クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)

 アイリッシュ・ミュージックなどのケルトをはじめ、世界各地のルーツ音楽を愉しむブログです。そうした音楽の国内の音楽家も含みます。加えて主宰者の趣味のグレイトフル・デッド。サイエンス・フィクション、幻想文学などの話もあります。情報やメモ、ゴシップ、ただのおしゃべりなどもあります。リンク・フリーです。

タグ:ペルシャ

 今週末、土曜日に四谷のジャズ喫茶「いーぐる」で、「イスラームの音楽その2」をやります。

 直前になってまた気が変わるかもしれませんが、今のところかけようと思っているのはこういう人たちです。順番はまだ固めていませんが、ウンム・クルスームから始めてヌスラト・ファテ・アリ・ハーンで締めるのはほぼ確定。

Oum Koulthoum, Egypt
Ghalia Benali, Tunisia
Anouar Brahem, Tunisia
Munir Bashir & Omar Bashir, Iraq
Lydia Daher & Tatafull, Algeria/ Germany
Amina Alaoui, Morocco
Mariem Hassan, West Sahara
Sahra Halgan, Somalia
Moneim Adwan, Palestine, 
Nishtiman, Kurdistan
Kayhan Kalhor, Iran
Mohammad Reza Shadjarian, Iran
Mahsa Vahdat, Iran
Taksim Trio, Turkey
Ria Soemardjo, Indonesia: Java/ Australia
Nusrat Fateh Ali Khan, Pakistan

 という舌の根も乾かぬうちですが、実はヌスラトにするか、ジャーファル・フセインにするか、まだ迷ってます。両方というのも一瞬考えましたが、やはりそれは却下しました。

 ヌゥバもなんとかかけようとしたんですが、最低でも6時間かかるものを圧縮なり、つまみ食いなりでうまく紹介する方法をついに思いつかず。スペインのパニワグワがヌゥバの一つを30分でやっている録音もあって、それ自体は悪くないんですが、これをヌゥバの例として紹介するのはためらいがあります。

 ヌゥバを始めとする、いわゆるアラブ・アンダルース音楽については、マグレブ各地でそれぞれに独自の発展をしていることもあり、チャンスがあれば、そうしたものをまとめ、ヨーロッパへの影響まで含めて聞き比べてみる方が実りは多いかもしれません。それにはあたしなどよりも専門の方がおられると思います。

 なるべく前回とは趣向を変えているつもりですが、なにせあたしは好きなものを好きなように聴いてきただけなので、同じようなものになりましたら乞う御容赦。

 では、明後日、四谷でお目にかかりましょう。(ゆ)

 気がついたらあと1ヶ月を切っていました。来月4月16日(土)に、四谷のいーぐる「イスラームの音楽、その2」というイベントをやります。


 昨年8月にやらせていただいた「イスラームの音楽」の続篇です。昨年の報告についてはこちらをどうぞ。

 「イスラーム」というのは口実で、いわゆるイスラーム圏、イスラーム世界とされている地域の、おもに伝統音楽を、様々なスタイル、編成で聴いてみようという企画です。

 さて、そろそろ本腰を入れて準備しなきゃ。 (ゆ)

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