11月03日・水
原稿の仕上げ。指定に合わせるため、唸りながら、カットカットカット。
FiiO のサイトの "A Letter to FiiO Fans" は興味深い。アフターサービスを考えたら、公式ストアか公式のディーラーから買ってくれ。それ以外のところから買うのを禁じるわけではないし、非公式チャンネルから買ったもののでもモノを本社まで送ればアフターサービスはするが、それにはカネと時間がかかる。だから、公式チャンネルから買ってくれ、と言うのまでは当然だが、その後に非公式チャンネルを列挙している。それが全部中国国内のオンラインストアだ。HiFiGO も含まれている。こちらは英語で見てるわけだが、この「書簡」は国内向けなのだろう。わざわざこういう書簡を発表するということは、非公式チャンネルで買われたもののアフターサービス要求がそれだけ多いと思われる。中国の企業も自国内の業者の安売りには手を焼いているらしい。それだけ中国の国内市場が大きくなっていることでもあるのだろう。
##本日のグレイトフル・デッド
11月3日には1966年から1991年まで3本のショウをしている。公式リリースは無し。
0. 1965 Golden Gate Recorders, San Francisco, CA
《Birth Of The Dead》冒頭に収録された6曲はこの日にスタジオで録音された。
1. 1966 Avalon Ballroom, San Francisco, CA)
ポスターでは4日5日になっているが、チラシでは3日4日。共演は Oxford Circus。セット・リスト不明。
Oxford Circus で検索するとサンフランシスコを本拠とするダンス・バンドのサイトが出てくるが、同じものとは思えない。
2. 1984 Berkeley Community Theatre, Berkeley, CA
6本連続の最終日。前日が凄すぎて目立たなくなっているが、これもすばらしい出来の由。
3. 1991 Polo Field, Golden Gate Park, San Francisco, CA
"Laughter, Love & Music" と題されたビル・グレアム追悼コンサート。開演11時。ポスターに掲載されたのはダーティ・ダズン・ブラス・バンド、ボビィ・マクファーリン、ジャクソン・ブラウン、アーロン・ネヴィル、イーヴリン・シスネロス、マイケル・スマイン、ジョー・サトリーニ&フレンズ、グレン・ライオンズ、サンタナ、ロス・ロボス、ロビン・ウィリアムス、ジャーニー、トレイシー・チャップマン、CSN&Y、グレイトフル・デッド、ジョン・ポパー、ジョン・フォガティ、ジョーン・バエズ、クリス・クリストファースン。
デッドはアンコール2曲含めて14曲演奏。半ばでジョン・フォガティが参加して〈 Born On The Bayou; Green River ; Bad Moon Rising ; Proud Mary〉をやった。アンコール1曲目〈Forever Young〉にニール・ヤングが参加。アンコール前ラストの〈Sunshine Daydream〉はグレアム死後最初のショウだった10月27日オークランドでのショウのオープナー〈Sugar Magnolia〉の後半をここで閉じた。この歌はグレアムが最も好んだ曲で、毎年末の恒例年越しライヴでは最後に歌ってくれといつもリクエストしていた。
デッドがサンフランシスコ市内で演奏したのはこれが最後。ベイエリアでやる時にはもっぱらオークランドになる。(ゆ)
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