陰暖。昼から陽が出る。花粉が多い。散歩していて眼がかゆくなり、くしゃみが出る。夜もやたらとくしゃみ。
遅れているので、散歩の他は仕事に精を出す。
遅れているので、散歩の他は仕事に精を出す。
アンディ・アーヴァインからのニュースレターで《Rainy Sundays…Windy Dreams》のデジタル・アルバムを Bandcamp に出品したよ。これはCDを持っていないから、買おう。1989年のドイツ盤と同じで、ボーナス・トラック付き。このジャケット写真はオリジナルLPの裏のものだな。
[注記:《Rainy Sundays…Windy Dreams》は1980年リリースのアンディのソロのファースト。あのポール・ブレディとのデュオ・アルバムの後で期待と不安が混ざりながら針を下ろしたけれど、そんなものは軽く吹き飛ばす快作、傑作。アンディのソロ・アルバムの中では今でも一番好きかもしれない。冒頭14分の「移民歌」メドレーにはノックアウトされる。ジャケットにもあるけど、オールスター・キャストで、プランクシティのメンバーとフランキィ・ギャヴィンの共演は珍しい。プロデュースはもちろんドーナル・ラニィ。録音はウィンドミル・レーンで、ブライアン・マスターソンによるという、最高の組合せ。]
[注記:《Rainy Sundays…Windy Dreams》は1980年リリースのアンディのソロのファースト。あのポール・ブレディとのデュオ・アルバムの後で期待と不安が混ざりながら針を下ろしたけれど、そんなものは軽く吹き飛ばす快作、傑作。アンディのソロ・アルバムの中では今でも一番好きかもしれない。冒頭14分の「移民歌」メドレーにはノックアウトされる。ジャケットにもあるけど、オールスター・キャストで、プランクシティのメンバーとフランキィ・ギャヴィンの共演は珍しい。プロデュースはもちろんドーナル・ラニィ。録音はウィンドミル・レーンで、ブライアン・マスターソンによるという、最高の組合せ。]
ここでのアンディのノートで知ったのけど Wundertute は Carsten Linde のレーベルだったのね。カーステン・リンドはデンマークの Tonder Festival のオーガナイザーだったけど、相当な変人らしい。『聴いて学ぶアイルランド音楽』付録CDの権利をとろうと送ったメールの返事には驚いた。
このアンディのノートは面白い。ルーマニアのトラッド〈Blood and Gold〉はここで紹介されたおかげで以後いろいろな人がカヴァーするが、本来 6/15拍子なのに、みんな 6/8拍子になっちゃってる。ラストのタイトル・トラックに参加しているソプラノ・サックスの Keith Donald は、スタジオに入る直前に歯医者で歯を抜かれていて、まだ麻酔が効いている状態だった。
このアンディのノートは面白い。ルーマニアのトラッド〈Blood and Gold〉はここで紹介されたおかげで以後いろいろな人がカヴァーするが、本来 6/15拍子なのに、みんな 6/8拍子になっちゃってる。ラストのタイトル・トラックに参加しているソプラノ・サックスの Keith Donald は、スタジオに入る直前に歯医者で歯を抜かれていて、まだ麻酔が効いている状態だった。
散歩の供は John Kirkpatrick Band《Force Of Habit》。《Welcome To Hell》の前年のリリースでライヴ盤。冒頭から全開だが、2曲目〈The Cheshire Rounds> The Old Lancashire Hornpipe〉は Albion Country Band《Battle Of The Field》収録のトラックで、もろまんまのアレンジ。マイケル・グレゴリーはロジャー・スワロゥが乗りうつったようだし、グレアム・テイラーのギターはマーティン・カーシィそのまま。このアレンジはジョンカークによるはずだし、この編成でこれ以上のものができようとも思われない。もちろんすっかり覚えていて、次にどの楽器がどういう音を出すか、全部わかっているのだが、それでもかっこいい。
アンコール前〈Princess Royal〉は《Morris On》のアレンジ、ほぼそのまま。これもこれ以上のアレンジはないんじゃないか。最後のリピートで音をぐっと下げるのが粋。
全体に曲自体はセカンドの方がいい。ライヴ向けの選曲、ライヴで聴いて聴き応えのあるもの、聴かせどころのあるものを選んでいる。中では〈Blue Baloon〉の歌唱が光る。そんなに良い曲とも思われないが、歌唱力で聴かせてしまう。それに Dave Berry のベースがよく響くのと、フィドルとリコーダーの Paul Burgess がここでもいい仕事をしている。バージェスって誰だっけと調べると、Old Swan Band、Edward II & the Red Hot Polka、English Country Dance Band のメンバーだった。そりゃ、いいはずだ。
それにしてもこのバンドの録音はもっと聴きたいものだ。
リスニング・ギアは onso の 4.4mm ケーブルに換えた HD414 で、M11Pro。
リスニング・ギアは onso の 4.4mm ケーブルに換えた HD414 で、M11Pro。
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