クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)

 アイリッシュ・ミュージックなどのケルトをはじめ、世界各地のルーツ音楽を愉しむブログです。そうした音楽の国内の音楽家も含みます。加えて主宰者の趣味のグレイトフル・デッド。サイエンス・フィクション、幻想文学などの話もあります。情報やメモ、ゴシップ、ただのおしゃべりなどもあります。リンク・フリーです。

タグ:イヤチップ

 Weston の MySpace ブログで11/28発売と出て、本社サイトにもページができているので、まあ、まちがいはないんでしょうが、買う気は完全消滅。American Techpusher に入れていた予約もずいぶん昔にキャンセルしました。

 昨年は数ヶ月前から発売予告しながら寸前で「パッケージのトラブル」で延期となり、それから延々一年半。さすがに懲りたんでしょうねえ。

 密閉型イヤフォンは百花繚乱ですが、ぼくはもう EarPhone M + Comply イヤチップで決定。今はこれ以上浮気をする気もなし。GoVibe Magnum との組合せで幸せ。Magnum のウリであるベース調節をいっぱいに入れると、無敵ではないかな、と思ってしまいます。聞きくらべてるわけじゃないですが。

 オープン・タイプは Yuin G2 を首を長くして待っているところです。散歩にはやはり密閉型はこわいので。(ゆ)

 ボザールが EarPhoneM にデフォルトで付いている二段フランジのイヤチップの交換用販売を開始しています。なぜかオンライン・ショップでは直接買えず、注文書をダウンロードしてファックスする形です。
(07/10の項)

 あれは特注品で、他では売っていないそうな。

 とはいえ、Entry 製コンプライ・チップの T-100 がすばらしい。ウレタン製ですが、ふつうのものより遥かに柔く、指で押しつぶしてからもどる時間がずっと長い。また、耳道にもよりぴったりと貼りつくので、密閉度が高くなります。値段は高いですが、それだけの価値はあります。


 現在 GoVibe シリーズを製造販売している Jaben Network が先日地元シンガポールの新聞に載ったそうで、その記事のコピーが Jaben のフォーラムに出ています。

 なんか、どこかで見た光景ですが、こういう店は世界中どこへいっても同じになるのかも。面積は180平方フィート、約5坪です。

 後ろのスピーカーの一番上に乗っているのは Marty 101 ですね。これも売っているのかな。

 中央の禿オヤジが Uncle Wilson こと社長の Wilson Yong 氏。今年55歳だそうな。社員はかれも入れて3人。年商「二、三百万」というんですが、シンガポール・ドルか米ドルかはわからず。売上の3割が通販。その大半はアメリカとヨーロッパの顧客。インドやアフリカからもある。アジアは少ないらしい。2006年半ばに始めたブログがヒットし、飛躍的に売上が延びた由。現在はフォーラムに以降してます。

 取り扱い商品はヘッドフォン、イヤフォンとその関連。20ドルのものから2,000ドルのカスタムものまで。写真を見ると Marty のような小型スピーカーもあるらしいですね。

 商売の秘訣は、客をかまわないこと。勝手に品定めをさせておき、質問などがあれば懇切丁寧に応対する。

 これはすなわちアップル・ストアのやり方でもあることを最近知ったが、たまたま同じ手法を採用しただけだそうです。

 地元の客は10歳から80歳まで。新たに父親になった人が多い。スピーカーを鳴らせなくなってヘッドフォンに移るらしい。シンガポールの住宅事情でしょうか。

 Jaben は Uncle Wilson の前の商売のパートナーの子どもたちの名前を合成したもの。(ゆ)

  ノーザン・アイルランドのシン・フェイン党党首ジェリィ・アダムスの専属運転手をつとめていた男が英国政府に情報を売っていたという。いわゆる「聖金曜日合意」の交渉がたけなわの時期の話だそうな。

  シン・フェインは IRA の政治部門で、IRA は英国の軍部や情報機関を向こうにまわして、長年互角に情報戦を戦っていたわけだが、「敵」もさるもの、というところだろう。

