クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)

 アイリッシュ・ミュージックなどのケルトをはじめ、世界各地のルーツ音楽を愉しむブログです。そうした音楽の国内の音楽家も含みます。加えて主宰者の趣味のグレイトフル・デッド。サイエンス・フィクション、幻想文学などの話もあります。情報やメモ、ゴシップ、ただのおしゃべりなどもあります。リンク・フリーです。

タグ:ミュージック

    今月号を本日23時予定で配信しました。未着の方はご連絡ください。
   
   
    今年も残る大物は「ケルティック・クリスマス」だけになりましたねえ。もっとも『ラグース』の千秋楽に行こうかと悩んでます。ロナン・シャーロック(お名前、とりちがえてました。まことに失礼をば)のダンスとファーガル・スカハル(こっちが原音に近いらしい)のフィドルはもう一度見たい。
   
    ん、『パイレート・クイーン』があるか(^_-)。
   
    いや、編集部は今のところ、見にゆく予定はありません。どなたか、レポートをお願いします。(ゆ)

Ragus: A Unique Irish Experience [DVD] [Import]    3度目の日本ツアーにやってきたアイリッシュ・ダンスと音楽のショウ「ラグース」の初日に行ってきました。結論から言うと、ダンス的にはちょと物足りない、音楽的には最高。初日ということで、音響、特に群舞のときのタップのPAのバランスがあまりうまくとれてなかったこともあると思います。ただ、全体にかっちりと作りこみすぎていて、ユーモアや遊びの要素が前2回より少かった気がします。
   
    その中で光っていたのが、ロナン・シャーロックのダンス。この人の動きには根っからのユーモアのセンスがあって、何を踊っても踊り自体がにこにこしている。華があります。意表をつくフレーズや動きを連発するのが、見ていてとても気持ちが良い。練習で身につくものとは別の才能でしょう。とりわけ、前半、客席の通路を踊りながら入ってきて、無伴奏でソロで踊ったのがハイライトでした。あれはできればもう一度見たい。『リバーダンス』でも来日していたようですが、『ラグース』では男性がふたりだけなので、よくめだつし、たっぷりとダンスを味わえます。
   
    男性二人は靴にマイクがつけられていたようで、だから客席で踊ることも可能になっています。この辺は技術革新ですね。
   
    バンドはこれまでの中で最もレベルが高いでしょう。パイパーは初回のマイキイ・スミスが飛び抜けてますが、今回のショーン・マカーシィもかなりの腕です。スミスとは対照的にレギュレイターはほとんど使いませんが、その代わりというか、チャンターを操る指の動きは大したもので、パディ・キーナンの若い頃を彷彿とさせます。
   
    今回のバンドの華はなんといってもフィドルとバゥロンのファーガル・スカハル。小粋な帽子をかぶって、ダンサーたちに負けじと演奏しながらぴょんぴょん跳びはねたり、とにかくフィドルを弾くのが楽しくてしかたがないのがよくわかります。
   
    そしてそのフィドルたるや、尋常のフィドラーでは絶対に思いつかないようなフレーズや装飾音をたて続けに放ったり、絶妙の音のはずしをしたり、それでいて曲そのものは十分にうたわせる。ダンスのギャラハーと同じく、天才を感じさせます。ゴールウェイ出身ということで、フランキィ・ゲイヴィンの若い頃のライヴもこんな感じだったのではないか、と思いました。
   
    ラストで聞かせたバゥロン・ソロもとても面白く、技量云々の前に音楽のセンスが磨かれているのでしょう。客席とコミュニケーションをとるのもうまく、これからのアイリッシュ・ミュージックのスターになるはず。
   
    ギターのロナン・ブレナンとキーボードのキアラン・マーデリングは、派手なところはありませんが、シュアな演奏で演奏の土台を支えていました。ロナンも陽気な質のようで、キーボードとリズムを合わせるのを体で強調したり、フィドルのファーガルと一緒にとびはねたり。ちょっとギターの音のバランスが良くなかったのが惜しい。
   
    バンドとしても、公演を重ねていることもあるのでしょう、良く練りあげられています。一度、バンドだけをたっぷりと聞いてみたくなりました。
   
    個人的に密かに期待していたシンガーのディアドラ・シャノンは、その期待を上回る、すばらしいシンガーでした。〈Song for Ireland〉は誰がうたっても名唱になる名曲ですが、そこに並べても五指に入ると思います。アップテンポのうたも聞いてみたい。
   
    会場の東京フォーラムCホールは満席。平均年齢は、たとえば「ケルティック・クリスマス」よりも高く、年配のカップルも結構いました。根拠はなにもありませんが、なんとなく、こういうショウが根付いていることを感じました。
   
    ロビーで関連グッズが販売されていました。公式のテーブルではパンフレットの他に、前から出ている『ラグース』のCDと、フィドルのファーガル、パイプのショーン、シンガーのディアドラのCDが販売されてます。帰りには売り切れてました。開演前に買っておいたので、これらについては後ほど。
   
    それと、ダンス衣裳やTシャツなどの衣服はじめ、アイルランド関連グッズの販売コーナーがあり、終演後は黒山に人だかり。
   
   
    帰りは東京駅まで地上を歩き。金曜の夜とて、結構人が出ていました。中央線快速は、ラッシュ時に御茶ノ水のあたりで非常ボタンが押されたとかでダイヤが乱れ、9時半というのにホームに人があふれんばかりでした。やっぱり都心は人が多いなあ。(ゆ)
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    本日は本誌今月号配信日ですが、諸般の事情により、配信が遅れます。明後日までには配信できるでありましょう。乞御容赦。


    昨日は千葉県市川市にある東京医科歯科大に講義をしに行ってきました。一般教養課程のなかの「芸術供廚箸いΕ魁璽垢琉豐弔任后
   
    講義といっても、いつものようにCDや DVD をかけてウンチクを垂れるというものです。ただ、昨日が第二回目だったこのコースは、これから来年はじめにかけての後期日程で以下のようなゲストが登場します。
   
第3回 10月26日 佐藤紀雄(ギタリスト・エリザベート音大講師・桐朋短大講師)
「語られるもの、それが音楽」
第4回 11月9日 倉田量介(東京大学非常勤講師)
「キューバ音楽」
第5回 11月16日 松岡秀明(淑徳大学教授)
「ブラジル音楽」
第6回 11月30日 笹久保伸(ギタリスト・作曲家)
「ペルー音楽について」
第7回 12月7日 アリエル・アッセルボーン(ギタリスト・作曲家)
「アルゼンチン・フォルクローレ」
第8回 12月14日 石橋純(東京大学教養学部准教授)
「ベネズエラ音楽」
第9回 12月21日 岡本郁生(放送プロデューサー)
「サルサ」
第10回 1月18日 宮田信(レコード会社オーナー)
「チカーノ」
第11回 1月25日 常味裕司(ウード奏者)
「アラブ音楽」
第12回 2月1日 小川隆夫(ジャズ評論家・整形外科医)
「マイルスで聴くモダン・ジャズの変遷」

    まさに錚々たるメンバーで、ぼくなどが名前を連ねるのはおこがましいくらいです。アリエルや常味氏のような実演者もいます。授業の担当である徳永伸一さんの人脈の関係でラテン系が多いですが、ブラジルやキューバはともかく、ベネズエラやペルー、チカーノなどをまとめて聞けるのは、貴重でしょう。
   
    この講義は一般の方でも聴講もできるそうです。月曜10:50からの90分授業です。教室の国府台キャンパス、ヒポクラテスホール第6講義室はAV環境も完備しています。PAL の DVD も平気で再生できましたし、天井埋め込みのスピーカーもきちんとした音で再生してくれます。ご希望の方は徳永さん宛、メールで申しこんでください。数学教室准教授徳永伸一さんのメール・アドレス、キャンパスへのアクセスなどは、同大教養部のウエブ・サイトをどうぞ。

    JR市川駅からバスで10分ほどですが、天気の良い日は、江戸川の土手を歩くのも気持ちよさそうです。
   
    自分が学生の時にこういう授業があったらなあ、とうらやんだことであります。ウチからは関東平野横断なので全部はムリですが、いくつか聴講したいものです。(ゆ)

    明後日の日曜日、アイルランド文化研究会が江古田であるそうです。参加を希望される方は下記メール・アドレスまであらかじめご連絡してください。締切は今日です! 会場が休日の大学なので、入るのに手続きが必要だそうです。

    めんどうといえばめんどうですが、今回の内容はアイリッシュ・ミュージック・ファンの視点からたいへん興味のあるところで、編集部は行けないのがまったく残念。どなたか、参加された方のレポートを期待します。

    「後進国」政府にとって近代化をいかにコントロールするかは最大の問題といってもいいもので、明治期日本もその点ではアイルランドと共通します。

    これはまたアイリッシュ・ミュージックのセクシュアリティというテーマとしてもとらえられるものです。『リバーダンス』によってアイルランドは突如「ヨーロッパで最もセクシィな国」になってしまいますが、その淵源はこの第二次大戦後の文化政策にあったわけです。うーん、いやしかし、これは行きたいな。むむむむむ。

--引用開始--
アイルランド文化研究会の次回研究会を下記の要領で開催いたします。
みなさまのご参加をお待ち申し上げます。

なお、大学校舎の休日利用ということで、守衛室に入構者名を届け出
る必要があります。お手数ですが、ご参加の場合、以下までご連絡を
頂けますよう(19日迄)お願い申し上げます。当日は南門守衛室にて
お名前をお申し出の上、ご入構下さい。
★研究会参加のご連絡:hokiichi[at]mail.goo.ne.jp
     ↑[at]を@に修正の上、ご送信下さい。

日時: 6月21日(日) 14:00〜
場所: 日本大学芸術学部 江古田校舎 東棟2階、E-206
南門からお入り下さい。

報告:九谷浩之氏(立教大学、他)
報告タイトル: パンクを歴史化する —アイルランドと性の飢餓
報告要旨:
デ・ヴァレラ政権下のアイルランド(南)において推し進められた近代化は北アイルラ
ンドをもその影響下に治めていた。それは19世紀末から続くナショナリストの理想であ
ったゲーリック=カトリック=田舎主義のアイルランドであったが、一方でラジオ・テ
レビなどのメディアを発展させながらも経済・文化的には孤立主義を貫くものであった。
この内向きの近代化の過程において一つの標的とされたのが国民の身体<ボディー・
ポリティック>の管理である。ダンスは認可されたダンスホールでしか踊れなくなり、
音楽はダンスのための音楽からコンサートホールで座って視聴する<芸術>となる。今
発表ではパンクを50年代後期に花開いたショーバンドの文脈に置きなおし、新中産階層
の<芸術>としてではなく、ダンス音楽として、つまり身体の管理からの逸脱として捉
えてみたい。
--引用終了--

    われわれのような貧乏人はバブル崩壊からこちらずーっと不況で、ゼロ金利でカネを吸いあげられ、税源の地方移譲の形で増税され、健康保険料は毎年上がり、これでもっと買い物をしろ、カネを使えといわれたって、もう絞られつくして鼻血も出ないよ。だいたい、景気回復したところで、潤うのは大企業や天下り官僚ばかりで、そこの社員も含めて、まっとうな暮らしをしようとしている人間には恩恵はまったくないことは、この10年で身にしみたからねえ。景気なんて回復しなくていいから、貧乏でもいいから、もっとのんびりと暮らしたいもんだ。
   
    だからいくら不況だと言われても、それでダメージを受けるのは金持ち連中と大企業や天下り官僚も含めてそこにたかってるやつらだけで、こちとらカンケーネーと思っていたら、今月号の fRoots だ。わざわざ1ページ使って、助けてくれと訴えている。先日の PASTE の「救済キャンペーン」にも驚いたが、こっちはもっとびっくりした。こうなってくると確かに不況は他人事ではない。
   
    fRoots は広告への依存が比較的少なく、読者層も強固だから、今すぐどうこうなるという状態ではないと書いてるし、イアン・アンダースン編集長の口調もいつもの軽妙なものだが、こういう訴えをせざるをえなくなっていること自体、かなりの危機感を抱いていることのあらわれだろう。これまでと同じ調子では早晩本物の危機がやってくると踏んでいる。
   
    そもそもこの雑誌は世の流行を追いかけることはせず、自分たちがおもしろいと信じた音楽を追いかけてきた。レコード会社とのタイアップなんてやったことはないし、ライヴやソフトの評価にしても、中味のないものを持ち上げたこともない。だから、誰も知らない音楽や音楽家をとりあげて驚かせても、ぼくらはかれらのセレクトを信じる。ここで最初にとりあげられたものが、後で流行することはよくある。
   
    この雑誌で良いと書かれていれば、評価しているやつは本気で良いと思っている。誰かに頼まれたからと、思ってもいないこと、感じていないことを書くことはない。そういう信頼があるから、われわれはこの雑誌に書かれていることを信用する。たとえ自分の評価とは違っても、書いている人間の誠実さを疑うことはしない。
   
    読者の年間CD購入数の平均が50枚を超えるというのも、そういう信頼の上に築かれてきたのだ。
   
    この数字はたぶん世界一ではないか。どこの国のどの音楽雑誌の編集者、発行人でも、うらやましく思わない人間はいまい。
   
    その雑誌に広告を出さなくなっている、というのはいかにレコード会社が苦しいか。ここに広告を出しているのは、メジャーは少なく、ほとんどは各地のインディーズだ。ここに出すかわりにどこか他の媒体に打つというのも考えられない。広告といっても、ミュージシャン名、アルバム・タイトル、ジャケ写をならべるくらいで、むしろ「こんなん出てます」という告知に近い。
   
    fRoots の場合、まだ救いがあるというのは、ライヴに足を運ぶ人の数は減っていないのだそうだ。あちらはこれからフェスティヴァル・シーズンだが、各フェスの前売券の売れ行きも好調で、対前年比10%増というフェスもあるらしい。海外へバカンスに行っていた人たちが、フェスに回っているのかもしれないが、まずはめでたいことではある。
   
    あちらのフェスティヴァルは、ごく限られた年齢層が集まるわが国のものとはちがって、家族ぐるみで遊びに行ける。それこそ生まれたての赤ちゃんから、じじばばまで、楽しめる。
   
    もちろん、そこには、どの車もタダである高速道路とか、広くて使いやすい公園とかのインフラがあり、さらにはこうしたイベントに様々なかたちで便宜をはかり、カネをつぎこむ地方自治体がある。造るときだけカネをかけるハコモノとはちがって、フェスティヴァルは数万から数十万の人間が毎年集まる。そこで生みだされる音楽(だけとはかぎらない)がまず財産だが、その場でこの人たちがつかうカネだって相当なものになるはずだ。
   
    だが地元はそれでよいとして、ぼくらのような遠くにいる人間には、CDであれ、LPであれ、レコードのリリースが減ったり、インディーズ・レーベルが倒れるのは困る。ひじょうに困る。ネット上でアクセスできる音源は、iTunes や ネット・ラジオはじめ多々あるにしても、まだパッケージに完全に置きかわるものでもない。ネットでリリースするのは、それなりに結構カネがかかるものらしく、メジャーはともかく、ぼくらが聞いているようなルーツ系のインディーズはまだまだ圧倒的にCD依存の世界だ。CDはとにかく製造・流通コストが安い。こんにちのルーツ・ミュージックの隆盛は、パッケージの主流がCDになったことが大きな要因であるのだ。
   
