クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)

 アイリッシュ・ミュージックなどのケルトをはじめ、世界各地のルーツ音楽を愉しむブログです。そうした音楽の国内の音楽家も含みます。加えて主宰者の趣味のグレイトフル・デッド。サイエンス・フィクション、幻想文学などの話もあります。情報やメモ、ゴシップ、ただのおしゃべりなどもあります。リンク・フリーです。

タグ:北欧

Rough Brunch ラフブランチやナカトルマの鳥谷竜司さんたちのトリオ、「さとりやき」が東京でライヴをするそうです。前回はヴェーセンの来日と重なって見そこなった方も多いと思いますが、一見の価値は十分以上にある、と思います。筆者もまだ見てませんが、ラフブランチのCD(左の画像)や、フリーフォート来日の時の鳥谷さんの演奏を見るかぎり、相当おもしろいはず。

 会場はそう広くないはずなので、予約は入れた方が良いようです。

--引用開始--
 ラフブランチ・ナカトルマの鳥谷竜司と、おしゃれジプシィの佐藤圭一がタッグを
組み、ニッケルハルパやブルガリアのタンブーラ、アラブのウードなどを駆使して
オリジナル曲を演奏するユニット「さとりやき」が二回目の東京公演を行います。
北欧・東欧・中近東・プログレ風味が随所にちりばめられた名曲揃いです。
前回、ヴェーセンと重なってしまって聴き逃してしまった方も、そうでない方も、
ご都合が宜しければお誘い合わせの上、是非是非ご来場下さい。

日時:9/28(日) 18:30開場、19:30開演
場所:西荻窪・サンジャック(西荻窪駅南口徒歩2分)
電話 03-3335-8787
ご予約メイル:sjnisiogi@gmail.com
会費:2,500円+ワンドリンクオーダー(小さなオードブル付)
出演:さとりやき
鳥谷竜司(ニッケルハルパ他)佐藤圭一(ウード他)やぎちさと(パーカッション)
--引用終了--

 スウェーデンにすばらしいシンガーは数多い中で、今一番旬であるソフィア・カールソンの来日の詳細が、ついに発表になっています。来日自体はずいぶん前から断片的に出ていましたし、また関東でもう一つ別にライヴが計画されているそうです。

 詳しくはこちら

 何と言っても、レーナ・ヴィッレマルク&アレ・メッレルも参加している、すばらしいルーツ・ジャズ・バンド Enteli のライヴを見て伝統音楽にはまったというそのきっかけからして、嬉しい人であります。そのレーナの衣鉢をいずれ継ぐ人ではありましょう。

 10/17(金)北海道 旭川 ポリフォニーポイント
 10/18(土)北海道 旭川市民文化会館 大ホール
 10/21(火)東京 武蔵野スイングホール
 10/22(水)三重 松阪 Serai(サライ)

 メルマガではすでに案内していますが、旭川での公演には札幌のアアシアン・クッカ(あらひろこ&扇柳トール)が共演します。

 武蔵野スイングホール公演のチケット発売日は08/02(土)10:00 です。申込先は武蔵野文化事業団

 もう一つ、神戸でアン・サリーとのジョイント・ライヴもあります。

--引用開始--
☆ソフィア・カールソン & アン・サリー(Nordic・Japan)

 “こころのうた”というキーワードで結びついた、ソフィアと
  アン・サリーの優しく、暖かい唄をお届けします。

  10/25(土)兵庫 神戸 ジーベックホール
--引用終了--

 昨日配信しました本誌今月号情報篇の国内イベントを日付順に並べたものです。

 同じ日付の中では、パソコンのソート機能で並べてます。

 しかし、たいへんだ、9月にアントン・マクガワン、10月ラウー、11月フルックとフィドラーズ・ビドとショーン・ライアン、12月ダーヴィッシュ+α。ケルト系だけでもこれだけ連続来日。加えて、北欧、ジプシーその他もろもろも来るとなると、どうすりゃいいのでしょうか。

