0408日・金

 医者。先月採血した検査の結果。尿酸値は5.1に下がる。が、薬は継続して6以下にしておくことが肝要。さもないと腎臓がいかれて透析になるよ。つまりは死ぬまで薬は続けるわけだ。やれやれ。薬を飲んでりゃ、納豆は食べていいのか、訊くのを忘れた。



##本日のグレイトフル・デッド

 0408日には1971年から1994年まで9本のショウをしている。公式リリースは完全版が1本。


1. 1971 Boston Music Hall, Boston, MA

 木曜日。このヴェニュー2日間連続の2日目。ネッド・ラギンがキーボードで参加。第一部と第二部の間は機器調整のためだけの短時間の可能性もあるらしい。内容は良い由。

 第一部7曲目で〈I Second That Emotion〉がデビュー。同じ0429日までに7回演奏される。最後は1989-10-13のデヴィッド・レターマン・ショーにガルシアとウィアが出た時の演奏。ジェリィ・ガルシア・バンドでは1994年まで定番のレパートリィ。原曲はスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの196710月のシングル。


2. 1972 Wembley Empire Pool, London, England

 土曜日。1ポンド。開演7時。一時会場に決まっていた Commodore のチケットも残っており、こちらは1.50ポンドとある。

 第一部クローザー前の〈Looks Like Rain〉が2001年の《Europe '72》拡大版でリリースされた。また、これを含む10曲が《Steppin' Out with the Grateful Dead》でリリースされた。このアルバムはこのツアー中イングランドで行われた8本のショウからの抜粋で2002年にリリースされたもの。その上で、全体が《Europe ’72: The Complete Recoddings》でリリースされた。

 Gary Lambert がライナーでこの最初のロンドン2日間を前後編の2本でひとつとしているのは妥当ではある。この2日間で、この時期のデッドの形は一通り提示される。

 初日に〈The Other One〉をやり、こちらで〈Dark Star〉をやっている。30分を越える演奏はロンドンの聴衆にとってはまったく新しい体験であったろう。まず最初の3分の1、歌の前のジャムがすばらしい。ドラムスは後景に退き、まずガルシアのギターとベース、次にガルシアのギターを中心とした全員参加のジャム。1番の歌の後、ビートが消えてフリーになり、ひどく静かになり、ピアノとドラムスを中心にまた徐々にビートが現れる。そこに乗るガルシアのギターが冴えている。

 全体にかなりゆったりと余裕のあるテンポ。〈Deal〉や〈Looks Like Rain〉もかなりゆっくりだし、〈Case Jones〉も前半、テンポが変わりはじめる前はのんびりとしている。意識して遅くしているようでもある。〈Looks Like Rain〉ではこの時期だけ、ガルシアがペダルスティールを弾く。あまりこの楽器らしくない音を出すが、演奏はすばらしい。このツアーでのガルシアのギターは冴えまくっているのが、こちらにも出ている。第二部でピグペンがヴォーカルをとるスロー・ブルーズの〈It Hurts Me Too〉では、一級のブルーズ・ギターを披露する。

 〈Playing In The Band〉も遅めのテンポで始まり、歌の後のジャムは元のメロディからは完全に離れてジャズになっている。曲の初めにウィアがドナを紹介する。ドナの参加はまだまだ少ない。

 クローザーの〈Caution (Do Not Stop On Tracks)〉はこのツアー中、0511日のロッテルダムでの演奏が最後になるが、形は定まらないままに各々の演奏の質が上がっていて、これまでのベスト・ヴァージョン。

 アンコールが〈One More Saturday Night〉なのは、この日が本当に土曜日だからか。とはいえ、次のニューカッスルでも3本続けてこれをアンコールにしている。ウィアが1番の後、"Mr. Garcia" と促して始めるガルシアのソロがことさらに見事。

 まずは最高の形でツアーが始まった。次は3日後のニューカッスル。


3. 1978 Veterans Memorial Coliseum, Jacksonville, FL

 土曜日。オープナー〈Mississippi Half-Step Uptown Toodeloo〉がことにすばらしい由。


4. 1982 Onondaga Auditorium, Syracuse, NY

 木曜日。11ドル。開演7時半。ここからニューヨーク州アップステート3ヶ所を回る。ここもデッド・カントリーの一つ。


5. 1985 The Spectrum, Philadelphia, PA

 月曜日。このヴェニュー3日連続のランの楽日。13.50ドル。開演5時。


6. 1988 The Centrum, Worcester, MA

 金曜日。このヴェニュー3日連続のランの中日。17.50ドル。開演7時半。WCUW FM放送された。この年最短のショウの一つの由。


7. 1989 Riverfront Coliseum, Cincinnati, OH

 土曜日。開演8時。クローザー前の〈Black Peter〉で、男がステージに上がりこみ、クルーが素早く排除した。ショウは良かった。


8. 1991 Orlando Arena, Orlando, FL

 月曜日。このヴェニュー3日連続のランの中日。21.50ドル。開演7時半。


9. 1994 Miami Arena, Miami, FL

 金曜日。このヴェニュー3日連続のランの楽日。25ドル。開演7時半。(ゆ)