06月05日・日
 GroundUp からのニュースレターを見て、久しぶりにスナーキー・パピーのライヴ・ビデオを見る。やはり愉しい。たまにはこういうのを見ると気分爽快。
 見たのは〈Lingus〉で、この曲はフル・バンドでテーマをやった後、サックスとトランペットがソロの掛合いをしてからビートだけになり、ここでメンバーまたはゲストがまとまったソロをとる。そこに段々メンバーが加わり、盛り上げていって、最高潮に達したところでフル・バンドでのテーマに戻るが、その後、またソロイストがテーマをやるバンドと交互にソロを重ねる。このアンコール的な追っかけの演奏がまた面白い。
 公式に出ている《We Like It Here》のビデオでは Cory Henry がそれはそれはすばらしい演奏を聴かせる。ヴァイオリンの Zach Brock とクリス・ポッターのものがある。ザック・ブロックはもう一歩突込んでほしいと思う。このままだとただの巧いヴァイオリニストだ。それで終らないだけのものは垣間見えるんだが。ポッターはさすがの演奏。この人、本当に面白い。




%本日のグレイトフル・デッド
 06月05日には1967年から1993年まで5本のショウをしている。公式リリースは1本。

1. 1967 Cafe Au Go Go, New York, NY
 月曜日。このヴェニュー10日連続の4日目。セット・リスト不明。

2. 1969 Fillmore West, San Francisco, CA
 木曜日。3ドル。このヴェニュー5日連続のランの初日。共演 Junior Walker, Glass Family。演奏の順番は08日日曜日にはグラス・ファミリー、デッド、ジュニア・ウォーカー、グラス・ファミリー、デッド、というのがガルシアのステージ上の言葉から推定されるが、他の日がこの通りだったかは確定できず。
 第二部ないし遅番ショウの3曲目〈Dark Star〉が2010年の《30 Days Of Dead》でリリースされた。
 この5日間のランはテープは残っているものの、完全またはそれに近いとされるものはこの日と08日のみで、他の日のテープは一部と思われ、全体像ははっきりしない。

3. 1970 Fillmore West, San Francisco, CA
 金曜日。このヴェニュー4日連続のランの2日目。3.50ドル。ニュー・ライダーズ・オヴ・パープル・セイジ、サザン・カンフォート共演。
 第一部はアコースティック・セット、第二部はエレクトリック・セット。演奏の順番はアコースティック・デッド、サザン・カンフォート、NRPS、エレクトリック・デッド。
 昨日、06月04日の記事に書いたことはこちらのショウについてだった。すなわち、
 第二部終り近く、ガルシアが客席に、俺たちがこれまでやったことのある曲で聴きたいものはあるかと訊ねた。〈It's All Over Now, Baby Blue〉と叫ぶと、レシュが指差して、笑みを浮かべた。という証言がある。アンコールがこの曲。

4. 1980 Compton Terrace Amphitheatre, Tempe, AZ
 木曜日。9.50、10.50ドル。開場7時半、開演8時。ウォレン・ジヴォン前座。
 〈I Know You Rider〉で本来はガルシアがうたう "I wish I was a headlight on a north-bound train" をウィアが歌った。

5. 1993 Giants Stadium, East Rutherford, NJ
 土曜日。このヴェニュー2日連続の初日。28.50ドル。開場4時、開演6時。
 第一部クローザー前で〈Easy Answers〉がデビュー。ロバート・ハンターの詞にボブ・ブララヴ、ボブ・ウィア、ヴィンス・ウェルニク、ロブ・ワッサーマンが曲をつけた。1995-06-28まで計44回演奏。スタジオ盤は Rob Wasserman のソロ・プロジェクト《Trios》。このアルバムはワッサーマンがベースで参加する様々なトリオ各々にふさわしい曲をあるいはカヴァーであるいはオリジナルで演奏したもの。この曲はボブ・ウィアとニール・ヤングとのトリオのための曲。
 この曲を嫌いなデッドヘッドは多い。あたしもまだいい演奏には出会っていない。ベスト・ヴァージョンはワッサーマン、ウィア、ヤングのスタジオ盤だと思う。(ゆ)