クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)

 アイリッシュ・ミュージックなどのケルトをはじめ、世界各地のルーツ音楽を愉しむブログです。そうした音楽の国内の音楽家も含みます。加えて主宰者の趣味のグレイトフル・デッド。サイエンス・フィクション、幻想文学などの話もあります。情報やメモ、ゴシップ、ただのおしゃべりなどもあります。リンク・フリーです。

タグ:ダンス

 だいぶ暑くなってきましたが、まだ蝉が鳴かないので、本当に助かります。夜の夜中に眼の前の木立で油蝉が大合唱するのは、どんな暑さよりもこたえます。今年はあれ無しで行けるかと期待。

 ということで、本日午後3時、7月号を配信しました。未着の方は編集部までご一報ください。また、メーラーやメール・サーバのスパム・フィルタ、スパム・フォルダもご確認ください。


 入れるのをうっかり忘れた情報を一つ。
 日本人初の『リバーダンス』ダンサー Taka さんによるアイリッシュ・ダンスのワークショップが8月下旬、大阪であるそうです。

 詳しくはこちら(ミクシ内)。

--引用開始--
08/20(水)
会場 J―CLICKタップ・アイリッシュダンス総合スタジオ
(地下鉄御堂筋線「西中島南方」、阪急「南方」より徒歩3分)
ソフトシューズ(初心者OK)19:00-20:15
ハードシューズ(アイリッシュダンス歴半年以上)20:45-22:00

1クラス5000円
2クラス8000円
定員各15名。
--引用終了--

 もうすぐリリース予定の Firefox 3 が、

リリース後24時間以内にダウンロードされた数

の世界記録に挑戦するキャンペーンをしています。

 キャンペーンに参加してメール・アドレスを登録すると、リリースと同時に連絡が来る仕組み。
 各国別に参加者数が表示される地図もあります。リアルタイムで変わってます。

 なぜか、このページの「おもしろい記録いろいろ」に

「最も長いアイリッシュダンスの行列」

が表示されています。
ひょっとして、筆者用にパーソナライズされたものか。(ゆ)

 遅まきながらですが、来年の『リバーダンス』の先行予約が「e+」で始まっています

 来年5月17日から7月13日まで。
仙台、東京、名古屋、新潟、富山、福岡、倉敷、大阪。

 うち、新潟、富山、福岡、倉敷はプレオーダー終了。
名古屋はプレオーダー受付中。
仙台、東京、大阪はこれからです。

 東京は05/20から06/15まで、赤坂 ACT シアター
月曜定休で、土日はマチネがあります。

 この小屋は TBS がいま作っている新しいところですね。
『リバーダンス』の直前は『ABBA GOLD』だそうな(^_-)。

 料金は東京は全席均一12,000円。
 ほかはこれより若干安い。
大阪は BOX 席があって13,000円。これが最高。
未就学児入場不可。
子ども料金なし。

 公式サイトはこちらですが、チケット以外の情報はありません。

 もしまだ一度も体験したことがないなら、
一度は体験して損はありません。
ことによると人生が変わるかも。
実際に人生が変わった人は何人もいます。

 『リバーダンス』のビデオや、
これまでの公演のレポートなど、
総合的な情報はこちらをどうぞ。

 昔吉祥寺、今年正月から世田谷・三軒茶屋に
舞台を移して続いているユニークな月刊イベント、
ウィンズ・カフェにまた出させていただくことになりました。

 今度は来年2月17日(日)。
 13:30開場、14:00スタートです。

 何をやるかといえば、例によってレコードをかけ、
今回は映像も少しごらんいただけると思いますが、
要するにディスク・ジョッキーです。

 テーマはイングランド!
 今のところのタイトルはまだ仮題なんですが

「エキゾティック・イングランド

――遅れてきたワールド・ミュージック」

 21世紀に入って、イングランドの伝統音楽が盛りあがってきています。

 アイリッシュ・ミュージックをはじめとする
ケルト系伝統音楽の盛上りに影響されてのことですが、
一方で、それは1970年代以降の、
イングリッシュ・カントリー・ダンス・リヴァイヴァルの流れを引継いだものでもあります。

 かつて植民地として支配したアイルランドやスコットランド、ウェールズなどが、
イングランドによる政治的経済的支配をくぐり抜けて受けついできた独自の文化をテコに、
世界的な存在感を飛躍的に大きくしているのと対照的に、
政治や経済では支配していたはずのイングランド自身が、
自分たちの文化を、
自分たちは何者なのかを、
見失っていたのでした。

 ケルト系伝統音楽の隆盛を見て、
そのことに気づかされたイングランドの人びとは、
あらためて自分たちの足下の音楽を見直しはじめました。
見直してみれば、
そこには1950年代以来のフォーク・リヴァイヴァルの流れがあり、
すぐれた音楽家がすばらしい音楽を展開していたのでした。

 とりわけ1970年代前半に始まった、
イングリッシュ・カントリー・ダンス・リヴァイヴァルは、
ケルト系とは違う、
モリス・ダンスをベースとした独自のダンスとその音楽を掘り起し、
展開してきています。
かつて、20世紀初めには消滅寸前にまで行ったモリス・ダンスは、
いまやイングランド全土でごく普通に踊られるようになりました。

 イングランドのもうひとつの伝統はうたです。
そしてこの方面でも、
ウォータースン:カーシィ一族に代表されるシンガーたちが、
やはり独自の展開をしてきていました。

 このふたつの流れは、
あるいは合流し、あるいは離れながら、
いまや、かつてない活発な動きを見せています。
ベテランにならんで、ごく若い世代の人びとが、
伝統音楽の世界に飛びこみ、すぐれた成果を挙げています。

 英国のワールド・ミュージック雑誌 “fRoots” は、
世界一エキゾティックなワールド・ミュージックは
いまやイングランド音楽だと宣言しました。
彼らにとって、いわば最後に、
遅れてやってきたワールド・ミュージックが、
イングリッシュ・ミュージックだったのです。

 では、そのイングランドの伝統音楽はいまどうなっているのか。
かつて渋谷百軒店のロック喫茶「ブラック・ホーク」で
「ブリティッシュ・トラッド」として発信された
1970年代のイングランド音楽から現在まで駆け足で概観した後、
いまの、沸騰するイングランド音楽を聴き、見ていただこうと思います。

 ということで、
来年2月は、東京は三軒茶屋の「ウインズ・カフェ」で、
現在最先端のイングランド音楽にひたろう。\\(^^)//(ゆ)

 ホイッスルの名手で、味のあるシンガー、ストーリーテラーであるショーン・ライアンとその一家が、9月下旬から10月頭にかけて、今年も来ます。

 くわしくはこちら

★ショーン・ライアン・ツアー
09/28(金)藤沢市 藤沢リラホール
09/29(金)立川市 ロバハウス
09/30(日)立川市 ロバハウス
10/05(金)神戸市 神戸酒心館 酒蔵コンサート

10/06(土)大和郡山市 やまと郡山城ホール
(トップ>文化会館>主催公演)