    不況を引き起こした経済活動の恩恵をまるで受けていないのに、不況の被害は直接・間接に受ける、それもひとつの方向からだけではなく、多方面から受ける、というのはまったく理不尽だ。不条理だ。詐欺だ。責任者出てこい。責任をとれ。腹を切れ。
   
    責任者に腹を切らせたからって、状況が良くなるもんでもないが、少くともけじめにはなる。けじめになるということは、気持ちが切り替えられる。あらためて取り組みなおす気分になれるのだ。

    今年のフェスティヴァルの情報が公式ブログでついに公開になってます。

    といっても期日と場所だけですが、沖縄県外から行かれる人は早めに飛行機など押えた方がよろしいかと。

期日: 9/20(日)〜21(月・祝)
場所:沖縄県宜野湾市宜野湾海浜公園屋外劇場

    イベントの内容、出演ミュージシャンなどはこれから少しずつ発表になるそうな。フジ・ロック方式ですな。上記公式ブログを定期的にチェックのこと。

    さあて、どうやって旅費をひねりだすか。(ゆ)

    フルートの hatao さんのライヴ・スケジュールです。
昨日配信しました本誌掲載のものから「南紀ツアー」などが変更・追加になっています。


04/29(日)Glencross コンサート@京都 いちなん
Kumi (アイリッシュ・ハープ)
吉田文夫(アコーディオン)
2000円 (お茶またはビール、お菓子付)

04/30(木)LSAジャズピアノトリオ@尼崎 アロー
梅田望実(ピアノ)
中島俊夫(ドラム)
3000円(前売/当日の別なし)
別途ドリンクとフードをオーダーのこと。

ケルトの笛の世界 コンサート その1
05/16(土)京都 Irish Pub Gnome
赤澤淳(ブズーキ)
みどり(フィドル)
無料

05/17(日)アジア図書館 レクチャーコンサート
赤澤淳(ブズーキ)
1500円 ティーサービスが付きます。

ケルトの笛の世界 コンサート その2
05/31(日)宝塚ガーデンフィールズ
赤澤淳(ブズーキ)
無料 (別途、庭園への入場料がかかります)

06/06(土)畑紅天コンサート@京都 field
天澤天二郎(フィドル)
赤澤淳(ブズーキ)
カンパ制

*以下のツアーはすべて赤澤淳(ブズーキ)と共演。

<北陸ツアー>
06/07(日)富山 フェルヴェール本店
ケーキセット付き 2500円(前売/当日の別なし)

<東北・北海道ツアー>
06/20(土)青森 音楽倶楽部 あづまたくみの店

06/21(日)弘前駅前市民ホール

07/02(木)札幌 Jack in the box
小松崎健(ハンマー・ダルシマー)

<スタジオJ−CLICK旗揚げ公演>
07/05(日)大阪・難波 ワッハホール
Fairy Dance!
上原奈未(ピアノ)
みどり(フィドル)
Aki(パーカッション)

J-Click(ダンス・チーム) ほか

<南紀ツアー>

07/18(土)三重県立 熊野古道センター

07/19 (日) 熊野 紀南 ツアーデザインセンター

07/20(月・祝)和歌山県新宮市 手づくりパン工房・木造校舎
赤澤 淳(ブズーキ)


*定期ライヴ
カプリシカ 毎週金曜日 21時〜 300円
05/01 大森ヒデノリ(フィドル)、赤澤淳(ブズーキ)
05/08 松阪健(イリアン・パイプス)
05/15 松阪健(イリアン・パイプス)
05/22 吉田文夫(アコーディオン)、kumi(アイリッシュ・ハープ)
樋口可奈(チェロ)、hatao(アイリッシュ・フルート)
05/29 松阪健(イリアン・パイプス)、赤澤淳(ブズーキ)
  Eddy吉野(タップダンス)、hatao(アイリッシュ・フルート)

フランダース・テイル 毎週水曜日 19時〜 300円
05/06 松阪健(イーリアンパイプス)、 hatao(アイリッシュ・フルート)
05/13 赤澤淳(ブズーキ)、hatao(アイリッシュ・フルート)
05/20 松阪健(イーリアンパイプス)、 hatao(アイリッシュ・フルート)
04/27 赤澤淳(ブズーキ)、hatao(アイリッシュ・フルート)

エイヴァリーズ・アイリッシュパブ 毎週土曜日
(2回公演、各45分)
05/02 17:00〜 19:00〜
共演:ピーター ダマシェク(歌・ギター)
05/23 20:00〜 22:00〜
共演;未定
06/13 20:00〜 22:00〜


Thanx! > hatao さん

    音楽はこんなにも深く広く大きくなれるものなのか。前半、梅津さんがアマゾンの自然保護運動に身を捧げて殺された人のために作った曲を聴いていて涙が出てきた。怒りや怨みの音楽ではない。癒しでもない。もっと根っこのところ、人として生きることを可能にしている土台に直接響いてくる音楽。かぎりなく謙虚になるよういざなう音楽。
   
    アップテンポの陽気な曲も、一瞬の油断が致命傷になるようなスリリングな展開も十分堪能したが、それ以上にあたたかい懐にすっぽりと抱かれながら、ずっと厳しい問いをささやかれていた気がする。そんなこと訊かれても答えようがないが、しかしその問いを自ら問いつづけることをやめれば、人間ではなくなる問い。生きものですらなくなる問い。その問いが音楽の形で問われることで、これ以上なく切実に迫ってくる。
   
    それが頂点に逹したのは、後半、近藤ひろみさんのカリンバがフィーチュアされた曲。CDの中でも最も印象的な曲だが、微妙に変化しながら繰り返されるリフが、地球上の生命圏全体の鼓動にも聞こえた。
   
    アンサンブルとしては、近藤、ドーナルのリズム・セクションに梅津、金子のフロント・ラインが奔放自在に飛びまくるのが基本形。しかし目をつむって聴いていると、個々の役割分担などはきれいに消えて、1個の生命として、うねりまわりながれてゆく。こちらとしてはただただまきこまれてふりまわされてながされてゆくしかないのだが、それのなんときもちのよいことよ。1曲が終熄するごとに、すっかり洗われたように、生まれかわったように、すがすがしくなる。
   
    それにしても昨夜は梅津さんの凄さに脱帽した。「世界一のアイリッシュ・サックス奏者」は嘘でも酔狂でもない。音が違う。サックスの音色はもともとがあっけらかんと唯我独尊で、だからオーケストラから追放されたくらいだが、アイリッシュのアンサンブルでもどうにも始末に負えないところがある。場違いなのだ。アイリッシュも抑圧された人びとの音楽であることではブルーズと同じだが、感情のベクトルが違う。その違いが効果的なときもあるが、本質がずれているのはどうにもならない。
   
    それが梅津さんのサックスはぴったりなのである。もとはアイリッシュではない曲でも、このバンドがやると基本的な感情はアイリッシュになる。つまり「おもしろうてやがてかなしき」気持ち。「もののあはれ」にも一脈通じる。同じではないが、通じる。その「かなし」のところを梅津さんのサックスの音色は運んでくる。前からあったのかもしれないが、昨夜は梅津さんのサックスから流れる「かなしさ」、「あはれ」と「をかし」がうまくブレンドされたような何かが、ひときは深く胸の底にしみこんできた。ひょっとすると、演歌をやられたことが、新たな深みをそのサックスに加えていたのかもしれない。そちらを聴いていないから断言できないが。
   
    こういう音楽を聴くとひたすら感謝するしかない。メンバーが菩薩に見えてくる。自然に手を合わせて拝んでいる。
   
    前座には waits が出た。ヒデ坊はCDを聴いてあやぶんでいたが、どっこい、CDからは格段に進化していて、とくにラストに披露したセカンド・ラインのリズムにダンス・チューンをのせたのはすばらしかった。メンバーの友人たちを除けば、おそらく初めて聞く人がほとんどのはずの会場からもやんやの喝采。これからもああいう冒険をどんどんやってほしい。O'Jizo の豊田さんたちも来ていて、waits のメンバーと歓談していたから、何か生まれるかもしれない。O'Jizo、ナギィ〜MIP に続くバンドが出てきて、関東もおもしろくなってきた。関西のシャナヒー、Drakskip、Sheena と東西対抗アイリッシュ・バンド合戦など、誰か企画しないか。ドレクスキップはノルディックだが、この際細かいことは気にしない(^_-)。
   
    30分前に入ったときはガラガラで、ちょっと心配になったが、梅津さんや金子さんのファン層は背広組が多いらしく、開演直前になって増えたし、京都を見て感激した中川さんが「動員」をかけたソウル・フラワー関係者も大挙してやってきて、休憩時などは飲み物注文とトイレに行く人で身動きもならなくなるほど。そういう雑多な聴衆が皆満ち足りた顔をしていた。最後に挨拶だけに出てきたメンバーが引っこんだ後も、しばらく誰も席を立とうとしなかった。(ゆ)

Elizabeth Fiennes de Clinton    Oxford Dictionary of National Biography 今日の無料閲覧はこの人。ヘンリ八世の代官として勢威をふるった第9代キルデア伯ギャレド・オグ(ジェラルド)・フィツジェラルドの次女。「絹のトマス」の異母妹。英語でソネットを書いた最初の詩人といわれるサリー伯ヘンリ・ハワードから捧げられたソネットによって "Fair Geraldine" として名を残す。

    母親はドーセット子爵トマス・グレイの娘すなわちイングランド王エドワード四世の后エリザベス・ウットヴィルの孫で、ヘンリ八世の従妹。絹のトマスの反乱によってフィツジェラルド家が取り潰された後は、母とともに叔父のレナード・グレイのもとに身を寄せる。1530年代にははとこにあたるエリザベスとメアリの家に入り、1539年にエリザベス付きとなる。このエリザベスはむろん後の女王。

    どちらかというと文学史上に名が残るこの女性は、チューダー朝歴代国王との個人的関係を武器に生家の再興をはかることに一生を捧げたようです。ヘンリ八世の廷臣中最も裕福といわれたアンソニ・ブラウンとの最初の結婚では、夫の先妻の娘と弟のジェラルドを結婚させて宮廷に入れ、ジェラルドはエドワード六世の寵を得て、アイルランドの領地を回復し、第11代キルデア伯となります。

    第9代クリントン&セー男爵エドワード・ファインズ・ド・クリントン、後のリンカン伯爵との二度目の結婚の時には、キルデア伯をはじめとする弟妹たちに女王エリザベスに請願を出させ、血統の復活を認められています。

    最初の夫との間に二人の息子をもうけますが、二人とも夭逝し、他に子どもは生みませんでした。

    夫の遺言では執行人に指名されますが、この遺言をめぐっては先妻の子である跡継ぎ息子から、継母が父を篭絡して遺産を横取りし、また女王に告げ口をしていると訴えられました。

    ちょうど、Jonathan Bardon の A History of Ireland in 250 Episodes で、キルデア伯と絹のトマスの反乱のところを読んだ直後だったので、これはまたグッド・タイミング。

    おまけに、この本のグラビアにも同じこの肖像画が、こちらはカラーで載り、さらに表紙にも使われています。こいつはシンクロニシティですね。そこに付けられた説明では、服は黒いウールのガウンで、肩が大きくふくらんでいます。白いところは絹、その下に透けてみえるのは金糸。肖像画の描かれた時期はわかりませんが、結婚後ではありますね。

    家を潰された時は幼児ですが、王家に引き取られたときには10歳そこそこ。反逆者の直近の親族でありながら、未来の女王たちの身近にいることを許されたのは、おそらく運だけではないはず。この画からもただ気の強いだけではない、どこか世の中をおもしろがっているようなけしきも漂ってきます。

    1534年に始まる絹のトマスの反乱はアイルランド史の上では中世の終わりを画する事件とされていて、このあたり、チューダー朝成立からエリザベスの死までの時期はアイルランド史のなかでも劇的な展開が続きます。このレディ・エリザベスの叔父レナード・グレイも、ヘンリ八世に重用されて絹のトマスの反乱を鎮圧し、余勢を駆ってアイルランド各地に転戦してイングランド支配を強化しますが、あまりに派手にやりすぎてヘンリに嫉妬され、最後は処刑されます。

    その間にも、ローマとの決別を迫る英国教会とアイルランド教会の争いがあったり、スペイン無敵艦隊の敗残兵がやってきたり。そうそう、メイヨーの女「海賊」グレース(グラニュール)オマリーが活躍するのもこの時代。「海賊」と呼んだのはダブリンのイングランド政庁で、実際は「海の領主」というべきでありましょう。

    グレース・オマリーをめぐっては Shaun DaveyRita Connoly をリード・シンガーにしてCD《GRANUAILE》を作っています。例によってなかなかの力作。そういえば、この人を題材にした映画だかテレビ・ドラマだかが計画されて、その音楽をルナサが担当するという話が数年前ありましたが、あれはどうなったのかな。

    閑話休題。

    この DNB はOxford English Dictionary、『ブリタニカ大百科』とならんで「イギリス、偉い」と言える文化事業で、紙版は現在全60巻で出ています。が、メインはオンラインでしょう。有料会員制で、年会費200GBPですから、円高になったとはいえ、個人ではおいそれと手が出る価格ではないですが、日本国内でも大学図書館とかで利用できるところはあるらしい。英国内だと、公共図書館を通じて利用できるシステムになってます。

    ただし、メール・アドレスを登録すると毎日1項目、無料で読むことができるというサービスがあります。これが結構お得。誰の項目か選択はできませんし、一年かけても365人ですから、全体の 0.6% にしかなりませんが、長いものになると「エリザベス1世」のように邦訳すれば400字詰め原稿用紙換算約380枚という、単行本一冊分のテキストがタダで手に入るのは魅力です。

    それに収録されているのはいわゆる有名人だけでなく、実に様々な人がいて、今日は誰だろうというのが楽しみになります。公開される人の9割はまったく未知の人ですから、これがまた楽しい。俳優、コメディアンもいれば裁判官や軍人もいるし、ジョン・キーツの恋人もいれば、活字製造者もいます。窃盗犯やスパイなんて人もいます。なかには「ブリタニア」のような象徴や『ロランの歌』の作者とされる「ソロルド(トゥロルダス)」のような、はなはだ曖昧な存在もあります。また、多少とも英国に関係がある人はとりあげるので、アイルランドやフランス、ドイツはもちろん、インドやアフリカをはじめ旧植民地の人びとも入っています。

    各項目には肖像画やそれに類するものが付いてもいて、サイト上で見ることができます。

    一生かけても全部読むなんてできませんが、一部でも邦訳して公開すれば、わが国の人びとにとっても益するところは結構大きいのではないかと思いますが、誰もやらないんでしょうかねえ。それとも需要がないかなあ。

    ついでながら、American National Biography も別にあります。こちらは年間会費が 89USD。 無料のサービスは無いようです。

    それにしても日本関係の人名辞典でこれというのがないのは、困ったものです。結局ウィキペディアが一番充実してることになるというのも、それはそれで結構なことではありますが、やはり記述の質のムラが大きすぎますなあ。(ゆ)

