あけましておめでとうございます。
今年が皆さまにとって実り多い年になりますように。
早々に年賀状をいただいた皆さまには、御礼申し上げます。いつものように賀状は出しませんので不悪。
あたしは今年ものらりくらりと凌ぐことになりましょう。まあ、手術この方、それが続いてきましたし、これからも死ぬまで続くことでありましょう。
今年は関東で大地震が予測されています。東日本大震災の「前回」だった千年前、9世紀の貞観地震では、その9年後に南関東に直下型の地震「相模・武蔵地震」通称「元慶地震」が起きています。伊勢原断層が動いて M7.0 超の地震が起きたと推定されています。東日本大震災から9年経つ今年、同様の地震が起きる可能性は高い。
それでなくても関東大震災以来、すでに1世紀以上首都圏に大地震は起きていません。これは異例のことで、いつ何時、関東大震災クラスの地震が起きてもおかしくありません。
このことはあたしが勝手に妄想しているわけではなく、専門家が言っています。詳しくは鎌田浩毅氏の『日本の地下で何が起きているのか』をご一読されたし。
伊勢原断層はあたしが住んでいるところの真下を通っているので、前回同様の地震が起きると、被害はまぬがれません。何とか生き延びたいとは願っています。
一方で仕事もいただいているので、ぼちぼち進めております。宿題もありますが、ようやく機も熟してきたようです。
一番の懸案はグレイトフル・デッド本。原稿は7割くらいまでできていますが、後の3割はまだまだ勉強が必要です。これも宙ぶらりんになっているデッドのカヴァー特集、デッドの楽曲を他人がカヴァーした録音を聴くイベントも、ようやく展望が開けてきました。いつの間にか山のように録音が出ていて、というよりも、近年、どんどん増えている感じです。ヘンリー・カイザーみたいな人までやってます。ヘビメタ版もあるらしい。Holly Bowling は凄いです。ピアノ・ソロでデッドやフィッシュの曲を聴かせます。原曲の感じもよく出てるし、本人の即興がまた良い。ぜひご一聴あれ。こういう音楽を聴くと、もっと生き延びたいと思います。
キャサリン・マクリーン全作品読破計画はあたしのプロジェクトとしては珍しく比較的順調に進んでいて、短編はファンジン掲載の2本は除いてあと2本。うち1本は収録されている F&SF の傑作選第10集を注文したら、間違った本が送られてきて、改めて注文しなおしたところ。もう1本は家の中の本の山のどこかにあるはずのアンソロジー収録。長篇、中篇は楽しみでもあり、不安でもあり。本は揃いました。揃っちゃうんだよな、これがまた、今は。
これで味をしめて、次は誰にしようかと物色中。誰も読んでいなくて、作品数が少ない人がいい。Paul Park かな。デビュー作の Soldiers Of Paradise はヘンだけど面白かった印象が残っていて、三部作の残りも含めて読みかえしたいし、代表作とされる A Princess Of Roumania 四部作の第一部 A Princess Of Roumania, 2005 はすばらしかった。ルーマニアが超大国で、新大陸にはほとんど人がいない異次元世界ものですが、我々の世界との関係がまず驚天動地。そしてそれも些細なことになるこの世界の面白さ。アクションもヒロイックなところも皆無なのに、面白くてたまらない。ああ、早く続きが読みたい。って、読みゃあいいんですがね。別名で Forgotten Realms ものを書いているのが難と言えば難。ゲームものはそのゲームをやっていないと、今一つ、面白みがわからない。『ドラゴンランス』ぐらいになれば別ですが。
そうそう、今年春の ICF で座学の講座をします。「意外に知らないアイリッシュ・ミュージック」というお題で、アイリッシュ・ミュージックの全体像をざっくり、という趣旨。録音で聴くアイリッシュ・ミュージックの流れ、あたしの書いた『アイルランド音楽:碧の島から世界へ』のポイントを飛び飛びに押える形です。3月11日(水)の10:00〜12:00 です。詳しい情報は ICF のサイトに近々出るでしょう。学生の集まりで有料ですが、参加に特に制限は無く、個々のプログラムのみの参加もOKだそうです。ちなみにアイルランド以外にもスコットランドやブルターニュについての講座もあります。hatao さんのブルターニュ音楽の講座はあたしも聴きたい。
ということで、今年もどうぞ、よしなに。(ゆ)



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