07/24(木)マーシュ・マロウ(上野洋子)@吉祥寺スターパインズ・カフェ
07/24(木)循環即興古楽楽団 CICLO@小樽倉庫No.1
07/25(金)ケルティック・ソング・ワークショップ by レズリー・デニストン@京都 field
07/25(金)宮良牧子@ハワイフェスティバル(横浜)
07/25(金)循環即興古楽楽団 CICLO@小樽倉庫No.1
07/25(金)第四回 ゆらびの会 天降るのを待つ(木津茂理)@東京・巣鴨マスミホール スペースMURO
07/25(金)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@仙台 なごみ処くも
07/26(土)Fat Daddy(くぬぎたけひろ)@和音堂
07/26(土)Irish Breeze@ガス・ミュージアム(小平)
07/26(土)Oxalis@ららぽーと柏の葉
07/26(土)マンスリー・トラッド・セッション@横浜 Irish Pub The Green Sheep
07/26(土)桜井芳樹・鬼怒無月デュオ@下北沢 lete
07/26(土)上野洋子(鈴木慶一 Captain HATE and The Seasick Sailors feat.曽我部恵一)@フジロックフェスティバル
07/27(日)ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン@苗場スキー場「FUJI ROCK FESTIVAL
07/27(日)ナギィ@シェイマス・オハラ(目黒)
07/27(日)一噌幸弘トリオ@関内 Stormy Monday
07/27(日)守安功&雅子@西荻窪 サンジャック
07/27(日)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@秋田 BAREFOOT
07/28(月)アルゼンチンワインと音楽詩人アリエルのギターの酔う一夜@千歳烏山・岩本商店横楽多ビル2F「tubo」
07/28(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
07/29(火)O'Jizo セッション&ライヴ@目黒 Seamus O'hara
07/29(火)セッション練習会@京都 field
07/31(木)くぬぎたけひろトリオ@京都 field
07/31(木)トゥクトゥク・スキップ@新宿 ダブリナーズ
07/31(木)鬼怒無月スペシャルセッション@横浜ドルフィー
07/31(木)循環即興古楽楽団 CICLO@小樽倉庫No.1
08/01(金)naarak@チャクラ
08/01(金)Oxalis@秋葉原PAGODA
08/02(土)MINE@西院ミュージックフェスティバル
08/02(土)ウィッスル入門教室@京都 field, 講師:金子鉄心
08/02(土)ナギィ@つぼ(千歳烏山)
08/02(土)鬼怒無月ブルースバンド@荻窪 Rooster North Side
08/02(土)宮良牧子@アロハめんそ〜れ(銀座)
08/03(日)HARD TO FIND@小樽倉庫No.1
08/03(日)field 創業21周年パーティ
08/03(日)Ubiquitous(金子飛鳥)@琵琶湖ミュージックフェスティバル
08/04(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
08/05(火)O’Jizo@調布 ケニーズ
08/05(火)ウィッスル入門教室@京都 field, 講師:金子鉄心
08/06(水)ハシケン&橋本歩(チェロ)@東京 下北沢ラ・カーニャ
08/06(水)宮良牧子@平和を願う日ライブVol/2(阿佐ヶ谷)
08/08(金)ハシケン@釧路・喫茶ラルゴ
08/08(金)鬼怒無月、早川岳晴、田中栄二@関内 Stormy Monday
08/08(金)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@Apollo Theater /Nagoya,Aichi
08/08(金)岸本一遥@東京・武蔵小山 アゲイン
08/09(土)Era(壷井彰久)+有田純弘+吉見征樹@西荻窪 音や金時
08/09(土)ナーダ・コラボレーション@札幌 楽天舎
08/09(土)ハシケン@札幌・小春南
08/09(土)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@Soul Dyna /Ginan,Gifu
08/10(日)RINKA@ガンゲットダイマ(札幌市中央区南3条東1丁目6)
08/10(日)ハシケン@常呂・常楽寺本堂
08/10(日)ムリウイ民謡ライブ ニッポンのみんよう(月岡祐紀子)@祖師谷大蔵 Cafe MURIWUI
08/10(日)上野洋子(鈴木慶一 Captain HATE and The Seasick Sailors feat.曽我部恵一)@WORLD HAPPINESS 夢の島公園陸上競技場
08/10(日)青木菜穂子xアリエル・アッセルボーン「ブエノスアイレスの夜の歌」@中目黒・楽屋
08/10(日)桃梨☆結成10周年記念感謝祭@Club Water /Juso,Osaka
08/11(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
08/12(土)MINE@西院ミュージックフェスティバル
08/15(金)青山太鼓見聞録外伝(伊藤多喜雄金子竜太郎)&@青山円形劇場*
08/15(金)林正樹ユニット(壷井彰久、鬼怒無月)@代官山 晴れたら空に豆まいて
08/16(土)「クレア」初心者ダンス講習会@中原市民館 視聴覚室
08/16(土)守安功&雅子@嬬恋村 二ノ宮邸
08/17(日)よねっち課外活動@材木座海岸の海の家のサンセットライブ
08/18(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
08/19(火)La fete de l'accordeon アコーディオンまつり(かとうかなこ)@大阪 シャングリラ
08/19(火)ウィッスル入門教室@京都 field, 講師:金子鉄心
08/19(火)循環即興古楽楽団 CICLO@小樽倉庫No.1
08/19(火)青山太鼓見聞録@青山劇場*
08/19(火)豊田耕三 セッション@市川 Almanac House
08/20(水)オールド・タイムのセッション@京都 field
08/20(水)トゥクトゥク・スキップ@渋谷 ダブリナーズ
08/20(水)循環即興古楽楽団 CICLO@小樽倉庫No.1
08/21(木)宮良牧子@Caretta BEER LIVE(汐留)
08/21(木)月岡祐紀子「NHK邦楽技能者育成会第四十四期卒業生有志による獅子の会 第九回演奏会」@すみだトリフォニー 小ホール
08/21(木)循環即興古楽楽団 CICLO@小樽倉庫No.1
08/22(金)トゥクトゥク・スキップ@品川 ダブリナーズ
08/23(土)ハシケン@広島 福山・POLEPOLE
08/23(土)「クレア」初心者ダンス講習会@中原市民館 視聴覚室
08/24(日)ソウル・フラワー・ユニオン@DAISEN MONDO MUSIC FESTIVAL 08 in 鳥取県大山豪円山スキー場
08/24(日)ハシケン@大阪 大阪・ダイニングカフェ+雑貨 マーサ
08/25(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
08/25(月)ハシケン『Hug』名古屋・密会編@名古屋・TOKUZO
08/26(火)O’Jizo セッション&ライヴ@目黒 Seamus O’hara
08/26(火)ソウル・フラワー・モノノケ・サミット@名古屋 TOKUZO
08/28(木)HARD TO FIND@小樽倉庫No.1
08/28(木)No Nukes Gig 2008@下北沢タウンホール
08/28(木)ソウル・フラワー・モノノケ・サミット@京都 磔磔
08/28(木)トゥクトゥク・スキップ@新宿 ダブリナーズ
08/29(金)HARD TO FIND、石川浩司(元たま)@小樽文学館
08/29(金)Oxalis@新宿SACT
08/29(金)アリエル・アッセルボーン x 山下 Topo 洋平@西荻窪・音や金時
08/30(土)ソウル・フラワー・モノノケ・サミット@吉祥寺ROCK JOINT GB
08/30(土)トゥクトゥク・スキップ@荻窪 ベルベット・サン
08/30(土)一噌幸弘 しらせ@世田谷パブリックシアター
08/30(土)田村拓志@カフェ・万象房 町田
08/30(土)〜31(日)アイリッシュ・トラディショナル・ミュージック・キャンプ・イン高島
08/31(日)かとうかなこ@札幌 キコキコ商店
08/31(日)KBB(壷井彰久)@吉祥寺 Silver Elephant
09/01(月)青山・太鼓の殿堂@青山円形劇場*
09/01(月)アンサンブル練習会デモ・レッスン@京都 field 講師:洲崎一彦
09/02(火)O’Jizo@調布 ケニーズ
09/04(木)ムスィーカ・バドル(壷井彰久)@西荻窪 音や金時
09/05(金)アシャ@京都 磔磔
09/06(土)宮良牧子@小布施 セラーコンサート&ワインパーティ(長野)
09/06(土)国際姉妹都市祭in京都駅ビル2008・フランス(かとうかなこ)@京都駅ビル
09/06(土)07(日)響〜和楽器ライブ〜(月岡祐紀子)@東京・学芸大学 MAPLEHOUSE
09/07(土)守安功&雅子@中野区 宝仙学園短大
09/08(月)アシャ@心斎橋クラブクアトロ
09/09(火)アシャ@名古屋クラブクアトロ
09/10(水)アシャ@東京 Shibuya O-EAST
09/11(木)「ビクトル・ハラ もうひとつの9・11 」@東京・有楽町 よみうりホール
09/11(木)カンテレコンサート from Finland@札幌 生活支援型文化施設コンカリーニョ
09/12(金)Oxalis@新宿SACT
09/12(日)かとうかなこ@三重伊勢市 西洋家庭料理 ぼうがいっぽん
09/13(金)Oxalis@新松戸FireBird
09/13(土) アントン・マガワン+守安功&雅子@つくば市 神谷森ログハウス
09/13(土)〜15(月・祝)カンテレ・キャンプ 2008@札幌 北海道クリスチャンセンター
09/13(土)〜15(月・祝)万笛博覧会2008@神戸
09/14(日)ERA&キキオン@アサヒ・アートスクエア
09/14(日)アントン・マガワン+守安功&雅子@愛知県日進市 山のホール
09/14(日)かとうかなこ@京都 養泉寺 本堂
09/15(月・祝)Pochakaite Malko(壷井彰久)@沼袋 SANCTUARY
09/15(月・祝)アントン・マガワン+守安功&雅子@一宮市 尾西市民会館
09/17(水)〜18(木)まぼろしの世界フェスティバル 2008@吉祥寺Star Pine’s Cafe
09/17(水)アントン・マガワン フィドル・ワークショップ@東京
09/17(水)スヴェング@三木市文化会館
09/17(水)ソウル・フラワー・ユニオン ニューアルバム発売
09/18(木)アントン・マガワン+守安功&雅子@東京 西荻窪 ビストロ「サンジャック」
09/18(木)スヴェング@広島県民文化センター
09/19(金)アントン・マガワン+守安功&雅子@立川市 立川朝日カルチャーセンター
09/19(金)スヴェング@西宮 県立芸術文化センター
09/19(金)ソウル・フラワー・ユニオン@<広島> クラブクアトロ
09/19(金)まぼろしの世界後夜祭 勝井祐二バースデー記念@吉祥寺マンダラ2
09/20(土)アントン・マガワン+守安功&雅子@立川市 ロバハウス
09/20(土)スヴェング@吉祥寺スターパインズカフェ
09/20(土)ハシケン&浜野謙太(SAKEROCK)@松山・ブエナビスタ
09/21(日)アントン・マガワン+守安功&雅子@立川市 ロバハウス
09/21(日)スヴェング@船橋きららホール
09/21(日)ソウル・フラワー・ユニオン@<福岡> DRUM Be-1
09/21(日)ハシケン@広島・横川シネマ!!
09/23(火・祝)スヴェング@静岡 浜松楽器博物館
09/23(火・祝)ソウル・フラワー・ユニオン@<大阪> BIGCAT
09/23(火・祝)守安功&雅子@世田谷区
09/25(木)ソウル・フラワー・ユニオン@<名古屋> クラブクアトロ
09/25(木)第4回倉敷インスピレーション  VOICE SPACE
09/26(金)スヴェング@厚木 市民文化会館
09/27(土)Jizo 無料モーニングコンサート@読売・日本テレビ文化センター錦糸町センター
09/27(土)アリエル・アッセルボーン@東京オペラシティ 近江楽堂
09/27(土)スヴェング@札幌 生活支援型文化施設コンカリーニョ 
09/27(土)ハシケン@松本・CAFE THE GROVE
09/27(土)田村拓志 with 柏木幸雄@東京都千代田区 Tapestry
09/28(日)ソウル・フラワー・ユニオン@<東京> SHIBUYA-AX
09/28(日)ハシケン@長野・ナノグラフィカ
09/28(日)ハンバートハンバート@渋谷クラブクアトロ
10/05(日)月岡祐紀子@「第2回 椿の里の瞽女唄ライブ」
10/08(水)ファンファーレ・チォカリーア@兵庫県立芸術文化センター
10/09(木)Salle Gaveau@名古屋 TOKUZO (052-733-3709)
10/09(木)ファンファーレ・チォカリーア@名古屋クラブクアトロ
10/10(金)Salle Gaveau@吉良町 intelsat (0563-35-0972)
10/11(土)Salle Gaveau@岡山城下公会堂 (086-234-5260)
10/11(土)ハシケン SPECIAL『Hug』in KYOTO@磔磔
10/11(土)ファンファーレ・チォカリーア@三鷹市公会堂
10/12(日)Salle Gaveau@岡山城下公会堂
10/12(日)ファンファーレ・チォカリーア@よこすか芸術劇場(他出演:渋さ知らズ)
10/13(月・祝)Salle Gaveau@京都ライブスポット RAG (075-241-0446)
10/13(月・祝)アリエル・アッセルボーン@神戸芸術センター音楽ホール
10/13(月・祝)ファンファーレ・チォカリーア@いわき芸術文化交流館アリオス
10/14(火)Salle Gaveau@大阪 Knave (06-6535-0691)
10/15(水)Salle Gaveau@金沢もっきりや (076-231-0096)
10/16(木)Salle Gaveau@甲府桜座 (055-233-2031)
10/16(木)ファンファーレ・チォカリーア@渋谷クラブクアトロ
10/17(金)ソフィア・カールソン、あらひろこ@旭川 ポリフォニーポイント
10/17(金)守安功&雅子@長野市
10/18(土)ソフィア・カールソン・バンド、aasian kukka@旭川市民文化会館大ホール
10/18(土)ファンファーレ・チォカリーア@滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
10/18(土)安井敬 “Sweet and Gentle Baroque”@松明堂音楽ホール(新所沢)
10/18(土)守安功&雅子@長野市
10/19(日)ファンファーレ・チォカリーア@まつもと市民芸術館
10/23(木)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/24(金)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/25(土)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/25(土)アリエル・アッセルボーン@名古屋 ミューズ音楽館コンサートサロン
10/26(日)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/26(日)月岡祐紀子@「北関東三十六不動尊霊場 開創二十周年記念イベント」つくばみらい市・清安山不動院
10/27(月)ラウー@東京・代官山 晴れたら空に豆まいて
10/30(木)ハシケン@東京 吉祥寺・スターパインズカフェ
11/01(土)ショーン・ライアン+守安功&雅子@東京 立川朝日カルチャーセンター
11/01(水)フルック@吉祥寺 Star Pine's Cafe
11/02(日)ショーン・ライアン+守安功&雅子@つくば市 神谷森ログハウス
11/02(木)フルック@武蔵野SWING HALL  SOLD OUT
11/03(金・祝)フルック@名古屋 今池TOKUZO
11/04(土)フルック@小諸高原美術館 白鳥映雪館
11/04(火)ショーン・ライアン+守安功&雅子@練馬区 OHANA CAFE
11/06(木)ショーン・ライアン+守安功&雅子@杉並区 西荻窪 ビストロ「サンジャック」
11/07(金)ショーン・ライアン+守安功&雅子@文京区 カテドラル聖マリア大聖堂
11/07(金)フィドラーズ・ビド@兵庫県立芸術文化センター
11/08(土)ショーン・ライアン+守安功&雅子@藤沢市
11/09(日)ショーン・ライアン+守安功&雅子@立川市 茶遊
11/09(日)フィドラーズ・ビド@渋谷クラブクアトロ ※ゲスト出演者あり
11/10(月)ショーン・ライアン+守安功&雅子@神戸市 音楽ホール&ギャラリー 里夢
11/11(火)ショーン・ライアン+守安功&雅子@岡山県 岡山市
11/11(火)フィドラーズ・ビド@武蔵野市民文化会館
11/12(水)ショーン・ライアン+守安功&雅子@岡山市 旭東病院 パッチ・アダムスホール
11/15(土)ショーン・ライアン+守安功&雅子@都城市 ウェルネス交流プラザ ムジカホール
11/16(日)ショーン・ライアン+守安功&雅子@宮崎県高鍋町 野の花館
11/17(月)ショーン・ライアン+守安功&雅子@岡山市 岡山市民文化ホール
11/19(水)ショーン・ライアン+守安功&雅子@高知市 細木ユニティ病院
11/19(水)ショーン・ライアン+守安功&雅子@高知市 かるぽーと 小ホール
11/22(土)守安功&雅子@渋谷区 MUSICASA:Tokyo Fiddle Club の会にゲスト出演
11/22(土)守安功&雅子@千代田区 主催 生と死を考える会
12月 ダーヴィッシュ来日