 ビバ・アイリッシュ 〜アイルランド音楽とダンス〜

 開演15:00(開場14:30)
 入場料:2500円(当日3000円)・・・発売中
 ※未就学児の入場はご遠慮下さい

出演:
 ショーン・ライアン(ティン・ホイッスル、歌)
 キアラ・ライアン(ダンス、ティン・ホイッスル)
 アン・カラナン(ダンス)
 守安功(アイリッシュ・フルート、他)
 守安雅子(アイリッシュ・ハープ、コンサーティーナ、他)
 
チケット予約&お問い合わせ:やまと郡山城ホール
TEL: 0743-54-8000
e-mail: ykjh@ykjohall.jp
ローソンチケット 0570-000-777  Lコード専用: 0570-084-005(Lコード: 57585)
e+(イープラス) http://eplus.jp


Thanx! > 古川さん@やまと郡山城ホール
 

 今月、『ラグース』が再来日しますが、メンバーがようやく発表になりました。

 バンドでは、アコーディオン、パイプ、フィドルの中核3人は変わりませんが、キーボードとギターとシンガーは替わっています。

 シンガーは2005年度の「ローズ・オヴ・トラリー」受賞者で、シャン・ノースのうたいででもあるそうなんで、シャン・ノースが聞けるかと期待したんですが、曲目リストを見ると、それらしきものはなし。

 ダンサーも中核は変わっていないと思いますが、くわしい方、よしなに。


*バンド
アコーディオン、ヴォーカル
ファーガル・オー・マルクル(マエストロ)

イルン・パイプ、フルート、ホイッスル
マイキー・スミス

フィドル・バウローン
ブライアン・ガーヴィン

キーボード、バック・ヴォーカル
コーナル・イアーリー

ギター、バック・ヴォーカル
ロマン・ブレナン 

ヴォーカル
Aoibhinn Ni Shuilleabhain(イーヴィーン・ニ・スーラウォーン)


*振付、ダンサー
マイケル・ドネガン

リード・ダンサー
ケヴィン・ダガン
ロナン・シャーロック
ジェラルディーン・レイディ
ミシェル・ケリー 

ダンサー
ブリージ・クレーヴェン
ドナ・デュラック
ルイーザ・ホーガン
シニード・カイリー
クロエ・ロウラー
ニコール・マッキーヴァー
アイリーン・プレンダーガスト
シアラ・ライアン
スーザン・ライアン

 昨年、新鮮な体験をさせてくれた、ダンスと音楽のショウ「ラグース」が今年も来日します。07/12 から 08/05 まで、今回は関西も含んで大幅に規模が拡大しています。

 とりあえず、ツアーのリストです。日付、開演(開場)時刻、会場、問合せ先電話番号、チケット発売日の順。発売日がないところはすでに販売中です。
 問合せ先で「会館」とあるのは、コンサート会場のことです。


07/12(木)18:30 (18:00) 東京国際フォーラムホールC, 光藍社, 03-3943-9999
07/13(金)18:30 (18:00) 東京国際フォーラムホールC, 光藍社, 03-3943-9999
07/14(土)
 15:00 (14:30) 東京国際フォーラムホールC, 光藍社 03-3943-9999
   18:30 (18:00) 東京国際フォーラムホールC, 光藍社 03-3943-9999
07/15(日)15:00 (14:30) 千葉県文化会館, 光藍社 03-3943-9999
07/16(月)15:00 (14:30) 大宮ソニックシティ, 光藍社 03-3943-9999
07/18(水)18:30 (18:00) 静岡市民文化会館, 静岡新聞 054-252-5000 04/14
07/19(木)18:30 (18:00) 四日市市文化会館, 会館 059-354-4501 04/28
07/20(金)18:30 (18:00) 愛知県芸術劇場, 中京テレビ事業 052-957-3333
07/21(土)15:00 (14:30) NHK大阪ホール, H.I.P大阪 06-6362-7301
07/22(日)15:00 (14:30) NHK大阪ホール, H.I.P大阪 06-6362-7301
07/24(火)18:30 (18:00) 山口市民会館, ラグタイム 083-925-6843 04/29
07/25(水)18:30 (18:00) 島根県芸術文化センター「グラントワ」, 会館 0856-31-1860 04/
07/26(木)18:30 (18:00) 岡山シンフォニーホール, 岡山音協 086-224-6066
07/27(金)18:30 (18:00) 神戸国際会館, 会館 078-231-8162 3/中
07/28(土)15:00 (14:30) 神奈川県民ホール, 神奈川芸術協会 045-453-5080
07/29(日)15:00 (14:30) 所沢市民文化センター, 会館 04-2998-7777
07/30(月)18:30 (18:00) 桐生市市民文化会館, 桐生音協 04/14 0277-53-3133
08/01(水)18:30 (18:00) 北上市文化交流センター・さくらホール, 会館 0197-61-3500 04/
08/02(木)18:30 (18:00) 宮城県民会館, 仙台放送エンタープライズ 022-215-4455 04/07
08/03(金)18:30 (18:00) 栃木県総合文化センター, 会館 028-643-1013 04/27
08/04(土)
 15:00 (14:30) 中野サンプラザ, 光藍社 03-3943-9999
   18:30 (18:00) 中野サンプラザ, 光藍社 03-3943-9999
08/05(日)15:00 (14:30) グリーンホール相模大野, 神奈川芸術協会 045-453-5080


Thanx! >大澤氏@光藍社

 今年1月に吉祥寺から三軒茶屋にハコを移した Winds Cafe の今月は、まためっちゃおもしろそうな企画。みたい、みたいぞ。なんつったって、


「音を出すダンサー」

「動き踊りだす音楽家」


というのがいいじゃないですか。


 1997年1月にスタートした WINDS CAFE も、2007年には、ついに11周年目を迎え
ることになりました。これも、ご来場いただいた皆様、そして企画してくださった
方々のおかげです。2007年からは吉祥寺から三軒茶屋へと場所を変更いたしますが、
主旨に変更はございません。素敵な企画をたくさんご用意してお待ちしております
ので、どうぞお誘い合わせの上、お運びください。


            ● WINDS CAFE 123 in 三軒茶屋 ●


        カナでる からダ!

〜 日本×加奈陀 音・声・ダンスの交錯と倒錯 axis-1 〜



             GaPa : Ganesh Anandan, Patrick Graham (打楽器各種)
             新井英夫(ダンサー/体奏家)
             ゲスト:尾上祐一(発明自作楽器演奏家)

                2007年3月25日 午後1時30分開場

レンタルスペースSF 東京都世田谷区太子堂2-12-10 TEL 03-3419-5449

入場無料(投げ銭方式)/パーティー用の差し入れよろしく!(主にお酒や食べ物)

13:30 開場
14:00 開演
15:30 パーティー+オークション


▼川村からひとこと

 新井君との出会いは、2001年12月、雪の降る広島でのこと。翌2002年5月には
WINDS CAFE 65【踊るおと・奏でるからだ −たいことダンス−】を企画してもら
い、その時に Gapa のお二人とともに一言「楽しい!」な一日を作ってくれました。
会場のまわりに椅子を配し、方向性を廃した舞台を作り、観客席からお題を頂戴し
て即興で踊り奏でた「リキッド(涎)」の、なんとすさまじかったことか。彼らの
舞台は鮮烈な太鼓の音と爆笑をともない、5年経った今でも脳裏に鮮やかに浮かん
できます。今回は知る人ぞ知るあの尾上祐一さんを加え、いったい何をやらかして
くれるのか。心臓が「ta-ki-ta, ta-ki-ta」と高鳴ってまいります。


