タグ:グレイトフル・デッド
Here Comes Sunshine 1973 到着
30 Days Of Dead 2022 を聴く。その20
30 Days Of Dead 2022 を聴く。その19
30 Days Of Dead 2022 を聴く。その18
30 Days Of Dead 2022 を聴く。その17
30 Days Of Dead 2022 を聴く。その16
30 Days Of Dead 2022 を聴く。その15
30 Days Of Dead 2022 を聴く。その13
次の曲が決まるまで、かなり時間がかかります。けれど、この後は〈To Lay Me Down〉からクローザーの〈Good Lovin'〉までノンストップです。
30 Days Of Dead 2022 を聴く。その12
その次が今回の〈Tennessee Jed〉。ガルシアが気持ち良さそうに歌います。間奏のガルシアのギターの音がちょっと遠かったりしますが、演奏そのものの質は高いです。この曲ではたいていそうですが、ガルシアのソロは歌のメロディからはかけ離れます。〈Friend of the Devil〉では歌のメロディを展開することが多い印象です。
30 Days Of Dead 2022 を聴く。その6
30 Days Of Dead 2022 を聴く。その4
〈グレイトフル・デッドを聴きながら〉
01月20日・木
コメントで教えられた制服向上委員会の〈グレイトフル・デッドを聴きながら〉のオリジナルを調べると、SKi のリーダー橋本美香のセカンド・ソロ・アルバムだった。アマゾンで中古を注文。それにしても、こういうオマージュ・ソングをアメリカで聴いた覚えがない。ないはずはないが、たとえば Family Discography にも、カヴァーはあるが、グレイトフル・デッドを題材にした歌、グレイトフル・デッドに感謝する歌というのは出てこない。どこを探せばいいんだろう。
最新のカヴァー集 Dave McMurray, Grateful Deadication を Tidal で聴く。ベティ・ラヴェットが歌い、ウィアがギターで参加している〈Loser〉が聞き物。語り手の負け犬に自分を重ねるガルシアの歌い方とは対極的に、ラヴェットは突き放して歌う。'Queen of Diamonds' を 'King of Diamonds' に換えているから、ヒロインとして歌っているのだが、ガルシアの主人公が負け犬であることをどこまでも認めないのに対して、ラヴェットは半ば客観的に、半ば自嘲的に自分を見ている。ソウル・シンガーの Herschel Boone の歌う〈Touch of Grey〉もいい。これもガルシアが歌うと希望の歌だが、この人は生きのびる、しのげることを確信している。
さらに James & the Good Brothers の冒頭3曲を聴く。覚えていたものよりずっとフォーキー。この3曲はドラムレスで、本人たちだけのようだ。オートハープがアクセントになっている。楽器としては不器用だが、これは新鮮。1曲ベースが入っているのはホット・ツナのベーシストか。
##本日のグレイトフル・デッド
01月20日には1968年と1979年の2本のショウをしている。公式リリースは1本。
1. 1968 Eureka Municipal Auditorium, Eureka, CA
3ドル。午後9時から午前2時。共演クィックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィス。
1時間強の一本勝負。うちクローザーの2曲〈Viola Lee Blues〉が《Road Trips, Vol. 2, No. 2》で、〈Good Morning Little School Girl〉がそのボーナス・ディスクでリリースされた。後者は所有せず。
〈Viola Lee Blues〉は Noah Lewis の作詞作曲とされるが、実際にはそれ以前から伝承されていた曲があり、ルイスはこれを整えて、著作権登録したということだろう。Kansas Joe McCoy による Joilet Bound という曲も同様の歌詞をもち、こちらは1929/30年頃に録音されている。どちらも祖先は共通だろうと推測されている。
デッドは明確には1966年5月19日にサンフランシスコで初演。1970年10月31日まで30回演奏している。長いジャムになることが多く、1960年代のいわゆる「原始デッド」のレパートリィを代表する曲の一つ。ここでも20分の演奏。