A New History of Ireland: Medieval Ireland 1169-1534 (New History of Ireland) 今年の目標というよりやりたいことの一つに、アイルランドの歴史を勉強しなおすことがあります。そして、できれば自分なりの通史を書いてみたい。日本語で読めるアイルランドの通史で、きちんとしたものがないのは、やはり困ったことであります。

 入門篇とか、現代史、ノーザン・アイルランドに関するものはいくつかありますが、ちょっと突っこんで知りたいと思うと、英語にあたるしかありません。すると勢い、「伝説」や「神話」や俗説がまかり通ることになります。アイルランド音楽にとっても、これは不幸な状態です。

 素人の自分にたいしたことはできませんが、誰もやってくれないとなれば自分でやるしかない。無いものは自分で作れ、とはコンピュータの世界、特にソフトウエア方面でよく言われることですが、世の中、たいていのことにはあてはまりそうです。自分で作ろうとしてみて初めてスキルも身につきます。やってみて損はない。

 その勉強の素材としてまず真っ先にあげられるシリーズの第2巻『中世アイルランド 1169-1534』ペーパーバック版(Medieval Ireland 1169-1534, Art Cosgrove, ed., Oxford University Press, ISBN978-0-19-952970-3)が出ています。表紙は教皇勅書をカシェルの大司教に渡すイングランド王リチャード2世。大司教のうらめしそうな眼がなんとも言えません。

  ハードカヴァー初版は1987年。1993年に第2刷が出ていて、この時若干の訂正と文献リストの補遺が加えられています。総ページ数1002、本文826 ページ、文献リストが補遺も含めて139ページ、索引38ページ。モノクロ写真24葉。第1巻ではコート紙の巻末別丁になっていましたが、今回は本文と同じ用紙で全体のほぼ真ん中に入っています。
 
  なぜか向こうではもう出ているのに、アマゾン・ジャパンでは半年ぐらい先の刊行になっていたので、編集部は Amazon.co.uk で買いました。英国は送料が安いので、uk で買っても jp より安いくらいです。今は  jp でも買えるようになってます。円高で半年前の第1巻からは2500円安くなってます。CD3枚分から2枚分に減ったわけです。
 
  この巻がカヴァーするのは第2代ペンブローク伯リチャード・ド・クレアに率いられた、いわゆるノルマン人の侵入から第10代キルデア伯トマス・フィッツジェラルドによるイングランド王への反乱まで。通称ストロングボウ、わが国でいえば鎮西八郎為朝ですかね、から通称絹のトマス、こちらはちょと思いつかないな、までの4世紀。いろいろな面で現在につながるアイルランドの基礎ができた時代。たとえば "county"、通常「州」と訳されてますが、この区割りが始まるのも、13世紀末、イングランド王が支配力強化のためにつくった、あるいは作ろうとした行政区画が起源です。それにそもそもゲールのシステムとイングランドのシステムが共存あるいは併存する状態が始まるのが、まさに1169年です。
 
  アイルランドのナショナリストがよく言う「800年にわたる英国の圧制」というのはここからきているわけですが、F・X・マーティンが序文で書いているように、アイルランドとイングランドの関係はもちろんそんな一方的なものではない。まあ、わが列島でいえば「万世一系」みたいなスローガンでしょうか。
 
  ノルマンの侵入はヨーロッパ全体で起きていた人間の移動の一環でありましたが、アイルランド側から見れば、現生人類の誕生以来、この島にやって来た人間集団の最後の波でありました。ケルト人はこの波のおそらくは最大のもので、それ以前に来て住みついていた人びとのシステムをほぼ完全に呑みこみました。次の大きな波が9世紀に始まるヴァイキングで、以後のケルトないしゲールのシステムはかれらの影響でできあがるもの。12世紀後半にやって来たノルマン人たちはヴァイキングの遠い末裔でもありますが、3世紀の間に自分たちのシステムを確立していましたし、人数もずっと多かったらしい。これ以後ゲールとイングランドのシステム、つまり言語、法体系と行政組織、そして制度がふたつながら存続してゆくことになります。

  イングランドの言語といってもこの時点ではまだ英語ではありません。ノルマン・フランス語による文献について一章がさかれています。当時のノルマン人、というその正体がまた問題でもあるわけですが、かれらの「帝国」はフランス北半分からイングランド、ウェールズにかけての地域です。近代国家ではなく、「家」ないし一族の支配圏。わが国でいえば、鎌倉以降戦国までの武士集団の領地が一番近いか。われわれは「イギリス史」とか「フランス史」とかいいますが、これも多分に近代国家の枠組みから離れられない見方でもありましょう。当時の人びと、少なくともプランタジネット一族の人びとの意識ではイギリスとフランスは別れていなかったはず。

  つまるところ、リチャード・ストロングボウとともにアイルランドにやって来た集団を構成していたのは生粋のノルマン人(などというものがいたとして)だけではありません。プランタジネット家の支配下にあった地域の人びとは多種多様であったのですから、そこにはウェールズ人やスコットランド人、アングロ・サクソンなども含まれていました。

  ブリテン島では自然の単位つまり島が政治単位と等価でなかった時期が長いんじゃないか。内部でもイングランド、ウェールズ、スコットランド、さらにはコーンワルと別れていましたし、外にもカヌートの王国ではデンマークとつながっていました。両者が等しくなるのは百年戦争後、テューダー朝以降ではないですかね。テューダー朝にいたってようやくイングランド王は中央集権に成功して、強力な政権を作れるようになりますが、それも大陸の領地を諦めざるをえなくなって、島内に「経営資源」を集中したから、とも見えます。もっとも、大陸の領地を諦めるかわりにアイルランドへの進出を本格化させるのですから、やはりアイルランドは「裏庭」だと思っていたんでしょう。
 
  それからの連想ですが、われらが列島の歴史上、たとえば九州、中国地方から対馬、朝鮮半島南部を支配圏とするような政権ができてもおかしくはなさそうですが、そうはならかなかったのはなぜなんだろう。対馬と半島の間は英仏海峡より若干広いくらいですが、対馬と本土の間が広すぎ、海流や季節風もあって障壁になったのでしょうかね。それとも、実際にはあったのだが、記録が抹殺されたのかな。
 
 アイルランド史をアイルランド島史とすれば、二つのシステムは時に片方が優勢になることはあっても、劣勢になった方も完全消滅することはなく、結局現在なお併存しています。アイルランドのナショナリスト的見地からすれば、アイルランド島は一つの政体のもとに統一されるのが理想なのかもしれませんが、この島に関しては有史以来統一状態は一瞬たりとも実現していないわけです。こうなるとここでは統一はむしろその本性とは相容れない状態なのかもしれません。

 だとすれば、そのことは音楽をはじめとするこの島の作物にも反映されているはずです。少なくとも「単一民族国家」の文化ではなく、複合社会の産物であることを念頭においてアイリッシュ・ミュージックに接するほうが、実りは大きいはず。例えば、編集部なども一時信奉していた、カトリック=伝統音楽、プロテスタント=ポピュラー音楽という図式は虚構ないし曲解です。有名なクロンターフの戦いのブライアン・ボルーも、「外国勢力と戦った愛国者」というのは「プロパガンダ」のおかげでうまれた「伝説」だそうな。

 複合でない社会など、この地球上にまず存在しないわけですが、地続きではない島にあっても、全島統一は事実上不可能であるのは興味深い。島は自然の境界が明確なので、中身の境界と重なると見えますが、実際にはことはそう簡単ではないんですねえ。

 収録論文は19人による29本。この時期全体を概観する序文がF・X・マーティン。政治、経済方面が多くなるのはやむをえないところでしょうか。文芸・文献、建築・彫刻、写本と装飾については、それぞれに章がありますが、残念ながら前巻にあったような音楽の章はなし。あるいはこの時代の音楽については資料がないのか。単に研究している人がいないのか。

 次はまた半年後、 第3巻『近代アイルランド前期 1534-1691』Early Modern Ireland 1534-1691。アマゾン・ジャパンでも、またえらく先になってますが、予約を受け付けてます。円高が進んでさらに安くなってます。(ゆ)
 

の見本ができてきました。本作りにたずさわるようになって以来、いつもここがクライマックス。なにかでかい誤植とか変換ミスとかまったくの勘違いを見逃してないかと「スリルとサスペンス」を感じる時です。今のところ、まだみつかってません(^_-)。プロのスポーツ選手がレギュラー・シーズン開幕前夜に感じる不安に通じる、というと増上慢とそしられそうですが、気持ちだけは負けてないつもり。もっともスポーツとはちがって、本屋さんにならんでしまうともう「まな板の上の鯉」になります。

 とまれ、「ケル・クリ」会場での発売に無事間に合ったのは、版元と印刷・製本所のおかげ。校了すぎての大修正も対応してくださって、まったく頭が上がりません。明後日の福岡から販売される予定です。

 本屋さん店頭にならぶのもそんなに遅れないはずです。ディスク・ユニオンあたりは早いのかな。 アマゾンでは予約可能になってます。どうかたくさんのご予約をお願いいたします<m(__)m>。(ゆ)

 Mozilla プロジェクトの一環である、オープン・ソースでフリーのミュージック・プレーヤー、Songbird がめでたく Ver. 1.0 となっています。

 RC3 を使ったかぎりでは、AIFF ファイルも再生できるようになっていました。公式にはサポートされていないはずですが。

 音は良いです。iTunes 8.0 と比べても、解像度がより高く、音が新鮮。ストレートに出てくる感じ。もともと音は良かったので、iTunes のようにヴァージョンによってころころ音が変わることがない、というべきか。これは結構大きなメリットかな。

 まだ iPod の管理も、CDのリッピングもできませんが、パソコン本体での再生には十分以上でしょう。iTunes のライブラリを読みこむ機能もあります。(ゆ)

後刻追記
 アド・オンをインストールすると iPod も管理できるようです。

 本日、11:00 に配信しました。未着の方は編集部までご一報ください。

 メルマガにもちょと書きましたが、ここのところの円高というよりは英ポンド安、ユーロ安は信じられない。ポンドはわずか2ヶ月で200円弱から50円以上落ちてます。ユーロも160円強から40円の下落。このくらい落ちるとわれわれのような少額取引でも影響は大きいです。

 アイルランドの平均CD価格は20EUR で、EU外から買うと消費税分21%が差し引かれますから15.8EUR。今現在で1900円を切ってます。英国のCD新譜価格を14GBPとすると2000円弱。ここまで落ちると、送料払っても、向こうから直接買ったほうが、通販でも店頭でも国内で買うより安くなってしまいます。仕入れ時には円安だったりして、販売価格はそんなに急には下がりません。アマゾンなどはかなり頻繁に為替変動によって販売価格を変更してますが、それでも追いついてません。

 編集部も大喜びで、先日、ひさしぶりに大量注文してしまいました。ポンドもユーロもしばらくは下落傾向のようで、来年前半ぐらいまでは買い時かもしれません。また、今のうちに買えるだけ買っておくのもベターかも。そのうちこっちも危うくなるでしょうし、あちらでのCDリリースの勢いも衰える可能性があります。生演奏はまだしも、ルーツ系、トラディショナル系の音源パッケージのリリースは経済状況に左右されることが強いからです。

 ここ数年のイングランドの活況も、15年続いた経済成長の恩恵によるところが小さくないはず。英国はサッチャーが一次産業を潰してしまったために、産業といえるのは金融だけで、それがだめとなるといよいよ大英帝国衰滅の最終段階となるそうです。アイスランドで起きたことが、はるかに大規模に、長期間続く可能性もあるらしい。先日、いずれ1GBP=1USD にもなる、という論評もありました。

 もっともそうなるとパッケージからネット経由への音源リリースの移行が加速されるでしょうね。(ゆ)

 諸般の事情により、今月号の配信は遅れます。21日、ひょっとすると22日に配信します。ご寛恕のほどを。


 来月10日発売予定の『聴いて学ぶアイルランド音楽』ですが、刊行を記念して、イベントをやろうという話になってます。

 まず決まっているのが、来月12/21(日)の午後3時から1時間、新宿ディスクユニオン・ルーツ&トラディショナル館で、刊行記念イベントをやります。実は何をやるか、まだちゃんと決まってないんですが、(ゆ)がおしゃべりをして、関連の音源を聴いていただく、という形でしょう、たぶん。年末ではありますが、お忙しいなかでちょいとした息抜きに来ていただけたらと思います。(ゆ)

MIIJドロシア・ハスト&スタンリー・スコット
Music in Ireland by Dorothea Hast & Stanley Scott
(ゆ)訳
アルテスパブリッシング、税抜定価2,500円、A5判、192頁、CD付き
12月10日発売
ISBN978-4-903951-03-4

 ようやく発売までこぎつけました。日本語テキストはとうの昔にできあがっていたのですが、付録というか、これが目玉といううわさもある添付CDの権利クリアに時間がかかってしまいました。権利関係者ひとりずつに連絡をとって使用許諾をとらねばならないという前代未聞の作業。こんなの訳者のやることじゃないよ、とグチりながら、オイラがやらねば誰がやる、と重い腰をあげたものの、メール・アドレスのない人もいたり、なかなか返事をくれなかったりと、ほとんど1年がかり。なかにはひどく腹の虫のいどころが悪いらしく、どーしてもイヤだ、と使用許諾をくれない人もいて、原書に添付のものとはわずかに違ってます。

 が、ほとんどは二つ返事でOK。キティ・ヘイズのように、こちらから出した手紙が着く直前に亡くなられてしまった方もいましたが、お嬢様から、母が生きていたら喜んで許可しただろうから、とうれしいご返事をいただいたこともありました。

 さらにアンディ・アーヴァインのトラックは、時間切れ寸前になってアンディ本人がスーパーセーブ。未発表の音源を探しだし、ソッコーで他の参加メンバーのOKをとり、カセットから WAV におとして送ってくれるという大活躍。これがまたすばらしい演奏で、ロスタイムでのゴール・キックがそのまま決勝ゴールになったようなもの。もう、アンディの家のほうに足を向けて寝られません。

 その他にも、ここでしか聞けないルナサのライヴ音源とか、ジェリー・オサリヴァンのパイプによる、あるダンス・チューンのメロディだけの骨格演奏とふんだんに装飾音を付けた演奏をならべたものとか、レン・グレアムが同じ歌詞を二つの別のメロディでうたったものとか、このCDだけでも買う価値はあります。が、もちろん本文もCDの付録というわけではありません。

 入門書はともすれば表面的な話で終わってしまいますが、これはまずいきなりディープなところにひきずりこんでくれます。といって難しい話になるのではなく、アイリッシュ・ミュージックを支える土台の現場につれていかれるわけです。そこには誰でも入れるわけではないけれど、門戸はいつでも開かれている。ただその扉を探しだし、開くための呪文を学ぶには少々根気がいります。ま、必要なのは「愛」ですね。心底「愛して」いれば、道は開けるものです。

 つまりアイリッシュ・ミュージックは、その奥義に入ろうとすると、ホンモノの愛をそなえているか、奥義に入るだけの資格があるか、試されるのです。もっともどんなものでも、奥義に入ろうとすればそういうものでしょう。アイリッシュ・ミュージックが他とはいささか変わっているとすれば、表面はあまりに入りやすいし、入ってすぐのところがまた実に気持ちがよいので、そんなふうに人を試して、時には拒むこともあるとはとうてい見えないことでしょう。それに、そもそももっと奥があることに気づかないケースも多いかもしれません。

