クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)

 アイリッシュ・ミュージックなどのケルトをはじめ、世界各地のルーツ音楽を愉しむブログです。そうした音楽の国内の音楽家も含みます。加えて主宰者の趣味のグレイトフル・デッド。サイエンス・フィクション、幻想文学などの話もあります。情報やメモ、ゴシップ、ただのおしゃべりなどもあります。リンク・フリーです。

タグ:ケープ・ブレトン

 ジョンジョンフェスティバルは一回り大きくなっていた。2年10ヶ月ぶりというライヴだとメンバーが認めなければ、実はパンデミックの間中、3人でどこか山の中か、それこそオーストラリアの奥地に籠って、ひたすら演奏していました、と言われても納得しただろう。それともパンデミックのない別の次元に行って、ライヴをしまくっていたのかもしれない。

 パンデミックは音楽に携わる人たちに平均(というものがあるとして)以上に大きな圧力をかけていたわけだが、その圧力を逆手にとって、精進を重ね、ミュージシャンとしてそれぞれ1枚も2枚も剥けた、ということなのだろう。その上で再び一緒になってみれば、その間のブランクはまったく無かったかのように、カチリとはまった。そうなると、各々が大きくなった分が合わさり、そこにバンドとしてと作用が働いて、1+1+1が4にも5にもそれ以上にもなる。逆に言えば、それだけ、休止前は頻繁にバンドとして演奏していたことでもある。

 このレベルの人たちに言うのはおかしいかもしれないが、3人ともそれぞれに巧くなっている。どこという個々に指摘できるようなものではなく、全体として伸びている。最初の曲が終る頃には、正直舌を巻いていた。あえて言えば、じょんのフィドルは細かい音のコントロールが隅々までよく効いている。アニーのギターのコード・ストロークの切れ味がさらに良くなっている。トシバゥロンの低音の響きの芯が太くなっている。

 そう聞えたのはあんたが老いぼれた証だといわれても返す言葉はないが、これだけは確かに言えるのは、歌が巧くなっている。まずじょんの英語。やはり日本語を話す相手は息子さんだけ、という環境にいれば、いやでも英語は巧くなる。英語が英語らしく聞えるのは、日本語ネイティヴの場合、発音そのものよりも呼吸が変わっているのだ。〈Sweet Forget-me-not〉でのじょんの息継ぎが英語話者のものなのだ。それは日本語の歌にも良い作用を及ぼして、〈思いいづれば〉でもラストの〈海へ〉でも、じょんの歌が映える。いよいよシンガーとしても一級といえるレベルになってきた。

 アニーもあちこちで歌っているし、トシさんは今最も中心にやっているみわトシ鉄心のトリオが歌中心のバンドでもあり、シンガーとしての精進を重ねていることが、ありありとわかる。たとえば、ラストの〈海へ〉のコーラス、就中アカペラ・コーラスには陶然となった。確かにこの歌は別れの歌、それも聴きようによっては、この世に別れを告げるとも聞こえる歌だが、陰々滅々にならず、むしろ後に生き残る者たちを鼓舞するとも聞える。とにかく今回は、歌の曲があたしにとってはハイライト。これらはこのまま録音されたものを繰り返し聴きたい。

 インストルメンタルは3人とも思いきりはじけていた。このトリオはなぜかそういう気にさせるらしい。他のバンドや組合せを見ているのはアニーが一番多いからその違いが一番よくわかるが、後の二人もおそらく、ジョンジョンフェスティバルでやる時は、他の組合せや演奏の場でやるときとは、様相が変わっているにちがいない。しかも今回は、溜まっていたものを爆発させる勢いがあった。それもだんだん強く大きくなっていった。スピードではパンデミック前の方が速かったかもしれないが、こんなに演奏がパワフルに聞えたことはない。まるでロックンロールのパワー・トリオだ。しかも演奏が粗くならない。力任せにハイスピードでやりながら、粗雑とは縁遠い。じょんのフィドルを筆頭に、細部までぴたりぴたりと決まってゆく。それでいて大きなグルーヴがぐうるりぐうるりと回ってくる。こんな演奏ができるのは、このバンドだけだ。

 そういうはじける曲と、じっくりとむしろ静かに聴かせる曲との対比もまた心憎い。こちらではトシさんの友人 Cameron Newell の作った〈トシ〉がハイライト。

 ダブル・アンコールの曲がまた良かった。〈Planxty Dermot Glogan〉。じょんのフィドルが高音で引っぱりながら少し音をずらすのがくう〜たまらん。

 「解散せずにすみました」とアニーが言うが、こうなればもう大丈夫。何年ブランクが空こうが、ジョンジョンフェスティバルは不滅です。とはいえ、できれば1年、いや半年ぐらいでまた演ってもらいたい。

