クラン・コラ・ブログ(アイルランド音楽の森)

 アイリッシュ・ミュージックなどのケルトをはじめ、世界各地のルーツ音楽を愉しむブログです。そうした音楽の国内の音楽家も含みます。加えて主宰者の趣味のグレイトフル・デッド。サイエンス・フィクション、幻想文学などの話もあります。情報やメモ、ゴシップ、ただのおしゃべりなどもあります。リンク・フリーです。

タグ:PCオーディオ

*MacBook Pro を Luxa のノート用冷却台にのせていて、どうも脚がすべったり、こたつの天板に傷がついたりする。ハンズへ行ってみたら、ハネナイトシートというのがある。ノーソレックスゴムという、普通のゴムよりも振動を吸収する材質を使った丸くて平たく黒いモノ。オーディオ機器などの下に貼りつけて、本体が動かなくするためのもの。ためしに脚の下に敷いてみると、がっちりと安定して使いやすくなった。

 驚いたのは MacBook で再生する音の解像感と明瞭感がツーランクぐらいアップしたこと。ケーブルを換えるとか、DACを換えるとかよりも、はるかに効果が大きい。Audirvana Plus + DRAGONFLY + Porta Tube+ + TH900の真価を初めて見る。なるほど、よけいな振動をおさえると音が良くなるのはこういうことかと納得。

*『ヘッドフォンブック2013』を眺めていると、ヘッドフォンの新製品にオープン・タイプが少ない。普及価格帯には皆無。安いのは KOSS PortaPro KTC くらいで、これは旧製品にリモート/マイクを付けただけ。本体は変わっていない。新製品はみなアッパーからハイエンドばかり。これから出るとアナウンスされているものも、オンキョーもADLもクローズド。昨年の Shure のモニター・ヘッドフォンが特異にみえる。

 そりゃ、ヘッドフォンはもともとの目的からするとクローズドが基本だが、選択肢が狭くなるのはなんだかなあ。このムックには「オープン型ヘッドフォンの魅力」という記事もあるが、ここにあげられているのも、どれも安くはない。単純に安いオープン型に良いものがないのか。

 それに、どれもでかいんだよね。気軽に持ってでかけて、散歩のお伴というわけにはどうもいかない。その意味では同じ記事の最後にある HD414 現代版を、という声には双手を挙げて賛成。

 ちなみに 414 は低域が出ない、とここにも書かれているが、どうもみんな低域低域と言いすぎるような気もする。録音ではない生の音楽で、そんなに低域がドンドン出ているかね。ピアノの最低音だって27.5Hzだよ。これでダブル・ベースの最低音より低いんだぜ。それに「重低音」は別として、普通に聴くには十分な低域は出ているし、ヘタなクローズドよりよほどタイトだ。まあ、「重低音」というのは実際の周波数ではなくて、量とトーンなんだろうけど。

 それよりも 414 は何よりも聴いていて楽しい。言い換えれば、中域が充実しているとか、バランスがいいとかいうことになるのだろうが、とにかくこれで音楽を聴いていると楽しくなってくる。いつまでも聴きつづけていたくなる。良い音楽、良い演奏、良い録音はさらに良くなるし、それほどでもないものでも、あれこんなに良かったっけと思わされる。

 そして、あのカジュアルさ。気軽にひょいとかけてお散歩に出られるし、はずして首にかけても邪魔じゃない。唯一ちょと邪魔なのは3メートルのケーブル。短かいのが欲しい。って、他のゼンハイザー用のは使えるのかしらん。

 という悩みも含めて、現代版 414 は欲しい。音とかは変える必要はないし、デザインもそのまま。リモコンも付けなくていい。ケーブル着脱もそのままに、端子だけは今のやつ。それで1.5万ぐらい。頼むよ、ゼンハイザー。

*娘がアメリカに二週間でかけて、本を数冊買ってきた。もちろん英語の本だ。本は好きな娘だが、英語の本なんぞ買ったことはこれまでなかった。それもおみやげだけじゃない、自分用にも買ってきた。

 本屋のアルバイトも嬉々としてやっている本好きではあるから、向こうでも本屋があれば覗きたくなったらしい。そこでならんでいる本、紙の本を見て、手にとり、買う気になった。