 この本はそういう、ごく基本的なことからアイリッシュ・ミュージックの姿を描いています。極端に言えば、自分はアイリッシュ・ミュージックがほんとうに好きなのかどうか、この本を読むと判断できます。あるものを、あるいは人を、ほんとうに好きかどうかわかるかというのは結構だいじで、また案外むずかしいことでもあります。読むだけでその判断ができるという本はそうめったにあるもんじゃありません。

 一方で、もともとが大学で教科書として使われる前提で作られているので、これまで当然のこととしてろくに説明がなかったところまで、簡潔明瞭に解説されています。もやもやしていたものに、ぴたりと焦点が合う感覚もあります。また、キーパースンを選んで、じっくり話を聞いていて、かれらの言葉がふんだんに引用されているのも魅力。一種のインタヴュー集として読むこともできるくらい。

 というわけで、アイリッシュ・ミュージックって何?というまったくの初心者から、アイリッシュ・ミュージックに(演奏であれ、鑑賞であれ、研究であれ、あるいはただひたすら趣味としてであれ)正面から取り組もうという方や、病コウモウに入っている方まで、日本語を読むことができれば、年齢性別身分職業国籍問わず、どなたにも大いにお楽しみ、ご重宝いただけるでありましょう。

 原書版元の Oxford University Press のウエブ・サイトには、この本の原書のサポート頁もあります。それも含めて、日本語版のサポートはこのブログとアルテスのサイトでおこなう予定です。要望が多ければ、専用のページを作るかも。

 12月上旬「ケルティック・クリスマス」の全会場で先行販売される予定です。訳者(ゆ)の来年の生活がかかっております。本誌『クラン・コラ』の発行が続けられるかどうかも、この本の売れ行き次第でございます(^_-)。ぜひぜひ、まずはご自分用に、使用のためと保存のために2冊お買いもとめいただいた上で、家族親戚友人知人ご近所先輩後輩同僚赤の他人配布寄贈進物用に多数お買い上げいただきますよう、隅から隅まで、ずずぅいと、おねがいもうしあげ、たてまつりまするぅ〜 <m(__)m>。(ゆ)

 本日、本誌の配信日ですが、例によって(^_-)諸般の事情から遅れます。明日には配信できると思います。

 ちなみに今夜、東京・大崎のアイリッシュ・パブ、シャノンズでイルン・パイパーの松阪健氏が Heathery Breeze と共演するそうです。松阪氏は京都ベースなので、関東では生に接する貴重な機会です。


10/05(日)18:00〜21:00
ザ・シャノンズ(大崎)
チャージ無料

Heatery Breeze Live !
 安井 敬:ティン・ホイッスル
 柳澤聡美:コンサーティーナ&バウロン
 庄司祐子:ティン・ホイッスル&キーボード 

Special Guest☆松阪健(イルン・パイプ)

 先日来日したトニー・マクマナスのツアー中の写真が、招聘された打田氏のサイトに掲載されています。

 大阪や名古屋はずいぶん盛りあがったんですね。

 満員のライヴももちろん客としても嬉しいですが、ラズウエル細木も描いているように、お客の少ないライヴもゆったりして良いものであります。主催者にはもうしわけないけど、横浜はほど良い感じでした。

 ぜひ、再来日を!

 スウェーデンにすばらしいシンガーは数多い中で、今一番旬であるソフィア・カールソンの来日の詳細が、ついに発表になっています。来日自体はずいぶん前から断片的に出ていましたし、また関東でもう一つ別にライヴが計画されているそうです。

 詳しくはこちら

 何と言っても、レーナ・ヴィッレマルク&アレ・メッレルも参加している、すばらしいルーツ・ジャズ・バンド Enteli のライヴを見て伝統音楽にはまったというそのきっかけからして、嬉しい人であります。そのレーナの衣鉢をいずれ継ぐ人ではありましょう。

 10/17(金)北海道 旭川 ポリフォニーポイント
 10/18(土)北海道 旭川市民文化会館 大ホール
 10/21(火)東京 武蔵野スイングホール
 10/22(水)三重 松阪 Serai(サライ)

 メルマガではすでに案内していますが、旭川での公演には札幌のアアシアン・クッカ(あらひろこ&扇柳トール)が共演します。

 武蔵野スイングホール公演のチケット発売日は08/02(土)10:00 です。申込先は武蔵野文化事業団

 もう一つ、神戸でアン・サリーとのジョイント・ライヴもあります。

--引用開始--
☆ソフィア・カールソン & アン・サリー(Nordic・Japan)

 “こころのうた”というキーワードで結びついた、ソフィアと
  アン・サリーの優しく、暖かい唄をお届けします。

  10/25(土)兵庫 神戸 ジーベックホール
--引用終了--

 サックスの梅津和時さん率いるクレズマー(もどき?)バンド、こまっちゃクレズマが「夏休み」と称して、8月にあちこちでライヴをするそうです。豪華ゲストもあり。どこが「夏休み」やねん(爆)。

 とりわけ、大工哲弘さんとの共演は見たいですね。


(1) 08/02(土)江古田BUDDY
『原っぱで遊ぼう。』
18:30開場 19:30開演
前売3,000円 当日3,300円(ともに+drink代)

guest:
近藤達郎(p, acc)
whacho(per)
原マスミ(g, vo)

問・予約:03-3953-1152(15:00〜)


(2)08/11(月)葉山・一色海岸UMIGOYA
『こまっちゃ、海へ!』

夕暮れどきから、ゆるゆると。
チャージフリー、ドネーション(投げ銭)制。
天候によっては中止となる場合もあります。


(3)★晴れたら空に豆まいて2周年記念特別企画
08/31(日)代官山・晴れたら空に豆まいて
『島風に吹かれて。』

大工哲弘(唄、三線)

17:00開場 18:00開演
前売4500円 当日5000円(ともに+drink代)

問:03-5456-8880 
予約:ticket@mameromantic.com


fRoots31 貧乏人の味方、fRoots 誌恒例合併号付録CD。毎年夏と冬に付いて今年で16年目。この31枚をずっと通して聞いてみるのもいつかやりたい。時代の変遷や一瞬の光芒に終わった連中をたどりなおすのは、きっといろいろな発見があるだろう。

 その31枚め収録曲15曲というのは最少記録ではないか。理由は簡単、長い曲が多いのだ。一番長いのは9分41秒。クレタ島の弓奏楽器リラの Stelios Petrakis。長さも長いが、内容的にも今回のハイライト。やや大きめの編成で、本人のリラはもちろんだが、ウード系の撥弦楽器も大活躍。バックの打楽器群には恍惚状態。これは買うぞ、と探したら結局本人のサイトから飛んだ先のレーベルでの直販しかなかった。クレタ島専門レーベルらしい。おいしそうなものがごろごろしているが、涙を呑んで1枚だけ注文。それにしてもクレタはギリシア本土とはまた違う伝統があるらしい。確かに歴史的には本土よりも古いのだし、島だからあちこちから流れこんでは混ざりあいまた出て行っているはずだ。いずれもう少しつっこんでみたい。

 この曲は流れが変わってきたのを象徴するものでもあって、今回アフリカが1曲しかない。アフリカからよい音楽が消えたわけではなかろうから、他の地域、特に今回は地中海東部から中近東が活発になっているのだろう。アフリカの政治的混乱の影響もないとは言えないだろうし、オイル・マネーの余沢もあるんじゃないか。

 この曲と今回の「御三家」をなすのは、イランのシンガー Mamak Khadem とトルコの Taksim Trio。ママクはイランとは言いながら、うたっているのはギリシア、トルコ、アルメニアの曲だそうだ。声楽では世界一(小泉文夫)のイランが、いわば近隣文化の探索に乗り出したと言うところか。これはアメリカの CD Baby のサイトで買えた。ここは今アメリカで一番おもしろいオンライン・ショップかもしれない。CD Roots よりも品揃えがよいところがある。

 トルコの Taksim Trio は、クラリネット、バーグラマ、カナウンの名手のグループで、ステリオスと今回のベストを分ける。とことんオーセンティックなのだが、即興らしき演奏にひどくモダンな、ジャズとさえ呼びたい響きがあり、そこがかっこいい。これはふつうに見つかった。

 クロアチアの Kries《Kocijaniとアメリカの Pamela Wyn Shannon とデンマークの Phonix、それにアレ・メッレル・バンド《Djef Djel》はすでにアルバムを聴いていて、おせーぜ、イアンと言ってやれるのはうれしい。しかし、アレ・メッレル・バンドのこの曲はあらためて傑作。いや、あのアルバムは傑作。今一番ライヴを見たい。

 地中海東部〜中近東と並んで盛りあがっているのが、イングランド。この雑誌は元もと南イングランドのローカル雑誌から出発しているから、この辺の盛上りを見のがすはずがない。その一方でスコットランドには冷たかったりするが。

 そのイングランド代表はスピアズ&ボウデンジャッキー・オーツ。どちらも新作から。ベロウヘッドもセカンドが出るし、この二人の動向は眼が離せない。ジャッキーはスティーライ版の〈Lark in the morning〉をうたっていて、これに比べればスティーライ版は幼稚園の学芸会だ。まあ、30年以上の時間の経過はあるわけで、もちろんスティーライ版があったから今こういう歌唱が可能になってはいる。やはり比べるのは酷だろう。

 カナダの姉妹という Ghost Bees 《Tasseomancyもカナダには珍しくイングランド系で、レイチェル・アンサンク&ウインター・セットと同じ志向性。オーセンティックな伝統コーラスを展開しながら、独特の「危うさ」をはらむ。

 もう一つのイングランドが掉尾を飾る Broadcaster の〈England〉。1960年代第1期の『ラジオ・バラッド』をサンプリングし、テクノ、ダンス系の音を重ねて組みたてたもの。こういうのを「マッシュアップ」というのだろうか、二次的創作物ではあるが、サンプリングの選択、組合せ、デフォルメの手腕が恐ろしく斬新で、もうめったやたらにおもしろい。アラン・ロマックスが録音した音源にバンドの録音を重ねて、フィールド録音を現代の演奏として甦らせた Tangle Eye の試みをさらに一歩進めた、と言える。オリジナル製作者の一人イワン・マッコールの息子カラムが共同プロデューサーで、これは良い仕事だ。

 オムニバスのトップを飾り、今月号の表紙も飾っている Les Amazones de Guinee については、あたしがここでぐだぐだ言う必要も無かろう。40年ぶりのセカンドだそうだ。しかし、この表紙写真、軍服姿が3人いるのはやはりシャレか。(ゆ)

 編集部が京都四条烏丸にある関係で、毎年この時期は祇園祭でてんてこ舞いになります。そのあおりで今月の配信は23日を予定してます。乞うご容赦。

 それにしても良かったです、トニィ・マクマナス。ギターというのがあんなに美しい音を出す楽器だとは、あらためて思いしらされました。こうしてみると、ギターはピアノに似ています。音を出す原理も似たようなものですが、楽器の在り方として似ている。終わっててくてく帰りながら、キース・ジャレットに似ていると思ったことであります。

 ケルト系でも、楽器のソロ演奏はもちろんあるし、それぞれに味わい深いものですが、ギターのソロはちょっと立場が違いますね。フィドルにしてもフルートにしてもパイプにしても、ソロはあくまでもソロ、いわば単相であるわけですが、ギターは単相にも福相にもなる。リズムも刻めるし、メロディも奏でられる。両方同時にもできる。ですから、ギターでしか演奏できない、聞くことができない音楽がある。

 極端に言えば、ギターでやると言うだけで、新しいアイリッシュ・ミュージック、スコティッシュ・ミュージック、ケルト音楽を生みだせる。昨夜はそれだけでなく、イタリアやギリシアやブルガリアも聞かせてくれましたが、そのどれもが瑞々しく、新鮮。聞き慣れた曲でも、初めての出会いのようでした。

 もう一つ感心したのは、動きに無駄がない。アコースティック、エレクトリック問わず、ギタリストは演奏しているその動きを見ている凄いことをしていても、眼をつむって音だけ聞くとなんてことはないことがままあるんですが、トニィ・マクマナスは動きが凄いと音も凄い。見て楽しく、聞いて一層楽しい。

 ギタリストとしても、またケルト音楽家としても、これを見ないで何を見るのだ。今日は大坂、明日は名古屋です。仕事はほうりだしなさい。デートはすっぽかしなさい。親の死に目に会えずとも、これに行くというなら、親も安心して往生してくれます。何が何でも行くべし。(ゆ)

 京都のアンティークきものショップ「やゝ」で、平安隆さんのライヴがあるそうです。相方はソウル・フラワー・ユニオンの元ドラマー永原元さん。

 元来が京都の細長い町屋を利用した店らしく、サウンドそのものも雰囲気も変わったものになりそうですね。

--引用開始--

琉球への游宴

― 京町屋で楽しむ沖縄音楽の夕べ ―

祇園祭の鉾も立ちはじめます7月12日に
平安 隆、永原 元さんを迎えライヴをおこないます。
まだ梅雨の明けない曇り空の京都の町ではありますが、
久しぶりの京都でのライヴ! お着物好きで無い方も(笑)
おこしくださいませ♪

出演:平安 隆(歌、三線)
   永原 元(ジャンベ)
時 :07/12(土)18:30 start(店舗は18時まで通常営業しております)
場所:やゝ游風店 京都市下京区仏光寺通烏丸東入上柳町319-3
料金:4000円(ワンドリンク付)
   *会場内は禁煙となっております*
お問い合わせ:やゝ游風 
       TEL: 075-431-8777
       E-mail
--引用終了--

 バウロンのトシさんたちが新らしく組んだバンドのお披露目ライヴが、東京であるそうです。

 くわしくはこちら

ナギィ・メンバー:
藤野由香 アコーディオン
大渕愛子 フィドル
長尾晃司 ギター
本岡トシ バウロン

 藤野さんは Rivendell やオオフジツボで活動されてますね。
大渕さんはわが国のアイリーン・アイヴァースと言われて、評価が高い。
長尾さんはフルートの豊田さんとよく一緒にされてます。
トシさんはわが国バウロンのトップ・プレーヤーの一人。

 ふうむ、かなり期待できそうであります。

07/27(日)シェイマス・オハラ(目黒)03-3760-6179
スタート20:00
ノーチャージ(カンパ制)

08/02(土)つぼ(千歳烏山)03-5313-8151
オープン19:00/ スタート19:30
チャージ2,000円(要1オーダー)
【共演】アヤコレット(ソロ)



Thanx! > トシさん

 聴くべき音楽とその聴き方を教えられたのは、東京・渋谷にあったロック喫茶「ブラックホーク」だったが、ここには黒人音楽はほとんどなかった。むしろブラック・ミュージックが暗黙のうちながら意識的に排除されていたことは、マイケル・ブルームフィールドの《ANALINE》に店のDJ松平維秋氏がつけたコメントにも現われていたのだが、20歳そこそこの若造にそんなところが読みとれるはずはない。