 アンコールの1曲目は〈サリーガリー〉で盛り上げておいて、2曲目はしっとりと収める。のはこういう時の常道ではあるが、しかし、そう簡単に収まってはおらず、思っていた以上に興奮していたらしい。あるいは単純な興奮とは違うのかもしれない。終演後もどこか地に足がついていない感覚で、体の中が高ぶっていた。もっと生きろ、とどやされている気分。

 そう、もっとライヴを見よう。ジョンジョンフェスティバルは来年までは無いし、オーストラリアまで行くカネは無いが、アニーやトシさんのプロジェクトをもっと見に出かけよう。まずはみわトシ鉄心だが、信州、名古屋あたりまでなら何とかなるだろう。(ゆ)

ジョンジョンフェスティバル
じょん: fiddle, vocals
アニー: guitar, piano, vocals
トシバウロン: bodhran, percussion, vocals
 

05月27日・金
 リアム・オ・フリンの使っていたイリン・パイプはレオ・ロウサムから受け継いだもので、リアムの死後、どうなったのだろうと思っていたら、こんなところにあった。



 Colm Broderick & Patrick Finley - Achonry Lasses/Crooked Road to Dublin

 Colm Broderick の使っている楽器がそのユニットで、今は Na Piobairi Uilleann が管理しているらしく、Broderick に永久貸与されているそうな。かれがいかに将来を嘱望されているか、わかろうというものではある。

 ついでにというわけではないが、スコットランドの若手フィドラーの動画。ケープ・ブレトンに4ヶ月、滞在した間に習ったものの由。相棒のチェロがいい感じ。



The Three Mile Bridge' - Isla Ratcliff


##本日のグレイトフル・デッド
 05月27日には1965年から1993年まで3本のショウをしている。公式リリースは2本。

1. 1965 Magoo's Pizza Parlor, Menlo Park, CA
 木曜日。この頃はまだ The Warlocks の名乗り。DeadBase XI 記載のデータ。セット・リスト不明。

2. 1989 Oakland-Alameda County Coliseum Stadium, Oakland, CA
 土曜日。開演3時。"In Concert Aganist AIDS" と題された7日間のイベントの中の1日。デッドがヘッドライナーで、共演はジョン・フォガティ、トレイシー・チャップマン、ロス・ロボス、タワー・オヴ・パワー。スザンヌ・ヴェガとジョー・サトリアーニも出たという。また第一部5曲目〈Iko Iko〉から第二部4曲目 Drums 前の〈Truckin'〉までクラレンス・クレモンスが参加。ジョン・フォガティのステージにガルシアとウィアが参加した。クレモンスはフォガティのステージにも参加した由。
 第二部3曲目〈Blow Away〉が2015年の《30 Days Of Dead》でリリースされた。
 Fantasy Records が CCR との契約を盾にとって、フォガティが CCR時代の自分のオリジナルを歌うのを禁止しようとしたため、フォガティは10年以上にわたって法廷闘争をして、ようやく自分の歌を歌う権利を回復したところだった。かれはハイト・アシュベリー時代に、選挙権登録促進集会でガルシアと共演したことがあるとコメントした。フォガティの後ろでガルシアはにこにこしながら踊りまわり、〈Midnight Special〉のクライマックスで独得のフレーズを放ったから、フォガティはくるりと振り返ると "Oh, what a LICK!" とマイクに叫んだ。
 デッドのステージはすばらしく、ツェッペリンとサバスで育った1人の青年を熱心なデッドヘッドに変えた。

3. 1993 Cal Expo Amphitheatre, Sacramento, CA
 木曜日。このヴェニュー3日連続のランの楽日。24.50ドル。開演7時。
 第一部オープナー〈Shakedown Street〉から6曲目〈When I Paint My Masterpiece〉まで、4曲目〈Beat It On Down The Line〉を除いて《Road Trips, Vol. 2, No. 4》で、第二部オープナー〈Picasso Moon〉から6曲目 Drums 前の〈Cassidy〉までとアンコール〈Gloria〉が、3曲目〈Wave To The Wind〉を除いて《Road Trips, Vol. 2, No. 4 Bonus Disc》で、リリースされた。全体の約半分強にあたる。(ゆ)

 西調布のレストラン、菜花でのヨーロッパ伝統音楽のライヴ・シリーズ第2回。フィドルの奥貫史子さんとハープの梅田千晶さんのデュオ。あたし的には梅田週間の最後。

 この二人はこれにバゥロン、パーカッションの北川友里さんが加わって Koucya というトリオを組んでいる。この日は北川さんはお休みで、デュオに曲によってナヴィゲーターのトシバウロンがバゥロンで加わった。これはこれでいいものではあるが、Koucya でのライヴも見たいものではある。

 奥貫さんはホメリで一度ライヴを見ているし、あちこちのイベントで見ているが、彼女のフィドルをじっくり生で聴くのは初めてだ。カナダのケープ・ブレトンが好きで、よく通っていることは聞いている。

