うは、《30 Days Of Dead》のラストに47分の〈Dark Star> Eyes Of The World> Stella Blue〉を落っことしてきた。これで今年のトータルは7時間44分で、《30 Days Of Dead》史上ダントツのトップ。ひょっとして今年で終りにするつもりか。
ダブリンの有名な音楽パブ, The Cobblestone のある一角をホテルに再開発するという計画はダブリン市当局から却下されたそうな。開発業者の計画ではパブそのものは残すが、奥の、リハーサル、楽屋、教室に使われているスペースは潰す、というものだった。実はそこが大事なのだ、という訴えが通ったわけだ。これにはネット上で反対のための署名集めもされていた。まずは良かった。が、このまま何もせずにずっとそのままでいられるわけでもないだろう。
あたしも一度だけだがちょっと覗いたことがある。その時のセッションではエマー・メヨックが達者なフィドルを弾いていて、多芸ぶりに感嘆したものだ。
##本日のグレイトフル・デッド
11月30日には1966年から1994年まで6本のショウをしている。公式リリースは3本。うち完全版1本。
1. 1966 The Matrix, San Francisco, CA
4日連続の2日目。
2. 1973 Boston Music Hall, Boston, MA
6.50ドル。開演7時。《Dick’s Picks, Vol. 14》で全体の6割強がリリースされた。第一部がオープナーとクローザーを含む8曲。第二部は5曲目の〈Here Comes Sunshine〉からクローザーまで。このショウはアンコール無し。
オープナーが14分近い〈Morning Dew〉。この曲がオープナーになるのはごく稀で、こういう選曲をする時は調子が良い。これはもちろんベスト・ヴァージョン。第一部ではどの曲もかっちりした出来だが、〈They Love Each Other〉が、丈夫なバネで跳びはねるような演奏で、この曲の新たな魅力を聞かせる。クローザーの〈Playing in the Band〉は前年後半からの流れを受け継いで、20分を超えるすばらしいジャムを展開する。
Boston Music Hall では1971-04-07から1978-11-14まで15回演奏している。ここは1852年ボストン交響楽団の本拠としてオープン。1900年に楽団が移って閉鎖。ヴォードヴィル劇場として改修、1906年、Orpheum Theatre と改名。1916年に内部を改装。後に映画館となる。1971年5月、ライヴ・コンサート会場 the Aquarius として再開。一方でデッドの他にはポリスやU2のライヴ録音がある。収容能力2,700。デッドはここを卒業した後は Boston Garden を使う。
3. 1979 Stanley Theatre, Pittsburgh, PA
開演7時。セット・リスト以外の他の情報無し。
4. 1980 Fox Theatre, Atlanta, GA
第二部5曲目〈Playing in the Band〉が2012年の《30 Days Of Dead》でリリースされた後、《Dave’s Picks, Vol. 08》で全体がリリースされた。
DeadBase XI 312
5. 1981 Hara Arena, Dayton, OH
第一部クローザーの2曲〈Let It Grow; Don't Ease Me In〉が昨年の《30 Days Of Dead》でリリースされた。
6. 1994 McNichols Arena, Denver, CO
第一部6・7曲目〈Me and My Uncle> Big River〉でウィアがアコースティック・ギター。
セット・リスト以外の他の情報無し。(ゆ)
コメント