ブルーズ調の曲だが、リード・ヴォーカルはピグペンではなく、ガルシアとウィアのコーラス。半ばからテンポが上がり、ほとんどジャズ・ロックになる。レシュのベースがリードをとり、ガルシアのギターはこれに煽られる。ドラムス、オルガンも絡んで、バンド全体での即興。それほど複雑なことはしていないが、集中と温度の高さで聴かせる。ガルシアのギターはリード・ギターというよりも、そのままではとっちらかって収拾がつかなくなるところに1本筋を通し、他のメンバーのやっていることを吸いこんでゆく。クライマックスで全員が最大音量で同じ音をキープするのは、音楽の流れに沿っているとともに、時代の要請に応えてもいる。それはまた混沌の象徴でもあって、デッドは秩序よりも混沌をめざしてもいる。ただし、そこで終るのではなく、その後、何ごとも無かったようにまた歌にもどるところもデッドのスタイルだ。
またこのショウでは〈Dark Star〉の2度目の演奏があり、シングル同様3分で終る。
2. 1979 Shea's Theatre, Buffalo, NY
8ドル。この日も吹雪で、バンドの到着が遅れ、開演も押した。が、演奏は良かった由。とりわけ第二部後半で〈Dark Star〉が演奏され、この夜を特別なものにした。休止期以後にこの曲が演奏されるのは稀なので、演奏されると聴衆の注意が集中し、会場内のエネルギーが高まった。この会場には独得の雰囲気があり、それがこの〈Dark Star〉を特異なものにしたという説もある。
会場は1926年にブロードウェイの演し物をもってくるための劇場としてオープン。1970年代半ばに再出発した。収容人数は3,000。コンサート会場としても頻繁に使用されている。デッドがここで演奏したのはこれが最初で最後。
このショウの直前、ドナはツアーに我慢できなくなり、独り、カリフォルニアに帰った。(ゆ)
dBpoweramp で HDCD をリッピングする
21世紀を生き延びるためのグレイトフル・デッド入門
「21世紀をサヴァイヴするためのグレイトフル・デッド入門」日時:2017年11月7日(火) 19時開場/19時30分開演会場:風知空知(下北沢駅南口徒歩3分)出演:ピーター・バラカン×おおしまゆたか料金:前売2000円/当日2500円(共に+1drink 500円)予約:yoyaku●fu-chi-ku-chi.jp までメールで、イヴェント名、お名前、枚数、ご連絡先電話番号を明記の上、お申し込みください。 ※アルテスパブリッシングinfo@artespublishing.com でも承ります。【ご注意】整理番号はありません。当日は先着順でご入場いただきます。ご入場は建物1F右奥のエレベーターをご利用ください。
GD: May 1977: Get Shown The Light Box 到着
しかし凝りに凝ったパッケージではある。こんなにでかくする必要があるのか、と思えるくらいだ。CDの収められた三つ折が四枚あって、その下に同じサイズのブックレット。これにはデヴィッド・レミューとニコラス・メリウェザーがそれぞれエッセイを書いている。それにトラック・リストとクレジット。写真がたくさん。
Deadlist にある曲目と照合してみると、ボックスセットはこの4本のショウを完全収録している。少なくとも楽曲は収録している。
GD: May 1977: Get Shown The Light
30 TRIPS AROUND THE SUN
日録 癸巳皐月
*ジャック・ヴァンスが96歳で死去。
大往生、といいたいところだが、何歳だから死んだっていい、ということにはならんわな。
RIP。
*ティラキタで売ってるネパールのヒマラヤコーヒーが旨い。
*オーディオ業界はなだれをうってDSD再生に向かっているが、肝心の音源がない。
ソニーが民生用CDプレーヤーを初めて出した時、手に入るCDは松田聖子のベスト盤しかなく、やむをえずそればかり聴いていた、というツワモノの話があったが、それと同じ状態。
アイリッシュはじめルーツ方面の音源がハイレゾで配信される日がはたして来るか。
一番近いのはECMか。
*グレイトフル・デッドの新しいボックス・セット《MAY 1977》 のカヴァー・アートは Masaki Koike という人だが、公式サイトにあるインタヴューを読むと、どうやら幼ない頃からアメリカで育っているらしい。
日本名なのは生まれは日本だからか。
アルバム・デザインでグラミーを受賞している。
*そのインタヴューの中で、デッドはトランスだ、というのに深くうなずく。
その点ではモロッコのヌゥバに近い。
とはいえ、さしものデッドも7〜8時間ぶっつづけの演奏はしたことがないだろう。
もっとも、じゃあヌゥバのオケが実際にそうやっていたかとなると疑問ではある。
録音ではひと続きだが、演奏自体は何回かに分けていたはず。
*1年で一番紫外線が強い季節になって日傘が手放せないが、風のある日は往生する。
雨は風と方向が一致する。
日光は一致するとはかぎらない。
と思ったら Fintan O'Toole が A History of Ireland in 100 Objects という本を出した。
シンクロニシティだね。
アイルランドモノ語り
A History of Ireland in 100 Objects
その場で直接は払わずとも、最終的には間接的に払っている。
その場で払わなければタダだ、というのは、目に見えなければ存在しない、というに等しい。