土曜日は雨で出られなかった分、今日は長距離を歩く。お供は Show of Hands《Now We Are Four - Live》。昨年出て、買っていなかったもの。元のデュオにベース、ヴォーカルの Miranda Sykes が加わったトリオになってもう長いが、今度はバゥロンの Cormac Byrne が加わってカルテットになった、そのお披露目の一昨年秋のツアーからのライヴ集。CD2枚組で1枚目はいろいろな組合せのデュオ、2枚目がカルテットのバンドとしての録音。


公式サイトでCDを買うと、ファイルがダウンロードできる。MP3 だが、このアルバムのものは 48KHz の 320bps という変わったフォーマットで、確かに音は良い。CDが来ればリッピングしなおすが、当面はこれで聴ける。
コーマック・バーンはアイルランドでも指折りのバゥロン奏者のはずで、かれがこのイングランドのバンドに加わった経緯は知らないが、ここではバゥロンだけでなく、様々なパーカッションも操る。トシバウロンと同じような形。Show of Hands は打楽器なしに30年やってきて、別に不足も感じなかったが、かれには何か感じるものがあったのだろうか。入ってみれば違和感もなく、まるで最初からこの編成でやっているようにも聞える。
正直、かれらの録音を聴くのは久しぶりだが、最初の MC からさりげなく演奏を始めるあたり、貫禄というか、場慣れというか、イングランド最高のライヴ・アクト、いや、ルーツ系ではヨーロッパでも最高の一つと感嘆する。最初から最後まですばらしいのひと言だが、とりわけ感銘を受けるのはミランダのヴォーカルがフィーチュアされたトラック、そしてバンドとしての質の高さ。フィル・ビアのフィドルがフィーチュアされる〈Cousin Jack〉から〈Santiago〉、そして〈The Galway Farmer〉と畳みかけるあたり。うー、たまらん。
COVID-19 が収まっても、もうヨーロッパに行くのはしんどいが、こうして聴いてると、かれらの生を見るためだけに、最後に一度だけ行くかなあと思ったりもする。(ゆ)

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