はオリジナル・メンバーではありませんね。
何を考えていたんだろう。

 昨日配信しました本誌情報篇のなかで、
ラーナリム来日メンバーのエンマ・ビョーリンを
オリジナル・メンバーと書いていますが、

まるで勘違い

でありました。まことに申しわけありません。

 エンマについてはノルディック・ノーツの
ラーナリムのページにもちゃんと説明があります。


Thanx! > マスター@やなぎ

 北海道限定のようですが、カンテレのあらひろこさんが今度の日曜日にラジオに出演されるそうです。タイトルも

STV・ラジオスペシャル「カンテレの世界へ」

だそうです。

 やはり北国生れの楽器は北国の人びとに好まれるということでしょうか。

 あらさんの公式サイト

 MySpace

 先日、ラジオ番組内で私のアルバム《MOON DROPS》をご紹介いただい
たのがおかげさまでご好評いただいたそうで、あらたに、ラジオスペシャルと
して取り上げていただくことになりました。

 よろしければ、ラジオのダイヤルを合わせてみて下さい。

 STV・ラジオスペシャル「カンテレの世界へ」
 パーソナリティ:宮永真幸アナウンサー
 ゲスト:あらひろこ
     小野寺淳子(旅行ジャーナリスト)
 放送:01/27(日)21:30〜22:00 STVラジオ


Thanks! > あらさん

 クリスマスも過ぎ、
心静かに新しい年を迎えたいところですが、
そうは簡単に問屋が卸してくれません。
せめて、こういうものでつかの間の息抜き。

 東京公演の「ミート・ザ・バンド」の「起こし」も読めるようになっています。

 個人的には
デンマークとノルウェイの両親のもと、
スウェーデン南端に生まれたという
アレ・メッレルの出自が目鱗でした。
たがいに異なる音楽をつなぐかれの位置が
すとんと納得されました。

 フリーフォートももちろんすばらしいのだけれど、
アレの仕事としては
近年のアレ・メッレル・バンドが出色。
北欧とアフリカとバルカンを中心に
これぞ真の「世界音楽」。
しかも、いいかげんな混ぜあわせではなく、
それぞれの素材の味を生かしながら、
全体として新しい味を作っています。

 今年でたセカンド《DJEF DJEL》は基本になってる「出汁」の取り方と
「鍋奉行」たるアレの采配の妙で、
稀に見る旨い音楽です。


Thanx!>やまだまさん

 気品があるのである。
崩れない。
どんなに音楽が白熱し、生死の境も消えそうになっても、
何かがぴいんと一本通っていて、
演奏する三人の姿にも、
聞こえている音楽そのものも、
いや、ライヴという総体的な体験の全体が、
揺るがないのである。

