John Crowley, And Go Like This 着。この人、ディレイニーと同い年だった。デビューは一回り遅い1975年。やはり長篇でのデビュー。
散歩で久しぶりに高松山に登る。頂上に展望盤が新設されていたが、冬の晴れた日に、しかも頂上そのものではなく、脚立かなにかで少し上から撮った写真らしく、木の枝などが邪魔になってその通りには見えない。新宿副都心やスカイツリーまで見えると写真には写っているが、今の季節に見えるはずがない。裏に降りて森の里に出る。若宮公園の上、富士通側の山の斜面一面に染井吉野が植えられて、なかなかの見もの。若宮橋を渡り、向こうから見る。気候が良く、眺めも良く、気分良く歩けるからついつい長くなる。
ブリスオーディオの TSURANAGI は音は聴いてみたいが、買う気にはなれん。M11Pro の THX アンプ+DSD変換出力のおかげで、アンプにつなぐことがほとんど無くなってしまっている。アンプそのものもマス工房の 428 があるし、PhatLab の PHAntasy II もあるし。それにしてもここの製品名は意味がわからん。方言だろうか。
M11Pro > Unique Melody 3D Terminator + OSLO Cable 4.4 で酒井絵美さんのハーディングフェーレのソロ Vetla Jento Mi を聴く。すると、楽音と倍音が明瞭に聞える。ひどく明瞭に聞える。そのために否応なく引きこまれ、集中してしまう。凄いことをやっているのも明瞭に聞えてくる。一体どうすればこんな音が出てくるのか、実際の演奏を見たくなる。映像ではなく、生で見たくなる。一方で、そんなことはどうでもいいとも思える。ただただ音楽に浸っていたい。もっとも、あまりに内容が濃いので、全体で25分弱しかないのがありがたい。これで1時間とかやられたら、死んでしまう。
共鳴弦は勝手に鳴ると思っていたが、何らかの形でコントロールして鳴らしたり、鳴らさなかったりできるのか。少なくともある音を鳴らすことはできるように聞える。そして弾いている音と共鳴している音の重なりは計算されているらしい。重なりが美しく響くような音、フレーズ、メロディを探りあて、組み合わせて曲ができているらしい。そうとしか思えない。そこまではっきりとそれがわかったのは、これが初めてだ。スピーカーでここまで鳴らすには、金も時間もかなり注ぎこむ必要があるだろう。イヤフォンもケーブルもほとんどおろしたてで、この先、エージングが進んで練れてくるとどうなるか、そこも愉しみだ。
共鳴弦は勝手に鳴ると思っていたが、何らかの形でコントロールして鳴らしたり、鳴らさなかったりできるのか。少なくともある音を鳴らすことはできるように聞える。そして弾いている音と共鳴している音の重なりは計算されているらしい。重なりが美しく響くような音、フレーズ、メロディを探りあて、組み合わせて曲ができているらしい。そうとしか思えない。そこまではっきりとそれがわかったのは、これが初めてだ。スピーカーでここまで鳴らすには、金も時間もかなり注ぎこむ必要があるだろう。イヤフォンもケーブルもほとんどおろしたてで、この先、エージングが進んで練れてくるとどうなるか、そこも愉しみだ。
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