 これはたぶんモノの威力だ。たとえばデジタルの、タイトルだけがならんでいて、そこでダウンロードできます、というような店がたとえあったとしても、おそらく買う気にはならなかっただろう。文字を印刷した紙を束ねた本というモノだけが人に買わせるオーラをまとう。本はたしかに読んでナンボだが、まるで読めなくても持っていたいと思わせる本はある。その昔、アレクサンドル・グリーンを初めて知ったとき、ロシア語原書を求めて神保町のナウカまででかけたこともあった。

消えた太陽 (魔法の本棚)
消えた太陽

 もうひとつはモノがたくさんあること、というより、モノに囲まれている環境の力。これが他のモノにまじって、数点ならんでいただけならば、はたして買う気になったかどうか。状況によってはなったかもしれないが、本屋に入って、本に囲まれると、なんとなくなんぞ買おうかという気になる。このあたりは、ミニマルなインテリアにもうしわけのように商品がおいてあるブティックなどとは違うだろう。男性という条件付けもあるのか、あたしはああいう店では買う気は起きない。やはり「ドンキ」式に、モノがわっとある、はきちれそうな状態の方がわくわくする。図書館や古本屋で本に囲まれると、ようし、いっちょ読みましょうか、という気分にもなるのと同じ。とはいうものの、だからというか、「ヴィレッジヴァンガード」はちょと違う。

 これはやはりモノに囲まれて育った環境に適応している、ということか。生まれたときからモノといえば画面のあるものだけで、読むのも聴くのも見るのもデジタルという環境で育てば、反応はまた違うのかもしれない。(ゆ)

*《Transatlantic Session 4》のジェイムズ・テイラーが実にいい。ああいう「功成り、名遂げた」人が、こういう何の飾りも誇張もないセッティングにぴたりと溶けこんでいるのを見るのはまことに心地良く、もともとこういう人だったのか、と今さらながらに納得。《IRISH HEARTBEAT》のジャケットで、まったくチーフテンズの一員になりおおせてみせたヴァン・モリソンにも匹敵しよう。

 それにしても、アリィ・ベインのフィドルを伴に、せつせつとうたうテイラーの姿を松平さんに見てもらいたかった。

*山本ひろ子『大荒神頌』の末尾近くに登場する「衣那荒神」はおもしろい。

 胎児の頭上にあって胎児の生育を覆護する衣那の神とは「宇浮神」であったのです。
出産後七歳までは「立増神」「居増神」となり、子供の頭頂に居て日夜大切に衛護するという。
「立増」は「造立」、「増進」の義であるとの解釈があることから、子供が発育するために必要な滋養やエネルギーを与え続ける神かもしれません。
そして八歳以後は、家の神「守宅神」となり、没後は「霊鬼」となって亡骸を守り、さらに亡骸が朽ち果ててしまったあとは、「塚の神」となって子孫を守るという。
211pp.

 こういう「神」はもう独立の「意志」とか「意識」とか呼べるものは持たないだろう。もともとそういうものは人間特有のもので、「神」には無縁、という議論もあろうが、擬人化することでかろうじて「神」を感じ考えてきたわれわれ人間にとっては、この「衣那荒神」のような「在り方」は、およそ「神」らしくない。個人を超え、生きものを超えた存在ではあろうが、いや、「存在」とも呼べないのではないか。むしろ、1個の生命が生まれることによって生じる渦動のようなもの、にもみえる。生命にはどんな小さなものであっても、そうした渦動のような現象が付随して生じ、その生命を守るように働く(ひょっとすると、生命の方が、その現象に付随した副産物なのかもしれない。あるいは共生的な関係かもしれない)。そしてその作用は原因となった個体が死滅したあとも残る。とすれば、どうだろう。

 そうした渦動にも似た現象が、無数の生命のそれぞれについて生じ、存続するとすれば、それらが集積し、共鳴・共振して、巨大な作用をおよぼすようになるだろう。「神」とは、その巨大な作用を、人間の無意識、あるいは「第六感」が感知する姿なのかもしれない。

