03月09日・火
昼前、郵便配達が海外からの小包を持ってくる。ハンコが要る。サイズから見てあれかなと思ったら、やはり The Best Of Lucius Shepard, Volume Two, Limited Edition だった。Volume One の時は限定版の付録に収録の作品はすべて初出を持っていたので通常版にしたのだが、今回は付録の Youthful Folly and Other Lost Stories 所収の諸篇は同人誌などや特殊な媒体が初出のものがあって、持っていないのが大半なので限定版を注文。送料がまた本体の半分くらい。本にしては高いが、シェパードとなればやむをえない。この限定版は、製本か印刷かミスがあったとのことで、本体だけの通常版からかなり遅れた。付録の巻の方だろうか。
しかし、今はとにかく、デッドを聴くのに時間をとられて、本がまるで読めん。
##本日のグレイトフル・デッド
03月09日には1968年から1993年まで5本のショウをしている。公式リリースは無し。
1. 1968 Melodyland Theatre, Anaheim, CA
土曜日。このヴェニュー2日連続の2日目。ロサンゼルスの LA Free Press に広告によると、6時半と9時半の2回コンサートがあった。これもデッドはジェファーソン・エアプレインの前座。
2. 1981 Madison Square Garden, New York , NY
月曜日。12.50ドル。開演7時半。このヴェニュー2日連続の初日。すばらしいショウの由。
3. 1985 Berkeley Community Theatre, Berkeley, CA
土曜日。このヴェニュー4本連続の初日。開演7時半。第二部〈Drums> Space> The Other One〉に Merl Saunders が参加。
4. 1992 Capital Centre, Landover , MD
月曜日。開演7時半。ここはベストのショウがいくつも生まれるヴェニューだが、会場としての評判ははなはだ良くない。とりわけ、警備の体制が「ナチ」だったそうだ。
5. 1993 Rosemont Horizon Arena, Rosemont, IL
火曜日。25ドル。開演7時半。春のツアーのスタート。このヴェニュー3日連続の初日。まずまずのショウの由。
ローズモントはシカゴ・オヘア空港のすぐ東にある街。会場は1980年05月オープンの多目的アリーナで、定員はコンサートで18,500。命名権の移転によって現在の名前は変わっている。1984年にロナルド・レーガンとジョージ・H・W・ブッシュ(パパ・ブッシュ)がここで大統領選の集会をしている。
デッドはここで1981年12月06日に初めて演奏し、1994年03月18日まで計13回のショウをしている。初回のショウの1曲〈Jack-A-Roe〉が2020年の《30 Days Of Dead》でリリースされた。(ゆ)
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