▼新井英夫君からの手紙

 かつて私、新井英夫は、GaPa(ガネーシュ氏とパトリック氏)とのライヴを2002
年5月 WINDS CAFE で開催していただきました。

 カナダのトロント・モントリオール、そして東京・山口での彼らとの共同制作公
演「Gravity」ツアーを終えて、カナダ帰国前に「最後にもうひとつ! 」と特別追
加セッションとして、まさに「打ち上げ」気分バクハツのライヴをやらせてもらい
ました(そういえばずいぶん好き勝手に暴れさせていただきました!!)。

 あれから5年が経ち、再び「新井英夫×GaPa」の共同制作公演「aXes(多様な軸
の意)」が、この5月モントリオールで実施されることになりました。この公演に
先立って、彼らが「短期集中稽古」のために数週間来日します。

 今回はツアーに入る前の「皮切り」として WINDS CAFE に登場いたします。世界
初演を前にした作品の制作過程のエッセンスもご覧いただけたらと思います。

 さて新井と GaPa とは99年8月カナダトロントでのダンスフェスティバル fFIDA
で偶然出会って以来の仲。参加アーテイスト同士として互いの作品を観て意気投合、
その場でビールで乾杯。その数日後、新井はフェスティバルを視察にきていたモン
トリオールの劇場プロデューサー Dina Davida 女史に「音楽家との共同制作ダン
ス企画」を依頼される。その音楽家とは、数日前に出会っていた GaPa だった!  
という運命の糸。

 今や気心知れた音楽家とダンサーという関係に加え、今回のライブでは互いの領
域をどんどん侵犯しつつ、「音を出すダンサー」「動き踊りだす音楽家」となる模
様。でもこれは原初の芸能には自然に存在した不可分のカタチなのかもしれません。
音も動きも出所はいっしょの「からだ」なのですから。

 次にゲストのご紹介を。ある日ガネーシュ氏からメールが届きました。

「WINDS CAFE でぜひ共演したい音楽家が東京にいる。すんごい楽器を発明し自作
している変わったヤツだ。Webサイトで彼を発見して、連絡をとりあってお互い自
作楽器制作の話で盛り上がった。ヒデオも連絡をとってほしい。彼の名はミスター
オノウエだ!(←ほぼ和訳)」

 オノウエさんてあの尾上さん? 彼とは僕も数年来のお知り合いで「いつかセッ
ションしましょう!」と話していたところでした(笑)。

 というわけで、日本とカナダから運命の糸が交錯して、無比の音・声・ダンスの
4人が集います。

 WINDS CAFE ならではの顔合わせ、万障お繰り合わせの上、ご来場を心よりお待
ちしております。


▼プロフィール

Ganesh Anandan(がねーしゅ・あなんだん):打楽器奏者。南インド出身。カナ
ダ・モントリオール在住。インド古典音楽を修めたのち、ホーメイ等の喉歌を含む
各地の技巧を修得。伝統に留まらず独自楽器の開発と製作も自ら行う。ダンスや舞
台芸術とのコラボレーションも多数。パトリックとともにデュオ GaPa としても活
動中。

Patrick Graham(ぱとりっく・ぐれあむ):打楽器奏者。カナダ・モントリオー
ル在住。アイリッシュ系の血を持つことから、ルーツの音楽を修めたのち世界各地
のフレームドラムや日本の太鼓を習得。「鼓童」への留学経験もある。ガネーシュ
とともにデュオ GaPa としても活動中。

新井英夫(あらい・ひでお):ダンサー/体奏家。原初的かつエコロジカルな動
きの原理として野口体操を創始者野口三千三に直接学ぶ。87年より96年まで「電気
曲馬団」を主宰、投げ銭方式の十五夜野外劇・廃校小学校でのダンス公演など「ま
ちと関わる」演劇活動を行う。97年より独学でダンス表現活動を開始、国内および
欧米アジア各地で公演。音楽家をはじめ他ジャンルアーティストとの国際共同制作
も多数。近年のワークショップ活動して老人施設でのダンスセッションセラピーな
ども行っている。

尾上祐一(おのうえ・ゆういち):エレキ擦弦創作楽器"回擦胡"や、コブシとポ
ルタメント自在の電子楽器"リボンコントローラ"といった自作楽器を中心にした演
奏活動を行う。併せて宅録による楽曲製作、そして古今東西の様々な音と音楽を探
求。サイト「尾上鳥小屋サウンド」では、自身の楽器、楽曲や、詳しい活動内容を
豊富な音声ファイル、画像、ビデオなどで紹介している。


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▼以下は WINDS CAFE 公式サイトでご確認ください。

 会場地図
 オークションについて
 予告編
 過去の企画

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 WINDS CAFE とは、1997年1月から、川村龍俊が、音楽を中心に美術演劇映画など
さまざまなジャンルの方々に企画していただきながら続けている、イベント+パー
ティーです。

 いわゆる「オフ会」ではありません。

 基本的に入場料は無料、出入り自由で、パーティーでの飲食は参加者のみなさま
からの差し入れを期待しております。

 ご来場にあたって予約は必要ありません。

 WINDS CAFE のコンセプトは、「好きなことやものを楽しんでいる人と一緒にい
るのはなんて楽しいことだろう」です。出演を依頼するときには、このコンセプト
を共有していただけることが条件になっています。

 第1回から第120回までは、現代陶芸家の板橋廣美氏の私邸である、東京吉祥寺の
空中庭園 WINDS GALLERY を会場として行ってきましたが、2007年1月の第121回か
らは、建築家の藤村貞夫氏の私邸である住宅街の隠れ家「レンタルスペースSF」に
て開催します。

 毎度のことながら、本日配信予定の本誌新年号は、2日ほど配信が遅れます。不悪。

 ついでと言っては何ですが、東京のダンス・バンド(?)トゥクトゥク・スキップの明日のライヴは地元三鷹TVのイベントで、番組収録用だそうです。

   *   *   *   *   *

こんにちは、トゥクトゥクよねっちです。
明日01/21(日)は2007年初スキップ@吉祥寺Planet Kです。
トゥクトゥクがレギュラー出演している武蔵野三鷹CTV「吉番」のイベントです。
ライブハウスですが、カレーやおでんの屋台出したり、お祭りムード全快です! LASTの吉番セッション・バンドもド派手にぶちかましますよ〜。ぜひ遊びに来てください♪
 
★01/21(日)トゥクトゥク・スキップ@吉祥寺プラネットK
2,000円(1ドリンク付) トゥクトゥクは20時頃登場予定
 
★02/06(火)トゥクトゥク・クラッシュ?!★
『マンドリン・ナイト』@高円寺 楽や 1,000円

★02/17(土)トゥクトゥク・スキップ@荻窪ヴェルヴェット・サン
 
★毎週土曜日15:15〜むさしのFM(78.2MHz)でレギュラー・ラジオ番組「ダッシュでトゥクトゥク」放送中!
 
