クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)

 アイリッシュ・ミュージックなどのケルトをはじめ、世界各地のルーツ音楽を愉しむブログです。そうした音楽の国内の音楽家も含みます。加えて主宰者の趣味のグレイトフル・デッド。サイエンス・フィクション、幻想文学などの話もあります。情報やメモ、ゴシップ、ただのおしゃべりなどもあります。リンク・フリーです。

タグ:散歩

0327日・日

 花は頭上ばかりでなく、地上にも咲きだしている。田圃の太い畔が道になっているところなど、冬の間は気にもかけずに草を踏んで歩いていたが、今は足を下ろすところをいちいち注意して見ていないと、小さな花を踏んでしまう。虫たちはまだあまり出ていない。蟻を2、3匹見かけたくらいだ。冬の間、少し暖かいと川の土手道に集まって蚊柱のようなものを作っていた羽虫たちは、暖かくなったらどこかへ消えてしまった。



##本日のグレイトフル・デッド

 0327日には1969年から1995年まで12本のショウをしている。公式リリースは4本。うち完全版3本。


01. 1969 Unknown Venue, Merced, CA

 木曜日。だが、DeadBase 50 では、このショウは無かった可能性があるとして、セット・リストは翌日のものとしている。DeadBase XI John W. Scott がこの日のテープのレポートをしているのは、したがって翌日のものであるかもしれない。いずれにしても極上のショウの由。


02. 1972 Academy of Music, New York, NY

 月曜日。このヴェニュー7本連続のランの6本目。第一部クローザー〈Playing In The Band〉が《Dick's Picks, Vol. 30》で、第一部オープナー〈Bertha〉からクローザー前の〈Cumberland Blues〉を含む5曲が《Dave's Picks Bonus Disc 2015》でリリースされた。


03. 1983 Irvine Meadows Amphitheatre, Laguna Hills, CA

 日曜日。14.00ドル?


04. 1985 Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale, NY

 水曜日。このヴェニュー3日連続のランの初日。13.50ドル。開演7時半。第一部6曲目で〈Just Like Tom Thumb's Blues〉が初演。ディラン・カヴァーの中でこれだけレシュの持ち歌。


05. 1986 Cumberland County Civic Center, Portland, ME

 木曜日。このヴェニュー2日連続のランの初日。12.50ドル。開演7時。第一部3曲目〈Revolutionary Hamstrung Blues〉はデッドによる唯一の演奏。作詞は Robert Petersen、曲はレシュとミドランドの共作。スタジオ盤収録無し。ピーターセンは〈Pride of Cucamonga〉〈New Potato Caboose〉の作詞家で、この年亡くなる。〈Truckin'〉の後、〈Black Peter〉に行くか、〈Wharf Rat〉にするか、決めかねて、ガルシアは始め両方入りまじった演奏をしたらしい。


06. 1987 Hartford Civic Center, Hartford, CT

 金曜日。このヴェニュー2日連続の2日目。第一部3曲目〈West L.A. Fadeaway〉が2013年の《30 Days Of Dead》でリリースされた後、《Dave’s Picks, Vol. 36》で全体がリリースされた。


07. 1988 Hampton Coliseum, Hampton, VA

 日曜日。このヴェニュー2日連続の初日。開演7時半。《Download Series, Vol. 05》で全体がリリースされた。

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08. 1989 The Omni, Atlanta, GA

 月曜日。このヴェニュー2日連続の初日。18.50ドル。開演7時半。前回からやく1ヶ月休んで、春のツアーのスタート。第二部前半は〈Scarlet Begonias> Fire On The Mountain> Estimated Prophet> Eyes of the World〉という並びの最後の演奏。


09. 1991 Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale, NY

 水曜日。このヴェニュー3日連続のランの初日。23.50ドル。開演7時半。


10. 1993 Knickerbocker Arena, Albany, NY

 土曜日。開演7時半。このヴェニュー3日連続の初日。第一部7曲目〈Loose Lucy〉が2013年の《30 Days Of Dead》でリリースされた後、《30 Trips Around The Sun》で全体がリリースされた。

 DeadBase XI の John W. Scott によると、照明ディレクターのキャンディス・ブライトマンは、第一部で機器のトラブルが多発したため、各曲ごとに適切なスライドを映してそこに様々な照明をあてる方策でカヴァーした。ショウの後、かれが泊まっていたホテルのバーに友人たちといると、ガルシア、ウィア、ウェルニク、PA担当のダン・ヒーリィ、ステージ・モニタ担当のハリィ・ポピックたちがやってきて、午前2時までおしゃべりをしていた。ほとんどがデッドヘッドの周囲の客はだいたいにおいてちょっかいは出さなかった。


11. 1994 Nassau Veterans Memorial Coliseum, Uniondale, NY

 日曜日。このヴェニュー5本連続のランの4本目。27.50ドル。開演7時半。


12. 1995 The Omni, Atlanta, GA

 月曜日。このヴェニュー4本連続の2本目。開演7時半。この4本では最も短かく、かつ良いショウの由。(ゆ)


 Jedit X がヴァージョン・アップしたのだが、βの時からどうもおかしな振舞をする。タブ表示にすると、タブを移動しても書類情報が更新されなかったり、AppleScript のツールがうまく動かなかったり、ブックマークの全部選択がキーボードでできなかったり。はてはブックマークをコピペすると、全部一行につながってしまう。メーカーに問い合わせても、再現されないので、対策もたてようがない。

 ということでしばし Jedit X は諦め、mi に乗り換えてみる。フリーウエアだし。『クラン・コラ』はずっと Jedit X で作っていたので、はたしてうまくできるか。機能的にはブックマークだけが代替機能がない。これは詳細目次を作るのに使っていた。まあ、どちらにしても手作業になるのは変わらないから、新規書類を作って、そこへドラッグ&ドロップすればなんとかなるだろう。

 Mac 用テキスト・エディタとしては LightWayText が今年中にメジャー・ヴァージョン・アップを予定しているのが楽しみ。EGword が無くなったので、縦書きをサポートしているのはあれだけになってしまった。AppleWorks はかろうじて縦書きができ、印刷もできたのだが、Pages はダメ。

 フリーウエアでは mi と BBEdit の簡易版 TextWrangler がある。TextWrangler はさすがに高機能だが、日本語では行末がそろわない。途中で強制的に折れて表示される。

 ついでながら AquaSKK はだいぶ手になじんできた。親指シフトと同じく、よく手になじむ。文節の切れ目を指定するだけで、コントロールがよく効く感じがする。勝手におかしな誤変換をされないのはストレスがかなり軽くなる。やはりできるだけシンプルな道具を使いこなすことが快感につながるのだろう。画面上で文章を書いたり、考えたりするのが、かつてよりも楽しくなっている。気がつくと、MacBook を開いて、なにか書いている。SKK だと確かに書いている感覚で、打ち込んでいるのとは違う。

 今月は久しぶりに原稿の集りがよく、読物篇の分量がふくらむようだ。

 雨が降らないうちにと、郵便局と公民館に行く。郵便局ではアマゾン・マーケット・プレイスで売れた本の発送。公民館は市立図書館から借りた本の返却と受取り。往復の BGM は Badume's Band の《ADDIS KAN》。エチオピア・ポップスをやるブルターニュ人のバンド。ブルターニュのあの熱さはそのままに、良いあんばいに脱力している。なんとなく敬遠していたのだが、聞いてみれば、いーじゃん、これ。(ゆ)

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