 端的に言えば、ブラックホークの宇宙ではブラック・ミュージックは「時代遅れ」のもの、「過去」のものだった。「ロック」を生んだことでブラック・ミュージックの役割は終わったとされていたのだ。ここでの「ロック」はザ・バンドを頂点とする。サザン・ロック、スワンプ・ロックの比重が大きく、ウエストコーストはカントリー・ロックがメインで、サイケはご遠慮願う。デッド、ザッパはなかば無視される。担い手はあくまでも白人であり、黒人が主な担い手である音楽はその背後にあって支えるものではあっても、実際に音になって聞こえるものに、黒い要素ははなはだ薄かった。ポール・バターフィールドの《PUT IT IN YOUR EAR》が最も「黒く」聞こえていたくらいである。ブラックホークの店内でジェイムズ・カーやO・V・ライトの名を見、ボブ・マーリィがかかったのは、松平さんが辞め、店の性格が変わってしばらくしてからだった。

 そこで育てられたリスナーは、ブラック・ミュージックにはワールド・ミュージックの一環として接することになる。世界中どこにでもあるルーツ・ミュージックとそれをベースとしたポピュラーのひとつとして聞きはじめた。だから初めはニューオリンズだった。カナダのケベックからつながったのだ。ドクター・ジョンである。ネヴィル・ブラザーズはむしろごくありふれたアメリカン・ロックに聞こえた。

 次は上記マイケル・ブルームフィールドやポール・バターフィールド、あるいはロリー・ギャラハー、オールマン・ブラザーズなどからブルーズへいった。レンタル・ショップや図書館から関連のCDを借りてはせっせとカセットにダビングし、聞いた。ロバート・ジョンソンの復刻がバカ売れし、ブルーズ復権の時期でもあった。

 ソウルは一番遠かった。ソウルとして耳に入ってくる音楽はどれもこれも甘く聞こえた。単なるヒット狙いに見えた。ブラックホークの教えのひとつは「ヒットは疑え」である。ヒットしなかったものにこそ真の宝石はある。ヒットしたものはヒットしたという事実によって汚れている、価値が下がる。むろんこれはブラックホークの営業戦略、他店との差別化の手段だったわけだが、無垢な若者にとっては人生哲学にも等しくなっている。そう洗脳された人間からみると、ニューオリンズやブルーズはヒット・チャートとは距離がある一方で、ソウルにとってはチャートがすべて、と思われた。

 興味津々で聞いたロバータ・フラックの〈愛は面影のなかに〉も、ひたすらロマンティックな面だけを強調していると聞こえた。イワン・マッコールの原曲には、愛する者にすべてをさらけだす捨て身の態度がある。裸の、剥き出しの魂の声が聞こえる。ほんとうは力のかぎりわめき叫びだしたいところを、必死でおさえにおさえ、詩として昇華しようとしてもがいている。それでも抑えきれない、昇華しきれない大きく深い愛が、まさにマグマのように地を揺るがし、宇宙を満たしてくる。それにひきかえ、ロバータ・フラックの、これは何だ。こんなものに「たましい」があってたまるか。

 ずいぶん後になって聞いたジェイムズ・カーとO・V・ライトはまだましだった。いや、正直、かなり心を揺さぶられた。シンガーは魂をこめてうたっている。ただ、バックは装飾過剰だった。なんで、こんなに余計なホーンなんかで飾らにゃならんのだ。もっとシンプルにしてくれ。こちらはうたを聞きたいんだ。

 オーティス・レディングだけはずっと前に一度見ていた。ロックを聞きだした頃テレビ放映された『モンタレー』でだ。なんて、かっこいいやつだ、と感じいった。まともに対抗できていたのはジャニスぐらいだった。が、感じいっただけだった。やはりギターを燃やすジミヘンに肝をつぶしていたし、その頃通っていた新宿のロック喫茶でも、オーティス・レディングなんか、かかるはずもなかった。なんてったって、クリムゾンの鬼気迫る《USA》が最高だったのだ。

 かくてブラック・ミュージックについては極めて断片的に、まったく気まぐれに、聞いてゆくことになる。どうしてエルモア・ジェイムズのボックス・セットがウチにあるのか。さっぱり覚えがない。〈Dust my broom〉のイントロはかっこいいかもしれないが、こうたて続けに同じようなヴァージョンをいくつも聞かされても、それでいったいどうしろというのだ。プリンスがいくら凄いと言われても、あ、そう、てなものである。それよりはトレイシー・チャップマンを聴くよ。

 そういうリスナーにこの本はまずゴスペルから始めようと語りだす。ああ、ゴスペルはいいですね。デ・ダナンが《1/2 SET IN HARLEM》(1991) の中でやってみせたニューヨークのゴスペルのグループとの共演は凄かった。『リバーダンス』にゴスペルのコーラスが入ったのは、ビル・ウィーランがあれを聞いたからにちがいない。そういえばU2の《魂の叫び》でもゴスペルの入った曲はハイライトだった。あの邦題はあのトラックからの発想じゃないか。デ・ダナンはひょっとしてあれをヒントにしたのかしらん。

 それから、をを、レイ・チャールズだ。ザ・バンドのリチャード・マニュエルがお手本にしたという。そうか、かれはここに来るのか。そういえば、スティーヴィー・ワンダーも盲目だった。スヌークス・イーグリンもいる。名前の通った人だけで3人もいるなら、他にもたくさんいるだろう。白人で盲目のミュージシャンって誰かいたっけ。ドック・ワトソンか。ヨーロッパにはちょっと見あたらない。カロランは盲目だったが、時代が違いすぎるな。あれはむしろ瞽女さんに近い。盲人がミュージシャンを職業とする制度がアメリカにあるわけではないだろうが、かつての黒人社会ではそういう流れがあったのだろうか。

 ずいぶん前の MOJO誌で特集した時の、射殺された直後のサム・クックの写真は衝撃だった。アイリッシュ・ミュージックやルーツ・ミュージックの世界であんな死に方をした人はいない。ピーター・ベラミが自殺したのがこれまでの最大のショックであるくらいだ。まあ、ミホール・オ・ドーナルの死に方にもちょっと謎はないこともないが。サンディ・デニーは、あの時点で亡くなったことそのものがショックではあったが、事故死であることはとりあえずまちがいないし。ビクトル・ハラとか、イランやイラク、アフガニスタンのミュージシャンたちはまた別の話。

 そういえば、ブラック・ミュージックとドラッグも切っても切れない。アイリッシュ・ミュージックではアルコールが近いところにあるが、何といっても酒そのものは合法だから、ほんとうにヤバイことにはならない。クリスティ・ムーアもトミィ・ピープルズも、しっかり回復すれば、ミュージシャンとして尊敬を集めている。本書の後ろの方でとりあげられるネオ・ソウルの人たちもドラッグと縁が切れないようなのには、ちょっと鼻白んでしまう。ブラック・ミュージックの問題か、それともアメリカ全体の問題が増幅反映されているのか。

 そしてジェイムズ・ブラウン。気にはなっているのです。フランク・ザッパとも通じるところがあるらしいし。亡くなった時の騒ぎもまだ新鮮。本書の表紙にもなってる。そうかあ、4枚組ボックスかあ。そそられますなあ。

 うんうん、まずこの3人が基礎を据えた、と。なんか、つながってきますねえ。まだ、どこがどうつながってるのか、はっきりはわからないけれど、つながっている感じが出てきた。

 この、つながっている感覚、これが大事。これさえ感じられれば、一見どんなに遠く離れているようにみえても、その音楽は聞ける、聞いて楽しめる。逆にそれがないと、一見どんなに近くにあるように見えても、共感がわいてこない。結局そうやって聴く音楽の幅が広がってきたのだと、ようやくこの頃、わかってきた。

 この本でいえば、始まりのゴスペルから3人の元祖と、最後のユッスーやサリフ、ティナリウェン、就中、アリ・ファルカ・トゥーレにつながりを感じる。もっともかれらは、ソウルというよりはブルーズに近い気もするが、ブラック・ミュージックについてはまだ無知なのだから、ここでかれらを出してきた著者の見識を尊重しよう。

 このふたつを焦点として、その間に広がる広大なネットワーク、それがソウルなのだ、とこれがこの本から学んだことのその一。

 ここは肝心なところだが、本書が語っているのは、ソウルのストーリーではない。これをストーリーとみたてると本書は「聖典」になってしまう。それは著者の意図するところではない。そうではなく、本書で著者がやってくれたのは、時間がたつうちにもつれあい、からみ合ってしまって、ちょっと見ただけでは真っ黒な塊にしかみえない網を、ていねいにときほぐし、その最も重要なノードを示して、それぞれのノードの網全体のなかでの位置と性格とつながってゆく先を明らかにした、そういうことなのだ。当然、書かれているものは氷山の一角でしかない。最も輝きの強いところ、それぞれに頂点をきわめた大物、巨人ばかりだ。

 本書を「聖典」として崇め、紹介された音源を残らず漁って、著者の跡をたどることも、それはそれで楽しいことかもしれない。しかし、ここに語られた人びとや音源に留まらず、そこを扉、インターフェイス、媒介として、その向こうにひしめく、無数のミュージシャンたちと音源が綾なすベイユーにわけ入って、自分なりの水脈をさぐりあてることのほうが、もっとずっと面白くないか。

 ソウルのネットワークを広く概観する本書でも、すべてをカヴァーしているわけではない。その視野からはずれる部分では、一方でブルーズともつながるだろう。スヌークス・イーグリンやタジ・マハルはどこに来るのか。また他方ではオールドタイムともつながっているだろう。カロライナ・チョコレート・ドロップスだって、突然変異であるはずがない。ファンクの章ではジャズとのつながりが語られるが、ジャズとの接点もそれだけではないだろう。レゲエやサルサからラテン・アメリカとはどこでつながるのか。そういえばハリー・ベラフォンテはやはりソウルには入らないのか。

 本書に教えられたことその二は、「ヒット」の意味が、今と昔、すなわちソウルが栄えていた頃とは違うということだ。

 80年代にソウルが一度「死ぬ」のは、ディスコが流行ったからではない。本書の旧版では大きくとりあげられていたというホイットニー・ヒューストンとマイケル・ジャクソンが、今回あっさり消えているのは象徴的だ。かれらが「過去の人」となったのは、「作られた」ヒットだったことを意味する。それ以前のスーパースターたちが「過去の人」にはならず、本書に生き生きと語られているのは、かれらのヒットが「できた」ものだったからだ。ヒットが「当る」ものから「作る」ものに変わってゆくところで、ソウルは「死ぬ」のである。それでもブラック・ミュージックのもつ慣性は矯めるには大きすぎたから、方向を変えるしかなかった。変わった先がディスコであり、ラップだったわけだ。

 そうなると、最後のCDガイド7に、いきなり大量に紹介されるネオ・ソウルの人たちが気になってくる。もう一度時代がまわり、ヒットが「作れ」なくなったところで、かつてソウルを生みだしてきた魂がどういう音楽を生みだしているのか。それともかれらもまたやはり、音楽産業の「市場」への抵抗の犠牲になっているのか。必ず気に入るという保証などどこにもないが、確認だけはしたくなってくるではないか。

 あるいは本書を導きとしてこれからソウルを聞こうというのなら、この巻末の、「今」のソウルを聴くことから始めるのはどうだろう。こういう時、ふつうは「始まり」から時間経過にそって辿ろうとする。しかし、本書のような、リアルタイムで現場で体験した人による優れた案内であっても、読者ひとりひとりの時間を巻きもどすことは不可能だ。ならば、リアルタイムで体験できるところから入ることこそ、むしろ「王道」とはいえないか。そこで何かを掴んだら、今度はそれをひとつの尺度として、時代を遡り、ネットワークを渡ってみる。そうすれば、ソウルのネットワークでも本書では手の届かなかったところがほぐれてくるかもしれない。ここではまだ隠れていたところが現われるかもしれない。さらには、著者にすら見えなかった音が聞こえ、つながりが見えてくるかもしれない。同時代として体験することとひきかえに見失うことは少くないのだ。

 それにしてもここに描かれるソウルのネットワークの広さ、大きさはどうだろう。ジェイムズ・カーとプリンスの違いには眼がまわる。ドクター・ジョンとスタイリスティックスの根柢を支える魂は、ほんとうに質を同じくするものなのか。こうなったのはたぶん、ソウルとして黒人がつくる音楽は、ヒットしなければ消滅してしまったからだろう。あるいは、そうか、黒人たちが「市場」に向けて作っていった音楽を「ソウル」と総称したのだ。ブルーズのように、一定のスタイル、フォーマットが先にあったわけではないのだ。となると、ブラック・ミュージックでも「ブラックホーク」戦略は有効なのか、いやその前に可能なのか、検証してみるのもまた面白そうだ。

 もう一度それにしても、これだけのものを呑みこんで楽しんでいる著者の懐の深さには脱帽するしかない。その深く、広い体験を語る語り口の巧みなことは、スモーキー・ロビンソンの作詞の妙にも比べられる。その奥には、ソウルを切り口としてアメリカ音楽、ひいてはアメリカ文化の核心も顏を覗かせてもいる。

 カヴァーのデザインはもちろん、その紙質、ウィリアム・モリス式を地でゆき、贅沢に余白をとった本文ページのレイアウト、文字インクの色、巻末索引まで、例によって造本も冴えている。

 あえて言えば、ミュージシャンの原語アルファベット表記での索引も欲しかった。が、これは読者がそれぞれに調べる楽しみを奪うのを控えた、というべきだろう。

 さてこうなると、ブラック・ミュージックのもう一つの側面、ブルーズのゆくえも読みたくなる。そして、「優に一冊の本になる」と著者も言うブルーアイド・ソウルのゆくえも読みたくなるじゃないですか。バラカンさん、来週はひとつそれでお願いします。(ゆ)