★トゥクトゥク・スキップ/1st CD 5曲入り¥1000で発売(通販も出来ます♪)
 
By よねっち(トゥクトゥク・スキップ&クラッシュ?!★)
トゥクトゥクHP
よねブログ
 

 神奈川県川崎市のアイリッシュ・ダンス・サークル、クレアがクリスマス・ケイリ&忘年会をするそうです。忘年会では演奏者歓迎だそうです。

 アイリッシュ・パブの隣でダンスの練習会を開いているのは、国内ではここだけでしょうか。

   *   *   *   *   *

★アイルランドのダンスの一つ”セットダンスを踊ってみたい”と言う方に朗報!
この日はアイリッシュダンスサークル・クレアの「クリスマスセットダンスパーティー」を開催します。
ダンスまったく未経験者の方もご参加いただけますので(午前中の初心者講習会から)、お友だちお誘いあわせの上ふるってご参加ください。
午前の部は初心者練習会、午後の部のダンスパーティーでは、楽器セッションタイム、発表タイム、お楽しみタイムが用意されています。

【会場】中原市民館(東急東横線・武蔵小杉駅下車)
【日時】12/23(土) 午後『K:Reunion伴奏生演奏』
09:30-11:45 初心者講習会(ダンス未経験者はこちらから)
13:00-16:45 セットダンスケイリー(セッションタイム、発表タイム、お楽しみタイムを含む)
17:00-会場お隣アイリッシュバーマッキャンズで忘年会!
【費用】9:30-16:45通し1000円
【持ち物】汗拭きタオル、着替え、靴(滑る靴)
【詳細】サイトをご覧ください。

12/23(土)にダンスサークル・クレアの忘年会を開催します。
忘年会ではセッションを行いたいと思っておりますので、アイリッシュ音楽の楽器をされている方は楽器をご持参してみてはいかがでしょうか?
12/23(土)17:30ごろから
忘年会と言っても貸切ではございませんので、どなたでも自由にご参加できます。
会場は東横線の武蔵小杉駅下車のアイリッシュバー・マッキャンズです。
(チャージ料はかかりません。キャッシュオンでどうぞ)

【お問い合わせ&詳細】
クレアHPの項目の”参加についてのQ&A”をご覧ください。

 年末のアイリッシュ・ダンシング・セッションが、東京と大阪であるそうです。

 東京が12/28に銀座で、大阪は新大阪で翌29日です。

   *   *   *   *   *

さて、今年のダンシング・セッションは、12月28日(木)の開催になります。
すっかり年末の恒例行事になりました。
お誘い合わせの上、お出かけ下さいますようご案内申し上げます。

◎年末ダンシング・セッション
銀座 Duffy's
★18:30スタート予定
★ハードシューズ等の準備もお忘れなく

関係方面にご転送頂ければ幸いです。

   *   *   *   *   *

(大阪)
12月カメアリ
年忘れセッション&ケーリー
日時:12/29 16時より(入退場自由)
場所:新大阪「oppidom
入場料:3000円(ワンドリンク&軽食付き)
(ミュージシャン、ダンサー共、同一料金)

<タイムスケジュール>
16時〜18時(フリーセッション)*カメアリ
18時〜19時(軽食、歓談タイム)
19時〜22時(セットダンスケーリー&セッション)

また12/31は京都アイリッシュパブ「ザヒルオブタラ」にて
年越しセッション&ケーリーもやります。こちらもよろしく♪
18時半〜ライブ
21時〜セッション&ケーリー(カウントダウンまでやります!)

カメでもアイリッシュの会 えな

 ああ、これがポール・ブレディの真の姿だったのだ。
 前置きは無かった。
 「この唄は1980年代に書いたのだが、この頃うたうほどに、ますます状況にふさわしくなってきている。初めての国にやってきて、歓迎されない状況だ」
 むろん〈いつもおなじみのあの話〉なのだが、その迫力たるや、鳩尾に深々と一発食らわされた。世界中の「歓迎されざる人びと」の積もりつもった哀しみ、悔しさが、「語り部」の声とギターをまとって現れたか。
 ギターはコード・ストロークとフィンガー・ピッキングを自在に混ぜあわせる。聞くものを引込み、集中度を高める。ぐいと引き寄せておいてかませる唄のカウンター・パンチ。
 さんざん唄いつくしたはずの〈ポンチャートレイン〉が、また新たな唄に響く。そう、これもまた異邦人を迎える唄だった。
 わずか5曲。いや、ティム・オブライエンがハーモニーをつける〈柳の庭〉と、ルナサも加わって全員がバックに着いた〈ドニゴールの家〉もあった。
 が、とにかくソロ・パフォーマンスの質量の大きさは比較を絶した。その唄とギターは宇宙を満たす。

 ポール・ブレディの陰に隠れてしまった形だが、他の二組も各々に持ち味を出した。
 ティム・オブライエンは期待通り、ユーモアのセンスがしゃれている。サンキュウ・ベリマッチ、ドウモ・アリガトウ、メルシ・ボクーを混ぜあわせて使う、はにかみ屋。もう何十年も人前で唄っているのに、ここにいるのは本意ではないという姿勢が見える。うたいだせばそこはティムのキッチンだ。フィドルもギターも達者だが、やはり一番馴染んでいるのはマンドリンらしい。
 唄はどこまでもさりげない。叫ぶことはない。ことさらに声をあげることすら無い。音を延ばすのも、強調というより、身についたリズムらしい。
 感情表現を剥出しにしない。伝統音楽の基本である。この人もあくまでも伝統に忠実な人なのだ。
 その点ではダーク・パウエルも同じ。1曲だけフィドルでリードしたが、音楽に没入する様は、求道者のようにも見えた。弦をつまむようにはじくバンジョーが新鮮。

 そしてルナサ。並ぶ位置が変った。トレヴァーが右端に行き、その左がギターのポール。後の三人が左にずれる。ということはトレヴァーが音楽監督なのだろうか。
 というようなことは瑣末で、ルナサはルナサ、あんたがたどこさ、ルナサ。
 が、どこか深いところで変わっている。どこと指摘できない。紛れもないルナサでありながら、ルナサではない。メンバーが代わったのだから当然ではある。
 それだけのことなのか。
 むろん良い変化である。一つひとつの音、フレーズ、演奏にこめられた確信というか、自信というか、それが一段深くなった。迷いが無い。前はあったのかと問われれば、あったようには見えなかった、としか言えない。あるいは突走っていたからわからなかった。このルナサは勢いに乗って走っているのではない。おのれのペースを知り、それを守って悠々と走っている。

 キャラ・バトラーとジョン・ピラツキのダンスについては、特に言うこともない。強いて言えば、ちょっと「お約束」の感じが見えた。チーフテンズの時にはもう少し暴れてほしい。

 すぐ後ろの席の若い女性二人の会話。
 女が多いねえ。
 この頃どこに行ってもそうだね。
 こないだ男のほうが多かったのはキング・クリムゾンだったよ。
 なるほど。
 こちらもなるほど。(ゆ)

 今年のグラミー賞候補作が発表になってます。

 今年はケルト系のものはなし。
 代わりにノルウェイの冬のダンス・パーティを再現した(?)《HAMBO IN THE SNOW》があります。フィドル&ヴォーカル、ハーディングフェーレ、アコーディオン&ベースのトリオ。国内のオンライン・ショップでは見あたりません。レーベルのサイト、Amazon.com では買えます。

 このレーベルはミュージシャンが自作の権利を持てるようにと、エンジニアが作った会社だそうです。つまり、ミュージシャンは自作の権利を持てないのがふつうなわけ。なので、レーベルの音楽傾向はかなり種々雑多のようです。また、エンジニアが作っただけあって、録音自体にも気を使っているようです。


Field 16 ― World Music
Category 72
Best Traditional World Music Album
(Vocal or Instrumental.)