  Winds Cafe 134 の準備続行。かけるうたの歌詞対訳。なかなか難しい。フェアポートが原曲の〈Farewll, farewell〉も、何十回となく聞いてはいるが、こんな歌詞だったっけ。聞いているかぎりでは、もっとシンプルな内容に聞こえていた。あと3曲。最後にはおそらく一番の難物デッドの〈Black muddy river〉が控えている。

  1曲ごとに聞きかえしながらやるが、聞くのはもっぱら、iPod touch から Go-Vibe Petite につなぎ、EarPhone M である。最近は SHURE ソフトフォームイヤパッド をつけている。黒い、スポンジの小。Westone のものも使える。Westone の買い置きが切れたので、試しに Shure のを買ってみた。性能としては違いは感じられない。デフォルトのダブル・フランジよりスポンジのイヤチップまたはイヤパッドのほうが明らかに音は良くなる。なにより低音が締まる。全体の輪郭も一層はっきりする。遮音性が格段に高まるだけでなく、音の出口が鼓膜により近くなるかららしい。Shure のチップの遮音能力は結構なもので、外部の音はまったく気にならない。

  最新の変化は Go-Vibe のアップグレード。一年前に買った Go-Vibe 5 は すばらしく CP が良く、PHA の格好の入門機で、これなくしては生きられなくなってしまった。が、やはり作りがやや貧弱なところはあった。音量ダイアルを回すと動かしている間、右チャンネルにノイズが入るのは買った当初からだったが、そのうち歩きながら聞いているとだんだんノイズが入るようになった。はじめはコネクタの ALO Jumbo Cryo Dock がおかしいのかと思ったのだが、試しに普通のピン―ピン・コードに換えてみたら、入力のジャックが中でゆるんでいるらしい。だましだまし使ってはいたものの、だんだんノイズはひどくなり、時には音が切れてしまう。修理に出そうにも、製造元はアンプ製作から引退して、ウエブ・サイトも閉じてしまった。代わりを物色もしたが、良さそうなのはどれも高い。一時は清水の舞台から飛びおりて、iQube に張りこむか、とも思ったところで Go-Vibe Petite が昨年末に出ていることに気がついた。Go-Vibe の設計と権利を買ったシンガポールの Jaben Network が初めて出した製品だ。評判もなかなか良い。ものは試しと Uncle Wilson にメールを出したら速攻で返事が来た。えいやっと注文して待つこと8日。これは大当りでした。

  まず小さい。Go-Vibe 5 はできあいのケースを使っていたから、iPod といっしょにすると、かさばった。これはその名の通り、ふたまわりは小さくなった。iPod touch と比べると、底面積では半分、厚さは倍というところ。一番犠牲になったのが音量ダイアルで、コネクタを刺していると、回しにくいことおびただしい。そしてジャックの間隔が短かすぎて、Jumbo Cryo Dock のがっちりしたピン・ジャックが入らない。しかし音にくらべれば、こうしたことはささいなものだった。

  聞きはじめたとたん、顔がにやけるのがわかる。Go-Vibe の6や7は知らないが、これはもう5とは別次元の音だ。EarPhone M の周波数特性が急に広がったようにすら思える。このイヤフォンは比較的高音のほうにポイントがあることは確かだが、Go-Vibe Petite を入れると低音も豊かになる。同時に音が磨かれてくる。すべての音がぴかぴかになるのではなく、それぞれの個性がはっきりわかる感じだ。立ちあがりと減衰の美しさ。見通しはさらに良くなり、分解能力が上がり、ひとつひとつの音の立体感が増し、とにかく新しい世界に入って気持ち良い。他と比べたわけではないが背景ノイズも低く、無伴奏歌唱とか、小編成の生楽器アンサンブルとかになると、音楽だけが浮かびあがる。USB 入力の DAC もついているので、iPod では聞けない FLAC も MacBook から最高の音で聞ける。

  価格(送料込みで195米ドル)からしても、性能からしても、PHA の入門機としてやはりベストだろうし、長く使えるとも思う。Go-Vibe 万歳。Long live the Go-Vibe!

