06月28日・火
 皮膚科に行く。薬だけもらおうとしたら、診察も、と言われる。たまには状態を見ないといかんということらしい。汗をかくとそこが猛烈に痒くなるが、汗疹ではないらしい。飲んでいる尿酸値を下げる薬には、皮膚が痒くなる副作用もあるようだが、それはもっと派手に全身にどっと出るので、あたしのは違うとのこと。とまれ、塗り薬と痒み止めの飲み薬をもらう。飲み薬はひと月分。塗り薬もだいたいひと月でなくなる。
 つまり処方箋をもらって近くの薬局で薬に替える。医者の近くに薬局がくっつくようになったのはいつからだろうか。気がついたらそうなっている。あたしが若い頃は医者の薬は医者のところでもらっていた。間に誰か入れば、その分、値段は高くなるわいなあ。

%本日のグレイトフル・デッド
 06月28日には1967年から1995年まで14本のショウをしている。公式リリースは6本。

01. 1967 Oakland Auditorium, Oakland, CA
 水曜日。3.00、4.00、5.00ドル。
 Young Rascals がヘッドライナー。共演サンズ・オヴ・シャンプリン、カントリー・ジョー&ザ・フィッシュ、グラス・ルーツ。ポスターでは Sparrow が載っていて、デッドの名前が無い。プログラムではスパロウの替わりにデッドが入っている。セット・リスト不明。
 ショウ自体がフェイクという説もあるが、Deadlists と DeadBase XI は掲げているので、あったとしておく。
 Sparrow は不明。この時期のものとしては The Sparrows というカナダのブルーズ・ロック・バンドがある。1964年、トロントの東50キロほどのオンタリオ湖北岸の街で結成された。後、ステッペンウルフになる、と Wikipedia にある。しかし、これだけがカナダ東部からオークランドに来るのも不自然だし、単数と複数は英語では厳密だから、混同することはあるまい。

02. 1969 Veterans Auditorium, Santa Rosa, CA
 土曜日。このヴェニュー2日連続の2日目。
 読みにくいポスターもちゃんと読みといている人がいて、共演はヨウマ・カウコネン、ジャック・キャサディ&ジョーイ・コヴィントンと The Cleanliness and Godliness Skiffle Band。カウコネンたちはホット・ツナの原形。この頃はまだホット・ツナを名乗っていない。この日はガルシアがペダルスティールでかれらのステージに参加した。
 CGSB はバークリーのローカル・バンドで、この辺りでは人気があった。1968年にアルバムが1枚ある。
 オープナーの2曲〈Slewfoot〉〈Silver Threads And Golden Needles〉でガルシアがペダルスティール。4曲目〈Me And My Uncle〉にマーマデュークがコーラス、ピーター・グラントがバンジョーで参加。
 5・6曲目〈Doin' That Rag; High Time〉が2019年の《30 Days Of Dead》でリリースされた。

03. 1970 Coronation Park, Toronto, ON, Canada
 日曜日。前日に続き、Trans Continental Pop Festival の一環。この日はすべてエレクトリックでやった。セット・リスト不明。

04. 1974 Boston Garden, Boston
 金曜日。5.50ドル。
 第二部〈Seastones〉から第三部全部とアンコールが《Dick’s Picks, Vol. 12》でリリースされた。
 第二部は〈Sugar Magnolia〉前半に始まり、〈Sunshine Daydream〉で閉じる。
 ガルシア用のスピーカーが2つ3つ調子が悪く、クルーが Wall of Sound の足場を5、6メートルも登って、何やらやっていた。

05. 1976 Auditorium Theatre, Chicago, IL
 月曜日。このヴェニュー4日連続のランの3日目。
 第一部クローザー前の〈High Time〉が、《Download Series, Vol. 04》と《Dave’s Picks, Vol. 28》で2度リリースされた。
 第二部オープナー〈Eyes Of The World〉の後、ハートの《Diga Rhythm Band》所収の〈Happiness Is Drumming〉がこの時1回だけ演奏された。これが後に〈Fire on the Mountain〉のインストゥルメンタル・パートに発展する。