《MUSIC OF CENTRAL ASIA VOL. 2: Invisible Face Of The Beloved: Classical Music Of The Tajiks And Uzbeks》
The Academy Of Maqam
[Smithsonian Folkways Recordings]

《ENDLESS VISION》
Hossein Alizadeh & Djivan Gasparyan
[World Village]

《HAMBO IN THE SNOW》
Andrea Hoag, Loretta Kelley & Charlie Pilzer
[Azalea City Recordings]

《GOLDEN STRINGS OF THE SARODE》
Aashish Khan & Zakir Hussain
[Moment Records]

《BLESSED》
Soweto Gospel Choir
[Shanachie]


Category 73
Best Contemporary World Music Album
(Vocal or Instrumental.)

《TIKI》
Richard Bona
[Decca]

《M'BEMBA》
Salif Keita
[Decca]

《WONDER WHEEL》
The Klezmatics
[Jewish Music Group]

《LONG WALK TO FREEDOM》
Ladysmith Black Mambazo
[Heads Up International]

《SAVANE》
Ali Farka Toure
[World Circuit/Nonesuch]

 「ケルティック・クリスマス」で来日するカーラ・バトラー&ジョン・ピラツキーによるダンス・ワークショップが開かれるそうです。

 カーラはご存知、ジーン・バトラーの妹。「わたしとはタイプが違うけど、とても良いダンサーよ」とジーンも先日来日した折、言っていました。ジーンが宝塚でアイリッシュ・ダンスの指導をした時、助手として来日しています。

 ジョンはピラツキー兄弟としてチーフテンズの前回の来日に同行して、エネルギッシュなダンスを見せてくれました。かれはアイリッシュではなく、カナダ・ケベック州のオタワ峡谷スタイルのダンスです。このスタイルのダンスのワークショップはめったにないチャンスでしょう。

 また、ジョンとカーラのダンスの映像はこちらで見られます。

   *   *   *   *   *

Step Dancing Workshop -- Cara Butler & Jon Pilatzke -- 開催のご案内

「ケルティック・クリスマスへの出演のため来日する、カーラ・バトラーとジョン・ピ
ラツキのワークショップを開催いたします。

 カーラ・バトラーは「ダンシング・オン・デンジャラス・グラウンド」や数々の映画に出演。リバーダンスのプリンシパルであったジーン・バトラーの実妹でもあります。今回は1994年以来、2度目の日本でのワークショップになります。

 ジョン・ピラツキは、オタワ・ヴァレー・スタイルのステップ・ダンサーです。オタワ・ヴァレー・スタイルは、ケープブレトン・スタイル、フレンチ・カナディアン・スタイルと並ぶ、カナディアン・ステップダンスのひとつ。アイルランドやスコットランドのステップを起源とする、躍動感あふれるダンスです。ジョンは、兄弟コンビを組むネイサン、そしてカーラ・バトラー、チーフテンズとのツアーにおいて、軽快かつ華麗なステップで観衆を魅了してきました。


【A: カーラ・バトラー・ワークショップ】
日時:12/16(土)15:00--17:00
場所:東京都内スタジオ(会場は後日お知らせいたします)
料金:5,000円
対象:アイリッシュダンス経験者(レベルは問いません)
持ち物:アイリッシュダンスシューズ(ソフト・へヴィ)
定員:20名程度

【B: ジョン・ピラツキ オタワ・ヴァレー・ステップダンス・ワークショップ】
日時:12/16(土)17:30--19:30
場所:東京都内スタジオ(会場は後日お知らせいたします)
料金:5,000円
対象:アイリッシュ・ダンス、タップダンスなどの経験者(レベルは問いません)
持ち物:アイリッシュ・ダンス・シューズ(ハード・シューズ)またはタップ・シューズなど
定員:15名程度

★お申込み方法
 メールにて、以下の項目を明記の上お申込みください。
 折り返し会場などについてご連絡いたします。
 もし3日経っても返事がない場合は、恐れ入りますがもう一度送信して頂きますようお願い申し上げます。

1:参加を希望するワークショップ
2:お名前
3:緊急連絡先(携帯番号など)
4:メールアドレス
5:ダンス経験(進行の参考にさせて頂きます)
宛先: iacjapan@hotmail.com
★各会場とも定員になり次第締め切らせて頂きます。お早めにお申込み下さい。
★応募者が最少催行人員に至らない場合、中止される場合があります。ご了承下さい。なおその場合は事前にご連絡いたします。連絡がない場合は予定通り開催されます。
★ 申込み後のキャンセルはご遠慮ください。万が一、やむを得ぬ理由でキャンセルされる場合はお早めにご連絡下さい。
★ なお、ご予約は12/10までにお願いいたします。

アイリッシュ・アーツ・アンド・カルチャー・ジャパン ― IACJ―
(幸島優子、長浜公恵、長浜武明、山本拓司)


Thanx! > 山本拓司さん

 アルタンが毎年開くフランキィ・ケネディ・ウィンター・スクールの、今年の案内が公式サイトに上がっています。

 今年は12/27(水)から新年2007/01/02(火)まで。例によって、ドニゴールはグイドーアの二つの会場で開かれます。

 開催クラスは flute, fiddle, uilleann pipes, tin whistle, bodhran, button accordion, sean nos singing, house dancing and accompaniment (guitar/bouzouki)。初心者向けではありません。録音機材の持込みが奨励されてます。

 昼間はクラス、夜はコンサートというのもいつもの通り。
 今年の講師陣は、昨年とほぼ同じらしい。昨年の講師は上記公式サイトで見られます。

 申込用紙なども上記サイトからダウンロードできます。

 毎年日本からも参加者がいますね。楽器は何もできませんが、これも一度は行ってみたいイベント。


Thanx! > 熊谷さん@京都

 なかなかご機嫌な、日本版アルビオン・ダンス・バンドもどき(^_-)、トゥクトゥク・スキップが今週末、東京・荻窪でライヴをするそうです。

   *   *   *   *   *

こんばんは、トゥクトゥクよねっちです。今週11/3(金・祝)は久々の週末ライブ、トゥクトゥク・スキップ@荻窪velvet sunです。2マン制で演奏時間もゆったり・たっぷり! 
FOODも美味しく居心地ばっちりなハコですよ。秋の夜長をぜひトゥクトゥクで過ごしましょう〜♪
 
11/03(金・祝)トゥクトゥク・スキップ@荻窪velvet sun
open 19:00 start 19:30
charge ¥2000

毎週土曜日15:15〜むさしのFM(78.2MHz)でレギュラー・ラジオ番組「ダッシュでトゥクトゥク」放送中!