 そうした渦動のような、生命に付随して生じる現象が、「暗黒エネルギー」ないし「暗黒物質」となんらかの関りがある。というのは、実に魅力的な妄想ではある。



*ぽかりと時間があいて、久しぶりに書店の文庫棚の前に立つ。岩波に『千字文』があるのを見つけ、思い立って購入。無論、文字と言葉の勉強のため。なにせ「漢字学習の幼学書」(429pp.)として千年からの歴史のある本だ。中国から列島に将来された最初の書物として『論語』とともにあげられているくらいの本でもある。それが事実かどうかはともかく、千年前にすでにシンボルになっていたことが大事。

 その昔、営業にいた頃、地方のさる書店の外商販売員との同行販売で旧家を訪ねた折り、応対された刀自が、ご自分の書作品だと言われて千字文を見せてくれたことがある。縦長のそれほど大きくはない紙に小さめの楷書で書かれた文字に見入るうちに、中に吸いこまれるように感じて、背筋がそそけだった。何かの展示会で入賞した作品とのことだったが、書の奥深さを垣間見た想いだった。

 注解者の一人、木田章義氏による文庫のための解説に、もう一人の注解者、小川環樹のことを書いて、
「一流の学者というものがどういうものであるかを自分の目で見、感じることができたことは望外の幸運だった」(442pp.)
と述懐している。

 念のために記しておけば、小川環樹の兄に貝塚茂樹と湯川秀樹がいる。父・小川琢治は近代日本の地質学の草分け。司馬遼太郎『坂の上の雲』にちらりと出る。

 学者かどうかは別として、「一流」の人物を、自分の目で見、感じることができるチャンスに出逢うのは、やはり「望外の幸運」ではある。

 この文庫版、1997年初版、精興社の美しい活字と字組みで嬉しい。書体だけでなく、行間隔が絶妙。岩波はなぜ、これを捨てたのか。

*人間集団にとってディアスポラがプラスであるように、個人にとってもディアスポラはいい。というより、今や必要になってきた。

 たとえば様々なデータ、メールや住所録や、テキストや写真やスクラップや音楽、動画などなどの、自分用にたくわえたデータを長く保存しようとしたら、ディアスポラが一番「安全」だ。

 ハード・ディスクは吹っ飛ぶものだし、CD、DVDなどのディスクに入れておいたって、津波が来れば全部流される。燃えてしまうこともある。放射能で汚染されれば、さわれない。

 デジタル・データはクラウド化するのがベストだ。それも、コピーをあちこちに「離散」して置いておく。Apple だっていつ潰れるかわからない。Google だって永続するわけはない。リスク対処の第一歩は分散化だ。データに関して第二歩は重複(冗長)化だ。

 地球が潰滅することもありえる。だから、火星にコピーを置く。

 そうだ、大きくみれば、文明にとっても「ディアスポラ」は必要だ。地球はあまりに貴重すぎる。コピーを他に作って、リスクを分散しなければならない。だから、宇宙開発は「贅沢」などではありえない。人類存続にとって何より優先すべきものなのだ。月よりも火星探査を優先した ESA も、そこがわかっているのだろう。


*InerBEE で Hook Up が発表した Thunderbolt 対応のオーディオ・インターフェイス Apollo が気になる。これを単なるDAC/ヘッドフォン・アンプとして使うのは贅沢ではあるが、ヘタなオーディオ機器を買うよりずっと安くて、信頼性が高い。当然バランス対応で、性能も音もよさそうだし、Thunderbolt は可能性が大きくて未開拓だからもっと良くなるだろう。サイズもいわゆるラック・サイズで、ひらぺったいから、裸で置いてもそんなに邪魔じゃない。新しもの好きがうずく。

 ヘッドフォン祭の際、XLD の使い方がよくわからないと言う方がおられたので基本的なところを書いておきます。なお、ここに書くのはぼくが自分で「発見」したもので、作者に確認したわけではありませんので、まっとうな使い方からははずれたところもある可能性があります。ご了承願います。

