10月14日・火
クラン・コラの原稿を書いた他はデッド関連。読書。とにかく安静にしていろ、というのにしたがう。病院によっては、大腸カメラでポリープをとると、二泊三日の入院というところもある。
デッドを聴くヘッドフォンとして Grado The Hemp 2 はやはりなかなか良い。レシュのベースがもう少し欲しいので、ヘッドフォン・アンプをかましてみよう。
先日亡くなったパディ・モローニについてあらためて調べていたら、なんと、誕生日がジェリィ・ガルシアと同じ8月1日。モローニはザッパとは親しく、ザッパのスタジオ、ユーティリティ・マフィン・リサーチ・キッチンもよく使わせてもらっていた。しかし、デッドとの接点は今のところ、浮上していない。ガルシアがチーフテンズの録音を聴いていた可能性は大いにある、というより、聴いていなかった可能性はまず無いだろう。
デッドは中国の春節に合わせたショウとともに、セント・パトリック・ディに合わせたショウも行っている。1988年3月17日のオークランド、ヘンリー・J ・カイザー・コンヴェンション・センターでのショウでは Trip To Sligo というパサデナをベースとするバンドが前座を勤めた。このバンドのメンバーは
Jerry McMillan (fiddle)
Paulette Gershen (tin whistle)
Judy Gameral (hammered dulcimer, concertina, vocals)
Gerry O'Beirne (six- and twelve-string guitars, vocals)
Janie Cribbs (vocals, bodhran)
Thom Moore (vocals, twelve-string guitar, bodhran)
というもの。ジェリィ・オゥベアンとトム・ムーアはこの時期、アメリカに移住していたらしい。2枚アルバムを出しているが、未聴。
##本日のグレイトフル・デッド
10月19日には1971年から1994年まで9本のショウをしている。公式リリースは5本。うち完全版2本。
1. 1971 Northrup Auditorium, University of Minnesota, Minneapolis, MN
キース・ガチョーのデビュー・ショウ。ピグペンは不在。また一気に5曲の新曲が披露された。〈Tennessee Jed〉〈Jack Straw〉〈Comes A Time〉〈One More Saturday Night〉〈Ramble On Rose〉。〈Comes A Time〉を除き、いずれも定番となる。
〈Tennessee Jed〉は1995-07-08シカゴまで計437回演奏。演奏回数順では10位。
〈Jack Straw〉は1995-07-08シカゴまで計478回演奏。演奏回数順では8位。
〈Comes A Time〉は66回演奏なので定番とは言いがたいが、1994-10-09メリーランド州ランドーヴァーまでぽつりぽつりと演奏された。
〈One More Saturday Night〉は1995-07-08シカゴまで計342回演奏された。演奏回数順では29位。これは元々はロバート・ハンターの詞にボブ・ウィアが曲をつけたものだったが、ウィアが歌詞を勝手に変えた上、〈U.S. Blues〉と改題することを提案したため、ハンターはこの曲との関係を絶った。さらに、ウィアが歌詞を勝手に変えて歌うことに対して、ハンターは1971年2月堪忍袋の緒を切らし、以後ウィアと共作することを拒否し、代わりにジョン・バーロゥをウィアの共作者として指名した。なお、バーロゥはウィアの高校以来の盟友としてデッド・ファミリーの一員だった。
〈Ramble On Rose〉1995-06-27ミシガン州オーバーン・ヒルズまで計319回演奏。演奏回数順では35位。
このショウはFM放送されたため、音質の良いブートが出回っている。
2. 1972 Fox Theatre, St. Louis, MO
3日連続最終日。出たばかりの《Listen To The River》で完全版がリリースされた。
3. 1973 Fairgrounds Arena, Oklahoma City, OK
前売4ドル、当日5ドル。開演7時。《Dick’s Picks, Vol. 19》で完全版がリリースされた。珍しくもトリプル・アンコール。
4. 1974 Winterland Arena, San Francisco, CA
5日連続の4本目。オープナー〈Mississippi Half-Step Uptown Toodeloo〉、前半8曲目〈Black-Throated Wind〉、前半最後〈Big River〉、そしてアンコール2曲目の〈U.S. Blues〉が《Steal Your Face》で、前半9曲目〈Scarlet Begonias〉、12・13曲目〈Eyes Of The World> China Doll〉、後半3曲を除く全部、アンコール1曲目〈One More Saturday Night〉が《The Grateful Dead Movie Sound Track》でリリースされた。〈Eyes Of The World〉は《So Many Roads》でもリリースされている。全体の3分の2がリリースされたことになる。
〈Black-Throated Wind〉は復帰後も復活せず、次に演奏されるのは1990年3月になる。それ以後は最後まで継続して演奏された。
5. 1980 Saenger Theatre, New Orleans, LA
2日連続の2日目。一部アコースティック、二部・三部エレクトリック。
次は3日空けて、ニューヨークのラジオシティ。
6. 1981 Sports Palace, Barcelona, Spain
このヨーロッパ・ツアー最後のショウで、スペインでの唯一のショウ。ツアー掉尾を飾る見事なショウの由。
7. 1989 The Spectrum, Philadelphia, PA
3日連続中日。前半最後から2曲目〈Cassidy〉が《Without A Net》でリリースされた。
この3日間の中ではベストと言われる。
8. 1990 Internationales Congress Centrum, Berlin, Germany
前半2曲目〈Shakedown Street〉が2017年の《30 Days Of Dead》でリリースされた。
ベルリン2日連続の初日。会議室のような会場で、座席はテーブルとアームレスト、カップホルダーのついた折り畳み椅子。だが、ショウはこのヨーロッパ・ツアー最高と言われる。
チケットが詰まったブリーフケースが立体交差した上の道路から放りなげられ、チケットが文字通り、降りそそいだ、という報告もある。
9. 1994 Madison Square Garden, New York, NY
6本連続千秋楽。同時に秋のツアー千秋楽。デッドが次に東部に戻るのは翌年6月下旬で、東部ではこれが最後のショウというデッドヘッドが多かったようだ。(ゆ)

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