 似たものは他にも感じたことはある。
たとえばアルタン。
たとえばメルセデス・ペオン。
たとえばマリア・デル・マール・ボネット。

 だけど、フリーフォートほど、
まぎれもない「気品」を感じさせる存在はなく、
ライヴもない。

 器が大きい。
フリーフォートの演奏する音楽は、
あくまでもスウェーデンの伝統音楽であり、
しかもその素材はかぎりなくコアに近いが、
しかし、実際に体験する音楽には、
今われわれの生きるこの世界、この宇宙が
全部共振している。
今われわれの抱くあらゆる感情が
喜びや楽しみだけでなく、怒りや哀しみまでも
そこに溶かしこまれ、
美しく、ダイナミックな音楽に昇華している。

 伝統音楽、ルーツ・ミュージックは本来、そのように作用する。
その作用をフリーフォートほど十全に展開し、
聴くものの胸に流しこんでくる音楽家は、そうはいない。
しかも、あれだけの気品を感じさせながら、となると、
まず他には見あたらない。

 たまたま1週間の間隔で
ヴェーセンとフリーフォートを見る
という幸運にめぐまれた。
こうなるといやでも違いが見えてくる。

 ヴェーセンはより音楽に集中している。
器楽演奏の可能性を、極限まで展開し、試している。
ヴェーセンのライヴはだから、純粋な音楽体験だ。
贅肉というものの一切ない、
研ぎすまされた、
豊穰きわまる体験だ。

 フリーフォートは音楽と同時に
音楽を生むもの、音楽を支えるものも伝えようとしている。

 音楽は単独で存在している活動ではけっしてない。
むしろ音楽は人生の中では小さな一部でしかない。
小さいものであるにもかかわらず、
いや、ひょっとすると小さいものだからこそ、
人はそれをたいせつに想い、
注意深く扱い、
愛情をそそぐ。
無数の愛情がかさなり、響きあって
音楽は生きつづけている。
その想い、
無数の人びとが注いできた
愛情と共鳴をも、
溶かしこんで演奏しようとする。

 フリーフォートのライヴに、
「気品」としかいいようのない何かがそなわるのは、
そのためではないか。

 体験するわれわれが、
ことばにも形にもならないもの、
数値化することも抽象化することもできないなにか、
それでもなお、とほうもなくゆたかなものを
あたえられるように感じるのは
あの「気品」のおかげではないか。

 しかしなによりもうれしいのは、
この体験が一方通行ではないと知ることだ。
ここまでのレヴェルになると、
ライヴ体験は双方向になる。
音を発しているのは確かにミュージシャンだが、
音とともに発せられた何かは
聴衆の反応となって返ってゆく。
それがいっそう演奏を深め、高め、満たす。
深められ、高められ、充実した演奏が
さらに聴衆の反応を引き出す。
やがて双方向の反応は
どちらからどちらへゆくのかもわからなくなる。

 終演後、簡単に言葉を交わした3人は、
聴衆の反応のすばらしさを
たたえる言葉を惜しまなかった。
ツアーの最後に、
フリーフォートの3人にとっても、
すばらしい体験ができたことをよろこんでいた。

 北とぴあのつつじホールも
すばらしい環境だった。
大きさも、ちょうどよかった。
もちろん、フリーフォートはもっと大きな会場でも
あるいは屋外でも
十分に実力を発揮できる人たちである。
今回は、しかしミュージシャンと聴衆がおたがいに親密になることと、
かれらの楽器や声の響きの美しさをストレートに伝えられることで、
ちょうど適当な大きさと音響だった。


 三度目の正直、
というと前2回に失礼になるかもしれないが、
ただ、今回初めて、フリーフォートというグループの真の姿、
その音楽の真髄に
触れることができたと思う。

 このチャンスをあたえてくれた
すべての裏方、招聘元、主催者のかたがたに、
こころから感謝します。
まことに、ま・こ・と・に、ありがとうございました。(ゆ)

 もう来日まで1週間をきったフリーフォート動画が、もう一つ追加されてます。

 3人によるポルスカの演奏ですが、
もう1曲よりも遙かにリズムの変化が大きく、もうたまりません。
いや、三拍子であることは変わらないので、
これは何が変化する、というべきか。
これぞ、ビート?>洲崎さん

 パートが変わるところで確かに「伸びたり縮んだり」してるんですが、
しかし、よくもまあ、こんなにうまくそろうもんだ。
これは打合わせとか、そういうレベルでは無く、
どこかとんでもなく深いところで3人の波長が合っているんでしょう。
飛び抜けた力量のミュージシャンが、おたがい相性が良く、
しかも永年やっていることで到達する境地、でしょうか。

 それにしても気持がいい。
このうねり。
このグルーヴ。
特にマンドーラをある時はかき鳴らし、ある時はメロディを追いかける
アレ・メッレル(一番手前)の体の動き。

 こういううねるリズムないしビート、グルーヴは、
ケルト系ではちょっと味わえません。
ロックン・ロールとかレゲエとか、ドラムスが入るポピュラー音楽でもダメ。
いま話題のトランス系でもまず無い。
東欧であるかな。
偶数拍子だと難しいんじゃないですか。
三拍子とか五拍子とか、奇数でないと。
アラブ音楽にはありそうですね。
それにしても、こういうゆったりとうねる感じは、
スカンディナヴィアならではだと思う。
ポルスカの快感というのは、これなんだな、きっと。

 同じうねりは、
こちらももうすぐ来る、じゃない、もう来てるヴェーセンにも、
ラーナリムにも、
ハウゴー&ホイロップにもあります。
マリ・ボイネや先日来たアイヴォールのような
シンガーにもある気がします。

 さあ、明後日はヴェーセンだ。(ゆ)

 いよいよ来日の迫ったフリーフォートの動画が追加されています。
 いずれも前のと同じ、一昨年の来日の時の「ミート・ザ・バンド」の模様。

 ひとつはアレ・メッレルの角笛。女性が声でやるところを、男性はこの角笛を使って、山の上の放牧地で連絡をしたり、家畜を集めたりした由。

 しかしこれがアレの手にかかると、立派な楽器として妙なる音楽を奏でてしまいます。

 もう一つは、アレのハーモニカとペール・グドムンドスンのフィドル。ハーモニカはやはりアコーディオンの代わりとして使われていたようです。ブルース・ハープはハーモニカの中の特定の種類を指すそうですが、これはどうかな。


 しかし、まあ、アレはなんでもうまいなあ。最初のソロはワン・マン・バンドで、すべての楽器を一人でやってましたが。


Thanx! > やまだまさん@音楽を聞く仲間の会

 これはすばらしい。

 もうすぐやってくるフリーフォートのリード・シンガー、レーナ・ヴィッレマルクがお得意の牛飼い唱法を披露しているムービー

 前回、一昨年の来日の時、神戸のライヴの前にファンとの交流会「ミート・ザ・バンド」で披露したクゥーラの映像です。

 クゥーラというのは、元々はスカンディナヴィアの山岳地帯で、牛や羊の番をしていた女たちが、その牛や羊を呼びあつめる時にうたったもの。動物とのコミュニケーションだけでなく、牛飼い、羊飼い同士の通信にも使われたらしい。いわばアナログ版のケータイですな。

 今回は東京でも「ミード・ザ・バンド」があります。ワークショップもあるのかな。そのうち、また、こういう方法が必要になるかもしれないし。(ゆ)

 来月来日するノルディック・ルーツ音楽の最高峰、スウェーデンのフリーフォートのライヴ音源が、来日専用サイトに追加されています。

 今回追加されたのは例のとんでもない高音を駆使する牛飼いの唱法〈クゥーラ〉と有名なバラッド〈魔法にかけられた妊婦のバラッド〉の2曲。

 この録音は記録のためにとっておいたライン録りなので、クゥーラの高音が教会堂の高く広い空間に響きわたる様は聞こえませんが、ライヴの感じはよくわかります。

 こういうバラッドを聞くと、レーナ・ヴィッレマルクはフィドルもすばらしいけれど、やはり、シンガーとして得難い存在ですね。


 フリーフォートのライヴ映像は北欧のルーツ音楽映像専用サイトにいくつか上がっています。1999年のものなので、ちょっと古いですが。

〈Agram/Polska efter Roligs Per

〈Forgaves / Polska

〈Tjugmyren

 ECMから出たレーナとアレ・メッレルの「ノルダン」プロジェクトの2枚目、夏をテーマにした《AGRAM》の後です。このプロジェクトのライヴも生で見たいですが、もうやらないのかなあ。