 ここでは特に CD リッパーとしての使い方を説明します。

 まず、これは Mac OS X 専用のアプリです。10.4 以降で使えます。

 サイトからダウンロードします。

 Safari でしたら「ダウンロード」のコーナーの dmg という拡張子のついたファイルをクリックすると自動的にダウンロードが始まります。

 終わったら、ディスク・イメージをダブル・クリックします。ディスクが開きます。その中の XLD.app を「アプリケーション」フォルダにコピーします。


 他の場所に置いても動作するかもしれませんが、OS X ではアプリは「アプリケーション」フォルダに置くのが基本です。他のところに置くといろいろめんどうなことが起きたりします。

 アプリを起動します。

 OS X 10.8 Mountain Lion では、セキュリティのため、ほんとうに開いていいかどうか、たずねるダイアローグが開きます。あるいは起動できないかもしれません。その場合は、「システム環境設定>「パーソナル:セキュリティとプライバシー」の「一般」タブの下半分に、「ダウンロードしたアプリケーションの実行許可」で、一番下の「すべてのアプリケーションを許可」にチェックを入れます。

 グレーになって選択できない場合は、左下の鍵アイコンをクリックし、管理者パスワードを入れます。

 この変更が不安である場合は、コントロール・キーを押しながらアプリケーションのアイコンをクリックします。

 XLD を起動しても、メニュー・バーが変わるだけで、画面に変化はありません。起動は一瞬ですんでしまうので、メニュー・バーや Dock に注意してください。

 CDを入れると、デフォルトでは iTunes が立ち上がるでしょう。CDの中身が iTunes に出たら、XLD に移ってメニュー・バーの「ファイル」メニューから「オーディオCDを開く」を選択。「オーディオCDが見つかりません」と出ていたら、その下の「リストを更新」を選択してから、もう一度CDを開きます。

 すると CD が iTunes から消えて、XLD が読み込み、中身を示すウインドウが開きます。また CD が iTunes に現れます。

 CDから読み込む際のファイルの形式などは「環境設定」で設定します。

 一番左「一般」のタブ。
 「出力フォーマット」でファイルの形式を選びます。サウンド・ファイルの形式などについては、検索して勉強しましょう。

 というのも不親切なので主なものだけ簡単に書きます。

WAV ウィンドウズの標準形式。
AIFF Mac の標準形式。
 この二つは圧縮をしません。CDと同じファイル・サイズになります。
MPEG-4 AAC
 iTunes Store のデフォルト形式。不可逆圧縮です。
Apple Lossless
 可逆圧縮形式です。Apple が開発したものですが、今はオープン・ソースになっています。
FLAC = Free Lossless Audio Codec
 可逆圧縮です。はじめからオープン・ソースで開発されてます。ハイレゾ音源はこの形式が多いです。
 以上二つのファイル・サイズはCDのほぼ半分です。
Lame MP3
 MP3 の一種で、単純な MP3 より音が良いとされてます。

 ファイル形式については以前、簡単に書いたこともあります。ご参考までに。

 FLAC、AAC と MP3 でオプションをクリックするといろいろ出てきますが、わからなければデフォルトのままで十分です。

 「出力先」
 CDからリッピングする場合は「入力ファイルと同じ」にするとCDと同じになり、書込めないのでエラーになります。「指定」を選んで、「選択」ボタンをクリックして、ダイアローグからお好みの場所をどうぞ。

 「ファイル名の書式」は読み込んだファイルに名前をつけるルールです。はじめはデフォルトでかまわないでしょう。

 その下は始めはあまりいじる必要はありません。「30サンプル問題」は検索するといろいろ出てきます。「可能であれば変換後にファイルを iTunes に追加」は、iTunes が扱えるファイル形式を選んだときだけ有効です。

 次に5番目の「CD読み込み」のタブに移ります。
「読み込みモード」は「XLD Secure Ripper」を選びます。これが肝心。
 最近の Mac であれば、その下の「C2 エラーの情報を利用する」にチェックを入れます。より正確なリッピングができます。
 これに関連してMac 内蔵や Apple 謹製のドライブを使うかぎり、「読み込みオフセット訂正値」は「可能ならば自動的に設定」にチェックを入れれば、自動的に設定されます。
 「ドライブの速度制御」は最近ついたオプションで、読み込む際の速度を指定できます。遅い方がより正確と言われますが、ご自分でいろいろ試してみてください。
「AccurateRip データベースで整合性を確認する」もチェックします。