トゥクトゥク・スキップ/1st CD 5曲入り¥1000で発売(通販も出来ます♪)

By よねっち(トゥクトゥク・スキップ)

 

 日本アイルランド協会の年次大会が、11月下旬、滋賀県の滋賀大学彦根キャンパスで開かれるそうです。

 今年は山下理恵子さんのダンスに関する研究、菊地恵子さんのカロランに関する研究の発表もあります。
 スティッフ・リトル・フィンガーズに関する研究、なんてのもありますね。

 個人的にはジョン・バンヴィルに関する発表にもちょっと食指が動きます。アイルランドでノーベル文学賞に一番近い人ではないかな。

 研究発表や講演、シンポジウムのタイトルだけ上げておきます。詳しくは協会のウェブ・サイトをどうぞ。


   *   *   *   *   *

日本アイルランド協会 2006年度年次大会

Conference of Irish Studies

  アイルランド研究年次大会は、アイルランド研究を各分野から総合的に捉えるために 研究交流の一層の充実を期して年一回開催されます。活発な議論が展開されることを期待しております。

11/25(土)-- 26(日)
会場: 滋賀大学彦根キャンパス第二校舎棟

★プログラム
▼11/25(土)
<研究発表> 10 : 20−12 : 20

1) 山下理恵子「アイリッシュ・ダンスのナショナル・アイデンティティとしての形成」
 司会 山本拓司
2) 斎藤真琴「海の上の出来事―『ローカリティの歴史研究』に向けて」
 司会 山本 正
3) 伊藤範子「John Banville の作品における『海』」
 司会 海老澤邦江
4) 菊地恵子「ターロック・オカロランとハープ音楽」         
 司会 太田 眞

<講 演>  14 : 00−15 : 00
 藤本黎時「イェイツ研究余滴―夢か現実か―」
 司会 池田寛子

<シンポジウム> 15 : 20−17 : 50
  テーマ「イースター蜂起(1916)をめぐって」
  司会  本多三郎「イースター蜂起研究の課題とシンポジウムのねらい」
  報告  高神信一「蜂起はどのように計画され、どのように決行されたか
              ―1867年フィーニアン蜂起との比較を通じて」
     堀越 智「イースター蜂起90年に考える」

▼11/26(日)
<研究発表>   10 : 00−12 : 10
5) 山田朋美「戦間期日本におけるアイルランド認識」
 司会 齋藤英里
6) 九谷浩之「もう一つのアルスターとパンク:Westの Fodder とStiff Little Fingers」
 司会 星野恵里子         
7) 佐藤泰人「北アイルランドの詩とコミュニティー」
 司会 佐藤 亨

<テーマ発表>   13 : 00−15 : 40
 テーマ:「ターラの丘」
 司会・構成:佐野哲郎
 発表:盛 節子「ターラ王権の歴史的位置付け」
    松村賢一「王権の終焉―『ダーデルガの館の破壊』をめぐって」
    眞鍋晶子「19世紀以降のターラの丘―Gone with the Windとアメリカ移民」    

☆お問い合わせ・連絡先☆
日本アイルランド協会事務局


Thanx! > 山本さん

 神奈川県川崎市で活動しいるダンス・サークルのクレアが、今月末にセット・ダンスのケイリーを開くそうです。
 会場の隣がアイリッシュ・パブで、今回はパブの開店3周年も兼ね、特別に樽ビールが用意されるそうです。



 オールド、モダンなどステップダンスを楽しまれている皆さん、ケーリーダンスを楽しまれている皆さん、アイリッシュダンス全般を楽しまれている皆さん、アイリッシュダンスにも様々ありますが、そういったジャンルの垣根を越えたアイリッシュダンス愛好家同士の交流会に参加しませんか?

ダンスを通じた交流と言う観点から、グループダンスの一つであるセットダンスが比較的誰にでもすぐに始められるかと思います。このセットダンスを通じてアイリッシュダンス愛好者の輪が広がれば、またその場が楽しい交流会になればと言うことで、神奈川県川崎で活動していますクレアをご紹介します。

クレアでは毎月2回のペースで、どなたでもご参加いただけるセットダンス初心者講習会を開催しております。(開催日はクレアのホームページでご覧いただけます)
日頃、ステップダンスのみとか、ケーリーダンスのみと言う方も、ご遠慮なくご参加いただけますので、この機会にセットダンスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
▼ホームページはこちら(講習会情報はこちら)

今回、このクレアではセットダンスケイリーを開催します。
セットダンスケイリーとは、セットダンスをたくさん踊るダンスパーティーです。
午前中にセットダンス未経験者練習会、午後がセットダンスケイリーです。
また、会場のお隣にはアイリッシュバー・マッキャンズもございますので、ダンスの後はギネスビールを片手に、皆さん一緒に垣根を越えたダンス仲間交流の楽しいひとときを過ごしましょう♪
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
★セットダンスケイリー
【日時】 2006/9/30(土)
9:30-11:30 音楽室 セットダンス初心者講習会
12:00-16:45 音楽室 セットダンスケイリー
【会場】 中原市民館3F 音楽室/視聴覚室 (東急東横線 武蔵小杉駅下車)
     (渋谷⇒特急12分、横浜⇒特急13分、川崎⇒12分)
【参加費】1000円(午前と午後通しで)
【募集】ケイリー参加中にアイリッシュダンス全般で特技をご披露されたい方はお早めにご相談ください。
詳細はこちら
アイリッシュダンスサークル・クレア  代表 須藤

9/30ケーリーの後のマッキャンズの打ち上げではなんとマスターのご好意でクレアの皆様のために特別に樽でビールをご用意されるそうです。10/8がマッキャンズ3周年の開店記念日ですが、クレアの日程に合わせて用意してくださいました。
その名は「よなよなウッドカスクコンディション・スコティッシュエール」だそうです。マスターもうれしいことしてくれますね。この日のクレアに参加される皆様お楽しみに!! 樽が無くなりしだい終了ですが恐らく40パイントぐらいでしょうか。(値段は聞くのを忘れました)
ケイリー参加予定のセットダンス未経験者の方は午前の部からご参加ください。

 毎年恒例の「ケルティック・クリスマス」今年の陣容が発表になっています。

 唄あり、インストあり、ダンスあり、ワークショップももちろんあり、の盛りだくさんですな。

 一番の注目は、ジーン・バトラーの妹キャラとピラツキー兄弟の片割れのダンス・デュオでしょう。アイリッシュ・ダンスとケベック・ダンスを一緒にやるのは興味津々。

 個人的にはやはり初参加のティム・オブライエンが楽しみ。以前に「ケルティック・コネクションズ」で一度ライヴは見ましたが、ステージが遠かったし、あまり良いハコではなかったので、今回ちゃんと見なおしたい。