  買ったのは Jaben から直。

  "Shop Online" のページの一番下 "Others" で "Add to Cart" をクリック。
PayPal に飛ぶので
"Purpose" に "Go-Vibe Petite"
"Donation Amount" に "195"と入れる。
あとは PayPal で支払う。

  Go-Vibe Petite はここでも買えるらしい。

  ヤフオクでも売っていたし、他にも探せば国内で買えるところはあるはず。Uncle Wilson 自身、日本でのディストリビュータを探すつもりのようだから、近々正式輸入がされるかもしれない。(ゆ)

 Westone Laboratory が初の音楽リスニング用として開発している新製品 Westone 3 の発売は、3月発売予定が4月第2週以降に伸びたそうです。"acoustic sealing" の問題の由。なお、当初はブラックが発売され、夏以降にクリアが出るようです。「3」のロゴはブラックの方が映えるでしょうね。

 向こうでの「希望小売価格」は399ドルにほぼ決定らしい。こちらでの予想は45,000円前後でしょうか。4万にどれだけ近づくか。

 ところで、Westone の新しい代理店 Mixwave がオンライン・ショップを開設していて、Westone では ER20 として出しているトリフランジも売っていたので買ってみました。公式サイトのオンライン・ショップで買おうとしたのだけれど、うまくいかなかったのです。

 昨日届いてみたら、ケースには Westone のロゴもついていますが、同封の簡単な説明書はエティモティック・リサーチのものでした。

 早速 UM-2 につけて、試聴。なるほど、これが ER-4 シリーズの解像度なのかな。ウェストンのコンブリィ・チップも遮音性は高くて、何の不満もなかったんですが、これは別次元と言いたくなります。これを聞いてしまうと、オリジナル・チップの音は薄くヴェールがかかっている感じ。

 ソースは iPod 80GB + Jumbo Cryo Dock + Go-Vibe 5 with MAHA 9.6v 230mA NiMH battery ですが、デフォルトのAACフォーマットでもまるで遜色ない。メインの音はもちろんですが、シンガーがふっともらす息、あえかに消えゆくフィドルの弦のかすれ、ウインド楽器のノイズの部分というような、微細ながらリアル感を増すには鍵となるところが明瞭に聞きとれます。

 いや、明瞭というとヘンだな。そういう音がそれなりのリアル感で聞こえる、というべきでしょう。ちょっと拡大鏡で見ているような感じもなきにしもあらず。なんですが、この澄みきった感覚はなんとも気持ちよくて、知らずに音楽に聴き入ってしまっていました。

 音楽に聴き入ってしまうのは遮音性の高さもあります。これはちょっと高すぎるくらいで、不安になるほど。コンブリィ・チップは外部音が音楽の邪魔にならない程度の遮音性もあるけれど、それでも外の音は適度に聞こえて、さすがに歩きながらは別としても、家の中ではそんなに不安ではありません。それが、このトリフランジは外の音が大きかったりして何かの拍子で通ってくると、聞こえる音が小さすぎて何の音かわからない。何か聞こえたけど、今のは何だ、と無気味ですらあります。また家人がすぐそばに来て耳元で呼ぶまで、ぜんぜん気がつかず。コンブリィ(Mixwave のショップでは「フォームイヤーティップス」になってます)では、そんなことはありませんでした。

 それと、装着感ですね。こりゃあ確かに人によって相当好き嫌いが別れそう。ぼくにはそれほどひどい感じではないですが、これで長時間着けていると、どうかな。コンブリィは慣れると付けている感じはほとんど無くなりますが、トリフランジはそこまではいかないでしょう。また、イヤフォンの本体が耳から突きでる形になるのも、気になるといえば気になります。

 Westone 3 が出るまで、まだまだ時間がかかりそうなので、それまで何とか気を逸らして、がまんしなくちゃなりませんが、トリフランジでどれだけ保つかなあ。Head-hi で誰かが書いてたみたいに、がまんしきれずにフルサイズの何か買っちゃいそうです。スタックスはいずれ聞きたいし、こないだからベイヤーが急に気になりだしました。

 そうそう、Mixwave から来たメルマガによると、Shure はやはり Westone の OEM だそうです。まあ UM-2 と E5c が別々に開発されていて偶然あの形になったとは、誰も思わないでしょうが。

このページのトップヘ