日本アイルランド協会の年次大会が、11月下旬、滋賀県の滋賀大学彦根キャンパスで開かれるそうです。

 今年は山下理恵子さんのダンスに関する研究、菊地恵子さんのカロランに関する研究の発表もあります。
 スティッフ・リトル・フィンガーズに関する研究、なんてのもありますね。

 個人的にはジョン・バンヴィルに関する発表にもちょっと食指が動きます。アイルランドでノーベル文学賞に一番近い人ではないかな。

 研究発表や講演、シンポジウムのタイトルだけ上げておきます。詳しくは協会のウェブ・サイトをどうぞ。


   *   *   *   *   *

日本アイルランド協会 2006年度年次大会

Conference of Irish Studies

  アイルランド研究年次大会は、アイルランド研究を各分野から総合的に捉えるために 研究交流の一層の充実を期して年一回開催されます。活発な議論が展開されることを期待しております。

11/25(土)-- 26(日)
会場: 滋賀大学彦根キャンパス第二校舎棟

★プログラム
▼11/25(土)
<研究発表> 10 : 20−12 : 20

1) 山下理恵子「アイリッシュ・ダンスのナショナル・アイデンティティとしての形成」
 司会 山本拓司
2) 斎藤真琴「海の上の出来事―『ローカリティの歴史研究』に向けて」
 司会 山本 正
3) 伊藤範子「John Banville の作品における『海』」
 司会 海老澤邦江
4) 菊地恵子「ターロック・オカロランとハープ音楽」         
 司会 太田 眞

<講 演>  14 : 00−15 : 00
 藤本黎時「イェイツ研究余滴―夢か現実か―」
 司会 池田寛子

<シンポジウム> 15 : 20−17 : 50
  テーマ「イースター蜂起(1916)をめぐって」
  司会  本多三郎「イースター蜂起研究の課題とシンポジウムのねらい」
  報告  高神信一「蜂起はどのように計画され、どのように決行されたか
              ―1867年フィーニアン蜂起との比較を通じて」
     堀越 智「イースター蜂起90年に考える」

▼11/26(日)
<研究発表>   10 : 00−12 : 10
5) 山田朋美「戦間期日本におけるアイルランド認識」
 司会 齋藤英里
6) 九谷浩之「もう一つのアルスターとパンク:Westの Fodder とStiff Little Fingers」
 司会 星野恵里子         
7) 佐藤泰人「北アイルランドの詩とコミュニティー」
 司会 佐藤 亨

<テーマ発表>   13 : 00−15 : 40
 テーマ:「ターラの丘」
 司会・構成:佐野哲郎
 発表:盛 節子「ターラ王権の歴史的位置付け」
    松村賢一「王権の終焉―『ダーデルガの館の破壊』をめぐって」
    眞鍋晶子「19世紀以降のターラの丘―Gone with the Windとアメリカ移民」    

☆お問い合わせ・連絡先☆
日本アイルランド協会事務局


Thanx! > 山本さん