 トゥクトゥク・スキップというバンドが東京・吉祥寺と渋谷でライヴをするそうです。

 「フォークダンスPOPバンド」というのはどんなもんなんでしょうか。おしゃれな多国籍ケイリ・バンド? フィドルがいないのは珍しいですね。
 前身になるのか、サイトにある別名のバンドの音源を試聴するかぎりでは、アイルランドよりはスコットランドのバンドの雰囲気。特にリズム・セクションが。アルビオン・バンドがアイリッシュやスコティッシュのダンス・チューンをやるとこうなるかな。
 ちょっと楽しみです。



マンドリン、アコーディオン、フルートなど地球に優しい音色にのせて、ケルト音楽など様々なルーツ・ミュージックを昇華したフォークダンスPOPバンド、『トゥクトゥク・スキップ』と申します。

いよいよ9月に我々のアルバムが出ます。
お部屋の中でも、お出かけ中でも、いつでもどこでもスキップ出来る、Happy Timeのマスト・アイテム間違い無し!な踊れるアコースティック・サウンドです。

一般発売に先立ち、9/7(木)@吉祥寺プラネットKライブにてCD先行発売を行います。誰よりも早くスキップしたい方、ぜひ遊びに来てください〜♪

09/07(木)@吉祥寺プラネットK
Tiger K presents〜『逆立ちスキップ』吉音フレンズ
OPEN 18:30/START 19:00
前売り¥2,000/当日¥2,300

09/22(金) 渋谷7th Floor

<members>
よねっち(マンドリン&マンドラギター)
キョーコ(アコーディオン)
晴奈(フルート)
リーモ・ベイベー(ギター)
やまねー(ギター)
てつ(ベース)
こーちゃん(パーカッション)
マミィ(ゲスト・ボーカル)

<トゥクトゥク・スキップHP(試聴・通販も出来ます)>

 9月に来日してキーラと共演するジーン・バトラーが、今回もマスター・クラスのワークショップを行うそうです。

 マスター・クラスって一体どんなことをやるのか、自分じゃぜんぜん踊れませんが、一度見てみたい。


来る9月に開催されるコンサートへの出演ため来日されるジーン・バトラーが、《ジーン・バトラー・マスタークラス・ワークショップ 2006》を開催します。

ジーン・バトラーは、Riverdance(リバーダンス)に初代リードダンサーとして、またコレオグラファ(振付師)として参加。その斬新なスタイルは、アイリッシュ・ダンスの世界に新たな地平をもたらしました。以来、ダンサーとして高い評価と人気を維持しつつ、ダンスショー Dancing on Dangerous Ground の共同プロデュースなどを通じ、常にアイリッシュ・ダンスの表現力の限界に挑戦してきました。さらに、芸術性、創造性に富んだそのスタイルを指導する方法としてジーン・バトラー・メソッドを開発、世界中の愛好者を対象にワークショップを開催してきました。その成果は、2005年にJean Butler’s Irish Dance Masterclass(DVD 邦題「ジーン・バトラーのアイリッシュ・ダンス・エクササイズ」)として発表されています。

日本では3回目となる今回のマスタークラス・ワークショップにおいても、ジーン・バトラーさん自身が、指導を行います。この機会にぜひ受講下さいますよう、ご案内申し上げます。

アイリッシュ・アーツ・アンド・カルチャー・ジャパン
― IACJ―(幸島優子、長浜公恵、長浜武明、山本拓司)

ジーンバトラー・マスタークラス・ワークショップ 2006

■お申込み方法
メールにて、以下の項目を明記の上お申込みください。 折り返し会場などについてご連絡いたします。 もし3日経っても返事がない場合は、恐れ入りますがもう一度送信して頂きますよ う、お願い申し上げます。

1:参加を希望するコース(初級コース・中級コース・両コース)
2:お名前
3:緊急連絡先(携帯番号など)
4:メールアドレス
5:アイリッシュダンス(ステップダンス)経歴を簡単に
例)○○先生/○○団体のクラスに参加しました/しています。昨年、ジーンバトラー・マスタークラス・ワークショップ参加しました。
宛先: e-mail

 各会場とも定員になり次第締め切らせて頂きます。お早めにお申込み下さい。
 応募者が最少催行人員に至らない場合、中止される場合がありますのでご了承下さい。その場合は事前にご連絡いたします。連絡がない場合は予定通り開催されます。
 申込み後のキャンセルはご遠慮ください。万が一、やむを得ぬ理由でキャンセルされる場合はお早めにご連絡下さい。

■コース詳細
初級コース
日程:09/24(日)11:00-14:00
対象:アイリッシュダンス(ステップダンス)経験者の方  
▼イージーリールまたはイージージグを踊れる方
定 員:30名程度
参加費:8,000円
※都内ダンススタジオにて開催いたします。会場につきましてはご予約時にお知らせいたします。
※ソフトシューズが必要となります。ハードシューズをお持ちの方はご持参ください。

■中級コース
日程:09/24(日)15:00-18:00
対象:アイリッシュダンス(ステップダンス)経験者の方     
▼イージーリールまたはイージージグ、かついずれかのリズムで1セット踊れる方を対象といたします。
定 員:30名程度 参加費:8,000円
※都内ダンススタジオにて開催いたします。会場につきましてはご予約時にお知ら せいたします。
※ソフトシューズ及びハードシューズが必要となります。

★ 上記初級・中級レベルの連続受講の場合 参加費:15,000円
主催: アイリッシュ・アーツ・アンド・カルチャー・ジャパン(IACJ)

参考ページ

 アイルランドと同じく、スコットランドでもダンスはさかんですが、そのスコティッシュ・ダンスを担い手と研究者の対談と実演で紹介するイベントが9月に千葉県松戸市であるそうです。

 これは聖徳大学の高松晃子さんが代表をされている日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト「伝統と 越境」の一環。

 このテーマはアイリッシュ・ダンスにも共通するところですね。

 高松晃子さんの著書として、スコットランドの唄の伝統を移動民であるトラヴェラーとの関係で語った『スコットランド 旅する人々と音楽―「わたし」を証明する歌』があります。



日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト「伝統と越境」主催
シリーズ伝統と越境3


スコティッシュ・ダンスは国境を越えて

―グローバルに維持されるローカルな伝統」

お話:岡田昌子(ロイヤル・スコティッシュ・カントリーダンス・ソサエティ公認教師)
聞き手:高松晃子(聖徳大学教授)
実演:東京スコティッシュ・ブルーベルクラブ、八丁堀SCD教室

スコティッシュ・ダンスとは、文字通りスコットランドのダンスのこと。つまりはそ の土地の(ローカルな)ダンスですが、いまや世界中で愛好されています。どのようにして地域の伝統がグローバルな存在に なったのでしょう。RSCDS公認教師の岡田昌子さんをお迎えして、越境するスコティッシュ・ダンスの伝統 の謎に迫ります。


日 時:09/30(土)14:00開演(13:30開場)
会 場:聖徳大学2号館1階奏楽堂(JR松戸駅東口徒歩3分)
入場無料(先着150)
主 催:日本学術振興会人文・社会科学振興プロジェクト「伝統と越境」
後 援:松戸市教育委員会、聖徳大学音楽研究センター



Thanx! > 高松晃子さん

 Butter Dogs の hatao さんがセッションなどのオーガナイザーをしている兵庫県・西宮のアイリッシュ・パブ「カプリシカ」が1周年のパーティーをするそうです。
 ミュージシャン、ダンサーは料金が1,000円引きになるそうな。



西宮のアイリッシュパブ「カプリシカ」が8月17日で
ちょうど1周年になります。

カプリシカでは、1周年記念パーティーとして、
08/17 (木) の17:00〜23:00まで、飲み放題・食べ放題の
パーティーを開くそうです。

料金は男2500円・女2000円です。
しかも、楽器演奏、ダンスをして下さるミュージシャン・
ダンサーは男1500円・女1000円になります。
破格ですよ!