Thanx! > やまだまさん@音楽を聴く仲間の会

 今度の日曜日に、東京で、こんなイベントがあるそうです。日本でのハーディングフェーレの第一人者樫原さんの実演付き。

 クラシックではありますが、別の視点からの解釈を聞くと、それまで見えなかったもとの音楽の姿が見えることがありますね。

 「ときじく」というのは「季節にかかわらず」の意味らしい。

 くわしくは日本・ノルウェー音楽家協会へどうぞ。


★グリーグ没後100年記念講演会

≪エドヴァルド・グリーグ――ときじくの作曲家≫

 10/14(日)16:30開場/17:00開始
 重要文化財自由学園明日館講堂
 2,000円[全席自由]
 コンサートとのセット券 3,000円

【講師】A・O・ヴォルスネス氏(オスロ大学音楽学部教授)
 1945年生。1970年からオスロ大学で教鞭をとり、98年に教授となった。1973-82年ノルウェー国立音楽大学でも教員を務めた。77年から1年間、エール大学に研究員として所属した。これまでにノルウェー王国外務省音楽委員会及びノルウェー文化評議会音楽部会の役員を務めている。ノルウェーにおける電子音楽の公的機関であるNoTAMの設立者でもある。現在、国際エドヴァルド・グリーグ協会会長。ノルウェー科学・文学院メンバー。「エドヴァルド・グリーグ全集」の校訂や「ノルウェー音楽史」の監修など著作多数。
【通訳】 小林ひかり
【演奏】 樫原聡子(ハーディングフェーレ)

★第14回演奏会 グリーグ没後100年記念演奏会 Vol. 3

≪ノルウェーの踊りと民謡〜グリーグが見た田舎の情景≫

 10/14(日) 18:30開演
  重要文化財自由学園明日館講堂
  2,000円[全席自由]
  ※セミナーとのセット券 3,000円
【企画】小林ひかり、樫原聡子
【曲目】
 ノルウェー舞曲 Op.35 より
 スロッテル(ノルウェーの農民の踊り)Op.72 より
 ハーディングフェーレによる原曲とピアノのための編曲
  第2曲 ヨン・ヴェスタフェのスプリンガル
  第4曲 丘のハリング
  第8曲 粉挽きの若者による婚礼行進曲
  第14曲 ヴォッセヴァンゲンの花嫁トロルの旅
  ヴァイオリン・ソナタ第2番ト長調 Op.13(フルート&ピアノ用編曲)より第1楽章
  牛を呼ぶ声
  山の夕べ Op.68-4
  25のノルウェーの民謡と踊り Op.17 より
   第23曲 私のおばあさんを見たかい?
   第24曲 婚礼の調べ
  19のノルウェーの民謡 Op.66 より
   第1曲 牛を呼ぶ声
   第10曲 明日は君の婚礼の日
   第14曲 オーラの谷で、オーラの湖で 
   第18曲 私は深く想いめぐらす
   第19曲 イェンディーネの子守歌
   交響的舞曲 Op.64 より第4楽章
【出演】
 池内保子(フルート)、石橋なつか(ホルン)、樫原聡子(ハーディングフェーレ)
 堺多恵(ピアノ)、平夏穂(ピアノ)、長崎美穂子(ピアノ)、小林ひかり(お話)


Thanx! > やまださん@音楽を聴く仲間の会

 今月10日(日)現地時間19:30 (日本時間翌日02:30)から、フリーフォートラジオ放送があるそうです。今年02/24の Umefolk 07 でのライヴ。

 画面右上のスピーカーマークをクリック。放送後、しばらく(1週間?)は聴くことが可能の由。

 なお「サイトに掲載されている写真は2005年に神戸ジーベックでYO−RIさんが撮影したもの」だそうな。


Thanx! > やまださん@音楽を聴く仲間の会

 メルマガのほうは今日中に配信しますが、間に合いそうもないのでとりあえずのお知らせ。

 来日中のフィンランドの超絶ハーモニカ・カルテット、スヴェングフリー・コンサートが日本橋三井タワーで今日の夕方18:30からあります。約1時間。

 場所は日本橋・三越本店の2軒隣。

 昨日、ライヴを見てきましたが、「超絶」と言うのがまったく誇張ではない。ハーモニカ4本だけで、あそこまでやるのか。1本のハーモニカの両側に穴があき、それぞれ音階が違うので、これをくるりくるりとひっくり返しながらひとつのメロディを演奏したりなどという芸当が少しも凄く見えません。また、4本そろって「ハモる」と、不思議な倍音を生んで、快感そのもの。

 そして、そういうことはやはり枝葉末節なので、何より音楽そのものがすばらしいのです。あんな小さな楽器4本だけで、こんなにも多彩で、スリリングな体験ができるのかと、あらためて音楽の玄妙さを思い知らされたことであります。

 これがタダで体験できるのを見逃すのはもったいない。多少、他に用がある方も、そんなものは後回しにして見るべし。(ゆ)

 昨日配信の今月号でお知らせしたハーディングフェーレのライヴですが、訂正があります。

 まずミュージシャンの名前の表記は「ブリット・パニッラ・フレーホルム」ではなく、「ブリット・パニッレ・フレーホルム」です。

 また、チケット等問合せ先のメール・アドレスが間違っていました。
正しくは
setsui@attglobal.net
です。


--引用開始--
「ハーディングフェーレ・ソロ・ライヴ」

ノルウェー・トラッドの次世代を担う期待の新星 初来日スペシャルライヴ!
05/01(火)
根津アノマ

★1st Performance
15:30 お茶会(中国茶&点心)
16:00-17:00 パフォーマンス  

★2nd Performance
19:00 お茶会(中国茶&点心)
19:30-20:30 パフォーマンス

各回¥3,500(中国茶&点心付)
*別オーダーでノルウェーのじゃが芋焼酎リニエ(赤道)など、世界各国のお酒
や美味しいお料理もご注文いただけます。

主催:Nordic Culture JAPAN
お問い合わせ・お申込み(井上)
080-5489-7499/メール

ブリット・パニッレ・フレーホルム
 西ノルウェー・ホルニンダール生れ。9歳でフェーレを初め、祖父より多く
のスロッテルを学んだ。1998年から2年間、ヴォスのオレ・ブル・アカデミー
で学び、その後、ハーデイングフェーレの新たな可能性を研究し、2006年、ラ
ウランアカデミーで修士号を取得した。
公式サイト(試聴可能)

Hardingfele ハーディングフェーレ
 ヴァイオリンに似ているが、通常の4本弦の下に共鳴弦を持ち、独特の音色
のするノルウェー特有の民俗楽器。音色同様、象嵌細工などの装飾も美しい。
--引用終了--

 アメリカのイヤフォン専門店に Westone 3 の発売日(または出荷日?)が04/16とメーカーから案内があったそうです。

 と思ったら、メーカー側からはそんなのは知らないぞ、との書込み。まあ、今のところは「4月中」と思っているのが確実なところでしょうか。正規代理店のエアリーが珍しくも今日まで4日間休んでいるのも気になるところ。ひょっとして「商談」に行っているのかと勘ぐりたくなります(^_-)。

 民生用としても売れている UM-2 にしても実はステージでミュージシャンが使うモニター用に作っていたので、今回はミュージシャンではない人の音楽鑑賞を主な目的として、イヤフォンとしては初の3ウェイ、つまり高音、中音、低音用の各ドライバを備えたものとして作ったよ、というのが Westone 3 についてメーカーのうたい文句。Westone のプロ用カスタム・チップ・モデルの ES-3 も高中低そろった3ウェイのようですが、Westone 3 はスクラッチで設計し直した由。Westone の OEM だという Shure のフラッグシップ 530 も3ドライバですが、あちらは低音用が2つなんだそうな。

