3日連続で医者に通う。

 月曜日、眼科。先月下旬の人間ドックで「左眼底網膜神経線維層欠損疑い」で、要精密検査。視力、眼圧、眼底写真、視野検査をして、昨年夏の時と変化がほとんどないから、まだ緑内障の治療を始めるほどではない。もう一度年末くらいに検査をしてみましょう。

 火曜日、歯科。左下門歯の隣にかぶせていたのが外れてしまったのは割れたためで、作り直し。前回型をとったのがぴたりとはまる。

 水曜日、内科。同じ人間ドックで「右上肺野孤立性結節影疑い」で、要 CT 検査。早速 CT をとってもらうが、何もなし。一応放射線の専門家に出し、腫瘍マーカーもとってみましょう、来週またいらっしゃい。半分以上覚悟していたので、拍子抜け。同時にほっとする。

 久しぶりに電車に乗り、M11Pro > A4000 + final シルバーコート・ケーブル 4.4mm で聴く。秋葉原のファイナルの試聴室で確認はしていたものの、この化けぶりはかなりのもの。まず音量のレベルをアンバランスから2割は落とさねばならない。ステージがわっと広くなり、音楽がぎょっとするほど生々しくなる。ここまでの生々しさは初代T1バランス版に匹敵するか。距離が近いのが違うところ。この組合せは A8000 とタメを張る。ケーブルの値段がイヤフォンより高いが、合計しても A8000 の5分の1。もう1セット買って、遊ぶかとも思うが、それよりはたぶん A3000 を買う方が面白いかもしれない。

 A4000 は接続が 2pin というところも気に入った。MMCX はどうも信用できない。A4000 と A3000 は 2pin にしたから、ファイナルはこれで行くのかと思ったら、糸竹管弦はまた MMCX。あれが欲しいとならないのはそれもある。

 聴いていたのは Hanz Araki の最新作《At Our Next Meeting》。アイルランド録音で、プロデュースと録音はドノ・ヘネシー。トレヴァーはじめ、練達のサポート陣で、派手なところはまるでないが、出来は相当にいい。かれの録音の中でもするめ盤になる予感。

ha-aonm 



























Hanz Araki - vocals, flute, whistle, shakuhachi, bodhran
Donogh Hennessy - guitar, baritone guitar, bouzouki, keys
Niamh Varian-Barry - violin, viola
Trevor Hutchinson - bass
Meabh Ni Bheaglaoich - button accordion
Laura Kerr - fiddle
Colleen Raney - chorus