06. 1979 Sacramento Memorial Auditorium, Sacramento, CA
 木曜日。1ヶ月半ぶりのショウ。ここで3日連続でやり、またひと月休み。

07. 1983 Poplar Creek Music Theatre, Hoffman Estates, IL
 火曜日。このヴェニュー2日連続の2日目。13.50ドル。開演8時。
 高校2年の時、英語の教師に連れられてこのショウに行き、「バスに乗った」人がいる。デッドヘッドはこうして継承される。

08. 1985 Hershey Park Stadium, Hershey, PA
 金曜日。13.50ドル。開演7時。
 第二部3・4曲目〈Estimated Prophet> Terrapin Station〉が2014年の《30 Days Of Dead》でリリースされた。
 第一部は6曲目〈Bird Song〉まで土砂降りの雨。

09. 1986 Alpine Valley Music Theatre, East Troy, WI
 日曜日。このヴェニュー2日連続の初日。開場2時半、開演4時。ボブ・ディラン&トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズの前座。
 かなり良いショウの由。第二部は短かいが内容は充実していた。セット・リストには無いが、第二部 Drums の後、〈China Doll〉と〈Goin' Down The Road Feeling Bad〉の間に〈Playing In The Band〉の短かい戻りがあるらしい。

10. 1987 Alpine Valley Music Theatre, East Troy, WI
 日曜日。このヴェニュー3日連続のランの楽日。開演4時。
 この3日間はかなり良いショウらしい。

11. 1988 Saratoga Performing Arts Center, Saratoga Springs, NY
 火曜日。15ドル。開演8時15分。
 第一部クローザー〈Victim Or The Crime; Foolish Heart〉が2016年の、第二部3・4曲目〈Estimated Prophet> Crazy Fingers〉が2021年の、各々《30 Days Of Dead》でリリースされた。
 〈Victim Or The Crime; Foolish Heart〉は前の曲が終るとほとんど間髪を入れずに次のフレーズをガルシアが弾きはじめる。ともに力演。前者はいつもよりテンポが遅く、後者は早め。
 〈Estimated Prophet> Crazy Fingers〉前者で、ウィアは歌詞を放りだすように歌う。イカれた自称予言者になりきっている。歌の終りのリピートも「狂って」いる。まず間奏でガルシアが見事なソロを聴かせる。歌の後もいいが、案外早めに切り上げて、後者に移る。
 後者は歌の後の Spanish Jam も含むジャムが見事。
 この4曲聴いても、調子が良いのはわかる。全体の公式リリースを期待。

12. 1991 Mile High Stadium, Denver, CO
 金曜日。24.75ドル。開演6時。雨天決行。サンタナが前座。ブルース・ホーンスビィがアコーディオンで参加。
 ステージの真上に満月が浮かんでいた。
 見事なショウの由。

13. 1992 Deer Creek Music Center, Noblesville, IN
 日曜日。このヴェニュー2日連続の初日。開演7時。
 第二部4曲目〈Way to Go Home〉が《Ready Or Not》でリリースされた。
 アンコール〈Casey Jones〉は1週間前の 06/20 に RFK Stadium で7年半ぶりに復活。この日の後は年末12/16にオークランドで演奏され、翌1993年03月27日が最後。
 〈Way to Go Home〉はウェルニクの堂々たる歌いまわしとガルシアのすばらしいギター・ソロで、確かに聴きもの。ラストのコーラスも決まっている。この歌は1992年02月のデビューながら、計90回以上演奏されたのも、無理はない。
 この曲にはもう一つ、1994-10-01, Boston Garden での録音が公式リリースされている。聴いてみると、いろいろアレンジを変えている。

14. 1995 The Palace, Auburn Hills, MI
 水曜日。このヴェニュー2日連続の2日目。27.50ドル。開演7時。
 第一部4曲目〈Black-throated Wind〉でウィアがアコースティック・ギター。この曲はこれが最後。第二部 drums 前の〈Uncle John's Band〉もこれが最後。(ゆ)