 昨日配信しました本誌今月号情報篇の国内イベントを日付順に並べたものです。

 同じ日付の中では、パソコンのソート機能で並べてます。
 *が末尾に付いているものは、本誌配信以後に入ってきた情報です。

06/24(火)『リバーダンス』@新潟県民会館
06/24(火)Jizo(豊田耕三)セッション&ライヴ in Seamus O’hara@目黒
06/24(火)チャボロ・シュミット@名古屋クラブクアトロ
06/24(火)フリー・セッション@京都 field
06/24(火)ラーナリム@東京 代官山 晴れたら空に豆まいて
06/25(水)“くちぶえ天国”LIVE(鬼怒無月)@渋谷 duo Music Exchange
06/25(水)『リバーダンス』@新潟県民会館
06/25(水)くぬぎ丈弘@大分  冨士屋ギャラリー
06/25(水)チャボロ・シュミット@兵庫 兵庫県立芸術文化センター 中ホール
06/26(木)木津茂理「ゆらりうたの森」@銀座 Gallery ef
06/27(金)『リバーダンス』@富山オーバードホール
06/27(金)かとうかなこ@神奈川 グリーンホール相模大野 多目的ホール
06/27(金)山口洋、リクオ、RINKA@札幌 公開秘密結社あじとII チキでき
06/27(金)上村美保子(桃梨)『円山町歌謡夜話』@7th Floor/Shibuya,Tokyo
06/28(土)〜30(月)野尻湖ミュージック・キャンプ
06/28(土)『リバーダンス』@富山オーバードホール
06/28(土)Pere-Furu=鬼怒無月(g), 勝井祐二(vn)@下北沢Lady Jane
06/28(土)Syn Syn(坂上真清)@国分寺「クラスタ」
06/28(土)The Boston Tea Party(ゲスト守安功&雅子)@東京武蔵野市 ラ・フォルテ
06/28(土)ウィッスル入門教室@京都 field, 講師:金子鉄心
06/28(土)オオフジツボ(壷井彰久)@西荻窪 音や金時
06/28(土)くぬぎ丈弘@名古屋 58Moon
06/28(土)フリー・セッション@京都 field
06/28(土)亀工房@新潟・三条『しただテラ小屋』
06/28(土)山口智@チャクラ・キャンドルナイト
06/29(日)『リバーダンス』@富山オーバードホール
06/29(日)Jizo(豊田耕三)in prima stella@東船橋
06/29(日)ギターの日キター!!! Japan Avant Guitaristival(鬼怒無月)@六本木 SuperDeluxe
06/29(日)ソウル・フラワー・ユニオン@東京・Shibuya duo Music Exchange
06/29(日)月岡祐紀子@「花みずきミニライブ」東京・祐天寺 花みずき
06/29(日)木津茂理「しげりずむ」宮本スタジオ、台東区浅草
06/30(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
06/30(月)くぬぎ丈弘@東京 クロコダイル
06/30(月)高橋香織、鬼怒無月、渡辺等、仙波清彦 w/田透@西荻窪音や金時
06/30(月)小松崎健ダルシマーソロ@小樽倉庫No.1
07/01(火)『リバーダンス』@福岡サンパレス
07/01(火)O'Jizo@調布 ケニーズ
07/01(火)フリー・セッション@京都 field
07/02(水)『リバーダンス』@福岡サンパレス
07/02(日)J-Click@OSAKA MUSE(hatao、松阪健)
07/02(木)やみくもりもり(鬼怒無月)@渋谷公園通りクラシックス
07/03(木)『リバーダンス』@福岡サンパレス
07/03(木)あらひろこ@札幌市立星置東小学校開放図書館
07/04(金)くぬぎ丈弘@京都 ネガポジ
07/05(土)『リバーダンス』@倉敷市民会館
07/05(土)Daniele vs Fluka@京都 field
07/05(土)gene〜連綿とつながる記憶〜 2nd薫る風(宮良牧子)@東京・六本木 六本木ヒルズアリーナ
07/05(土)SaKaNa(坂上真清)@自由学園・明日館(みょうにちかん)・大教室タリアセン
07/05(土)WORLD BEAT 2008@大阪・かわちながのラブリーホール
07/05(土)くぬぎ丈弘@京都 ネガポジ
07/05(土)トゥクトゥク・スキップ@立川 Irish Pub カウンティ・クレア
07/05(土)守安功&雅子@千代田区 城西大学紀尾井町キャンパス
07/05(土)上野洋子 in Ayuo 「14色の夢の場面」@公園通りクラシックス
07/05(土)第6回 英国トラッドフォーク&ロック(レコード)の会@東京・高円寺 サブリエルカフェ*
07/06(日)『リバーダンス』@倉敷市民会館
07/06(日)Fairy Dance@大阪フィドル倶楽部
07/06(日)WORLD BEAT 2008@東京・日比谷野外大音楽堂
07/06(日)トゥクトゥク・スキップ@横浜 Irish Pub グリーンシープ
07/06(日)柴田智子のサラダ記念日コンサート w/あらひろこ@銀座王子ホール
07/06(日)長見順、岡地曙裕、鬼怒無月@福島なまず亭
07/06(日)李浩麗SOHA(山口智)@興願寺夏参りコンサート、高松市興願寺
07/07(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
07/07(月)鬼怒無月、常味裕司、吉見征樹@大泉学園 In-F
07/07(月)李浩麗SOHA(山口智)@神戸新聞松方ホール
07/08(火)『リバーダンス』@大阪フェスティバルホール
07/08(火)バルカン・ビート・ボックス@渋谷 DUO music exchange
07/08(火)ウィッスル入門教室@京都 field, 講師:金子鉄心
07/08(火)フリー・セッション@京都 field
07/09(水)Bad Knoid(鬼怒無月)@高円寺ペンギンハウス
07/09(水)『リバーダンス』@大阪フェスティバルホール
07/09(水)シンク・オブ・ワン with キャンピング・シャアビ@渋谷 DUO music exchange
07/09(水)つのだたかし+大萩康司+沖仁+アリエル・アッセルボーン@ハクジュホール
07/10(木)『リバーダンス』@大阪フェスティバルホール
07/10(木)かとうかなこ@埼玉 さいたま市文化センター 小ホール
07/11(金)『リバーダンス』@大阪フェスティバルホール
07/11(金)Era featuring 吉見征樹@金沢もっきりや
07/12(土)《ケルトの真髄》発売記念トーク・ショー@disk union新宿本館5F
07/12(土)『リバーダンス』@大阪フェスティバルホール
07/12(土)Era featuring 吉見征樹@大阪CHOVE CHUVA
07/12(土)Fairy Dance@西荻窪 ビストロ・サンジャック
07/12(土)Oxalis@新宿SACT!
07/12(土)かとうかなこ@埼玉 入間産業文化センター
07/12(土)ハシケン レギュラーライヴ『Hug』@東京 下北沢・440
07/12(土)フリー・セッション@京都 field
07/12(土)山口智ダルシマーソロ@バー・メタモルフォーゼ
07/13(日)『リバーダンス』@大阪フェスティバルホール
07/13(日)Era featuring 吉見征樹@豊橋ハウスオブクレイジー
07/13(日)Fairy Dance@中目黒 楽屋(らくや)
07/13(日)Whistling Breeze@ザ・シャノンズ(大崎)
07/13(日)月岡祐紀子「第8回 日本の調べ推進フェスティバル」@東京・世田谷区民会館
07/14(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
07/15(火)豊田耕三アイリッシュミュージックセッション@市川 Almanac House
07/15(火)祇園祭宵山セッション@3F field studioベランダ
07/15(火)D. I. R. E.(鬼怒無月)@高円寺 Show Boat
07/16(水)祇園祭宵山セッション@3F field studioベランダ
07/16(水)平松加奈鬼怒無月デュオ@中野いぶき
07/17(木)O'Jizo@品川ダブリナーズ
07/17(木)Salle Gaveau(鬼怒無月)@名古屋 LOVELY
07/17(木)トニー・マクマナス@東京 Back In Town
07/18(金)Salle Gaveau(鬼怒無月)@名古屋 LOVELY
07/18(金)トニー・マクマナス@横浜 Thumbs Up
07/18(金)岸本一遥@東京・武蔵小山 アゲイン
07/18(金)桃梨☆結成10周年記念大感謝祭@東京・吉祥寺 STAR PINE’S CAFE
07/19(土)JAZZ ART せんがわ(DiVa+鬼怒無月、CICALA-MVTA、etc.)@調布 せんがわ劇場
07/19(土)O'Jizo@群馬県太田市 ガーデンカンパニー太田店内「ル・カフェ」
07/19(土)Oxalis@三井アウトレットパーク幕張
07/19(土)ウィッスル入門教室@京都 field, 講師:金子鉄心
07/19(土)カテリーナ古楽研究所@京都 field
07/19(土)かとうかなこ@広島 世羅ワイナリー
07/19(土)トニー・マクマナス@大阪 May Theater
07/19(土)金子飛鳥 Monthly Duo with 井上艦@祐天寺 FJ's
07/19(土)津軽三味線の始祖 仁太坊誕生祭(つるとかめ)@ふるさと交流圏民センター オルテンシア、五所川原市
07/20(土)O'Jizo@新宿ゴールデンエッグ
07/20(土)楽屋12th Anniversary Special Program(チュラマナ他)@中野 楽屋
07/20(日)JAZZ ART せんがわ(Salle Gaveau、John Zorn's cobra Tokyo operation 林正樹部隊他)@調布 せんがわ劇場
07/20(日)トニー・マクマナス@名古屋 Tokuzo
07/20(日)吉田隆一+小森慶子+壷井彰久@大泉学園 in F
07/20(日)桃梨☆結成10周年記念大感謝祭 !! @水戸 90EAST
07/21(月・祝)Warehouse(鬼怒無月)@新宿 PIT-INN
07/21(月・祝)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
07/21(月・祝)トニー・マクマナス@東京 Back In Town
07/22(火)O'Jizo セッション&ライヴ@目黒 Seamus O'hara
07/22(火)ウィッスル入門教室@京都 field, 講師:金子鉄心
07/23(水)Paddy Field@渋谷ダブリナーズ
07/23(水)オールド・タイムのセッション@京都 field
07/24(木)マーシュ・マロウ(上野洋子)@吉祥寺スターパインズ・カフェ
07/25(金)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@仙台 なごみ処くも
07/26(土)Fat Daddy(くぬぎたけひろ)@和音堂
07/26(土)Irish Breeze@ガス・ミュージアム(小平)
07/26(土)Oxalis@ららぽーと柏の葉
07/26(土)マンスリー・トラッド・セッション@横浜 Irish Pub The Green Sheep
07/26(土)桜井芳樹・鬼怒無月デュオ@下北沢 lete
07/27(日)一噌幸弘トリオ@関内 Stormy Monday
07/27(日)守安功&雅子@西荻窪 サンジャック
07/27(日)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@秋田 BAREFOOT
07/28(月)アルゼンチンワインと音楽詩人アリエルのギターの酔う一夜@千歳烏山・岩本商店横楽多ビル2F「tubo」
07/28(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
07/31(木)鬼怒無月スペシャルセッション@横浜ドルフィー
08/02(土)鬼怒無月ブルースバンド@荻窪 Rooster North Side
08/03(日)Ubiquitous(金子飛鳥)@琵琶湖ミュージックフェスティバル
08/05(火)O'Jizo@調布 ケニーズ
08/08(金)ハシケン@釧路・喫茶ラルゴ
08/08(金)鬼怒無月、早川岳晴、田中栄二@関内 Stormy Monday
08/08(金)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@Apollo Theater /Nagoya,Aichi
08/09(土)Era(壷井彰久)+有田純弘+吉見征樹@西荻窪 音や金時
08/09(土)ハシケン@札幌・小春南
08/09(土)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@Soul Dyna /Ginan,Gifu
08/10(日)ハシケン@常呂・常楽寺本堂
08/10(日)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@Club Water /Juso,Osaka
08/15(金)青山太鼓見聞録外伝(伊藤多喜雄金子竜太郎)&@青山円形劇場*
08/15(金)林正樹ユニット(壷井彰久、鬼怒無月)@代官山 晴れたら空に豆まいて
08/16(土)守安功&雅子@嬬恋村 二ノ宮邸
08/19(火)青山太鼓見聞録@青山劇場*
08/21(木)月岡祐紀子「NHK邦楽技能者育成会第四十四期卒業生有志による獅子の会 第九回演奏会」@すみだトリフォニー 小ホール
08/23(土)ハシケン@広島 福山・POLEPOLE
08/25(月)ハシケン『Hug』名古屋・密会編@名古屋・TOKUZO
08/28(木)No Nukes Gig 2008@下北沢タウンホール
08/30(土)トゥクトゥク・スキップ@荻窪 ベルベット・サン
08/30(土)田村拓志@カフェ・万象房 町田
08/30(土)一噌幸弘 しらせ@世田谷パブリックシアター
08/31(日)かとうかなこ@札幌 キコキコ商店
08/31(日)KBB(壷井彰久)@吉祥寺 Silver Elephant
09/01(月)青山・太鼓の殿堂@青山円形劇場*
09/04(木)ムスィーカ・バドル(壷井彰久)@西荻窪 音や金時
09/05(金)アシャ@京都 磔磔
09/07(土)守安功&雅子@中野区 宝仙学園短大
09/08(月)アシャ@心斎橋クラブクアトロ
09/09(火)アシャ@名古屋クラブクアトロ
09/10(水)アシャ@東京 Shibuya O-EAST
09/11(木)「ビクトル・ハラ もうひとつの9・11 」@東京・有楽町 よみうりホール
09/11(木)カンテレコンサート from Finland@札幌 生活支援型文化施設コンカリーニョ
09/13(土) アントン・マガワン+守安功&雅子@つくば市 神谷森ログハウス
09/13(土)〜15(月・祝)カンテレ・キャンプ 2008@札幌 北海道クリスチャンセンター
09/13(土)〜15(月・祝)万笛博覧会2008@神戸
09/14(日)ERA&キキオン@アサヒ・アートスクエア
09/14(日)アントン・マガワン+守安功&雅子@愛知県日進市 山のホール
09/14(日)かとうかなこ@京都 養泉寺 本堂
09/15(月・祝)Pochakaite Malko(壷井彰久)@沼袋 SANCTUARY
09/15(月・祝)アントン・マガワン+守安功&雅子@一宮市 尾西市民会館
09/17(水)〜18(木)まぼろしの世界フェスティバル 2008@吉祥寺Star Pine's Cafe
09/17(水)アントン・マガワン フィドル・ワークショップ@東京
09/17(水)スヴェング@三木市文化会館
09/17(水)ソウル・フラワー・ユニオン ニューアルバム発売
09/18(木)アントン・マガワン+守安功&雅子@東京 西荻窪 ビストロ「サンジャック」
09/18(木)スヴェング@広島県民文化センター
09/19(金)スヴェング@西宮 県立芸術文化センター
09/19(金)アントン・マガワン+守安功&雅子@立川市 立川朝日カルチャーセンター
09/19(金)ソウル・フラワー・ユニオン@<広島> クラブクアトロ*
09/19(金)まぼろしの世界後夜祭 勝井祐二バースデー記念@吉祥寺マンダラ2
09/20(土)アントン・マガワン+守安功&雅子@立川市 ロバハウス
09/20(土)スヴェング@吉祥寺スターパインズカフェ
09/21(日)アントン・マガワン+守安功&雅子@立川市 ロバハウス
09/21(日)スヴェング@船橋きららホール
09/21(日)ソウル・フラワー・ユニオン@<福岡> DRUM Be-1*
09/23(火・祝)スヴェング@静岡 浜松楽器博物館
09/23(火・祝)ソウル・フラワー・ユニオン@<大阪> BIGCAT*
09/23(火・祝)守安功&雅子@世田谷区
09/25(木)ソウル・フラワー・ユニオン@<名古屋> クラブクアトロ*
09/26(金)スヴェング@厚木 市民文化会館
09/27(土)スヴェング@札幌 生活支援型文化施設コンカリーニョ 
09/27(土)田村拓志 with 柏木幸雄@東京都千代田区 Tapestry
09/28(日)ソウル・フラワー・ユニオン@<東京> SHIBUYA-AX*
10/05(日)月岡祐紀子@「第2回 椿の里の瞽女唄ライブ」
10/09(木)Salle Gaveau@名古屋 TOKUZO (052-733-3709)
10/10(金)Salle Gaveau@吉良町 intelsat (0563-35-0972)
10/11(土)Salle Gaveau@岡山城下公会堂 (086-234-5260)
10/11(土)ハシケン SPECIAL『Hug』in KYOTO@磔磔
10/12(日)Salle Gaveau@岡山城下公会堂
10/13(月・祝)Salle Gaveau@京都ライブスポット RAG (075-241-0446)
10/14(火)Salle Gaveau@大阪 Knave (06-6535-0691)
10/15(水)Salle Gaveau@金沢もっきりや (076-231-0096)
10/16(木)Salle Gaveau@甲府桜座 (055-233-2031)
10/17(金)ソフィア・カールソン、あらひろこ@旭川 ポリフォニーポイント
10/17(金)守安功&雅子@長野市
10/18(土)ソフィア・カールソン・バンド、aasian kukka@旭川市民文化会館大ホール
10/18(土)安井敬 "Sweet and Gentle Baroque"@松明堂音楽ホール(新所沢)
10/18(土)守安功&雅子@長野市
10/23(木)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/24(金)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/25(土)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/26(日)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/26(日)月岡祐紀子@「北関東三十六不動尊霊場 開創二十周年記念イベント」つくばみらい市・清安山不動院
10/30(木)〜11/10(月)フルック来日ツアー
11月       ショーン・ライアン+守安功&雅子@東京 立川朝日カルチャーセンター
11/02(日)ショーン・ライアン+守安功&雅子@つくば市 神谷森ログハウス
11/04(火)ショーン・ライアン+守安功&雅子@練馬区 OHANA CAFE
11/06(木)ショーン・ライアン+守安功&雅子@杉並区 西荻窪 ビストロ「サンジャック」
11/07(金)ショーン・ライアン+守安功&雅子@文京区 カテドラル聖マリア大聖堂
11/08(土)ショーン・ライアン+守安功&雅子@藤沢市
11/09(日)ショーン・ライアン+守安功&雅子@立川市 茶遊
11/10(月)ショーン・ライアン+守安功&雅子@神戸市 音楽ホール&ギャラリー 里夢
11/11(火)ショーン・ライアン+守安功&雅子@岡山県 岡山市
11/12(水)ショーン・ライアン+守安功&雅子@岡山市 旭東病院 パッチ・アダムスホール
11/15(土)ショーン・ライアン+守安功&雅子@都城市 ウェルネス交流プラザ ムジカホール
11/16(日)ショーン・ライアン+守安功&雅子@宮崎県高鍋町 野の花館
11/17(月)ショーン・ライアン+守安功&雅子@岡山市 岡山市民文化ホール
11/19(水)ショーン・ライアン+守安功&雅子@高知市 細木ユニティ病院
11/19(水)ショーン・ライアン+守安功&雅子@高知市 かるぽーと 小ホール
11/22(土)守安功&雅子@渋谷区 MUSICASA:Tokyo Fiddle Club の会にゲスト出演
11/22(土)守安功&雅子@千代田区 主催 生と死を考える会

