11月16日・火

 午後、近くに借りなおした倉庫に行き、先日、とりあえず放りこんであった荷物を整理して、もう一度、あふれている本を運びこむためのスペースを作る。段ボールも開けねばならぬが、それはまた後だ。これだけでくたくたになる。

 もっと早くやるつもりだったが、大腸カメラでポリープをとられて1週間運動を禁止されたのと、チーフテンズのライナーの仕事が跳びこんできたので2週間は遅れてしまった。今月中に荷物の移動ができるか。


##本日のグレイトフル・デッド

 1116日には1970年から1985年まで3本のショウをしている。公式リリース無し。


1. 1970 Fillmore East, New York, NY

 珍しく1日だけ出ている。この後は3日空けてロチェスター、その後ボストンなど23日まで東海岸に滞在している。

 1114日のフランク・ザッパのステージの後、グレイス・スリックが出てきて、ビル・グレアムに代わって、16日にエアプレインとデッドのサプライズ公演がある旨をアナウンスした。が、当日は、妊娠していたスリックの不調でエアプレインは出場できず、ホット・ツナが代理を勤めた。ただしパパ・ジョン・クリーチは不在だった、ようでもある。よってショウは1時間半の1本のみ。さらに、デッドのステージには半ば過ぎからスティーヴ・ウィンウッドとクリス・ウッドが参加した。ウィンウッドはオルガン、ウッドは〈Not Fade Away〉で一番を歌い、また〈Big Railroad Blues〉のハーモニカも吹いている可能性がある。DeadBase 50 によればアンコールの〈Uncle John's Band〉に Will Scarlett が入っている。

 スカーレットはボブ・ウィアの1歳上、バークリー育ちのハーモニカ奏者。ホット・ツナやガルシアのブルーグラス・バンド Old In The Way の録音に参加。

 テープにはビル・グレアムの紹介アナウンスの前に〈Good Lovin'〉の最後の9分ほど入っている。DeadBase 50 では、ジャック・キャサディとヨウマ・カウコネンが入っているこの録音はやはりこの日の演奏だが、判明しているセット・リストのどこに入るかは不明、としている。


2. 1978 Uptown Theatre, Chicago, IL

 9.50ドル? 残っているチケットの写真がぼやけていて判明しづらい。

 とりわけ後半は良いらしい。


3. 1985 Long Beach Arena, Long Beach, CA

 開演7時半。

 この年ベストのショウの1本、の由。(ゆ)