付けていることを忘れるくらいです。体温と同じ温度になるのも早い。その代わり加工が難しい。これは想像がつきますね。なので、このメーカーのものほど柔かいシリコンを使っているところは他にはないそうな。
これまで出しているのはすべてカスタムのモデルでした。1ドライバーから3ドライバーまでのラインがあります。また、他社のIEMに付けて使う、カスタム・イヤチップも出しています。音はバランスのよいもので、他のカスタムを使ったことがないので比較はできませんが、EarPhone M などと比べても遜色のないくらい自然に近い音で聴かせてくれます。
T15 は初めてのユニヴァーサル・チップが標準のIEMです。1ドライバーで、売り物はやはりソフト・シリコン製のトリプル・フランジのチップ。遮音性が非常に高いのと、やはりソフト・シリコンの特性として、耳道を圧迫しないので、付けていることを忘れます。
Comply と同じかやや劣るくらいの遮音性(スペックではマイナス26dB)で、乗物の中では十分。その上で耳になにか入っている感覚がないのは快適です。
音も ACS らしい、フラットでバランスのとれた音で、音楽の鳴っている空間、各音の分離、音楽全体のまとまり、上下の音域、いずれも文句ありません。オーディオ風に言えば、高域はどこまでも延びるし、低域は締まってます。何よりヴォーカルがすばらしい。人間の声はやや前面に出る感じもあります。
カスタムのものは、もともとの用途からしてモニタ的なところがありますが、T15 は一般の音楽鑑賞を目的に造られていると思います。GoVibe Porta Tube+ と組み合わせると天国にも昇った気分です。
ただこれも余分な装飾などはしないので、録音そのものの良し悪しがモロにわかります。
3ドライバーの T1 も持っていますが、ぼくの外耳道は少々特異な形状をしていて、入れるときはいいんですが、外すときに鼓膜が引っぱられて痛いことがよくあります。なので、音はいいんですけど、あまり使っていませんでした。
T15 はその点、入れやすく、また外しやすい。フランジの上部は引っぱるための手掛かりとして、耳の外に向かって一部が伸びています。もちろん、カスタムのシェルを別途頼んで付けることも可能です。
今のところ唯一の欠点は左右の判別が本体のパイプ根元の色だけなので、ちょっとわかりにくい。当然右が赤、左が青です。なお、接続するジャックはT字型です。
これを突破口に正規輸入がされるといいですね。(ゆ)
これにも Jaben のウィルソンおやじがからんでるんで、サンプルを聴かせてもらってます。
ACS は英国のカスタムIEMのメーカーです。プロでもステージなどで使っている人が多いよ、とサイトでは宣伝してます。
一番の特徴はシェルがソフト・シリコン製であること。シリコンにもいろいろあるそうで、中でも最も柔かいものを使っている由。柔かいシリコンを使うと耳道を圧迫したりしないので、付けていることを忘れるくらいです。体温と同じ温度になるのも早い。その代わり加工が難しい。これは想像がつきますね。なので、このメーカーのものほど柔かいシリコンを使っているところは他にはないそうな。
これまで出しているのはすべてカスタムのモデルでした。1ドライバーから3ドライバーまでのラインがあります。また、他社のIEMに付けて使う、カスタム・イヤチップも出しています。音はバランスのよいもので、他のカスタムを使ったことがないので比較はできませんが、EarPhone M などと比べても遜色のないくらい自然に近い音で聴かせてくれます。
T15 は初めてのユニヴァーサル・チップが標準のIEMです。1ドライバーで、売り物はやはりソフト・シリコン製のトリプル・フランジのチップ。遮音性が非常に高いのと、やはりソフト・シリコンの特性として、耳道を圧迫しないので、付けていることを忘れます。
Comply と同じかやや劣るくらいの遮音性(スペックではマイナス26dB)で、乗物の中では十分。その上で耳になにか入っている感覚がないのは快適です。
音も ACS らしい、フラットでバランスのとれた音で、音楽の鳴っている空間、各音の分離、音楽全体のまとまり、上下の音域、いずれも文句ありません。オーディオ風に言えば、高域はどこまでも延びるし、低域は締まってます。何よりヴォーカルがすばらしい。人間の声はやや前面に出る感じもあります。
カスタムのものは、もともとの用途からしてモニタ的なところがありますが、T15 は一般の音楽鑑賞を目的に造られていると思います。GoVibe Porta Tube+ と組み合わせると天国にも昇った気分です。
ただこれも余分な装飾などはしないので、録音そのものの良し悪しがモロにわかります。
3ドライバーの T1 も持っていますが、ぼくの外耳道は少々特異な形状をしていて、入れるときはいいんですが、外すときに鼓膜が引っぱられて痛いことがよくあります。なので、音はいいんですけど、あまり使っていませんでした。
T15 はその点、入れやすく、また外しやすい。フランジの上部は引っぱるための手掛かりとして、耳の外に向かって一部が伸びています。もちろん、カスタムのシェルを別途頼んで付けることも可能です。
今のところ唯一の欠点は左右の判別が本体のパイプ根元の色だけなので、ちょっとわかりにくい。当然右が赤、左が青です。なお、接続するジャックはT字型です。
これを突破口に正規輸入がされるといいですね。(ゆ)
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