というおいしいライヴがあることに、つい先日、教えられるまで気がつきませんでした。

 まあ、金子さんのファンの方はご存知だったでしょうが、一応。

 詳しくはこちら

06/19(木)18:30 open 19:30 start
東京・祐天寺 FJ's

 小さな店なので、予約しないと入れないかもしれないそうです。


 なお、ドーナルは22日に、上野・水上音楽堂での「ピース・ミュージック・フェスタ」に、梅津和時、近藤ひろみ両氏とのトリオで出ます。本誌には載せていますが、念のため。(ゆ)

 以下は「実演家団体、著作権侵害サイトの監視を開始--ユーザーからの通報を受け付け」という記事、とりわけ

 「音楽は『タダ』ではない。多くのアーティストやアーティストを支えるスタッフの知恵や努力、高い創作意欲があってはじめて商業音楽として世に出られる。生まれてきた音楽に対して、正当な対価が支払われる環境がなくなれば、アーティストは音楽以外の手段で自分たちの生活を支えなければならなくなる」

という一節に触発されての「暴論」である。


 だったら音楽以外の手段で生活を支えれば良いではないか。
音楽家が音楽でメシを食おうとするから、音楽が死んでゆくのだ。

 他人の「不正行為」を監視することが音楽活動によい影響を与えるとは、
どう考えても、信じられない。
監視をするよりも、まず「ニーズをくみ上げて」見せろよ。
くみ上げられていないから、「不正行為」をする人間が喝采を受けるのだろうが。

 別の言い方をすれば、「正直者が馬鹿を見る」のだ。
それとも畢竟、資本主義は根本的に「正直者が馬鹿を見る」ようにできたシステムだから、黙って馬鹿を見ていろ、ということか。

 ぼくらは音楽が「タダ」であることを知っている。
アイリッシュ・ミュージックの現場を見れば、否応なくわかる。
地球上、どこでも同じであるとの推測もつく。

 むろんそれには条件がある。
タダであるのは、音楽が生まれている共同体の内部において、だ。
共同体のメンバーにとってはタダなのである。
共同体を生活の場としている人間にとっては、タダなのだ。

 共同体の「外」の人間が、内部の音楽にアクセスしようとすると、タダではなくなる。
何らかの対価を払わねばらない。
しかし、その「対価」は、音楽を「外」に持ちだすことに払われるのであって、
音楽そのものに対して払われるわけではない。
(この場合、「対価」はカネとはかぎらない)

 ミュージシャンはその「対価」で生活しているわけではない。
かれらは他の手段で生活しながら、音楽を自らの日常の不可欠の一部としている。
生活を支えるために音楽をするのではない。
音楽をせざるをえないから、しないでいることができないから、音楽をするのだ。
生活を支えるためにする音楽は、もはや音楽ではない、とかれらなら言うだろう。

 とはいえまた一方で、四六時中音楽をやらなくてはいらない音楽家もいるだろう。
そうなると、音楽以外の手段で生活できないのはうなずける。
なにも、天才ばかりではない。
何らかの条件で、音楽以外に生活手段がないという人間もいる。
ターロゥ・カロランに代表されるアイルランドの盲目の旅回りハーパーはそうだったし、
わが国の瞽女がそうだ。
バルカンのジプシー楽団もそうだ。
その場合には、その音楽家の音楽を受けとる人が、音楽家の生活を支える。

 音楽家の生みだす音楽が、
音楽家の生活を支えてもかまわないと思えるほどに良いものならば。
リスナーの生活にとっても不可欠であると感じられるならば。

 ハーパーも瞽女もジプシーたちも、皆、そうした「ニーズ」を満たしていた。
社会が変化し、「ニーズ」が消えると、供給者も消えた。

 とすれば、音楽は今ぼくらが生きてゆくのに、本当に「必要」なのか。
あるいはぼくらが生きてゆくのに本当に「必要な」音楽なのか。

 本当に「必要」なものは、タダが基本だ。
空気も水も、タダだ。
現代社会で水はタダではない、と見えるかもしれないが、
それは水道という供給システムへの対価であって、水そのものはタダである。

 一方で、タダであるのは、あまりにも貴重で、値段をつけられないからでもある。
誰も対価が払えないくらい、空気も水も「高い」のだ。

 音楽も、ほんとうに必要なものはタダである。
共同体の中でタダなのは、共同体の存続に必要不可欠だからだ。

 著作権を守れ、というのなら、否が応でも守らざるをえない音楽を生んでみろ。
聞いたものが皆、それを生みだした音楽家の生活を、
すすんで支えたくなるような音楽を聞かせてくれ。

 あんたの音楽はおれたちに必要だ、だからあんたの生活はおれたちが支えるから、
他のことはせずに、とにかく音楽を聞かせてくれ。

 著作権とは、本来、そうして生まれたはずだ。
音楽家の方から、
これはおれが作ったんだから、おれのものだ、聞きたいんならカネをよこせ、
といって始まったものではない。
そんなことを言った音楽家の音楽など、誰にも聞かれなくなって、忘れさられた。

 音楽は本来、値段などつけようもないほど貴重な贈り物だ。
たまたま受けとり、その恩恵に浴した者は、受けた恩を「次」に回す。
そういう形でしか「返礼」できない贈り物なのだ。
音楽家の生活の手段では断じて無い。

 著作権はともすれば「守る」ことだけが強調される。
著作権を守りたいならば、著作権を利用しやすくすることが一番の近道ではないか。
著作物は利用されてナンボ、だ。
著作権は守られたが、誰も当の著作物を利用しない。
音楽は誰にも聞かれず、書物は誰にも読まれず、映像は誰にも見られない。
著作権団体はそういう状況を望んでいるのか。

 著作権は著作物がなければ生まれない。
そして著作物は、誰か「他の」人間に利用されて、初めて存在意義を持つ。(ゆ)