イベント内容は演奏・ダンス、JAZZの演奏、店からは
ビンゴゲームがあるそうです。

お友達をお誘い合わせの上、お越し下さい。
みんなで楽しく盛り上がりましょう!

楽器演奏は19時から開始になりますので、参加可能な方は、
19時〜お店にお越し下さい。宜しくお願いします!


Thanx! > hatao さん

 名古屋でも定期的なライヴとセッションがあるようです。
 今度功刀さんと共演されるナルサのメンバーによるものらしい。

 名古屋といえばカフェ・カレドニアですが、やはりちょっと郊外ですからなあ。


名古屋・・いや東海屈指のギネスの美味しい店で
酒の肴に 毎月恒例の名古屋でのアイリッシュ
トラディショナル・ギグ&セッション
を楽しんでしんでください。

0812(土)20:00〜

ハンマーダルシマー: hideo imai・
ティンホイッスル・フルート: risa nagaya
フィドル: kei
アコースティックギター: yamada

他、歌・バウロンなど多数。
ライブはその時によってメンバーが異なる事もあります。

ダンサーは risa miyoshi さんです。

などの演奏者がギグります。
是非ご来店を。

チャージ¥500+オーダー

**アイリッシュポテトハウス・バンフィーズ**
地下鉄覚王山駅4番出口より西へ徒歩3分。
UFJ銀行の向かえ側覚王山プラザビルB1内。


 いそむらみほさんのケープ・ブルトン・バンド、ケイリー・トレイルが東京・荻窪のレストラン、ビストロ・サンジャックに登場するそうです。



『ケルティックダンス音楽の夕べ』

08/05(土)
開場 18:30 開演 19:30
   ケイリートレイル
       磯村 実穂   フィドル
       坂田佳奈子   キーボード
       松澤 伸樹   マンドリン

チャージ 2,000 円 +ワンドリンク <小さなオードブル付き>

ご予約はメールにて

*ケイリートレイル(Ceilidh Trail)はケープブレトンの海岸線を走る国道19号線の愛称。"ケルト文化伝承の道" をユニット名に採ったトリオです。

Ceilidh Trail (ケイリートレイル) HP

ビストロサンジャック blog

 武蔵野文化会館大ホールでの『ラグース』公演を見てきました。

 すばらしい!のひと言に尽きます。正直、これほどとは思ってませんでした。
 『リバーダンス』をベースとしていても、音楽とダンスと唄でショウを作るという枠組だけ借りたもので、これはまったく別物です。

 まず特筆すべきは音楽演奏のすばらしさ。バンドはダンスの伴奏だけでなく、バンド独自としての演奏もたっぷり聴かせます。音楽演奏とダンスの比重はほぼ同じ。ダンスの伴奏としても一級で、ある部分ではダンサーに合せるというよりも、ダンサーをコントロールするところもあったと思います。

 一番度肝を抜かれたのはパイプのマイキィ・スミス。十代のパイパーを集めたオムニバス《THE NEW DAWN》にも入っていますが、順調に成長しています。特にレギュレイターの使い方は、パッツィ・トゥーヒやウィリィ・クランシーなどのかつての名匠を彷彿とさせます。だけでなく、ベース的な使い方など新しい感覚もあって、リアム・オ・フリンもここまでレギュレイターの可能性を追求してはいません。ひょっとするとパイプの新時代が始まっているのかも。パイパーの方、関心のある方は必見です。

 DVDではセカンド・フィドルだったブライアン・ガーヴィンはフィドルをメイン楽器にしています。こちらも精進のあとは歴然で、後半、前に出てきて、ギター、鍵盤とでやったソロはなかなかでした。やっている曲が定番曲なので、もう少しバラエティが増すともっとおもしろい。後半、バゥロンをもっての男性ダンサーたちとのコラボはやはりハイライト。バゥロンのソロもおもしろく、観客ものせてました。ビーターで枠をぐるりとこするのは新機軸。

 バンマスで、『ラグース』の生みの親でもあるファーガルは蛇腹の腕も大したもので、サウンドの組立てもあるのでしょうが、この人が入ると常にバンドをリードしてました。即興でアンサンブルを引張っていけるのと、天性の明るい音色はシャロン・シャノンにも通じます。「アーリガト」と、日本語にも節をつけたり、MCにもビートが効いていて、そういうセンスも鋭いのでしょう。

 ブライアンがフィドルをメインにしたので不足気味の低音を補っているのがシェイマス・ブレットの鍵盤。低音だけでなく、この人の鍵盤は実は今のバンドの鍵で、バンド全体を一段レベル・アップさせてます。この人をぼくはニーヴ・パースンズの録音で知りましたが、メンバー紹介では "the old man" と呼ばれてました。おそらく1世代上の年齢でしょう。自身の録音もあるようですが、なによりジャズが弾ける人で、それがこのバンドの演奏を際立ってダイナミックなものにする原動力になっています。後半、ファーガルとのデュオもメドレーの一部で披露しましたが、このピアノが普通の伴奏ではなく、見事なジャズ・ピアノにもなっていて、コンサートの中で最高にスリリングなひと時でもありました。前半最後の〈The rights of man〉ははじめゆっくり始まるところはほとんどもろジャズで、この人のピアノがよく効いています。

 この〈The rights of man〉はじめ、ダンス曲としてホーンパイプがたくさん使われているのも大変おもしろかった。個人的にホーンパイプが大好きということもあって、うれしかったですが、これでダンスに見た目以上の変化がついていたとおもいます。

 どうしても『リバーダンス』と比べられてしまうところですが、これを見ると、いまの『リバーダンス』がいかに硬直したものであるかが、わかります。それだけあちらは細部まで練上げられていて、一瞬の外れも許されないということでもありますが、『ラグース』にはアイリッシュならではの「ゆるみ」、「いいかげんさ」があって、そこから生まれる自由、即興、遊びの感覚は、『リバーダンス』にはないものです。『リバーダンス』の時代は終わった、というと石が飛んできそうですが、少なくとも『ラグース』は『リバーダンス』を越えた、その向こうを目指して、ひとつの成功を収めています。しかもそれを原点である伝統に回帰する、アイリッシュの「肝」をもう一度確認し、それごと革新することでやろうとしている。ですから『ラグース』にはまだまだこれから変化し、新しいものを生出す可能性と潜在性があります。

 おそらく二回、三回と来日すると思われますが、これからどう変わってゆくか、たいへん楽しみになってきました。(ゆ)

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