今日はウィリアム・バトラー・イェイツの誕生日。DNBのフリー配信はそのイェイツの項目(1週間はタダで見られる)。執筆者は R. F. Foster というのはまあそうであろう。項目の長さはワーズワース、ブラウニング、チョーサーに次ぎ、キーツより上。とはいえこのあたりは数百語の違いなので、まず同等といっていいだろう。詩人ではテニソンがワンランク上にあり、ミルトンがその上、そしてコールリッジが18,800語で、詩人では今のところトップ。文学者ではその少し上にディケンズがいる。別格はシェイクスピアで、これは手許にある DNBの項目でもトップで、エリザベス一世より長い。

 イェイツはその所属する集団がほぼ滅亡する寸前に現れ、アイルランド全体の文化を代表する存在になったというところで、カロランに似ている。

 ウィリアム・バトラーは詩人として名をなしたが、父親も姉妹弟も画家として名をなしたのは、おもしろい。ウィリアム・バトラーも画才があり、一家の絵を集めた展覧会の図録はときどき取出して見る。ウィリアム・バトラーの詩も言葉で絵を描いているようにも思える。 

 駐日アイルランド大使館ではイェイツ生誕150周年ということで「イェイツ・デー」と銘打って、様々な催しをしている。

 今月は16日が「ブルームの日」で、アイルランド文学の関係者は忙しい。(ゆ)