12月11日・土
Iona Fyfe のニュースレターを見て、Lewis Grassic Gibbon, Sunset Song を注文。
リチャード・トンプソンの〈The Poor Ditching Boy〉の元になった小説の由。アバディーンシャーが舞台。あの歌の背後にこういう本があるとは知らなんだ。ファイフはこの歌をスコッツ語で歌ったシングルを出す。
ギボンはスコットランド出身で、20世紀初めに活動した作家。1929年フルタイムのライターになってから34歳で腹膜炎で死ぬまでに、20冊近い著書と多数の短篇を残した。この長篇から始まる三部作 A Scots Quair が最も有名。わが長谷川海太郎と生没年もほぼ同時期で、短期間に質の高い作品を多数残したところも共通している。ちょと面白い偶然。
家族から MacBook Air とiPhone をつなぐケーブルのことを訊かれたので、iFi の USB-C > A と Apple の Lightning 充電ケーブルで試すとちゃんとつながる。Kindle のライブラリの同期もできたのに喜ぶ。有線でつなぐとできるのだった。これまで無線であっさりつながっていたので、有線でつなぐということを思いつかなかった。送りたい本をメールで Kindle 専用アドレスに送ると移せるとネットにはあったが、面倒で後回しにしていた。Kindle 自身の同期では、アマゾンで買ったものしか同期されない。他で買ったり、ダウンロードしたりした本は無線ではどうやっても同期できなかった。
##本日のグレイトフル・デッド
12月11日には1965年から1994年まで8本のショウをしている。公式リリースは2本。
1. 1965 Muir Beach Lodge, Muir Beach, CA
アシッド・テスト。ここでベアことアウズレィ・スタンリィがグレイトフル・デッドと初めて出逢う。
2. 1966 Fillmore Auditorium, San Francisco, CA)
ビッグ・ママ・ソーントン、ティム・ローズとの3日連続の最終日。セット・リスト無し。
3. 1969 Thelma Theater, Los Angeles, CA
このヴェニュー3日連続の2日目。第一部クローザーまでの4曲〈Dark Star > St. Stephen > he Eleven > Cumberland Blues〉、第二部クローザーの〈That's It For The Other One> Cosmic Charlie〉が《Dave's Picks 2014 Bonus Disc》でリリースされた。
4. 1972 Winterland Arena, San Francisco, CA
3日連続の中日。
5. 1979 Soldier's And Sailors Memorial Hall, Kansas City, KS
このヴェニュー2日連続の2日目。開演7時半。
6. 1988 Long Beach Arena, Long Beach, CA
このヴェニュー3日連続の最終日。開演6時。
7. 1992 Oakland-Alameda County Coliseum Arena, Oakland, CA
このヴェニュー4本連続の初日。開演7時。
8. 1994 Oakland-Alameda County Coliseum Arena, Oakland, CA
このヴェニュー4本連続の3本目。27.50ドル。開演7時。第二部クローザー前の〈Days Between〉が《Ready Or Not》でリリースされた。(ゆ)
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