 今回はケープ・ブレトンばかりではなく、アイリッシュやらケープ・ブレトンの源流スコティッシュやら、また Koucya のレパートリィも多い。その各々にふさわしいフィドルを弾くのは当然といえば当然だが、やはり見事なものではある。

 それでもやはりこのフィドルは他のアイリッシュやケルト系のフィドラーとは一線を画す。まず実にキレがいい。決然としている。主張が強い。一つひとつの音、フレーズの形がくっきりしている。輪郭が見える気すらする。一方で音にツヤがある。艷気よりも清冽な渓流のような、よく磨きこんだ銘木のようなツヤである。それがアイルランドにゆくとドニゴールの響きになるし、スコティッシュやケープ・ブレトンにはよく合う。ただ、ポルカを弾いてもドニゴール・スタイルになるのが、ちょっと不思議に響いたりもする。

 もっとも今回そのツヤが最も輝いたのは奥貫さんがバッハの〈主よ人の望みの喜びよ〉をアレンジした〈BWV147〉。無伴奏ソロ演奏ということもあるが、有名なこのメロディをワルツからリール、さらにキーを上げてゆくフィドルの茶目っ気には、バッハ本人が聞いたら大喜びしたにちがいない。バッハは「バッハらしく」演奏しなくてはならない、なんてことはまったくないのだ。むしろバッハは当時の身の周りのフォーク・ミュージックに親しんでいたはずで、こういうダンス・チューンとしての方がずっと「バッハらしい」かもしれない。

 音もだが、演奏スタイルも今、わが国で活躍しているケルト系フィドラーの中では最も奔放な方だろう。奔放さでこれに匹敵するのは大渕さんぐらい。それにしても、奥貫さんの使う楽器が普通よりも大きく見えるのはあたしの錯覚だろうか。本人に確かめるのを忘れたが。

 奥貫さんはフット・パーカッションも使う。靴もちゃんと爪先と踵に金属を張ったダンス・シューズを履いて、1曲見事なオタワ・ヴァレー・スタイルのステップ・ダンスも披露した。床にはボードも置かれていて、これはお店が用意されたものだった由。ダンスの時はハープがメロディ、バゥロンがビートをつけた。ハープで踊る、というのも珍しい。いや、この場合、ダンスの伴奏をハープがするというのが珍しい、と言うべきか。こんなことをやるのは世界でも梅田さんくらいではないか。

 相手のフィドルがそういうものだから、梅田さんのハープも前2回とはがらりと変わる。こちらも一つひとつの音を強く、明瞭に弾くし、全体にパーカッシヴなスタイルが多くなる。パンチが効いている。かと思うと、低域でコードを入れながら、ユニゾンでメロディを弾くのも増える。だけでなく、音の大小、強弱をよりはっきりと打ち出す。楽器に可能な音域を目一杯に使う。

 Koucya のレパートリィでオリジナルの〈葉っぱのワルツ〉では、間奏でフィドルもハープもジャズ的な展開までする。

 梅田さんはやはり器が大きい。相手がどう来ようと、それをどっしりと受けとめて、ふさわしい返しをする。テクニックの抽斗や語彙の豊冨なことが土台になっているが、それだけでなく、ミュージシャンとしての器量が大きいのだ。こうやって短期間に異なる組合せで見て、ようやくそこがわかってきた。

 この菜花トラッドでは食事と飲物が付く。前回はアイリッシュ・ミュージックがメインだったのでアイリッシュ・シチュー。今回はイングランドのシェパーズ・パイにサラダとパンのセット。シェパーズ・パイはポテトとマトンで作るそうだが、実に旨い。サラダもパンも旨い。量も充分。前回のアイリッシュ・シチューも旨かったが、これだけ旨いと、ふだんの食事に来たくなる。もう少し近ければなあ。小田急の沿線に店を出してくれないものか。パウンド・ケーキがあったので、休憩の時に頼んでみる。胡桃が入って、チョコレートも入っているのか、黒に近い褐色のケーキで、これがまた旨い。Hasami Porcelain のマグに入れて出されたコーヒーも旨い。何も彼も旨い。もうたまりまへん。

 旨い食事と美味しい音楽。生きてることはいいことだ。(ゆ)

奥貫史子: fiddle, foot percussion, step dancing
梅田千晶: harp
トシバウロン: bodhran

 梅田千晶さんの「ホメリ三連発」の三発め。この三つのギグはどれもたいへん面白かったが、梅田さん個人としてはこれが一番爆発していた。もっともこの日は三人ともリハとはまったく違い、本番では爆発していたそうだ。