 ちなみに「45 + 20 = 3」というコピーもあって、人間の耳に関わって45年、音楽業界に関わって20年、その成果を注ぎこんだのが今度の「3」という意味の由。

 この「3」が当初ブラックで出るせいか、UM-2 のブラック仕様も先頃出ました。フルサイズのヘッドフォンでは「観賞用」と「プロ用」が並んで売られていて、いわゆるスタジオ・モニタの後者を観賞に使うのは普通のことですから、カナル型イヤフォンの世界でもそういう形が増えるかもしれません。


 「ライヴァル」出現のせいか、UM-2 はこの頃快調。ひょっとして、G-Vibe 5 のバーンインが進んだということなのかな。UM-2 で音楽を聴きたい気分の時が増えました。

 もう一つのきっかけはトリフランジを試したこともあるかも。前に、遮音効果はコンプリィ・チップにまさると書いたんですが、そう感じたのはどうも家の中でつけていたせいらしく、外に出てみると、以外や遮音性はコンプリィのほうが優秀でした。ただ、おもしろいのは、遮音性はそれほどでもないのに、解像度はトリフランジのほうが上がる感じです。もう少し聞き比べてみようと思いますが、どうもトリフランジが耳に合わず、使いたくなる気分にならないのであります(爆)。

 まあ、そのおかげであらためて UM-2 の底力を見直したところもあります。昨日などは、移動の間中、ずっとつけっぱなしで聞いていました。以前は、行きはずっと聞いていても、帰りははずしたりしていたんですが。


 聞いていたのはフィンランドの Piirpauke の最新作《KALABALIK》で、昨年秋に出たときにすぐに手に入れていたのに、iPod の奥深く隠れてしまっていて、最近ようやく聞いてひっくりかえったのでした。このバンドは70年代後半からずっと続いていますが、メンバーによって出てくる音楽ががらりと変わります。時代によってまったく別のバンドのようですが、これはいわば原点のエスニック・ジャズ指向への回帰です。もちろん同じ地点に着地したのではなく、これまでの変遷を昇華して一歩も二歩も先へ進んでいて、ひじょうに質の高いレヴェルでルーツ要素とジャズ要素を融合し、思いきりとんがっていると同時に芳醇そのものの古酒の味わい。核メンバーのサカリ・クッコがやりたかったことが30年以上の経験と試行錯誤の後についに開花したけしきです。

 象徴的なのは〈Kerala-Kerava-Express〉と題された組曲の1曲目〈Jai Deva〉で、南インドの声楽でゆったりと始まり、ジャズになってさんざん遊びまわったあげく、最後はエッジの効いたエレキ・ギターが入ってジャズ・ロックへと昇りつめます。

 全体でいったいいくつの言葉で歌われているのか。ひとつの曲でフィンランド語とスペイン語が同居したりもしますし、アラブとブラック・アフリカが交互に歌ったりもします。楽器はフルート、サックス、ピアノ、ギター、トランペット、チェロ、ベース、ドラムス、それに複数の打楽器。クッコのフルート、サックスはもちろんですが、ピアノとチェロがまた凄い。

 録音も優秀で、オーディオ・チェックにも使えそう。実はこれを手持ちのヘッドフォンで聞き比べるのにちょっとはまっています。iCans はあらためておもしろいモデルと見直しました。(ゆ)

 先週土曜日に、デンマークのミュージック・アワードが発表になりました。
 全部はまだ公式サイトに上がっていませんが、Go Danish Folk Music が自社で出している受賞者を発表してます。

 どれもネットで買えます。


Instinkt - Grum GO0406
-The Danish album of the year

Sussie Nielsen - Pigens Morgen GO0506
-The Danish Song Album of the Year

Kvasir - Nye sko GO306
-The Danish artist of the year  - Traditional

Helene Blum - En sod og liflig klang GO0606
-The Danish debut of the year


 うーん、Instinkt のこのセカンドはごくふつうのロック・バンドになりさがっていて、ぼくはまったく評価できず。昨年末来たモーテンも、あれはおれも良くないと思うと言っていた代物。

 Kvasir は以前も書きましたが、ほんとうに生きた音楽が詰まってます。本来なら最優秀アルバムはこれではないの。

 スージィ・ニールセンのは実はまだ聞いてませんが、モーテンの話ではアイリッシュで固めたファーストから一歩踏みだし、デンマークの伝統歌を例によって洗練を極めたアレンジでうたっているそうで、ならば中身は保証されたようなもの。

 新人賞の人もまだ聞いてませんが、面構えからすると期待できそう。

 北欧勢との共演も多い、クロマティック・アコーディオンのかとうかなこさんがピアノの谷川賢作氏とのデュエット・ライヴをするそうです。

 アコーディオンとピアノというのもありそうでなかなか無い組合せ。かとうさんのアコーディオンはミュゼットをベースに、いろいろな音楽を吸収していて、だんだん面白くなっています。

 また、5月に来日するフィンランドの超絶技巧ハーモニカ・カルテット、スヴェングの大阪公演にもゲスト参加するそうです。
 詳しくはこちら

With 谷川賢作
03/23(金)東京・北青山 Z・Imagine(ジマジン)
06/15(金)大阪・南堀江 KNAVE(ネイヴ)

With Svang
05/18(金)大阪・シャングリラ

 フィンランドの超絶技巧ハーモニカ・カルテット、スヴェングの東京・武蔵野スイング・ホール公演のチケットは、2時間とかからずに完売したそうです。

 東京では他に代官山「晴れたら空に豆まいて」での公演があります。ここも広くはないところなので、予約はお早めに。

 こいつら、どこかネジの一本もはずれてる連中ですから、生はぜったいに面白いはず。

 フィンランドの超絶技巧ハーモニカ・カルテット、スヴェングが5月に来日しますが、東京は05/19の代官山・晴れたら空に豆まいての他に、翌20日(日)、武蔵野スイング・ホールでの公演があります。そのチケット発売は明後日5日の月曜日の午前10時です。あそこはいつもあっという間に完売するのでご注意。チケットの申込みについてはこちら

 スヴェングについてはこちらをどうぞ。

 ハーモニカ4台のカルテットですから、例によってノーPA(のはず)のスイング・ホールでの響きはきっと最高でしょう。

 スウェーデンのグラミー賞が発表になり、レーナ・ヴィッレマルクのソロ3作目、《エルヴダーレンズ・エレクトリスカ》が、最優秀フォーク・アルバムを受賞したそうです。

 まあ、あの内容ですから、受賞はむしろ当然。


Thanx! > やまださん

 本誌の記事では触れませんでしたが、昨年一番嬉しかったアルバムはこれ

 デンマークの蛇腹とフィドルの若い女性のデュオのデビュー。新しい才能の出現に出会えた歓びとともに、彼女たちがデンマーク音楽に切りひらいた新たな世界もすばらしい。二人だけですが、デンマークのダンス・チューンをほんとうに生き生きと、みずみずしく聞かせてくれます。この国のダンス・チューンはケルト系の高速チューンに慣れた耳にはちょっとのんびり聞こえますが、この二人が演奏すると、ダンス・チューンの命は結局スピードではない、ビートなのだと実感します。一つひとつの音が跳びはねるのは、こういうことなのです。2曲ほど聞かせる唄ものびのびとうたっていて、ダンスの合間の切替に気持ちよい。録音としてはデビュー作ですが、演奏はすでに揺るぎなく、独自の型を完成しています。

 二人ともカール・ニールセン・アカデミーの出身で、蛇腹のメッテ・カトリーネはもうすぐ来るハウゴー&ホイロップのハラール・ハウゴーの直弟子。フィドルのヘンリエッテ・ハンセンはモントリオールに2年住んだことがあり、ケベック音楽に漬かってたそうです。

