昨日は今年最初の Winds Cafe でした。
昨年1月に続き、長門芳郎さんと川村恭子さんのコンビニよる、1970年代日本のロックと洋楽の蜜月をお宝音源と映像で探る企画。
具体的には細野晴臣氏と Lovin' Spoonful を鍵として、この二つの交流を検証していったわけですが、個人的に発見だったのは、細野さんの音楽にニューオーリンズのセカンド・ラインの色と味が濃厚なこと。昨年のライヴでは、日本の若いザディコ・バンドと共演し、アンコールに〈ジャンバラヤ〉をうたったそうですが、単にリズムをもってきただけでなく、メロディ・ラインや歌詞にまでニューオーリンズがしみ込んでいて初めてあの味わいが生まれるのでしょう。細野さんがシンガーとして立派なのも、そのリズム感ないしビート感、具体的にはアクセントの置き方のうまさにあると思いました。
Lovin' Spoonful では、最後のほうに出てきたウッディ・アレンの映画 "What's Up Tiger Lilly?" が面白い。60年代日本製B級スパイ・アクション映画を台詞の吹き換えと編集でまるで別の映画に仕立てたものだそうですが、その中にまったく唐突にラヴィン・スプーンフルの演奏シーンがほうりこまれていました。
来月、02/17(日)の Winds Cafe 134 は、小生と2ヶ月連続登場の川村恭子さんとで、イングランド音楽の現在を聞いてみます。
オマケで、iTunes 自動ローカライズ問題、つまりジャンル名を勝手に日本語に変えてしまう機能を解決するソフトがでています。Mac OS X 専用です。
Tune-up iTunes 7.6
他にもシフトJISのタグ管理などもできるらしい。(ゆ)
昨年1月に続き、長門芳郎さんと川村恭子さんのコンビニよる、1970年代日本のロックと洋楽の蜜月をお宝音源と映像で探る企画。
具体的には細野晴臣氏と Lovin' Spoonful を鍵として、この二つの交流を検証していったわけですが、個人的に発見だったのは、細野さんの音楽にニューオーリンズのセカンド・ラインの色と味が濃厚なこと。昨年のライヴでは、日本の若いザディコ・バンドと共演し、アンコールに〈ジャンバラヤ〉をうたったそうですが、単にリズムをもってきただけでなく、メロディ・ラインや歌詞にまでニューオーリンズがしみ込んでいて初めてあの味わいが生まれるのでしょう。細野さんがシンガーとして立派なのも、そのリズム感ないしビート感、具体的にはアクセントの置き方のうまさにあると思いました。
Lovin' Spoonful では、最後のほうに出てきたウッディ・アレンの映画 "What's Up Tiger Lilly?" が面白い。60年代日本製B級スパイ・アクション映画を台詞の吹き換えと編集でまるで別の映画に仕立てたものだそうですが、その中にまったく唐突にラヴィン・スプーンフルの演奏シーンがほうりこまれていました。
来月、02/17(日)の Winds Cafe 134 は、小生と2ヶ月連続登場の川村恭子さんとで、イングランド音楽の現在を聞いてみます。
オマケで、iTunes 自動ローカライズ問題、つまりジャンル名を勝手に日本語に変えてしまう機能を解決するソフトがでています。Mac OS X 専用です。
Tune-up iTunes 7.6
他にもシフトJISのタグ管理などもできるらしい。(ゆ)