 フィドルの奥貫史子さん、ギターの高橋創さんとのトリオ。梅田さんは奥貫さんとバゥロンの北川友里さんと Koucya というトリオを組んでいて、北川さんが高橋さんと入れ替わった形だが、当然楽器だけでなく、人間も変われば音楽もがらりと変わる。高橋さんは以前、フィドルの小松大さんとのライヴを見たが、その時とはやはり全然別人。つまるところ、音楽は相手次第なのだ。

 この日のお目当ては、まともにライヴに接するのは初めての奥貫さん。チーフテンズ関連のイベントで何度か見ているし、レディー・チーフテンズでステージに上がるのは見ているが、この距離では初めて。実はケープ・ブレトン全開になるのかと半分期待半分恐怖だったのだが、ケープ・ブレトンはむしろ切札として使われて効果を上げていた。こうなるとむしろ、もっとケープ・ブレトンを、と言いたくなってしまうのが、あたしのあまのじゃくなところ。

 というのも、この三人でやるのは初めてで、三人各々の持ち味を活かそうという趣旨で、曲もお互いに出しあったそうだ。なので、アイリッシュやケープ・ブレトンだけでなく、ずいぶんいろいろなものが出てくる。高橋さんの小学校の校歌とか、ディズニーの『メリダとおそろしの森』のテーマとか、こういう機会が無ければ絶対に聴けないものも出てくる。前者は谷川俊太郎作詞、林光作曲というなかなかの佳曲だし、後者はスコットランドが舞台ということで、こちらも悪くない。だいたいディズニーのアニメの音楽はどれもアイススケートのフィギュアの伴奏にできると聞える。

 梅田さんが今回もうたを披露し、それもスコットランドのカリン・ポルワートの名曲〈Follow the heron home〉なのはちょっとうるうるしてしまう。せっかくなのだから、もっと声をちゃんと聴きたくなる。

 初めての顔合わせということから、ハープ&ギターのコーナーもあり、この〈Raglan Road〉は良かった。というのも、これがより古いヴァージョンということで、後半が異なる。そこが確かにすばらしい。

 それでもやっぱりケープ・ブレトンが鳴りだすと心も高なる。あそこの楽曲には不思議に昂揚感を感じてしまう。もっともかれらのように曲は2回まわしでどんどん次の曲に移ってゆくことはあえてせず、結構入念なアレンジを聞かせる。ひょっとして即興でやっているのかとも聞えるのは、三人の演奏の迫力と活きのよさからだ。

 基本的にはフィドルがメロディ、ギターがベースを支え、ハープがある時はハーモニー、ある時はユニゾン、ある時は裏メロと、牛若丸のように飛びまわる形。ハープでケープ・ブレトン・チューンを演るのは初めて聞いた。

 奥貫さんのフィドルはどちらかというとタッチが軽い。ケープ・ブレトンの人たちは弦と弓がかわいそうになるくらいがんがんにこすり合わせるが、奥貫さんはむしろスイングする。その一方で力は入れないのに弦への弓の粘着性が高い。この軽みがハープとよく合う。

 高橋さんのギターは最低部から押し上げてくるタイプで、これがまた二人の軽みとよく合う。羽毛のように軽いのに、芯はしっかり通っている、ごく上質の低音。

 とりわけ、前半ラスト、アイリッシュのリールから、ケープ・ブレトン・チューンに移って一度テンポを追とし、そこからまた徐々に速くしてゆくのはエキサイティング。

 なつかしや、スコットランドの The Easy Club のチューンもとびだして、いや、堪能しました。


 梅田さんはニュー・ジャージーでのハープ・フェスティヴァルに参加して、悟るところがあったらしい。それまで何となく、ハープとはこういうものと思っていたのが、何でもやってかまわないのだと吹っ切れたそうだ。これはますます楽しみだ。伝統へのリスペクトは忘れてはいけないが、それはバリィ・フォイも言うように、精通するところから自然に生じるものだろう。まずリスペクトありき、ではないはずだ。伝統だからとやたらありがたがるのでは、結果はやはりひどくなるとフォイさんも同じところで言っている。

 何でもやってかまわない、というのは、やってみなければうまくいくかどうかわからないからだ。何でもそうだが、やってみてナンボであることでは音楽の右に出るものはない。なにしろ、音楽はやってみなければ聞えない。

 高橋さんはアイルランド滞在中に知り合ったミュージシャンたちの招聘を仕事にする計画だそうだ。まずは、以前にも呼んだことのある、えーと、名前を忘れてしまったが、蛇腹奏者を呼ぶそうだが、招聘予定のミュージシャンの中には John Carty の名前もあって、これまた楽しみ。娘さんの Maggie と一緒に来られるといいなあ。

 それにしても、こうして新たな組合せ、試みがどんどん出てくるのはまことに頼もしく、楽しい。次は03/13、やはりこのホメリでさいとうともこさんと中村大史さん。なんだか、ホメリにばかり通っているな。(ゆ)

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