 オーゼンセにあるカール・ニールセン・アカデミーは、フランスでいえばコンセルヴァトワール、わが国でいえば芸大ですが、フィンランドのシベリウス・アカデミー同様、伝統音楽のコースがあります。近頃ではアイルランドでもコークやリマリックの大学に伝統音楽のコースができてます。伝統音楽を学校で教えられるのか、という議論もありましょうが、この二人の演奏を聞くかぎり、りっぱに成功している、というより、こういう人たちがどんどん出てくるようなら、大いに教えるべし、です。ハラールはじめ、教授陣が優秀でもあるのでしょう。

 ハウゴー&ホイロップの音楽は生粋のダンス・チューンというよりは、もう一段昇華されていて、文字通り変幻自在にあふれてくる音楽に流されてゆく感覚です。この Kvasir の音楽は、ぼくらと同じ地上でいっしょになって踊っています。

 ちなみにこの名前は北欧神話に出てくる、知らないことはない大賢者の名前。"Kvaser" というスペルもあり。ただし、このひと、無類のお人好しで、ドワーフにころりとだまされて殺され、宝物を奪われてしまいます。

 普通のレコード店にはないと思います。デンマークの通販サイトをお試しあれ。英語ですが。

 タムボリンにもあるかもしれません。(ゆ)

 あけましておめでとうございます。

 今年ものんびりと、急がず休まずでやってゆきたいと思います。
 よろしくおつきあいのほどをおねがいいたします。

 今年の海外からのミュージシャンとしては、まず2月初旬にハウゴー&ホイロップカトリオナ&クリスが来ます。5月にグローニャ・ハンブリー、6月におそらく最後となるだろうチーフテンズ、秋にショーン・ライアン一家、11月にはヴェーセンフリーフォートがそろい踏み、そしてもちろん年末には「ケルティック・クリスマス」があります。

 これだけでももう眼がまわりそうですが、他にもまだこれから発表になるイベントもいくつもあるはずです。昨年鮮烈な印象を残した『ラグース』の再来日も期待されます。

 国内での音楽活動も近年ますます活発です。今年もたくさんの人たちが、各々にすばらしい音楽を聞かせてくれると期待します。われわれもできるかぎり、フォローしていきたいと思っています。どしどし情報をお寄せください。

 昨年は YouTube をきっかけに、動画がネットでブレイクしました。MySpace 日本版も始まり、ネット環境も大きく動こうとしているようです。メルマガという形式もそろそろ次を考える時期かとも思いますが、文字情報の役割はまだまだあるとも思われるので、もうしばらく続けるつもりです。

 とりあえず、マイスペースに登録しました。

 それにしても一日の時間配分がますます難しい。いったいいつ食べたり、眠ったりすればよいのだ。

 今年が皆さまにとって実り多い年でありますように。(ゆ)

 2007年のスウェーデン・グラミー賞、フォーク部門でノミネートされたアーティストが発表されてます。

 半分は知らないので、これを機会に聞いてみたいところ。

 ところで、日本ではグラミーに相当する賞はないようで、めでたいことではあります。


HOVEN DROVEN
JUMPING AT THE CEDAR
HOME RECORDS

LENA WILLEMARK
ALVDALENS ELEKTRISKA
AMIGO MUSIK

NARA
OM
CAPRICE

ORSA SPELMAN
ORSA NASTA!
SONET

RANARIM
MORGONSTJARNA
DRONE

SANGENSEMBLEN AMANDA
TRES
FOOTPRINT RECORDS


Thanks! > やまだまさよさん

 今年のグラミー賞候補作が発表になってます。

 今年はケルト系のものはなし。
 代わりにノルウェイの冬のダンス・パーティを再現した(?)《HAMBO IN THE SNOW》があります。フィドル&ヴォーカル、ハーディングフェーレ、アコーディオン&ベースのトリオ。国内のオンライン・ショップでは見あたりません。レーベルのサイト、Amazon.com では買えます。

 このレーベルはミュージシャンが自作の権利を持てるようにと、エンジニアが作った会社だそうです。つまり、ミュージシャンは自作の権利を持てないのがふつうなわけ。なので、レーベルの音楽傾向はかなり種々雑多のようです。また、エンジニアが作っただけあって、録音自体にも気を使っているようです。


Field 16 ― World Music
Category 72
Best Traditional World Music Album
(Vocal or Instrumental.)

《MUSIC OF CENTRAL ASIA VOL. 2: Invisible Face Of The Beloved: Classical Music Of The Tajiks And Uzbeks》
The Academy Of Maqam
[Smithsonian Folkways Recordings]

《ENDLESS VISION》
Hossein Alizadeh & Djivan Gasparyan
[World Village]

《HAMBO IN THE SNOW》
Andrea Hoag, Loretta Kelley & Charlie Pilzer
[Azalea City Recordings]

《GOLDEN STRINGS OF THE SARODE》
Aashish Khan & Zakir Hussain
[Moment Records]

《BLESSED》
Soweto Gospel Choir
[Shanachie]


Category 73
Best Contemporary World Music Album
(Vocal or Instrumental.)

《TIKI》
Richard Bona
[Decca]

《M'BEMBA》
Salif Keita
[Decca]

《WONDER WHEEL》
The Klezmatics
[Jewish Music Group]

《LONG WALK TO FREEDOM》
Ladysmith Black Mambazo
[Heads Up International]

《SAVANE》
Ali Farka Toure
[World Circuit/Nonesuch]

 ノルウェイ独特の楽器ハーディングフェーレをフィーチュアしたグループ Gjetord(イェートール)が来月初旬に来日し、東京と大阪でライヴを行うそうです。大阪では、ご存知、山口智さんがサポート。

 ちなみにハーディングフェーレは普通のフィドルの弦の間に3本の共鳴弦を備えた弦楽器です。代表的な演奏家としてはアンビョルグ・リーエンがいます。

 このツアーを企画されたのは関西在住の樫原聡子さん。元はアイリッシュ・フィドルを演奏されていたのが、ノルウェイの音楽に魅せられ、テレマルク(ノルウェイのドニゴールかクレアですな)に単身留学されていたそうな。そこの学校での仲間が結成したイェートールを連れてきてしまったらしい。

 ヤマハを除き、ノーPAだそうです。ハーディングフェーレのあの響きを聞くには最適。

 グループのCDはまだ作っていないそうですが、ヤマハではノルウェイ音楽の特集も組むそうです。クラシック中心ではありましょうが。

 なお、自由学園明日館でのコンサートは、「グリーグ生誕没後100年記念事業」の一環の由。


 樫原さんには本誌向けに、アイリッシュからノルウェイに移り、グループ結成にまでいたった遍歴をつづった記事の執筆をお願いしています。お楽しみに。


★スケジュール

12/04(月)東京・銀座 ヤマハ インストア・ライヴ
12/05(火)-- 07(木)
      東京池袋 自由学園明日館
      開場18:15/開演18:45 2500円
12/09(土)大阪北浜 CHAKRA
      ゲスト:山口智
      開場18:00/19:00 2500円(当日3000円)

★チケット購入&問合せ
12/05--07のコンサートに関しては
Grieg2007実行委員会 電話:03-5021-3983 またはメール 

12/09公演に関しては 
CHAKRA 電話 06-6361-2624 もしくはメール

 「Gjetord (イェートール) は、エレン・マリエの呼びかけによって、2005年冬、テレマルク大学フォークカルチャー科の学生によって結成された。ヤギ牧場を経営するエレン・マリエのレパートリーは生活に深く根ざしたセートラ音楽(setramusikk:牧場の生活から生まれた音楽。動物を呼ぶロックlokkなど実用的なものを含む)である。Gjetord はエレン・マリエとマグンヒルがリードする伝統的ながらユーモアあふれるノルウェーのセートラ音楽をサラ・ナイジェルと樫原聡子によるフェーレとハーディングフェーレと共に演奏する一方、ハリエットのオリジナル曲もレパートリーとしている。年齢差と国籍を超えた、異なるバックグラウンドを持つミュージシャンによるノルウェーのフォークミュージック」

