クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)

 アイリッシュ・ミュージックなどのケルトをはじめ、世界各地のルーツ音楽を愉しむブログです。そうした音楽の国内の音楽家も含みます。加えて主宰者の趣味のグレイトフル・デッド。サイエンス・フィクション、幻想文学などの話もあります。情報やメモ、ゴシップ、ただのおしゃべりなどもあります。リンク・フリーです。

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 まいどのことながら、諸般の事情により、明日20日配信予定の今月号の配信は遅れます。22日までには配信できるはず。乞御容赦。


 イングランドのビッグ・バンド、ベロウヘッドがついにライヴ DVD を出すそうです。02/09 発売予定で、Amazon.co.uk では予約受付が始まってます。消費税が引かれるので、送料込みで1,800円弱です。アマゾン・ジャパンにはまだ出ていません。PAL なので、アマゾン・ジャパンには出ないかも。リージョンは「2」です。2007年9月のコンサートを収録したもので、新作《MATACHIN》以前のレパートリィですが、そう大きく変わってはいないとおもわれます。スコットランドの The Unusual Suspects と並んで、ヨーロッパで今一番面白いバンド、とぼくは思います。ちなみにこれは 1st からの曲。2006年の映像。(ゆ)




 ダブリンの「世界最大のアイリッシュ・ミュージック・レコード・ショップ」
クラダ・レコードの申入荷リストです。

 なんと言ってもムーヴィング・ハーツのライヴDVD&CDが目玉。
今年2月、ダブリンの The Vicar St. での再編ライヴ。
ラインナップは前作《THE STORM》のもので、
デイヴィ・スピラーン全開のはず。

 ビル・ウィーランの秘蔵っ子ゾエ・コンウェイもライヴDVDを出してます。
トミー・フレミングもDVDですね。
ここのところ、DVDが急に増えてきた感じ。

 ダーヴィッシュ、パトリック・ストリートの新作もあり、
シャン・ノースでは Nan Tom Taimin の新作も要注目。
英語のうたでは『リバーダンス』出身のイーマ・クインがあります。


New Releases in November 2007

☆Garry Walsh《PENNY TRUMPETS》 SPINCD1011
 またひとり、フルート&ホイッスルの新星が現れたようです。
2曲を除き、一族につたえられながら、今まで録音されたことの無い曲。
演奏技術の高さもさることながら、曲そのものに「魔法」があり、
ギャリィはその曲をただ心を込めて吹いているだけ、だそうな。
例外の2曲は、主人公自作のうた。シンガーとしてもなかなからしい。
モイア・ブレナック、コルム・マーフィ、ジム・マレイ、キリル・オドナヒュー、
ガーヴァン・ギャラハーというサポート・メンバーも相当なもの。

☆Eimear Quinn《O Holy Night》PEACH003CD
 昨年12月21日のRTEラジオの「タブリディ・ショー」で
彼女が〈O Holy Night〉をうたったとき、
「ピンが落ちる音が聞こえる」ものだったそうです。
リスナーからの反応はものすごく、
圧倒的なリクエストにこたえて録音したものがこのクリスマス・ソング集。

☆Moving Hearts《Live in Dublin》RWXDVD60 & RWXCD60
 今年2月、ダブリンは Vicar Street での再編ライヴ。
DVDとCDと出ています。
トラック・リスト等はわからず。
とりあえず、DVDかな。

☆Tommy Flemming《A JOURNEY HOME》 (2CD) 1746270 & DVD 1746271
 合計22曲。
トマス・ムーアからU2までのうたをうたっている由。
この人はCDでいいかなあ。

☆Zoe Conway《LIVE DVD》ZOEDVD001
 この人も当然ながら『リバーダンス』に参加してるようですね。
このライヴDVDは
ギターの John McIntyre とバゥロンの Robbie Harris がサポート。
場所はラウズ州カーリングフォードにある
ホーリィ・トリニティ・ヘリテイジ・センター。
公式サイトに転載されているレヴューによれば
ライヴはすばらしかったようなので、
このDVDも期待できます。

☆Colm Keane《THE HIGH STOOL》HIGHSTOOLCD01
 ノース・ダブリン出身のフィドラーと
ギター&バゥロンの相棒マーティン・ダーモディのデビュー録音。
もう何年もデュオを組んでいるそうで、
あちこちの録音にもゲストで出ている由。
ここではアコーディオンのピーター・ブラウンと
打楽器でジョン・ノートンがサポート。

Dervish《TRAVELLING SHOW》 WHRLCD011
 待望の新作。まあ、一家に一枚。

☆Patrick Street《On the Fly》LM002PAT
 こちらも久しぶり。
原点回帰しているらしい。
珍しくもfRoots編集部が推薦してました。

☆Frank Cullen《AND ALL POINTS WEST》FC001
 珍しいマンドリン・アルバム。
しかも内容はすばらしいらしい。
マンドリンといえばアイリッシュでは
Paul Kelly と Tom Walsh(たとえば《Touch Wood》)がいます。
サポート・メンバーは以下の通り。
Harp: Noreen O'Donoghoue,
Guitar: Timmy Murray,
Pipes and Whistle: Mick O'Brien,
Fiddle and Viola: Maire Breathnach,
Oboe: Etain Murphy,
Fiddle: Colm McCaughey
Pipes: Gary Roche.

☆Finbar Furey《NO FAREWELLS, NO GOODBYES》88697193302
 ベテランのパイパー&シンガーの新作。

☆Nan Tom Taimin《HOME I LEFT BEHIND》NTTCD002
 すぐれたシャン・ノース・シンガーのセカンド。
今回は英語のうたも半分。
また、長女のタラも参加しているそうな。

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