 本日配信しました本誌今月情報号の国内イベントを日付順に並べたものです。

 同じ日付の中では、パソコンのソート機能で並べてます。

06/07(土)『リバーダンス』@東京 赤坂ACTシアター
06/07(土)Let's Enjoy Riverdance@Dubliners 赤坂
06/07(土)グローニャ・ハンブリー w/守安功&雅子@武蔵野市 武蔵野スイングホール
06/07(土)フリー・セッション@京都 field
06/07(土)玩具利音@大阪 LIVE BAR OneDrop
06/07(土)亀工房@群馬県前橋市
06/07(土)鹿島茂&かとうかなこ@神奈川 横浜区民センター かなっくホール
06/08(日)『リバーダンス』@東京 赤坂ACTシアター
06/08(日)Whistling Breeze@ザ・シャノンズ(大崎)
06/08(日)アリエル・アッセルボーン@ギター文化館
06/08(日)ウキウキ雨期講座(月岡祐紀子)@東京・四谷 アートコンプレックスセンター
06/08(日)グローニャ・ハンブリー w/守安功&雅子@武蔵野市民文化会館 小ホール
06/08(日)つるとかめ@ギャラクシティ西新井文化ホール
06/08(日)磯村実穂&沢村淳子@マルディグラ
06/08(日)小松崎健/浜田隆史/夢和@BOSTON CLUB (札幌)
06/09(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
06/09(月)グローニャ・ハンブリー w/守安功&雅子@浜松市 浜松市楽器博物館
06/10(火)『リバーダンス』@東京 赤坂ACTシアター
06/10(火)ウィッスル入門教室@京都 field, 講師:金子鉄心
06/10(火)トゥクトゥク・スキップ@埼玉 Cafe Lamp(4人ver.)
06/10(火)フリー・セッション@京都 field
06/11(水)『リバーダンス』@東京 赤坂ACTシアター
06/11(水)グローニャ・ハンブリー w/守安功&雅子@銀座 十字屋 ランチタイムコンサート
06/12(木)Bugel Koar (from Breton) & Quikion@東京日仏学院ラ・ブラスリー
06/12(木)『リバーダンス』@東京 赤坂ACTシアター
06/12(木)グローニャ・ハンブリー w/守安功&雅子@立川市立川朝日カルチャーセンター
06/12(木)グローニャ・ハンブリー w/守安功&雅子立川市 立川パレスホテル
06/12(木)トゥクトゥク・スキップ@品川 ダブリナーズ(3人ver.)
06/13(金)『リバーダンス』@東京 赤坂ACTシアター
06/13(金)Ha-stle with じょん!(坂上真清)@西荻サンジャック
06/13(金)Life Goes On 《YESTERMORROW VILLAGE》発売記念ライヴ@代官山 晴れたら空に豆まいて
06/13(金)トゥクトゥク・スキップ@立川 カウンティ・クレア(3人ver.)
06/13(金)トラブル・イン・ザ・キッチン@東京・浜松町 文化放送メディアプラス・ホール
06/14(土)『リバーダンス』@東京 赤坂ACTシアター
06/14(土)TRAD@仙台市青葉区 Irish Pub Barm's
06/14(土)グローニャ・ハンブリー w/守安功&雅子@本宮市鹿山邸
06/14(土)トラブル・イン・ザ・キッチン@Gnome、京都
06/14(土)ピーター・バラカン「ソウル・ミュージックの名曲・名盤を聴こう!──70年代シンガー・ソングライター編」@ジュンク堂池袋本店
06/14(土)フリー・セッション@京都 field
06/14(土)マンスリー・トラッド・セッション@横浜 Irish Pub The Green Sheep
06/15(日)『リバーダンス』@東京 赤坂ACTシアター
06/15(日)グローニャ・ハンブリー w/守安功&雅子@仙台市 銀のテラス
06/15(日)山口智 in おばためい《空屋甘味店》作品展@京都 ハレトケ
06/15(日)勝井祐二+壷井彰久@大泉学園 in F
06/16(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
06/16(月)小松崎健ダルシマーソロ@小樽倉庫No.1
06/17(火)『リバーダンス』@名古屋 愛知県芸術劇場 大ホール
06/17(火)ウィッスル入門教室@京都 field, 講師:金子鉄心
06/17(火)セッション(豊田耕三)in Almanac House@市川
06/17(火)フリー・セッション@京都 field
06/18(水)『リバーダンス』@名古屋 愛知県芸術劇場 大ホール
06/18(水)オールドタイム・セッション@京都 field
06/18(水)ソウル・フラワー・ユニオン@名古屋・アポロシアター
06/19(木)『リバーダンス』@名古屋 愛知県芸術劇場 大ホール
06/19(木)トゥクトゥク・スキップ@新宿 ダブリナーズ(少人数編成?)
06/19(木)守安功&雅子@相模原市 むくどり 風の丘保育園
06/20(金)『リバーダンス』@名古屋 愛知県芸術劇場 大ホール
06/20(金)Oxalis@渋谷 Apple Store
06/20(金)くぬぎ丈弘@大阪 KNAVE
06/20(金)ソウル・フラワー・ユニオン@大阪・心斎橋クラブクアトロ
06/20(金)ムスィーカ・バドル@西荻窪 音や金時
06/20(金)ラーナリム@三重 松阪 サライ
06/21(土)『リバーダンス』@名古屋 愛知県芸術劇場 大ホール
06/21(土)RINKA@楽天舎(札幌)
06/21(土)くぬぎ丈弘@岡山 ダックテイル
06/21(土)チャボロ・シュミット@東京 杉並公会堂 大ホール
06/21(土)フリー・セッション@京都 field
06/21(土)ラーナリム@大阪 すばるホール プラネタリウム
06/21(土)月岡祐紀子「第三回 ゆきなかい」@西新井文化ホール
06/22(日)「ピース・ミュージック・フェスタ from 辺野古 ‘08」@上野・水上音楽堂
06/22(日)『リバーダンス』@名古屋 愛知県芸術劇場 大ホール
06/22(日)Naarak(山口智)@大阪
06/22(日)くぬぎ丈弘@広島 楽座
06/22(日)グローニャ・ハンブリー w/守安功&雅子@橿原市 橿原文化会館
06/22(日)セントシンディアンサンブル Strawberry Concert Vol.14@奈良県 橿原市文化会館 大ホール
06/22(日)トゥクトゥク・スキップ@高円寺 ムーン・ストンプ
06/22(日)北欧の音楽フェスティバル2008(白夜祭)@兵庫 県立芸術文化センター
06/23(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
06/23(月)くぬぎ丈弘@福岡 マンマミーヤ
06/23(月)チャボロ・シュミット@渋谷 DUO music exchange
06/23(月)ヨーラン・モンソン・バンド@大阪 南堀江 ネイブ
06/24(火)『リバーダンス』@新潟県民会館
06/24(火)Jizo(豊田耕三)セッション&ライヴ in Seamus O’hara@目黒
06/24(火)チャボロ・シュミット@名古屋クラブクアトロ
06/24(火)フリー・セッション@京都 field
06/24(火)ラーナリム@東京 代官山 晴れたら空に豆まいて
06/25(水)『リバーダンス』@新潟県民会館
06/25(水)くぬぎ丈弘@大分  冨士屋ギャラリー
06/25(水)チャボロ・シュミット@兵庫 兵庫県立芸術文化センター 中ホール
06/26(木)木津茂理「ゆらりうたの森」@銀座 Gallery ef
06/27(金)『リバーダンス』@富山オーバードホール
06/27(金)かとうかなこ@神奈川 グリーンホール相模大野 多目的ホール
06/27(金)山口洋、リクオ、RINKA@札幌 公開秘密結社あじとII チキでき
06/27(金)上村美保子(桃梨)『円山町歌謡夜話』@7th Floor/Shibuya,Tokyo
06/28(土)〜30(月)野尻湖ミュージック・キャンプ
06/28(土)『リバーダンス』@富山オーバードホール
06/28(土)Syn Syn(坂上真清)@国分寺「クラスタ」
06/28(土)ウィッスル入門教室@京都 field, 講師:金子鉄心
06/28(土)オオフジツボ(壷井彰久)@西荻窪 音や金時
06/28(土)くぬぎ丈弘@名古屋 58Moon
06/28(土)フリー・セッション@京都 field
06/28(土)山口智@チャクラ・キャンドルナイト
06/29(日)『リバーダンス』@富山オーバードホール
06/29(日)Jizo(豊田耕三)in prima stella@東船橋
06/29(日)ソウル・フラワー・ユニオン@東京・Shibuya duo Music Exchange
06/29(日)月岡祐紀子@「花みずきミニライブ」東京・祐天寺 花みずき
06/29(日)木津茂理「しげりずむ」宮本スタジオ、台東区浅草
06/30(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
06/30(月)くぬぎ丈弘@東京 クロコダイル
06/30(月)小松崎健ダルシマーソロ@小樽倉庫No.1
06/後半   亀工房@北海道(道東方面)
07/01(火)『リバーダンス』@福岡サンパレス
07/02(水)『リバーダンス』@福岡サンパレス
07/02(日)J-Click@OSAKA MUSE(hatao、松阪健)
07/03(木)『リバーダンス』@福岡サンパレス
07/03(木)あらひろこ@札幌市立星置東小学校開放図書館
07/04(金)くぬぎ丈弘@京都 ネガポジ
07/05(金)くぬぎ丈弘@京都 ネガポジ
07/05(土)『リバーダンス』@倉敷市民会館
07/05(土)SaKaNa(坂上真清)@自由学園・明日館(みょうにちかん)・大教室タリアセン
07/05(土)WORLD BEAT 2008@大阪・かわちながのラブリーホール
07/05(土)守安功&雅子@千代田区 城西大学紀尾井町キャンパス
07/05(土)上野洋子 in Ayuo 「14色の夢の場面」@公園通りクラシックス
07/06(日)『リバーダンス』@倉敷市民会館
07/06(日)Fairy Dance@フィドル倶楽部
07/06(日)WORLD BEAT 2008@東京・日比谷野外大音楽堂
07/06(日)柴田智子のサラダ記念日コンサート w/あらひろこ@銀座王子ホール
07/06(日)李浩麗SOHA(山口智)@興願寺夏参りコンサート、高松市興願寺
07/07(月)李浩麗SOHA(山口智)@神戸新聞松方ホール
07/08(火)『リバーダンス』@大阪フェスティバルホール
07/08(火)バルカン・ビート・ボックス@渋谷 DUO music exchange
07/09(水)『リバーダンス』@大阪フェスティバルホール
07/09(水)シンク・オブ・ワン with キャンピング・シャアビ@渋谷 DUO music exchange
07/09(水)つのだたかし+大萩康司+沖仁+アリエル・アッセルボーン@ハクジュホール
07/10(木)『リバーダンス』@大阪フェスティバルホール
07/10(木)かとうかなこ@埼玉 さいたま市文化センター 小ホール
07/11(金)「Era featuring 吉見征樹」at 金沢もっきりや
07/11(金)『リバーダンス』@大阪フェスティバルホール
07/12(土)「Era featuring 吉見征樹」@大阪CHOVE CHUVA
07/12(土)『リバーダンス』@大阪フェスティバルホール
07/12(土)Fairy Dance@西荻窪 ビストロ・サンジャック
07/12(土)Oxalis@新宿SACT!
07/12(土)かとうかなこ@埼玉 入間産業文化センター
07/12(土)ハシケン レギュラーライヴ『Hug』@東京 下北沢・440
07/12(土)山口智ダルシマーソロ@バー・メタモルフォーゼ
07/13(日)「Era featuring 吉見征樹」@豊橋ハウスオブクレイジー
07/13(日)『リバーダンス』@大阪フェスティバルホール
07/13(日)Fairy Dance@中目黒 楽屋(らくや)
07/13(日)月岡祐紀子「第8回 日本の調べ推進フェスティバル」@東京・世田谷区民会館
07/17(木)トニー・マクマナス@東京 Back In Town
07/18(金)トニー・マクマナス@横浜 Thumbs Up
07/18(金)桃梨☆結成10周年記念大感謝祭@東京・吉祥寺 STAR PINE’S CAFE
07/19(土)Oxalis@三井アウトレットパーク幕張
07/19(土)かとうかなこ@広島 世羅ワイナリー
07/19(土)トニー・マクマナス@大阪 May Theater
07/19(土)津軽三味線の始祖 仁太坊誕生祭(つるとかめ)@ふるさと交流圏民センター オルテンシア、五所川原市
07/20(日)トニー・マクマナス@名古屋 Tokuzo
07/20(日)吉田隆一+小森慶子+壷井彰久@大泉学園 in F
07/20(日)桃梨☆結成10周年記念大感謝祭 !! @水戸 90EAST
07/21(月・祝)トニー・マクマナス@東京 Back In Town
07/24(木)マーシュ・マロウ@吉祥寺スターパインズ・カフェ
07/25(金)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@仙台 なごみ処くも
07/26(土)Oxalis@ららぽーと柏の葉
07/27(日)守安功&雅子@西荻窪 サンジャック
07/27(日)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@秋田 BAREFOOT
07/28(月)アルゼンチンワインと音楽詩人アリエルのギターの酔う一夜@千歳烏山・岩本商店横楽多ビル2F「tubo」
08/08(金)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@Apollo Theater /Nagoya,Aichi
08/09(土)「Era(壷井彰久)+有田純弘+吉見征樹」@西荻窪 音や金時
08/09(土)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@Soul Dyna /Ginan,Gifu
08/10(日)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@Club Water /Juso,Osaka
08/16(土)守安功&雅子@嬬恋村 二ノ宮邸
08/21(木)月岡祐紀子「NHK邦楽技能者育成会第四十四期卒業生有志による獅子の会 第九回演奏会」@すみだトリフォニー 小ホール
08/30(土)トゥクトゥク・スキップ@荻窪 ベルベット・サン
08/30(土)田村拓志@カフェ・万象房 町田
09/05(金)アシャ@京都 磔磔
09/07(土)守安功&雅子@中野区 宝仙学園短大
09/08(月)アシャ@心斎橋クラブクアトロ
09/09(火)アシャ@名古屋クラブクアトロ
09/10(水)アシャ@東京 Shibuya O-EAST
09/11(木)「ビクトル・ハラ もうひとつの9・11 」@東京・有楽町 よみうりホール
09/13(土) アントン・マガワン+守安功&雅子@つくば市 神谷森ログハウス
09/13(土)〜15(月・祝)カンテレ・キャンプ 2008(予定)@北海道
09/13(土)〜15(月・祝)万笛博覧会2008@神戸
09/14(日)アントン・マガワン+守安功&雅子@愛知県日進市 山のホール
09/15(月・祝) アントン・マガワン+守安功&雅子@一宮市 尾西市民会館
09/17(水)アントン・マガワン フィドル・ワークショップ@東京
09/17(水)スヴェング@三木市文化会館
09/18(木)アントン・マガワン+守安功&雅子@東京 西荻窪 ビストロ「サンジャック」
09/18(木)スヴェング@広島県民文化センター
09/19(金)スヴェング@西宮 県立芸術文化センター
09/19(日)アントン・マガワン+守安功&雅子@立川市 立川朝日カルチャーセンター
09/20(土)アントン・マガワン+守安功&雅子@立川市 ロバハウス
09/20(土)スヴェング@吉祥寺スターパインズカフェ
09/21(日)アントン・マガワン+守安功&雅子@立川市 ロバハウス
09/21(日)スヴェング@船橋きららホール
09/23(火・祝)守安功&雅子@世田谷区
09/23(祝)スヴェング@静岡 浜松楽器博物館
09/26(金)スヴェング@厚木 市民文化会館
09/27(土)スヴェング@札幌 生活支援型文化施設コンカリーニョ 
10/05(日)月岡祐紀子@「第2回 椿の里の瞽女唄ライブ」
10/17(金)守安功&雅子@長野市
10/18(土)守安功&雅子@長野市
10/23(木)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/24(金)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/25(土)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/26(日)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/26(日)月岡祐紀子@「北関東三十六不動尊霊場 開創二十周年記念イベント」つくばみらい市・清安山不動院
10/30(木)〜11/10(月)フルック来日ツアー
11/02(日)ショーン・ライアン+守安功&雅子@つくば市 神谷森ログハウス
11/04(火)ショーン・ライアン+守安功&雅子@練馬区 OHANA CAFE
11/06(木)ショーン・ライアン+守安功&雅子@杉並区 西荻窪 ビストロ「サンジャック」
11/07(金)ショーン・ライアン+守安功&雅子@文京区 カテドラル聖マリア大聖堂
11/08(土)ショーン・ライアン+守安功&雅子@藤沢市
11/09(日)ショーン・ライアン+守安功&雅子@立川市 茶遊
11/10(月)ショーン・ライアン+守安功&雅子@神戸市 音楽ホール&ギャラリー 里夢
11/12(水)ショーン・ライアン+守安功&雅子@岡山市 旭東病院 パッチ・アダムスホール
11/15(土)ショーン・ライアン+守安功&雅子@都城市 ウェルネス交流プラザ ムジカホール
11/16(日)ショーン・ライアン+守安功&雅子@宮崎県高鍋町 野の花館
11/17(月)ショーン・ライアン+守安功&雅子@岡山市 岡山市民文化ホール
11/19(水)ショーン・ライアン+守安功&雅子@高知市 細木ユニティ病院
11/22(土)守安功&雅子@渋谷区 MUSICASA:Tokyo Fiddle Club の会にゲスト出演
11/22(土)守安功&雅子@千代田区 主催 生と死を考える会
11月       ショーン・ライアン+守安功&雅子@東京 立川朝日カルチャーセンター

 本日9時に月初めの情報号を配信しました。

 届かない方は編集部までご一報ください。


 クラダの新譜リストをながめていても、ここのところずいぶん再発が増えていて、ひと頃の、怒濤のような新作の奔流がなつかしくも思えます。全部買って聞けるわけじゃあないんですが、出てるってだけでも楽しいものです。

 もちろん、どんな川でも雪解けになれば流れは増え、乾期には細くなるわけで、いつまでも洪水が続くのも問題ではあります。アイルランドについてはやはり今は、ちょっと歩みをゆるめ、あるいはたち止まって、来し方を眺め、行く末を思う時なのでありましょう。(ゆ)

 ブルターニュから女性シンガーと男性バンドネオン奏者のデュオ Bugel Koar が来日し、東京でライヴをするそうです。

 シンガーのマルテ・ヴァッサーロは、バガド・ケンパーの大作《Azeliz Iza》(2001) に参加している人らしく、すばらしいうたい手です。ブルターニュの女性シンガーとしてはアニー・エブレルにも肩を並べられると思います。

 シンガーと蛇腹という組み合わせはブルターニュでは珍しいはずで、ましてやバンドネオンと組んでいるのは他にはちょっといないでしょう。ブルターニュに限らなくても、かなり珍しい方ではないでしょうか。下記のサイトでアルバムのサンプルが聞けますが、なかなかおもしろい。サウンドがブルターニュの蛇腹とは変わることもありますが、一台でいろいろな音が出せるのはこの場合やはり有利。ライヴでは見る目にも楽しいのではないかと思います。

 ポセイドンが呼んだらしく、キキオンが対バンです。一曲ぐらい、共演もあるでしょうか。

 慶応の日吉でもブルターニュの文化を紹介するイベントがあり、ここでもライヴがみられるそうです。

 ところでポセイドンさん、「伝統文化がこれほどまでに洗練されたものだとは、一体、誰が知り得ただろうか!」は無いでしょう。伝統文化ほど洗練されたものは、ありません。


--引用開始--
「伝統と現代性、都市に流れるトラッド」

-Bugel Koar & Quikion -
06.12(木) open 19:00 start 19:30
前売2,000円 予約/当日2,500円 1ドリンク付
会場、予約:東京日仏学院ラ・ブラスリー 03-5206-2741
問合、前売:東京日仏学院(飯田橋) 03-5206-2500
協力:POSEIDON

*Bugel Koar
Marthe Vassalo: vo
Philippe Ollivier: bandoneon, accordion

伝統と現代性が交差する瞬間。フランス西端、ケルト文化の秘境の地ブルターニュよ
り、バンドネオンのタンゴのリズムに乗ってブルトン語の歌姫がやってくる。伝統文
化がこれほどまでに洗練されたものだとは、一体、誰が知り得ただろうか!


discography
-Ar Solier
-Nebaon

*キキオン QUIKION
十時由紀子 Totoki Yukiko: vocal, concertina
小熊英二 Oguma Eiji: guitar, bouzouki
佐々木絵実 Sasaki Emi: accordion

アコースティックトリオによる、美しい魔法の音の玉手箱。キキオンは、世界各地の
トラッドに影響を受けつつも、世界中のどこにもない音楽を紡ぎ出しています。CDの
近作3枚はフランスでも発売されました。

discography
-エスカルゴ・ビアンコ (1999)
-ZOO(十時由紀子ソロCD 1999)
-夜のハープ (2001)
-ハレルヤ (2002)  2006年にボーナス付再発 POSEIDON/Musea
-断食月 (2004) POSEIDON/Musea
-キキオン+リズマ・クノムバス ライブ (2005) DVD: POSEIDON
-カプリッツォ (2008) POSEIDON/Musea

関連イベント
Fest Noz 「フランス ブルターニュの伝統、音楽とダンスの祝祭」
06/13 18:00開場、終電の時刻まで(ブルターニュ文化の紹介)
06/14 13:00開場 14:30~19:30(演奏) QUIKION, Loened Fall, BugelKoar ほか
無料
場所:慶應大学日吉校舎内 来往舎
主催:慶應大学
問合:patochanul@mac.com  (francais) / kr@hc.cc.keio.ac.jp (日本語)

音場舎の北里さんが、Bugel Koarについて解説を書いてくださいました。
--引用終了--


Thanx! > 増田さん@ポセイドン

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