☆メンバー
エレン・マリエ・タンゲン Ellen Marie Tangen: 歌 sang,
マグンヒル・ベルゲ Magnhild Berge: 歌 sang
ハリエット・ヘレネ・フェルドハイム Harriet Helene Fjeldheim: 歌 sang
セーラ・ナイジェル Sarah Nagell: 歌 sang, フェーレ fele, ハーディングフェー
レ hardingfele
樫原聡子 Satoko Katagihara: フェーレ fele, ハーディングフェーレ hardingfele、歌 sang


Thanx! > 樫原さん

 デンマークのフォーク&ルーツ音楽を代表するミュージシャン12組がライヴを行い、ネットでストリーミング放送するとともに、後日、自由にダウンロードできるようになるそうです。仕掛けたのはデンマークを代表するレーベルの GO' Danish Folk Music

 サイトはこちら

 ライヴのネット中継、ネット配信はあたりまえですが、ネットでの中継、配信を前提に、そのためにわざわざライヴをするのは初めてではないでしょうか。少なくともフォーク&ルーツ音楽シーンではこれまで聞いたことがありません。

 ライヴが行われるのは現地時間の今月26日から29日の4日間。連日3組ずつ、計12組。会場はユトランド半島東部の港街フレゼレシャにある ‘Bruunske Pakhus’(サイトはこちら。ただし、当然デンマーク語です。英語ページは見つからず)。ライヴそのものも無料だそうですが、上記の会場に予約が必要。デンマークおよびその付近在住、またはその頃にあちらにいらっしゃる方はトライされてはいかがでしょう。

 また、毎日ライヴの前に、様々なテーマでの講演もあるそうです。

 ライヴそのものはいずれも現地時間(グリニッジ標準時+1時間)の19:00から23:00まで。
 各ミュージシャンのサイトへのリンクは上記公式サイトにあります。

11/26
TRIO MIO
EIVOR
PHONIX

11/27
SUSSIE NIELSEN BAND
ZAR
INSTINKT

11/28
KASI/R
TUMULT
HENRIK JANSBERG BAND

11/29
HAUGAARD & HOIRUP
SERRAS
AFENGINN

 ぼくは半分ほどしか聞いたことがありませんが、それから判断するかぎり、どれも一級のミュージシャンばかりです。Kasi/r のよう生だ10代の若手から、ハウゴー&ホイロップまで、世代もスタイルもジャンルの幅も広い。ハウホイだけが飛びぬけているわけでもなく、デンマーク音楽の層の厚さ、今のシーンの活況がわかります。このイベントはおそらく自体を画するものになるはず。

 なかなかデンマークにまで来られない世界中の人びとに、デンマーク音楽のすばらしさを伝えたいという熱意には感服します。

 フィドルとハマー・ダルシマーの山口智さんの11月から12月にかけてのライヴです。めずらしくギターも弾くらしい。

 お寺で、ロウソクの明かりだけでやったり、あいかわらずいろいろな場所で、いろいろな形での演奏をされる予定。

   *   *   *   *   *

10月は、関西だけでなく、札幌、東京、横浜など、
慌ただしい日々が続きましたが、
どれも、なかなかいいライブができたように思います。

今月は少しゆったりですが、
そうこうしているうちに
急に冬が近づいたようです。
風邪などひかれませんように。

さて今月のライブのお知らせです。

今週日曜日は、京都の嵐山にある、西光院での
ダルシマーソロの演奏です。
西行法師ゆかりのお寺で、
観光客の多いエリアからは少しはなれた静かな所です。
その日は、お寺の西行庵落慶法要の日で
夕方から、ろうそくの明かりを
境内、本堂にたくさん灯しての演奏会です。
檀家さん、関係者が中心ですが、
一般の方もご来場いただけます。

そのほか、下旬には、大阪でいくつかイベントに出演します。
23日はタスマニアで、club noonでのイベント「No War」
24日は唄とギターデュオ、song of colorsのイベントに
出演します。


11/12(日)
ダルシマーソロ
17:00開演 入場無料
二尊山西光院

11/23(木・祝)
-boat house prezents- NO WAR!!
LIVE: Dachambo / Tasmania / はい兄弟 / OZK EXPO
MOVIE: 池上 宗徳
17:00〜24:00
タスマニアで出演します。
山本公成(サックス・笛)田中峰彦(シタール)山口智(ダルシマー)
ロビンロイド(パーカッション)日野哲(ベース)
前売2500円・当日3500円(1ドリンクつき)
詳細はClub Noon

11/24(金)
Tone --天上の音楽-- file.1
song of colors(nalu : ヴォーカル, 間所義和 : ギター)
かんのとしこ with unchurrey
山口智(ダルシマー)
開場18:00/開演19:00
チャージ¥2000(ドリンク代別)
会場:雲州堂

12/07(木)
ニューアルバムをリリースした、Circle(岡田浩安、山口智、岡野裕和、慧奏)でのCD発売記念ライブが、大阪大正区のブリコラージュで。
ライブの詳細

12/09(土)
ノルウェーから来日する、唄とハーディングフェーレ、女性5人組のグループ「イエートール」のライブにギターでサポート、ゲスト参加します。
会場はおなじみ、大阪北区菅原町のチャクラです。
詳細はこちら
お楽しみに。

 「スペルマンス・ステンマ」というのは楽器を持って気楽に集まるスウェーデンの習慣だそうで、アイリッシュ・ミュージックならセッションに当たるものらしいです。スウェーデンにはあまりパブはないので、誰かの家か公民館のような公共施設に集まるそうな。ケイリのように、ダンスが入ることもあります。

 それを初めて日本でもやってみようという人たちが現れました。もちろんそこで演奏されるのはスウェーデンの音楽です。楽器もスウェーデン特有のニッケルハルパがメインですが、生楽器なら何でもOKの由。

 こういうことができるくらい、わが国にもスウェーデン音楽の愛好者がいつの間にか増えてたんですね。

 ノルウェイやフィンランド、デンマーク音楽はいかがでしょうか(^_-)。

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「第一回」〜ニッケルハルパ愛好者の祭典〜

「スペルマンス・ステンマ」とは、スペルマン(演奏する人)が楽器を持ってステンマ(集う)すること。ニッケルハルパだけでなくフィドルやアコースティックな楽器で参加出来、スウェーデンの伝統的な音楽をみんなで一緒に演奏します。
また後半はスウェーデン民族舞踊愛好家たちも参加し、踊りも楽しめるそうです。

以下詳細です。

11/23(祝) 13:00-16:45
さいたま市生涯学習総合センター
(シーノ大宮センタービル)10F多目的ホール
プログラム:13:00-15:00 スウェーデン伝統曲2曲の練習、演奏
      15:00から   伝統舞踊を楽しむ時間
参加費:1000円

主催:第一回スペルマンス・ステンマ・イン・ジャパン実行委員会
後援:スウェーデン大使館
お問い合わせ等:鎌倉和子


Thanks ? YO-RIさん

 武蔵野がすでに完売した来年2月のカトリオナ・マッケイ&クリス・スタウトとハウゴー&ホイロップのデュオ来日のチラシが、昨日のエミリー・スミスのライヴ会場で配られていました。

 東京、大阪、京都、岐阜、長崎でライヴがあります。
 ただし、大阪、京都は各々片方ずつなのでご注意。まあ、関西の方は両方来てください、ということですね(^_-)。

2007
02/03(土)東京・銀座 王子ホール
02/04(日)東京・武蔵野 武蔵野市民文化会館(完売)
02/05(月)東京・渋谷 Duo Exchange
 ゲスト=ハンバート・ハンバート
02/07(水)岐阜・多治見市文化会館小ホール
02/08(木)大阪・ザ・フェニックス・ホール(カトクリのみ)
02/09(金)京都・磔磔(ハウホイのみ)
02/12(月・祝)長崎 アルカスSASEBO

 武蔵野以外の東京公演のチケットは11/10(金)プランクトンで先行発売。

 ライヴの他にワークショップもあるそうです。こちらの予定は後日発表らしい。

 また、今年11月にカトクリの、12月にハウホイの、それぞれ新譜が出ます。

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