11回目にして初めて、何ごともなく、というか、坦々と終わりました。落ち込みも前回に比べれば小さいかな、と思っていたら、今度は長びきました。月曜日になってもダルさがとれません。むしろ、土日月とだんだん辛くなり、結局月曜は終日眠っては食べ眠っては食べ。夜になってようやく少し楽になりました。とにかく食事だけはしっかり食べて、また寝て、火曜日朝目がさめると体が軽い。はあ、っと溜息が出たことであります。
    
    今回も点滴開始直前に痒み止めのレスタミンという薬を5錠服用。前回ほど眠くはなりませんでしたが、ぼわ〜んとして、本を読む気にもなれず、時々音楽を聞くぐらい。その代わり、と言っていいのか、やたら妄想が頭のなかをぐるぐる回ってました。
    
    入院前、軽く風邪を引いたらしく、喉が少しいがらっぱかったのですが、前日にはほぼ全快していたのでそのまま点滴に入りました。それと、主治医からインフルエンザの予防接種はした方が良いと言われ、火曜日の問診後、半ば有無を言わさずに注射をされました。
    
    そのせいもあったのか、2日め、木曜日にまた喉がいがらっぱくなり、体温も37.2度まで上昇。回診の医師からは、場合によっては薬を出します、と言われました。が、夜には36.8度に下がり、それ以上ひどくもならずに退院。ただ、これで体力を消耗したかもしれません。
    
    何と言っても「毒」を注入されてるわけですから、それに対抗するだけでも体力を使うわけです。食事は食べられているか、と必ず訊かれますし、病院食がだめなら、好きなものを持ってきていいとも言われてます。とにかくちゃんと食べてくれ、ということらしい。病院の食事への嫌悪感は相変わらずで、病院食を食べる回数を減らすため、今回は入院する水曜日の昼食用にコンビニでサンドイッチを買っていきました。とはいえ、今回はメニューにも助けられて、最後まで完食しました。
    
    退院後も空腹になると吐き気が出てきますから、とにかく腹が減ったら何か食べていました。みかんは免疫力を増すそうで、折しもたくさんいただいたのでぱくぱく食べていたら、今度は腹が下ります。袋も食べろ、というので袋もよく噛んではいたのですが、腸が短かくなっているせいか、一度に2個食べると腹が下るというありさま。これも体力を使いますね。
    
    手足の指先の痺れは漢方薬のおかげで軽くなっているとはいえ、着実に強くなっています。ダメージが長びくのも、薬の蓄積のせいもあるのでしょう。なにごとにつけてもゆっくりと、急がず、あせらず、ひとつひとつ着実にするようにしています。まあ、ゆっくりとしか動けないのであります。どちらかというとせっかちな方なので、これはこれで自分を変える契機になるかな、と調子の比較的良い時でもゆっくりやることを心掛けてます。
    
    そうそう、この痺れを軽くする牛車腎気丸は空腹時に、つまり食前に飲むのが定法ですが、忘れたら食後でも効くので飲むようにと言われてます。とはいえ、空腹時に飲むのと、食後に飲むので、効きがだいぶ違うようであります。
    
    さて、次は年明け連休後の週。年末年始は体を休めて、と思いつつ、結構やることが多いな。(ゆ)