 AccurateRip は検索すればいろいろ出てきます。いわゆるセキュリティ・リッピングを可能にするデータベースです。このオプションをオンにすることで、より正確なリッピングができるようになります。

 後は難しいところはないとおもいます。

 設定が終わったら、環境設定を閉じます。
 なお、今設定したものはプロファイルのメニューで保存、管理ができます。複数のプロファイルを作って保存できます。

 CDの中身が出ているウィンドウで、そのままでよければ「読み込む」ボタンをクリックします。その前にタグを編集したい場合は、「タグを編集」をクリックします。

 普通はジャケットは示されません。メニュー・バーの CDDB をクリックすると、一番下に「カバーアートを検索」があります。Amazon を検索し、候補を示します。選んで画像をクリックすると読み込まれます。ただし、これを利用するには、Amazon Web Service のアカウントを作ることが必要です。その上で発行される Access Key と Secret Key を「環境設定」の「CDDB」のタブにある Amazon のコーナーに入力します。

 またこの CDDB は FreeDBMusicBrainz です。Gracenote のデータベースにアクセスするには、 iTunes を立ち上げて CD を読み込ませる必要があります。そこでデータが示されれば、XLD のメニューから「オーディオCDを開く」>「リストを更新」すると、iTunes のデータが XLD に反映されます。

 左側のメニューは、デフォルトでは「すべてのトラックのプリギャップを含める」になっています。各トラックが個別のファイルになります。

 「一つのファイル(+cue)として保存」を選ぶと、全トラックが一個のファイルになり、cue シートと log ファイルが別にできます。この方が音が良い、という説があります。また、全体のファイル・サイズも若干小さくなります。

 プレーヤーによって cue シートを受け付けるものと受け付けないものがありますので、お使いのプレーヤー・アプリによって選ぶのがベターです。OS X 用では Audirvana Plus はプレイリストに cue シートをドラッグ&ドロップすればOKです。Decibel も一応受け付けて、再生も問題ありません。iOS 用では GoldenEar は受け付けますが、FLAC Player はだめです。

 cue シートにすると普通のタグ・エディターではタグの編集はできません。XLD で開けば編集できます。

 「読み込む」ボタンをクリックすると進行を示す別ウィンドウが開きます。デフォルトでは環境設定で設定したスレッド数のトラックが同時にリッピングされます。iTunes からは CD が消えます。

 リッピングが終われば、アラートが鳴って、一応ログ・ファイルが示されます。そのまま保存もできます。再び CD が iTunes に表れます。

 なお、CD や cue シートは複数開くこともできます。


 XLD には再生機能もあります。メニュー「ウィンドウ」の下に「プレイヤーを表示」があります。これで表れるプレイヤーにトラックをドラッグ&ドロップします。最低限の機能だけで、プレイリストなど、専用プレーヤー・アプリではあたりまえの機能はありません。ただし、音はすばらしいです。Audirvana Plus などは別ですが、単に再生するだけなら、これで満足するオーディオ・ファンも少なくないんじゃないかというレベルです。

 ファイル形式の変換は、変換先のファイル形式を「環境設定」で選んでおき、変換したいファイルを、たとえば Dock の XLD アイコンにドラッグ&ドロップします。

 カーソルをウィンドウ内のアイコンなどに置くと Tips が表れます。

 まず、こんなところでしょうか。(ゆ)

2012-11-20 rev.

    Mac 用フリーのオーディオ・プレーヤーの新顔として「チョイ聞きプレーヤー」が出ています。

    Taply と同じようなコンセプトのアプリで、こちらは普通のウインドウにファイルを放りこんでゆく形。トラック・リストが常に見えているのと、インドウのサイズも変えられますから、フローティング・ウインドウであるTaply よりも使い勝手は良いかも。ま、この辺は好みでしょうか。
   
    音は Taply と同じく素直に再生しているようで、Taply と同等です。つまり、フリーのプレーヤーとしては最高。
   
    まだ、アイコンもないできたてほやほやですが、要注目、かな。(ゆ)

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