英国のTV局 "Five"(昔の「チャンネル5」)が、イングランドのフォーク・ミュージックについての特集を組むそうです。

 イングランドのアーツ・カウンシルとの共同事業で、4人のミュージシャンにそれぞれ焦点をあてた番組 "My Music" が04/06から放映されます。

 4人はセス・レイクマン Seth Lakeman, ケイト・ラスビィ Kate Rusby, イライザ・カーシィ Eliza Carthy、アシーナ Athena。

 無知なので4人めは初耳ですが、ギリシア系の人らしい。この人かな。

 これは良いな。fRoots でも結構大きくとりあげてました。全然覚えてないんだが。

 イングランドにはギリシアからの移民も多いようで、数年前ロンドンに行ったときも、泊まったホテル近くのデリの従業員たちが話してたのはギリシア語に聞こえました。そこはお好みのサンドイッチをその場で作ってくれるタイプで、めっぽう美味しく、朝食はホテルではなくてそこで食べてました。イングランドの飯はまずいというのは昔の話で、移民のおかげでどこと比べても遜色なくなってました。ちょうど『ハリポタ』がブレイクした第3巻が出たばかりで、どこの本屋にも山積みになっていて、誰だ、こりゃあと驚いた頃のことです。

 というわけで「フォーク・ミュージックで最も成功している」4人に密着取材した1時間番組が4回。ナレーターは故ジョン・ピールの息子トム・レイヴンクロフト。

 英国のTVでイングランドのフォーク・ミュージックが取り上げられるのはこれが初めてではなく、昨年ノーサンバーランドのキャスリン・ティッケル Kathryn Tickell に焦点をあてた単発番組が、同じ Five で放映されている由。この番組が予想外の高視聴率(75万人が見たそうな)で、当時ゴールデン・タイムで放映されていた美術館巡り番組の倍だったことがきっかけで、この企画がもちあがったらしい。

 番組をオンラインで見られるのか、サイトを見てもちょっとわからないんですが、ご存知の方、ご教示ください。このキャスリンの番組も見たい。

 キャスリンて誰や、という方はまずこれをご覧あれ。

 中央でパイプを吹いてる美女(これだとわかりにくいですが、本当に美人)がキャスリン・ティッケルで、楽器はノーサンブリアン・スモール・パイプ。アイルランドのイルン・パイプと同じく、鞴で空気を吹きこみます。キャスリンはこの楽器の第一人者。フィドルの名手でもあり、そちらを演奏しているビデオもあります。

 演奏している曲はノーサンバーランドの伝統に則ったもの。テンポの異なる曲をつなげてメドレーにするのはやはりスコットランドの影響でしょう。それにしても、この演奏はすばらしい。ライヴ録音か DVD を出してほしい。