クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)

 アイリッシュ・ミュージックなどのケルトをはじめ、世界各地のルーツ音楽を愉しむブログです。そうした音楽の国内の音楽家も含みます。加えて主宰者の趣味のグレイトフル・デッド。サイエンス・フィクション、幻想文学などの話もあります。情報やメモ、ゴシップ、ただのおしゃべりなどもあります。リンク・フリーです。

タグ:気候危機

07月15日・金
 短かかった梅雨の間にはほとんど雨は降らず、もどり梅雨になってよく降る。市立図書館の本を返し、借りた本を受取りに公民館まで往復する20分ほどの間に、ズボンはずぶ濡れになる。路面もあちこち水溜りができて、うっかり踏みこむとえらいことになる。

 県の雨量水位情報を見ると、伊勢原の方で氾濫危険水位を超えたところが3ヶ所ほどある。追いかけて見ていると、幸い、氾濫はしなかったようだ。

 この辺の川は農業用水も兼ねていて、ちょっと雨が降るとわっと水量が増え、雨がやむと途端に減る。昔は散々暴れたそうで、おかげでどの川も今は真直ぐに改修されているから、まずめったなことでは溢れないだろうが、これからはわからん。小さな川でも溢れると駅へ出る道が断たれる。うんと大回りしなくてはなるまい。駅へ出られないと通勤・通学はできない。物流はなんとかなるか。


%本日のグレイトフル・デッド
 07月15日には1966年から1989年まで5本のショウをしている。公式リリースは無し。

1. 1966 Fillmore Auditorium, San Francisco, CA
 金曜日。開演9時。このヴェニュー4本連続の2本目。
 共演ジェファーソン・エアプレイン。セット・リスト不明。

2. 1967 Dante's Inferno, Vancouver, BC, Canada
 土曜日。このヴェニュー2日連続の2日目。3(カナダ)ドル。
 共演 Collectors、Painted Ship。セット・リスト不明。
 The Collectors は1961年にヴァンクーヴァーで結成された5人組。CFUNラジオ局のハウス・バンドとして出発し、1966年にこの名前に改名。ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムスにテナー・サックス、フルートを含むマルチ・インストルメンタリスト。1967年03月にシングルがヒット、同年ファースト・アルバムをワーナーから出す。
 The Painted Ship は1965〜71年に活動したヴァンクーヴァー出身のガレージ・パンク・バンド。ヴォーカル&ハーモニカ、ギター、ドラムス、オルガンの4人組。シングルだけで、アルバムは無いようだ。

3. 1984 Greek Theatre, University of California, Berkeley, CA
 日曜日。このヴェニュー3日連続のランの楽日。開演3時。
 3日間で最高の、前2日をさらに一段上回るショウだそうな。

4. 1988 Greek Theater, University of California, Berkeley , CA
 金曜日。このヴェニュー3日連続のランの初日。開演7時。KPFA バークレーで FM放送された。
 良いところはとことん良いが、良くないところもあるショウの由。
339 Stu Nixon

5. 1989 Deer Creek Music Center, Noblesville, IN
 土曜日。16.50ドル。開演7時。
 ここで演奏するのは初めてで、以後毎年ここでやるたびに良い演奏を披露した。おそらくはそのベストの1本だろうという。(ゆ)

4月22日・木

 FiiO M11 Plus LTD が予告される。5月だそうだ。バランスのラインアウトが着いただけでも、こいつは買い。それだけが不満だったから。ただ、サイトには AirPlay 対応が書いていない。ストリーミングを売物にするなら当然対応してるはずだが。本家サイトには次のフラッグシップの M17 も出ている。7月予定。今度は THX-788-PRO を装備しているが、DAC チップが ESS9038PRO なのがなあ。まあ、値段からいっても、M11 Plus 狙いではある。M11 Pro 下取りに出していくらつくか。


 Jenny Sturgeon の Bandcamp の情報から Simon Gall, Jonny Hardie の Clype を All Celtic Music のサイトで購入。ファイルのみ。何の情報もない。このアルバム、Music Scotland には無い。配信のみは扱わないのか。Sound Cloud にページがあり、少し情報がわかる。'clype' とはスコットランド方言で「告げ口」、から「根も葉もない噂」さらに「たわいのない話」という意味。

 All Celtic Music はアイリッシュもうたっているが、メインはスコットランドらしい。


 インターバル速歩は結構効く。帰ってきてしばらくはものの役に立たない。週4回がノルマで今週は消化。週4日以上なので、まだやった方がいいだろう。ゆっくり歩きでも大股をキープするのができてない。速歩の3分の後はへろへろになる。そこをちゃんと歩かなくてはならない。


 サクラクレパスの Ballsign ID 0.5 のブルーブラックを1本使いきる。二度と使う気はない。軸は太く、2ヶ所平坦になっているが、握りにくい。平坦部分を握っても定まらない。全体に軽すぎ。毎回、書きだしてしばらくは字が定まらない。B5のルーズリーフを原稿に使っているが、1枚書きおわる頃、ようやく軽さに慣れて、字が定まってくる。ペン先も細すぎる。初めはかなり紙につっかかった。インクの色はブルーブラックとはいうものの、ブラックに近い。青みがほとんどわからない。これも書いていてつまらない。


 Penguin のニュースレターの特集作家 Jay Griffith が面白そうなので、調べると『《まるい時間》を生きる女、《まっすぐな時間》を生きる男』がなんと浅倉さんの訳で飛鳥新社から出ていた。おそらくデビュー作の Pip Pip, 1999 ではないか。国会図書館のサイトでは原題が出てこない。
 本によってまったくかけ離れたテーマをとりあげていて、このデビュー作は時間感覚、次の Wild は世界中の先住民族の生活と文化、A Love Letter From Stray Moon はフリーダ・カーロの伝記小説、Kith は幼児期体験、Tristimania は躁鬱病。最新作の Why Rebel は Extinction Rebellion を中心としたエッセイ集。2019年の Extinction Rebellion のオクスフォード・サーカスの座り込みに参加して逮捕され、昨年2月の公判ではその被告証言で裁判官を感動させ、有罪宣告をしないわけにはいかないが、まことに気が進まない、あなたたちの運動は成功しなければならない、と言わせた。

 何より文章がいいらしい。まずは浅倉さんの訳が楽しみ。(ゆ)

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